2011年05月

幸せって何だろう?

昨日の続きになりますが、幸せって何かを考えています。

今日ツイッターで富良野のメロン農家の寺坂さんという方のyoutubeを知りました。

http://www.youtube.com/watch?v=Q5oNsjktTxc&NR=1


自分らしい農業をしたいと、直売を始めました。

当初はクレームが直接寄せられ、しばしば謝ることもあったようです。

しかし、努力を重ね自分が丹精こめて作ったメロンや野菜を食べた人から、おいしいと感謝されるようになり、地域の活動にも参加し、地域の人からも認めらるようになった。


このyoutubeを見て神奈川県の津久井で農業をしている友人がダブりました。

彼は5年前に脱サラをして、農業を始めました。元々親御さんが桃を育てていたので、桃の栽培をメインに地場の大豆や野菜を育てています。

そして、寺坂さんと同じように農協を通さず、直売のみで販売しています。

彼にはこだわりがあり、それは無農薬・無肥料で桃や野菜を育てるということです。土が本来持っている力を利用して育てることで、野菜や果物のもつ本来の力を引き出し、健康でおいしい作物ができます。

詳しくは彼のHPを見てください。
http://tukuisizen.com/index.html

ブログ
http://tukuisizen.jugem.jp/

彼が嬉しそうに話してくれたことがあります。彼のお客様でアレルギーの為、農薬の付いた果物は食べられない方が、彼の育てた桃は問題なくおいしそうに食べられたと。

健康でおいしい野菜を食べてもらいたい。食べたお客さんからの「おいしかった」という一言がきっと彼のモチベーションになっているのだと思います。

また、彼は自分で作るだけでなく、大豆レボルーションに参加し、農作業の体験を受け入れています。そこで参加した人に、無肥料・無農薬の大切さを教えてくれています。


人と競ったり、騙したり、裏切ったり、そういった事とは全く別の生き方。

もちろん、自然相手で厳しいこと、辛いことも沢山あると思います。

でも、自分の育てた作物を食べてもらいたい、おいしいと言ってもらいたい。

農家と消費者とのつながり、感謝。

この二人のように、自分の信じる道を進み、人から感謝される生き方。

これこそが、幸せな生き方の一つと言えるのではないでしょうか?



幸せの経済学

渋谷のアップリンクで「幸せの経済学」を観て来ました。

是非多くの人に観て欲しい映画です。

本当の幸せとは?
本当の豊かさとは?

消費社会にどっぷり浸かっている現代人に、多くのことを問いかけています。

チベットのラダック。30年前までは外国人の立ち入りが禁止されていました。

ラダックの人達は自給自足で豊かで幸せな生活を送っていました。

そこへ外国から消費経済が入ってきて、貧富の差や争いが起きるようになったのです。

以前「貧しい家はあるのか?」と聞いたら、「ラダックに貧しい家などない」と答えた人が、今では「貧しいから支援してくれ」と言う様になった。

消費社会に変わっていくことで、豊かさの基準が変わっていった。

豊富にモノがあることが豊かで、豊かな事が幸せだという価値観のパラダイムシフトが起きた。

先進国では豊かさを求めて競争が起き、経済の発展の為には競争が不可欠であると考えられている。

そういう自分もそう信じていた。

しかし、過酷な競争により心の病にかかる人が増えている。

映画では行き過ぎたグローバリゼーションからローカリゼーションへの移行を主張しています。

グローバリゼーションによる大量生産によって、資源の無駄使い、環境破壊などが発生し、経済発展によって貧富の差が無くなるはずが、逆に貧富の差を広げています。

ローカリゼーションによって地域で経済を循環させる。

地域で生産したものを地域で消費していく。

農業も大量生産ではなく、多品種少量生産で地域で消費していくことで、安全で新鮮なおいしい野菜や果物を食べることができます。

私もいつかは自分で作物を育て、自給自足の生活を送りたいと思っています。

私たちにとっての本当の豊かさとはなんでしょうか?

もうお金やモノで幸せにはなれないということを、皆薄々気付いているのだと思います。

でも、今まで豊かさ=幸せと刷り込まれてきた私たちは、代わりに何が本当の幸せなのかわからないのではないでしょうか?

