2007年03月17日
白馬に住む人、訪れる人
ボツボツ06/07シーズンは終わりかな?、と思ったら三月に入ってから冬に逆戻り。それでもやはり、白馬の冬の観光シーズンは終わりに近かずいています。
Gravity Worxは、今シーズンも国内外から沢山のお客様の御利用に深く感謝申し上げます。
もともと海外のお客様や日本に在住している外国籍の御客様が多かった当店ですが、ここ2、3年は際立って多くなりました。それと同時に白馬に在住される外国籍の皆様も多くなりましたね。
先日、さる機関の主催で、「外国人から見た白馬」というテーマで白馬在住の外国籍の皆さんを招いてのヒアリングが行われた模様です。
こういった会合が持てるようになったことは意義のある事に違いはありません。今シーズンは海外からのお客様が大変多くなったので白馬に住む外国人から意見を聞きたかったという主催者側の意図もわからないでもありません。
しかし、主催者が聞きたかったのは外国籍の白馬在住者(Regidence)から見た白馬についての意見なのでしょうか?
それとも白馬在住外国人が外国人観光客(Visiter,Tourist)から見聞きした「白馬の印象」なのでしょうか?
この二つの声は、各々の状況の違いから当然のことながらそのトーンにズレがあります。
もし、主催者が両者を「外国人」という一つの括りでしか捉えていなかった場合、在住の外国人と主催者の双方ともにそのズレに気が付かないのではないでしょうか?
そのズレは、現実の問題とその対応を模索する上でさらに大きなズレになってしまう可能性があります。
ですから、ト−ンに違いのある2つの声は明確に2つに分ける事が必要です。
少なくとも、ト−ンの違いを把握する必要があります。
方法は簡単です。
聞きたい声を聞きたい人に直接聞けばいいのです。
シーズン中、海外からのお客様の生の声を直接聞く機会も方法もいくらでもあります。
また、白馬在住の外国人の方々の生活環境やビジネス環境についての現状や要望を聞き対応することも大変重要です。
そのうえで白馬在住の外国人の方々から「外国人観光客は貴方達には白馬のことをなんて言っているのですか?」と尋ねてみてはどうでしょう。
2つの声がリエゾンすることなく正確に聞こえてくるはずです。
そしてその課題も対応策も的を得たものになるのではないかと思います。
リサーチに骨身を惜しんでは的確なマーケティングはできないのです。
そしてすでに多くの外国人観光客が訪れ始めている現場でのリサーチはそんなに難しい事ではないのです。
今回のヒアリングの主催者がそこに気が付くかどうかは疑問ですが。
気が付いてほしいと願います。
2007年02月10日
誕生日
2007年01月27日
雪です!

