(ヒョウモン類)

2015年06月07日

オオウラギンスジヒョウモン(10)

この日、ヒョウモンチョウが一匹舞っていたが、そういえばツマグロヒョウモンをあまり見ないななどとぼんやり考えていた。
雰囲気が違うので、目で追っているとクリの樹にとまる。
ファインダーで見える斑紋は、どうやらオオウラギンスジヒョウモン♂のようだ。
秋、いわゆる里降りオオウラギンスジヒョウモンを、MFで見るようになってからもう何年になるだろうか。
産卵場面は何度も観察できていたのだが、当地で初夏の羽化個体を見るのはこれが初めて。今回一番の収穫でした。
100mmでは遠すぎてので、しつこく何枚も撮影し、大幅にトリミングした画像です。
(画像はクリックで拡大します)

s-IMGP7054◎◎◎オオウラギンスジ明トリ















s-IMGP7039◎◎◎オオウラギンスジトリ明















半開翅。

s-IMGP7285◎◎◎オオウラギンスジ明トリ
















s-IMGP6989◎◎オオウラギンスジ明トリ2















s-IMGP7299◎◎00ウラギンスジ明トリ2














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2012年08月25日

コヒョウモンモドキ(3)

7月22日中信地域にて。止んでいた雨がまた降り出して最後に見つけたのがこのチョウ。
4年ぶりになりますか。近年減少著しいコヒョウモンモドキ、全く思いがけない出会いでした。
(画像はクリックで拡大します)

s-IMGP1829◎コヒョウモンモドキ
















カメラを近づけると、驚いて半開翅しましたが、雨の中、開翅とはいきませんでした。

s-IMGP1845◎コヒョウモンモドキ半開翅明
















翅を閉じましたが、まだ緊張が残っていて前翅がピンと立っています。
その後、1枚目の画像のように前翅が畳まれました。

s-IMGP1848◎コヒョウモンモドキ明

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2012年08月24日

オオウラギンスジヒョウモン(9)

7月29日東信方面でのオオウラギンスジヒョウモン。
ミドリヒョウモンと一緒に吸蜜していました。コチャバネセセリもいました。
(クリックで拡大します)

s-IMGP2833○オオウラギンスジトリ
















s-IMGP2839○オオウラギンスジ明トリ


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2012年08月23日

ギンボシヒョウモン(10)

7月17−18日の上高地におけるギンボシヒョウモン。
この夏訪れたエリア、時期に偏りがあるのか、ウラギンヒョウモンを撮影していない。
写真の3匹は同じ種類の花に来ていますが、各々別個に撮影。3匹別個体のようです。
(クリックで拡大します)

120717ギンボシヒョウモン
















120718ギンボシ
















120718

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2012年08月22日

コヒョウモン(5)ヒョウモンチョウ(5)

この夏の未掲載種。次はヒョウモンチョウ類です。
今年も昨年に引き続き、ヒョウモン達も少ないように感じました。
なかで、唯一多かったのがコヒョウモンです。
7月17日上高地でのポートレート。
(画像はクリックで拡大します)

s-IMGP9442○コヒョウモン@明神トリ
















18日夕方、同じく上高地の砂利道で見つけた子。
うす暗い状況なので、ストロボを使用しています。
きれいで不活発なので羽化直後に降りて来て翅の充実を待っている状態とみました。

s-IMGP0967○コヒョウモン@徳沢明トリ
















近づくと翅を閉じたりしますが、飛び立つわけではありません。

s-RIMG13681○コヒョウモントリ
















登山者に踏まれないように、レスキューのために手乗りしてもらいました。
そして、かたわらの木の葉の上に移ってもらいました。

s-RIMG13685○コヒョウモン手乗りトリ
















翌朝、見てみるとほんの少し離れた所の葉っぱの上にいました。
日が高くなるまでには飛び立って行くことでしょう。

s-IMGP0987○コヒョウモン@徳沢朝
















7月29日、東信方面でも会いました。
以下はヒョウモンチョウと思われるとのご意見いただきました。ありがとうございます。
次の3カットは同一個体です。

s-RIMG13804○コヒョウモン?

































s-IMGP2165○コヒョウモントリ
















s-IMGP2146○コヒョウモントリ
















同日同所仲良し2匹組。

s-IMGP2739◎◎◎コヒョウモン2匹トリ















s-IMGP2740○コヒョウモントリ

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2011年08月02日

コヒョウモン(4)

今回の中信遠征で、ヒョウモン類が少ないのが気になりました。
なかで、比較的見かけたのがコヒョウモンですが、斑紋にしても何か変でした。

まずオーソドックスなコヒョウモンとしては、今回某々所で見かけた画像を示します。

s-RIMG11009○コヒョウモン
















表翅については、オーソドックスな個体の画像がピンボケだったので、昨年同じく7月下旬に上高地で写したものを再掲します。
やや黒斑が大きくて全体的に濃い感じですが典型的ともいえる個体です。

s-IMGP7168◎コヒョウモン明トリ
















同じく昨年同所の個体ですが、黒斑が小さめで全体的に薄めの印象です。一見ヒョウモンチョウとの区別が容易ではありません。
普通このような個体も非常に多いです。

s-IMGP8858◎コヒョウモン@クガイソウトリ
















ところが、今回はまずタカネキのいた場所で目撃した唯一のヒョウモンが下のカットです。
コヒョウモンと思われますが、斑紋が特異です。

s-IMGP3607○コヒョウモントリ補2
















中信某所での個体。前翅下辺の黒斑4個が2個宛つながって完全に2個になっています。
開翅すると胸部を中心にする辺りが黒々と見えます。
これは、前画像の個体と同じタイプに見えます。

