2005年02月28日

病院派遣

本日より、新たな依頼があり高齢者の方の病院派遣が始まりました。

7ヶ月ぶりに、病院でのケアを経験しています。
目的は、食事介助、日常生活動作(ADLと言います)の維持、生活の質を高めるためのものです。

それにしても・・。
病院の環境というのは、どうしてあんなに、人間が療養生活を送るのに、ふさわしくない場所なんだろう!と、改めて思います。トイレと食事をする所が一緒で、排泄物の臭いがしているとか、色々ですが。
看護学には、環境看護学もあるのですが。療養環境を改善することによって、きっと、多くの患者さんが、もっと積極的に自分自身の治療に取り組めるのではないかと思います。

と偉そうなことを言っていますが。
greenは、まだ鬼と雪だるまの飾りつけです。明日から3月、飾りつけを変えないと。また、子ども達に、バカにされます!

  

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2005年02月23日

沐浴ではなく入浴?

今日は沐浴予定でしたが、入浴でした。

勝手な思い込みでした。気がはやり、さあ沐浴だ!と思っていたのですが・・。考えてみれば、5ヶ月の乳児の沐浴ってありえないですよね。ほんまに間抜けです。

本当に泣くのが仕事なのが乳児ですが・・。お母さんから私の手に頂いた途端に、泣き出し、ずっと泣いてました。入浴開始したら、更に泣き。私も、ジーンズのまま浴槽で入浴させていたら、自分のオシリまで濡れました。

お母さんたち・・。1人で育ててる方は、もちろん、1人で毎日入浴させてるんですよね。お父さんが帰ってくるのが遅いお母さんも。泣いちゃう子とかだったら、虐待が起こっても不思議ではないかもしれませんね。密室育児の問題とか色々言われていますが。きっと判断力が低下して、もう寝かせてとか思ってしまうのかも。本当に、お母さんって、やって当たり前で、なかなか評価されることのない大変なことをやってるんですね。  
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2005年02月22日

沐浴!

最近、チラシや雑誌を見て「明日お願いします。」と、初回利用の方からの依頼が増えています。明日、初の沐浴依頼がありました。

確かに新生児センターに勤務していた事があって、得意ですが・・。
1日に30人とか入れてました。魚屋さんみたいなエプロンして。
でも、久しぶりで、ちょっと緊張気味です。沐浴用バスも用意しないと。

実は、このセンターに働いていたのは、うんと(?)昔の若い頃です。若かったので、何でもできると思っていて生意気で。転職して、すぐにセンター勤務になって、いきなり助産婦さんに、新生児の頭皮静脈(おでこ)に点滴しなさいとと言われ、どんなに指で探っても血管なんて触れないし、もちろん見えないし。本当につらい日々でした。一人で40人近くの新生児(保育器から出てきたばかり)に夜間ミルクをあげる作業を当時していたのですが。もう気がつけば、新生児が真っ黒なんてことがあって。激ヤセでバーンアウトしてしまいました。

greenでは、乳児の沐浴もさせて頂いています。
産後大変なときには、お役に立てるかもしれません。
お母さん、一度、利用してみてはいかがでしょうか?  
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2005年02月20日

ありがとう!

開業時より、色んな保育士さん、シッターさん、大学生の方たちにお世話になっています。

今日の夜も、保育士さんが遊びの帰りに寄ってくれました。私の最も苦手なgreenの季節感を出すための飾りつけを手伝いたいということで。
考えてみれば、そのほとんどの方たちが、昨年の9月22日のオープンに向けて、雑誌jobTownに人材募集をした時に出会った方たちです。びっくりする位たくさんの方が募集して下さったのですが、仕事は、ほとんどお願いできていない状況で、本当に申し訳ありません。

それなのに、みんなgreenのその後のことを気にかけてくれていて、ほんとにうれしいです。若い保育士さんたちが、最近、仕事の帰りに、自分の抱えている悩みを話しに立ち寄ってくれたり。仕事が決まりましたという報告があったり、色々です。

開業して自分一人で働いていると、ちょっと心細くなることもあったりで、こんな方たちの気持ちを、本当に有難いなと思っています。「今の若者は・・」と世間では言われたりしますが、若い人たちも、私たちの若い頃とちっとも変っていない子も一杯いるのではと思っています。出会いはホントに不思議です。これからも、一つ一つの出会いを大切にしていきたいと思っています。みんなのためにも、早く仕事がお願いできるような状況を作り出せるように、頑張らないと!  
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2005年02月16日

認知症(痴呆症)

先日、介護保険サービスであるグループホームでの職員による重度認知症(痴呆症)高齢者の殺人事件のニュースに本当に驚きました!。

何に驚いたかというと・・。
職員が夜間一人で12人の認知症高齢者の世話をしていたこと。ヘルパー2級の資格取得を目指していたが無資格者であったこと。
そして、それ以上に、理事長のコメントに驚きました・・・。
認知症の方に対して「起こってはならない事例」という、「事例」という説明の仕方がなされていた事です。

認知症の方を大切にお世話するためには、知識・技術・人格を統合することが必要だと思います。特に、人間の尊厳を守るという高い倫理観を持つ人格を養うことが求められます。そのためには、資格・教育・現場での訓練・複数配置は最低必要条件です。そして、職員だけでなく、経営者自らが、高い倫理観が必要であると思います。