水分の多い大粒の雪が朝から降り続いています。
とっても暖かい雪の日です。
こんな日の除雪は手作業ですので大汗をかきます。
雪も身体に付くとすぐ融けるので何を着ていてもびっしょりです。
この時季にこんなに水っぽい雪とは!
きっと南雪なのでしょう。
2007年01月25日
雪もっともっとほしいです!
除雪をホンキでやったのは一回だけ。
落ちるやね雪もありません。
秋に添え木をして雪囲いしたブルーベリーも雪をかぶらないままです。
通勤にジャケットもスノーブーツもいりません。
暖房の灯油は昨シーズンの半分以下です。
水道の凍結もありません。
おじいちゃんの朝の散歩も順調です。
とはいえ、白馬のスキー場は標高に恵まれ全面滑走可能です。
ここは日本かと疑う程海外からのお客様が沢山いらしています。
Gravity Worxもオセアニアや北米、ヨーロッパからのお客様が沢山お見えになります。
英語と日本語が飛び交う店内では御国自慢や冒険談がテーブルを越えて盛り上がります。
小さなスペースで結構幅広い国際交流が行われています。
もちろん、ここからは「国際観光地」にはまだまだ程遠い白馬の現状も見えたり聞こえたりしてきます。
こういった生の声は、観光立村を高らかに唱う行政やその他の観光に携わる公的機関にタイムリ−に届くのでしょうか?
今のところ、当店には行政やその他の観光に携わる公的叉は民間機関のどなたも現状を把握するためにお見えにはなっていませんが、近い内なんらかの動きがある事を期待してやみません。
2007年01月17日
ドライバジル入りテーブルソルト
しっかり乾燥させたバジルをいれました。
お塩がさらさらとして丸みのある優しいお塩に変身です。
かけ過ぎてもキンキンとした塩っぽさになりません。
バジルの乾燥が完璧でないとお塩がバジルに残っている水分をすって
さらさらになりません。
また、水分といっしょにバジルの色素もお塩に移るのでお塩が黒くなってしまいます。
バジルを根気よくきれいに乾燥させるのがコツ。
Gravity Worxでは、全ての食材に化学調味料を使いません。
ですのでお塩加減がとても大事になってきます。
それでも皆さん好みの塩加減がありますのでお塩が欲しい方はこのドリバジル入りのテーブルソルトを使っていただいています。
結構気に入ってくださる方が多いですね。
御家庭でも簡単に作れますのでお試しあれ。
2007年01月16日
オリーブオイル
しかし、市販のオリーブオイルをそのまんま使うのは手作り上手なシェフのプライドが許しません。
そこで、ローズマリー等のハーブを漬け込み2年程寝かせてから日頃の調理に使っています。
同じようにビネガーにもハーブ類を漬け込んだものを使います。
シェフ特製のまろやかでやさしいドレッシングはこんな隠し味がいっぱい。
透明のガラス瓶に入ったハーブ入りオリ−ブオイルやビネガーは、店内の棚に陳列してあります。
ビンごとお買い求め頂く事もできますので御希望の際はスタッフにお申し出ください。
2007年01月15日
Red Pepper 自家製赤唐辛子

収穫後、流水でジャブジャブときれいに洗います。
そしてGravity Worxの室内に平らに並べて乾燥させます。
今この段階です。
100%完璧に乾燥したら、表面をきれいに拭きます。
そして透明の瓶に蓋をして保存。
植物は条件が整うと表皮が醗酵します。
適当な温度と光り、そして表皮がきれいである事がその条件。
醗酵すると味に丸みと深みがでます。
唐辛子の場合は、キンキンと辛いだけでなく、丸みをもった辛さになります。
「丸い辛さ??」
この辛さを的確な文字で表現するのはむずかしいですね。
興味をお持ちの方は御来店下さいね。
Gravity Worxでは、野菜などの素材の味を強すぎる唐辛子の辛味で消すことなく、さらに唐辛子の優しい辛味をも同時に楽しんでいただけるようにとこの方法で唐辛子を使っています。
2007年01月14日
干し柿

年末年始の大忙しさはスノーリゾートの宿命でして新年の挨拶が小正月になってしまいましたが、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
去年の暮れに干した柿がなんとか干し柿らしくなってきました。
白馬に2本しかないらしい古い柿ノ木から採って来ました。
木になっているうちは渋すぎて鳥も啄みません。
干したら甘くなるなんて想像もできない程の渋さ。
これで甘くなっていたら儲けもんです。
問題は誰もそれを試食しようとしないこと。
で、私、勇気をだしてひとつ味見。
超渋柿のいつまでも口の中に残った渋の感覚が鮮明によみがえって、干し柿となった今でも最初の一口は緊張、そしてほんのわずかな期待が入り交じって興奮します。
オッ、オッ、OH~~!!
あまい!
干し柿だ〜!
渋みが消えて普通の干し柿になっている!
激甘ではないけれど普通の干し柿の味とおんなじ!
見た目も味も高級ではないけれど
自家製の「ふつうの干し柿」に大感動でした。