3.11以降「絆」という言葉が盛んに使われるようになりました。

私には正解などわかるはずもありませんが、人と人とのつながり、思いやりそういったところに幸せの答えがあるような気がします。


娘と食事

娘は今年4月から社会人1年生です。

4月は夜に顔を合わせると仕事の話を聞く機会もあったのですが、5月になってからは、お互いに顔を合わせることも少なく、ほとんど話してなかったので、今日は夕食を外で食べようと誘って久しぶりにゆっくりと二人で話すことができました。

娘は精神科専門の病院で精神保健福祉士(PSW)として働いています。

一般の会社と違って入社して研修もなくすぐに現場で働かされたそうです。
仕事の内容は患者さんの入退院の手配や調整といったところがメインです。

普通の病院と違って患者さんが精神科ということで、行政や警察との連絡があったり、結構気を使う仕事で大変そう。

それでも先輩に混じって、既に戦力となって働いていることに感激しました。

ちょっと疲れ気味のようでしたが、3年は勉強の為に頑張ると言って、将来の夢も
話してくれました。

なかなかしっかりした考えを持っていて、こちらが驚かされました。

もう、十分大人になったんだなあと痛感させられ、嬉しさ反面、もう親としての役目は終わったのかと少し寂しくなりました。



ミツバチの羽音と地球の回転

横浜にあるジャック&ベティで「ミツバチの羽音と地球の回転」を見てきました。

中国電力が推進する上関原発に反対する祝島の人々、持続可能な自治体を目指してすでに電力の半分を自然エネルギーでまかなっているスウェーデンの最北端にあるオーバートオーネオ市の人々。彼らのの活動が活き活きと描かれていました。

「ミツバチの羽音はどんなに小さくても、地球の回転にすら影響を与えているかもしれない」
小さな羽音が共鳴し、共振し、次の地球の回転を起こす。この映画はその小さな羽音の記録だ。(田中優 ap bank監事)

祝島の人々は島の自然を愛し、大切に守ろうと25年間上関原発の開発に反対し、闘ってきた。

中国電力の担当者の言葉「いまさらこんな一次産業を続けていて、未来がありますか?食べられるようにしていくには産業の活性化が必要です。原子力発電は地域の雇用を増やします」

一次産業には未来がないと考える人達によって原発は推進されているんだと改めて唖然とさせられました。一次産業なくして、二次産業も、三次産業もあり得ない。人間の生活の基礎は農業、漁業などの一次産業です。

食べるものが無くて、電気だけあっても生きて行けない。どうしてこんな簡単な当たり前のことが、わからないのでしょうか?

スウェーデンのオーバートオーネオ市は26年前持続可能な自治体になると宣言しました。当時は失業率も高く、平均収入も国内最低のこの自治体が持続可能になるとは誰も信じていませんでした。

今では風力発電で電力需要の半分を賄っています。また、木屑で暖めた温水が村を循環し、暖房を供給することで電気や石油の使用量は激減しました。

今後は牛のし尿から出るメタンガスを利用して電気や熱を作る計画もあります。

スウェーデンでは電力の自由化がされていて、ユーザーが好きな電力会社を選べます。

電気自動車に乗る男性
「僕達はエコマークの付いた電気を選べるんだ。風力だけを選んでいる、料金も普通の半分くらい。緑の電気と汚い電気があって、汚い電気は買いたくない」

もう一度本当に原発は必要なのかをみんなが真剣に考える時だと思います。

持続可能な社会とはどのような社会なのか?

それは自然と共に生きること。

自然を征服したり、破壊することは長期的に人類の危機につながることは誰もが知っている。

しかし、今の事しか考えない大人が、(前文に出てきた中国電力のような大人)経済成長や豊かな生活等というまやかしによって、自然を破壊している。
自分の子ども達の将来の生活を危機に追い込んでいることには気が付いていない。

みんなの小さなアクションがミツバチの羽音のように地球を回転させます。

この映画を観るも良し、家族や友人と原発について話し合うもよし、原発反対の署名をするもよし。

小さくてもいいので一歩を踏み出しましょう。


石巻市災害ボランティア Part2 清掃作業

Part2では石巻でのボランティア活動について報告します。

今回はピースボートが主催したボランティア活動に、GW期間中1週間の派遣に約300名、3日間の派遣には約200名が参加しました。

私は1週間の派遣に参加しました。29日の夜に新宿を出発し、7日の夜に戻ってきました。現地での作業は30日から6日までの実質7日間です。

テント、食料、装備など全て自前で揃える為、荷物の量が膨大になります。私の場合60Lのザックを背負い、30Lのザックを前面にそしてウェストポーチを腰に付け、両手にはテントを持ちました。この格好で横須賀線、山手線に乗るのはかなりの抵抗があります。
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作業のグループは大きく分けると、ヘドロかき組・炊き出し組・倉庫管理組の3つです。私はヘドロかき組の中で側溝のヘドロかきの担当になりました。

