2012年09月

上野原トレイルレース

トレランを始めて3カ月、初めて参加するトレイルレースが誰もがきついと口を揃える
上野原トレイル。

何を血迷ったか、こんなレースにエントリーするなんて。

夏休みには3日間近くのキャンプ場に泊まって合宿。

2日間に分けてコースを1周。最終日はラン仲間が合流して、コースの難所の中盤を
走った。

この時点では制限時間を切るのは難しい状況だった。

あとは気持ちでどれだけ縮められるか。

そしていよいよレース当日。

天気予報が急に曇りから晴れに変わった。

暑さも厳しい。夏休みのあの苦しさが蘇る。

会場で受付を済ませ、着替えていると周囲の人が皆早く見える。
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ロードのレースより細身で足の筋力が半端じゃない。

こんな人達が集まっても完走できるのは半分なの?

かなり自信をなくす。

河川敷からスタート。
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約800名が出場。真ん中辺りからスタートした。

最初は住宅街を抜け、畑の少し細い道で軽い渋滞。

13分ほど登山道入り口へ、ここで10分間の渋滞。
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登り始めても1列に並んで登るが、すぐに立ち止まる。

ペースが乱れないよう、前の人と少しスペースを取ってなるべく立ち止まらないようにする。

急登だが足は軽く、きつさは感じない。

でもまだ序盤、体力温存で無駄な力は使わないように気をつける。

登り始めて1時間くらいから、周囲のスピードについていけない人を抜いていく。
上野原5


コース脇で休み人も増えてきた。

第一関門までもう少し、最後の登りで足に疲労がでてきた。

第一関門到着。1時間47分。予定より13分早い。
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水とアミノバイタルを補給。ツイッターでラン仲間に報告。

3分ほどで出発。

いよいよここから第二関門までがレースの最大の難所。

ここからは急登、急降下の連続。走れる平坦な場所はほんのわずか。

このあたりから足がつり始めた。

最初に両足のふらはぎ、しばらくして両足の太もも前部。

つり予防の漢方薬飲んでたけど効かない。

塩飴や塩タブレットをなめるが効果無し。

倉岳山が遠く感じる。

何度もこれで頂上と思って歯を食いしばって登るが裏切られる。

第一関門から1時間半でようや倉岳山に到着。

ここから雛鶴峠までは全体的に下り。

足がつるので急降下がブレーキ。スピードが出せない。

少しでも滑ったり、つまづくと足がつってコースの脇で必死に伸ばす。

雛鶴峠到着 4時間36分。第一関門までの貯金を使い果たした上6分の遅れ。

ここで500mlのペットボトルの水をもらう。

きゅうりの塩漬けを1本かぶりつく。うまい!

ここでアミノバイタルとエネルギーゼリーを補給。ここも4分程ですぐに出発。

ここからいよいよ今回の最高峰、棚の入山(たんのいりやま)を目指す。

試走を2回しているのできつさは分かっている。

分かっているということはきつくても心に余裕ができる。

急登になると太ももがつってスピードがでない。

亀みたいなスピードで登る。

それでも足がつってコースアウトを繰り返す。

治ると抜けるが、結局足がつって抜かれるのを繰り返す。

雛鶴峠から1時間で棚の入山に到着。

思わず「ヨッシャー」と叫んだ。

これで長い急登は終わり。

レースの最難関は突破した。

ここから第二関門までは下りが続く。

本当は気持ちよく一気に駆け下りたいところだが、足がつりまくって満足に走れない。

コースアウトすると5-6人に一気に抜かれる。

今回は順位は関係ないと思っても抜かれるのは面白くない。

1時間ずっと下りを駆けおりて第二関門尾崎集落に到着。
6時間27分。予定のペースに戻した。

頭から水をかけてもらう。生き返る。

ここでも塩漬けのキュウリを1本ほおばる。そして給水。

第一関門で入れた2Lがほとんど無くなっていた。

あと30分遅れれば水を切らしていた。危なかった。

ここからは舗装された林道の登り。
上野原7


皆歩いてる。
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最初の1キロは走ったが、太ももがつって皆と同じように歩くことにした。