介護保険の導入によって、高齢者ビジネスがお金になるということで、様々な職種の方が経営者になっておられます。しかし、介護や看護は、一般の職業の経営論理では説明できない、自分の肉を切ってお世話をするというような側面があり(ちょっと大げさ?)、単なる経営効率だけで考えてはならないと思っています。もちろん、利益は上げなければなりませんが。

現在、greenは、介護保険外サービスで、認知症の方の在宅派遣を行っています。開業前、私は、「脅かしには屈しません」という張り紙にも負けず、介護保険の認定を受けようと、京都府庁に一人で3回も足を運びましたが、門前払いをでしいた。今でも、あの時の事を思い出すと、悔しいです!  
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2005年02月15日

年中無休

greenは、年中無休・24時間受付で営業しております。

この年中無休・24時間受付を可能にしているのが、携帯電話への転送です。先日、外出していた転送中に、この大事な携帯をトイレに水没させてしまいました。何度も何度もドライヤーで乾燥(水です・・)させましたが、結局、再生せず。新しい機種の携帯に買い換えました。水没させたのは、過去3回!今回で4回目です。データもバックアップしていなかったために、全て消去。自営業者としては、最低!です。学びのない性格に、我ながら、うんざりです。

携帯については、反省しきりですが。この年中無休って本当に大変です!
現在、開業して5ヶ月になろうとしていますが、何回か体調を崩しています。先日も体調を崩したのですが、休めないため気合で仕事しました。「おばちゃん、今日、元気ないね。」と子どもたちを心配させたりして、反省してます。

育児や介護には、365日24時間休みがないということから、フレキシブルに対応できるように、年中無休にしたのですが。自分自身の体調管理が、まずは必要だと思う今日この頃です。心配してくれた子ども達、もう、元気いっぱいですよ〜!  
Posted by green922 at 18:08Comments(0)TrackBack(0)

2005年02月13日

最後はソフト

ここの所、高齢者の深夜派遣や託児が少しずつ増えてきて、空き時間が少なくなってきています。日記もさぼってしまいました。お母さん方や、いろんな方に「読んでますよ。悪戦苦闘してはるのが伝わってきますよ。育児も介護も、そんなきれい事ではないですよね!」と、共感して頂いたりすることもあって、書かなきゃと思うのですが・・。気がつけば寝ています。でも、もっさい日記とは思いつつ、書いてます。

最近、育児や介護だけでなく、人が生活することに伴う様々なことを経験しています。
利用者の方のペットの「文鳥の水遊び」のお手伝いもしています。すっかり懐かれて、思いっきり羽で水をかけられ、顔も服もビショビショです。おまけに肩にフン、手は口ばしでこつかれ、痛い!とも言えず。

そんなこんなで、色んなことを経験しながら、思うことは、商売に必要なのは「最後はソフト!」って事です。子どもたちにもご家族の方、そしてペットにも好かれないと、サービスを二度と利用して頂けないのだと思ってます。この好かれるってこと難しいと思ってます。
電話だけで初回利用されたご家族の方とお話しする短時間の間で、気にいって頂くには、やっぱり最後はソフトである自分や保育士さんかなと思っています。一期一会の中で、何でも感じたことを言って頂けるような雰囲気を持てるようにしていきたいと思っています。つまり、「つっこみどころ満載の人」になれるように心がけています。心がけなくても満載ですが。  
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2005年02月02日

うどんの出前

雪だと、暇だと思っていたのですが・・。

幼稚園やデイサービスが休みで、突然、忙しい一日になりました。
そんな中、「デイサービスが休みだってこと忘れていました。おじいちゃんのお昼、出前のうどんでいいので、訪問してもらえませんか。」と、仕事中のご家族の方から、依頼がありました。
託児まで、1時間しかありません。雪が降る中、自転車で片道20分走りました。うどん屋さんに駆け込み、卵とじうどんを作ってもらい、利用者の方のお宅まで。飲んでおられたアルコールをうどんに交換して、おいしそうに食べておられる様子を確認してから、どんぶりをうどん屋さんまで運び終了。託児に何とか間に合いました。
開業する前までは、まさか、うどんの出前をするとは思っていませんでした。
でも、雪の中、自転車を走らせながら、これも看護でいうところの「生活の援助!」と思いました。とても、ご家族の方に喜んで頂け、ほっとしました。

  
Posted by green922 at 21:49Comments(0)TrackBack(0)

2005年02月01日

家族介護

ここ数日は、深夜の在宅派遣に加え、託児も入ったりで、頭がぼーっとする毎日です。
深夜の排泄介助、朝の透析受診のための援助が、主な仕事内容です。利用者の方の近くで休ませて頂くのですが、深夜呼ばれた時に「笑顔!」でというのは、本当に難しいです。ああしんどい!と思うのですが、だめだめ笑顔でって、自分に言い聞かせます。起きるより、起こす方がずっと辛いだろうなと。これが家族だったら・・。
私も家族介護を経験したことがあります。私は気が長くて、怒ることがほとんどない性格だと自分のことを思っていたのですが、違いました。家族だといつも笑顔で接するなんてことは、神様でもない限り有り得ないのだと思いました。看護師としては、「主観に寄り添う」ということを信条としていますが、それも、家族だと、主観に寄り添ってばかりはいられないのだなあと。
greenでは、家族が本来もっている様々な機能を、外部化するようなサービスを提供していますが、家族介護を否定しているわけではありません。ご家族を大切に思う気持ちを持ち続けられるようなお手伝いをしていきたいと思っています。
  
Posted by green922 at 11:07Comments(0)TrackBack(0)