9日間の活動中6人が一つのチームとなって、作業はもちろんキャンプ生活全般までチームで行動します。
私のチームは男性3名、女性3名のとても暖かな家族的な雰囲気のチームでした。

チームメンバー
男性:Sさん50代(お父さんチームのご意見番)、私50代(???)、Yさん30代(寡黙な心優しき青年) 女性:Sさん30代(しっかり者のお姉さん)、Iさん30代(健康のスペシャリスト)、Iさん20代(リーダー兼ムードメーカー)

今回はGWということで、ボランティアの人数が多く普段石巻のボランティアセンターとして使っている、石巻専修大学ではなく沼津グランドというバスで20分ほどのところがキャンプ地となりました。
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沼津グランドには約120名が宿営し、ここから毎朝バスで石巻市街地へ向かいます。全身装備で固めた格好は炭鉱労働者のようです。
上からヘルメット、ゴーグル、防塵マスク、防水ヤッケ、耐油ゴム手袋または皮手袋、安全長靴が標準装備となります。
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バスは満員で行きと帰りで座る人は交代したり、座っている人は立っている人の荷物を持ったりしてお互いに助け合っていました。
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「あいプラザ」と呼ばれる健康センターがピースボートの拠点となっており、毎朝ここへ出勤します。あいプラザで作業道具を揃えそれぞれの担当区域へ向かいます。
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側溝には黒い油の浮いたヘドロやレンガ、家庭ごみ、食器など津波で運ばれてきた雑多なモノが混じっていました。
作業手順としては、側溝のフタ開け→ヘドロかき→土嚢袋詰め→土嚢袋運搬→清掃となります。
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側溝のフタ開けは最初コツがわからず苦労しました。また、時々重さが30キロはある分厚いフタにぶち当たり、フラフラになりながら持ち上げたこともありました。
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昼休みは旧北上川の土手で食事を摂り、昼寝をする人達で土手が埋まります。
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作業終了後は海水を真水に変えてくれる装置のある洗い場と呼ばれる場所で、使った道具を高圧シャワーで洗ってもらい、自分達も高圧シャワーでヤッケの上から洗ってもらいます。3日目あたりからは水で頭を洗う人が増えてきました。私も後半は毎日洗い場で頭を洗っていました。
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食事に関しては全て自分達で用意していきました。チームによっては圧力鍋を使って調理をしているチームもあれば、我がチームのようにお湯で温めるか、お湯を注ぐだけで一切調理をしないチームもあります。

一日の献立(私の例)
朝 自家製ラスク、野菜ジュース
昼 魚肉ソーセージ、カロリーメイト、SOYJOY
夜 レトルトカレー、ご飯

朝と昼は8日間全く同じで、夜だけカレーがラーメンやリゾットになりました。


作業中街の人達に会うと「こんにちは」と声を掛けるのですが、必ず「ご苦労様です」と返してくれます。時には炊き出しをしているラーメン屋さんに食べてけと誘って頂く事もありました。もちろんご好意だけいただいて辞退しました。

交通整理をしているお巡りさんも一輪車に土嚢を積んで交差点で立ち止まると、優先的に渡らせて頂けたり、本当に石巻の皆さんのご好意に励まされ頑張れた気がします。

GWこそ多数の方が参加しましたが、GW以降ボランティアの人数が圧倒的に不足しています。
学校、企業が率先してボランティアを派遣すべきです、被災された方にとっては、待ったなしの状況です。

個人参加に躊躇されている方は今回私がお世話になったピースボートのボランティア派遣に応募されてはどうでしょうか。


最後に21班のチームメンバーの皆さん、皆さんのおかげでとても楽しい8日間を過ごすことができました。辛いはずの作業を皆のヤル気に押され頑張れたこと、夜のわずかな憩いの時間をトランプで盛り上がったこと、我がチームの貧相なじゃなく質素な食事にいつも笑いあったこと、全て素敵な思い出として一生忘れないでしょう。
本当にありがとうございました。
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