太陽が容赦なく照りつけ、日影が少なく、歩きとはいえ体力を奪われる。

1時間で第三関門に到着。7時間25分。

制限時間まで35分。

ゴールの制限時間まで2時間35分。

往路が急登で1時間47分。復路は下りになるので余裕でクリアできるはず。

ようやく完走できると確信した。

頭から水を掛けてもらってバナナとレモンを補給。

後はゴールを目指すのみ。

下りが基調とはいえ、随所に急登は残っている。

急降下の箇所では足に力が入らず、何度も滑って転んだ。

途中木の株に座ってる人、横になって寝てる人が目立つ。

時間に余裕があるからか、体力が残っていないのか、どちらにしても

体力の限界に達しているのは間違いない。

1時間30分で行けば9時間を切れると狙ったが、残念ながら足が言うことを
聞いてくれない。相変わらず足はつりまくって下りでさえ、走れない。

ようやく林道に到着。

ついに帰って来たと感無量。

そこからもトレイルコースへ誘導され、足場の悪い下りのコースを走らされる。

さすが上野原、ここまでやるかって感じ。

ラスト1キロで河川敷に出た。

さあ、ここからラストスパートと思ったら、やっぱり両ふくらはぎがつって走れない。

歩いていたら「最後一緒に走りましょう」と声を掛けてもらった。

でも足が動かない。事情を説明して先に行ってもらう。

ラスト500メートル位でようやく走れるようになった。

もうスピードを出す力は残ってないが、最後の力を振り絞る。

ついにゴールが見えてきた。

ゼッケンが呼ばれる。

暖かい拍手の中、ゴール!
上野原14


9時間21分。
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体力の限界を越えたレースだった。

次も出たいかと聞かれたら、現時点ではノー。

爽快さとか、景色の良さといったトレイルの醍醐味はなく、

ただ登って下る苦しみのみ。

2度とこのコースは走らない気がする。

でも思いで深い上野原。

宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン

8月最後の土日にかけて宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソンに参加しました。
会場全景05


約1.8キロの周回コースを24時間で何周できるかチームで競います。

今年は163チームが参加しました。

私はツイッターつながりの駅伝チーム12人で初挑戦です。

土曜日の7時半に会場に到着。まずは割り当てられたスペースにテントを張ります。
テント完成02


既に日差しは強く強烈な暑さを予感させます。

メンバーが三々五々集まり、スタート時には9人になりました。

いよいよ10時スタート。
スタート01


なんと第一走者に選ばれてしまいました。(単に早く来るからという理由で)

我がチームで立てた作戦は一人3周で襷を渡す約束にしていました。

しかし、陽は既に高く気温も30度を大きく上回っています。

号令と共に一斉に走り出すといきなりの坂道、それも2段坂。

1周を終えると交替するチームばかり、2周目に入ると交替したばかりの活きのいいランナーに次々と抜かれていきます。
稲垣さん05


3周でようやく2番手に襷を渡し、暑さで倒れそうにテントに戻った。

みんなの意見が一致し、2順目からは一人2周に変更。

これで15ー16分走り、2時間休むというペースで走り続けることとなりました。

13時からは仮装タイム。

見事に当たった私はキレンジャーに変身です。
稲垣さん09


全身コスチュームで被うと暑い!

キレンジャーに身を包むとただでさえ暑くてクラクラするのに、何もしなくても汗が流れおちる

前走のYさんが馬のお面を被って中継地点に駆けこんで来た。

襷を受け取って走るが100メートルも走ると息があがる。

声援に手を振って応えているが、死にそうなくらい暑い。

2週目に入ると意識朦朧としてきた。

何とか襷をミドリレンジャーに襷をつないだ。

昼間は熱との戦いで疲労困憊。

ようやく午後6時。
ここでまだ1/3しか終わっていない。
もうこの時点でかなり疲れていた。

それでも陽が沈み涼しくなるとオジサン達は息を吹き返し、元気になってきた。

夜になると皆昼間のタイムより縮めたタイムを出し始めた。

昼間80台に落ちていた順位も徐々に上がり、30位台に入ると俄然盛り上がってきた。

とは言っても15-16分走っては2時間の休憩というインターバルがずーっと続く。

全力で走る3.5キロは予想以上にきつい。

走る順番が近づいてくると気が重い、2時間の休憩はアッという間に終わってしまう。

テントの中が干しているシャツや寝袋、走り終えて寝てる人などでごった返し、まるで野戦病院になってきた。
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深夜2人の強力な助っ人が来てくれ、最初から参加してるメンバーは疲れ切り、助っ人がすご
頼もしく思える。

深夜に入って順位が更に上がって21位、22位を行ったり来たりしている。

マジ走り嫌だと主将に文句を言ったり、散々喚きながら、いざ襷を受け取ると皆真剣に走っている。

ついに夜が明け、残り5時間となった。

また、日の出とともに暑くなってきた。

7時にはおにぎりとみそ汁が支給された。

みそ汁が疲れた体に浸み渡る。

ラストはエース4人で1周ずつ走る事になった。

自分のランは3.5キロを8回走って終わった。

残り1時間は応援に回った。

アンカーがゴールした時にはちょっと目頭が熱くなった。

走る前には正直、こんなに苦しいとは思わなかった。

でも、襷の力で苦しくても襷を受け取ると全力で走ってしまう。

24時間走り続ける変態たちの祭りは終わった。

順位は最終的に163チーム中16位。

来年も走るかどうかは今はまだわからない。

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