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オーチャードロードとスコットロードの角にそびえるホテル・マリオット。その階下にあるのがシンガポールの中華系デパートの元祖とも言えるC.K.Tangです。最近はシャレて「Tangs」というロゴを見たりすると、昔を知っている者からするとお洒落に様変わりしたものだなあ、と驚いてしまいます。

 

その昔、このC.K.Tangの裏手にバティック・インという屋外レストランがありました。そのレストランは緑につつまれた涼しく静かで高級な雰囲気でローカル料理を食べさせるレストランとして、連日多くの人達で賑わっていました。その代表料理はサテーとそしてスチームボート(火鍋)でした。以前の火力の元はチャコール(炭火)でしたから、炭が熾る際の香りと鍋からの食材が煮える香りとが混ざり合って、箸をつける前から食欲をそそったものです。ローカル衣装で正装をしたウェイターが客席を常に見廻していて、子供心にはちょっぴり落ち着かないような気もしました。

 

写真は7th Storey Hotel の1階にあるスチームボートレストラン(というか食堂)で隣接する屋外の緑の芝生に赤いテーブルを出して、連夜陽が落ちたとは言えまだ暑い中、スチームボートを楽しむ大勢のローカルの若者や年配者で賑わっています。ここではあまり英語は通じないので、中国語交じりのシングリッシュで会話をするとコミュニケーションが上手くいきました。タイガービールを注文して飲んでいると「アイスは要るか?」と声をかけてくれ、お願いしてジョッキに氷を入れるとシンガポール気分は最高に盛り上がります。

 

それにしてもここの空間っていったいいつまで維持出来るのだろう・・・。