September 22, 2004

■勝沼町議会 大和村議会に合併協議請求へ

■塩山市、大和村との合併を前提に、大和村議会との公式協議を進める(読売040922)

●山梨市、牧丘町、三富村が相次いで離脱を表明した東山梨地域6市町村の合併協議を巡り、勝沼町議会は残る塩山市、大和村との合併を前提に、大和村議会との公式協議を進めることになった。近く同村側に申し入れる。
●塩山市と大和村はすでに3市町村での合併を目指す方針を明らかにしており、この3市町村での合併が実現する可能性が高くなった。(略)
●勝沼町では「山梨市と同じ枠組みで」「大和村と2町村で」との意見もあったが、三枝武人町長と佐藤守孝議長、内田定男合併調査特別委員長が20日に話し合い、3市町村での合併を前提に、まず大和村と議会同士で協議することを決めた。
●町議会と区長会が合併の枠組みを問う住民アンケートの実施を求めていることについて、三枝町長は前向きだが、時期や内容については決まっていない。
●一方三枝塩山市長は意思確認のため、近く勝沼、大和村両町村長を訪ねることにしている。
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○大方の議員の同意を得た上での決定なのだろうが、文面からは「3人で決めた?」とも解釈できる。どのような理由で3市町村の合併協議を進めることとなったのか、改めて住民に説明し、理解を得ることが必要だろう。
○山梨市は3市町村の枠組みの説明会を行っている。塩山市も近く行うことになっているが、「まず大和村と議会同士で協議」という表現がちょっと引っかかるのではないか…。
○3市町村による合併はバランスがよく、まちづくりの絵は書きやすい。だからこそ、細部を検討する前に、新市の名称の決め方などの主要な事項を合意しておくことが必要だ。
○合併協議は、より良いまちづくりを進めるためのものでなければならない。疑心暗鬼となった前回の轍を踏むことは許されない。

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