s-IMGP4873○コヒョウモントリ
















同一個体の半開翅です。翅裏を示します。

s-IMGP4877○コヒョウモントリ
















最も驚いたのは、最初のカットの個体と同所にいた次の個体です。
このチョウを見た時はとても興奮しました。ダイアナヒョウモンのよう。
見つけた時コンデジしか持ってなくて、逃げられて探すときはアドレナリン出まくり。
幸い、再び姿を見せてくれました。
まさか新種ではないはずで、迷蝶か異常型か。

s-IMGP5201◎コヒョウモンネーム入り

















翅裏を確認して、コヒョウモンの異常型と推定しました。
昨年、ベニシジミの白化型を撮影しましたが、それ以上に稀ではないでしょうか。
これほどの異常型を見たのは自分にとっては初です。

s-IMGP5209◎コヒョウモンネーム入り
















最後の2カットは特に禁無断転載とさせていただきます。






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2011年07月11日

オオウラギンヒョウモン(5)

その後、豪雨の中ゴイシツバメシジミ探訪に向かいますが、そのことは次回に報告することとして、3日後に再挑戦したオオウラギンヒョウモンを掲載します。
この日は梅雨明け。うって変わって猛暑となり、ビーカンの中、たまに出会っても俊敏でなかなか良い撮影チャンスがありませんでした。

飛翔する♂。
(クリックで拡大します)

s-IMGP2741○オオウラギン飛翔トリ
















そのうち、交尾中と思われるペアを気づかずに飛ばしてしまいましたが、♀の撮影チャンスです。
近くに舞い降りたところへ急行しました。

s-IMGP2893○オオウラギン♀
















開翅も撮れましたが、この個体かなりの羽化不全でした。
それでも最後は高々と舞い上がって飛び去りましたので、元気で子孫を残してくれるものと期待したいです。

s-RIMG10559○オオウラギン♀トリ
















ツマグロヒョウモンの配偶行動に我関せず食い気の♂もいました。

s-IMGP3007○オオウラギンとツマグロ交尾トリ
















最後に1枚、広角写真を。

s-RIMG10587○オオウラギン明縦トリ補4




























ここでは前日にお会いしたばかりの蝶超天国のkonty33 さんに再びお会いしました。いろいろとお世話になりありがとうございました。


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2011年07月10日

オオウラギンヒョウモン(4)

しばらく九州に行ってきました。
今年も九州での所用をこの時期に合わせることにして、
現地でtheclaさんと合流。
まずはオオウラギンヒョウモンを見に行くことに。
天気が悪く雨模様でしたが、そのため動きが緩慢なため一応の写真が撮れました。

草も濡れていて水滴がついています。
(クリックで拡大します)

s-IMGP1165○オオウラギン明トリ
















s-IMGP1208○オオウラギン明トリ
















雨が止んだ時がシャッターチャンス

s-IMGP1237○オオウラギン明トリ2
















吸蜜画面を広角で。

s-RIMG9941○オオウラギントリ2
















雨が本降りになり、チョウも前翅をすぼめて蜜を吸うのも止めつらそうですが、この後カメラを近づけると飛び去りました。

s-RIMG9954○オオウラギントリ
















この後、本降りどころか豪雨になり服もぐしょぐしょになりました。
それで、この日の撮影は残念ながら30分で打ち切り、昼食へ。
近くの食堂のメニューは地元の野菜を使っての「野菜ビュッフェ」で、飛びつきました。ちょっと見は野暮ったいようですが、品数も多く健康的でおしゃれですね。久しぶりに安心して野菜を楽しみました。

s-RIMG9961○憩いの里ビュッフェ
















絶滅が危惧される天然記念物のオオウラギンヒョウモンが健在だったことで、喜んでしまって目撃撮影できたのは♂ばかり。theclaさんは♀中心に撮影されていたようで、流石でした。このチョウの♀は大きくて黒々として重厚な感じが魅力的なのです。



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2010年10月02日

オオウラギンスジヒョウモン(8)

全く久しぶりにいつもの公園に行きました。
ツマグロヒョウモンが多いなか、すぐにオオウラギンスジヒョウモンに会えました。やや退色していますが比較的きれいな個体でした。
このチョウが秋に姿を現すようになって3年目。やはり来てくれました。

s-IMGP2684◎オオウラギンヒョウモントリ
















広角で撮影。こんな所で休憩していました。

s-RIMG6992◎オオウラギンスジ縦トリ






















次は別個体、テントウムシと比較しても退色著しく、とくに左後翅に破損が見られます。

s-IMGP2775○オオウラギンスジ明トリ















その後、アザミで吸蜜する子にも出会い、彼岸花バックで撮ってみましたが、
あとで確認すると、上と同一個体でした。破損部分が写らないようなアングルで撮ったもの。

s-RIMG7024○オオウラギンスジヒョウモン自トリ



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2010年08月30日

ヒョウモンチョウ(4)

貫禄あるヒョウモンチョウがいました。
特に左前翅のみが退色著しい。
なぜなのか、個体変異なのか、それとも?どなたか推理してください。
他にヒョウモン類は少なかったが、コヒョウモン、ギンボシ、ウラギンあたりが見受けられました。

s-IMGP0694○退色ヒョウモントリ

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