ぼ終日会場におります。以下は来場くださった方宛のメッセージです。ご来場、まことにありがとうございます。本展示のコンセプトは、私の自宅研究室の再現です。タイトルの「シックな藏」のシックはchic(粋)のつもりです。Sickness(病気)ではなく……。とはいっても、かなりこだわりと偏りの強い「空間」です。
「直筆サイン入りCD」
「シックな藏」のシックはchic(粋)のつもりです。Sickness(病気)ではなく……。とはいっても、かなりこだわりと偏りの強い「空間」ではあります。本当に書きたいことしか書きません。しかも更新も不定期です。それでもお気に召しましたなら、楽しんでいただければ幸いでございます。好評発売中!「オーケストラ指揮者の多元的知性研究」‐場のリーダーシップに関するメタ・フレームワークの構築を通して‐大学教育出版刊 A5版210ページ 4,410円(税込)
ぼ終日会場におります。以下は来場くださった方宛のメッセージです。22日、サントリー大ホールで開催された水戸室内管弦楽団のコンサートを聴いた。モーツァルト:ディヴェルティメントニ長調、交響曲第35番ニ長調「ハフナー」以上指揮者なし。ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 指揮:小澤征爾、チェロ独奏:宮田大。
★★★★(ディヴェルティメント)
★★★☆(ハフナー)
★★★★★(ハイドン:チェロ協奏曲第1番)満点!
(10点満点 ★=2点 ☆=1点)
小澤征爾の体調が思わしくないとのことで、前半2曲は急遽指揮者なしでの演奏に変更になった。小澤によるリハーサルの成果もあったのだろうか、隅々まで神経の行き届いた工芸品のような演奏で、とても良かった。特にディヴェルティメントはかつてこのような精度の高い演奏は、筆者は聴いたことがない。その点、ハフナーは編成も大きいので、やはり小澤に本番も指揮していただきたかった気もするが、それでも木管をはじめとする名手たちの息がぴったり合っているので、不満は感じなかった。
そして後半、天皇皇后両陛下が客席に姿をお見せになると、コンサートの半ばにして早くもスタンディング・オベイション。そして、メンバーと共に小澤が登場。当然のことながら万雷の拍手、本当に絵になる人である。
ハイドンの協奏曲は、もし録音されていたらこの曲の決定盤になるであろうと思われるぐらいに素晴らしい演奏であった。小澤は師匠のバーンスタイン同様に天性の明るさがあり、ハイドンは本当に似合っている。名手ぞろいの水戸室内管弦楽団も、好演だった前半をも軽々と凌駕する究極のアンサンブルを披露する。また、ソロの宮田も神憑り的な名演で十分な存在感を見せつけた。なによりも小澤の気迫が物凄く、筆者は客席で、かつて桐朋学園オーケストラでドヴォルザークのチェロ協奏曲を指揮した、壮年期の小澤を重ね合わせていた。音の密度が桁違いであり、小澤の精神的・肉体的消耗が心配されるが、村上春樹との対談にもあるように、この人にはこのように自らを音楽芸術に捧げる生き方しかないのであろう。
宇田川耕一