6c5d51b9.JPGサテーのお話です。私はサテーにはうるさいんです。
私の住んでいた家に通いで来ていもらっていたマレー系人のアマさんは近所のカンポンに住んでいました。その彼女の友達にオートバイのサテー屋さんが居て、 毎日夕方になるとカンポンで仕込んだサテーを売り歩いて(走って)いました。日本の豆腐屋さんのような感じでラッパをパフパフと鳴らしながら。私は彼のサ テーの大ファンでした。そのマトンやビーフの香ばしい焼き上げ方、ピーナッツソースの甘辛い加減、付け合せのキュウリのみずみずしさ、ライスケーキのモチ モチ感、とどれを取っても完璧な味でした。目の前で炭火であぶるサテーの香りは今も忘れられません。1971年の私のお誕生日会は自宅の庭へ彼を呼び、サ テーパーティを開きました。サテー食べ放題のお誕生会なんてシンガポールならではですね(笑)
最近のシンガポールにはあの当時のサテーはもうありません。