愛犬が亡くなってちょうど1年経ちました。

犬種はアイリッシュ・セッターで、名前はバチェラ。

女の子大好き(人間、犬の両刀使い)の大型犬のすけべ座敷犬でした(笑)。

1998年11月に福岡県中間市のブリーダーさんところで生まれ、この年末に我が家にやってきました。
眠たそうな顔をしています。
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本当は、2〜3ヶ月間は、兄弟犬たちと過ごさせて犬として認識させなければいけなんでしょうけど、いい加減なブリーダさんでした(10年後、このブリーダーさんは、たくさんの犬を残して夜逃げしました)。

1ヶ月もしないうちに結構大きくなります。
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大型犬の割に愛くるしい顔をしています。
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半年もしないうちに成犬に成長。平成18年(戌年)の年賀状に使った写真です。
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飼い主に似ず、なかなかハンサム君でした。

毛艶がよく、太陽の下だとキラキラ反射してとても綺麗でした。

とある公園で、偶然兄弟犬(♀)に会ったこともありました。舌の出し方まで一緒です(笑)。
この子も死んじゃっているかもしれません。
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もし、このブログを見て、心当たりのある飼い主さんご一報くださ〜い。

座敷犬だったので、家の中でやりたい放題でしたね(笑)。
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たまにおしゃれもしました。
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当時の愛車トヨタMR2の助手席を外した状態で乗せてドライブもしましたね。
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近所のいたるところに散歩に行きました。ここは福岡市の三日月山山頂。
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おふくろに一番なついてたような・・・。ご飯食べさせてくれるからね。
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7歳を過ぎた頃でしょうか、だんだん口の周りや足先に白い毛が増えてきました。
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もともと寝てることが多かったけど、歳をとるとさらに睡眠時間が増えました。

耳も遠くなってきて、会社から帰宅してもすぐに気がつかなくなりました。それ以外は、それなりに元気でした。
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13歳くらいかな〜、目に見えて腰が弱くなってきて、散歩する距離が短くなってきました。
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一昨年、親父が亡くなった時、ずっと祭壇の前に座ってました。
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晩年は、腰を持ち上げてあげなきゃ散歩できなくなりました。
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ずいぶん痩せたな〜。うんこを垂れ流すようになったので、おしめが欠かせなくなりました。

15歳の大台を超えた平成14年元旦の写真です。ほとんど寝たままで、頭だけ上げて食事を取るようになりました。散歩も、家の前をほんの少し歩くだけになりました。もうよたよたです。
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去年の2月8日の写真です。最後まで意識がしっかりしてくれたのが救いですね。床ずれがひどくなってきて、見てて辛かったです。
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そして去年の今日の午後4時30分頃、バチェラくんは亡くなりました。亡くなる直前まで周りにいる僕たちを確めるように頭を上げていたのに、突然息が絶え絶えになって、そして静かに息を引き取りました。

親父が死んだときは、仕事が忙しく看取ることはできませんでしたが、バチェラ君は看取ることができました。

最近は、結婚して実家を離れていましたが、亡くなる日、ぼくが実家にやってくるのを待って旅立ってくれたと思っています。
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変に思われるかもしれませんが、親父が亡くなった時みたいに布団に寝せて、小さな祭壇を設けてあげました。翌日、民間業者に依頼して火葬しました。

この火葬に関して、家の中でいろいろと不愉快な思いをさせられることが多々あり、せっかくのバチェラとの思い出が台無しにされた感じでした。

それはさておきバチェラくんは、ボケることなく、3回の胃捻転を乗り越えて15歳の天寿を全うしてくれました。
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あまりいい飼い主じゃなかったかもしれないけど、15年間楽しい思い出ありがとねバチェラくん。

今は、仕事で遠くにいるからなかなか行けないけれど、福岡に帰省したときは、散骨したところに行って、またバチェラに会いに行こう。