2005年03月24日

子どもたちの誕生日

半年の間に、何人かの子どもたちが、誕生日を迎えました。

託児第一号のM君(5歳)、雨林舎さんとgreenのアイドルです。そして、なんだか、言葉も少しずつ増えて、身体もぐんぐんと成長しているような感じのIちゃん(2歳)、ets。本人は、得意げで、ご家族も本当にうれしそうです。そして、私も、とってもうれしいです。お誕生日おめでとう!

この子たち、もしかしたら、小学生低学年くらいまで、成長を見ていられるかも。引っ越さない限りですが。それでも、子どもの頃の誕生日は、あんなにうれしかったのに。30歳を過ぎた辺りから、迎える度に、「またですか!」って気持ちです。

子どもたちの成長を微笑ましく思いながらも、大人になると難しいことが一杯だなと考えてしまいます。良いことも嫌なことも同じ位あって。自分の中に、自分を監視する10くらいの鏡があって、バランスをとって、客観的な自分でいるような感じです。それでも、取り合えず、不機嫌な自分を引っ込めて、いつでも、笑顔を忘れずに!大人って大変、みなさんも一緒ですよね。ご苦労様です。

くらっ!明日から頑張ります。easy come easy go〜♪  

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2005年03月23日

「エステイト信」さん

今日は、京町家専門の不動産屋「エステイト信」さんの主催されている「風の会」の例会が、お隣の雨林舎さんでありました。お隣という事もあって、誘って頂き途中より参加させてもらいました。

「エステイト信」さんに、今のgreen(改装前の町家)を紹介して頂いたのですが。ネットで探しました。この町家に辿り着くまで、ながーい道のりがあるのですが。探しました!たくさんの不動産屋と物件を。最初からどうしても町家と考えていたのではなかったので、テナントもいっぱい見たし。気がついたら、以前同僚だった医師が働いている診療所横の町家だったり。町家倶楽部とのお見合いもしそうになったり。社会福祉協議会に紹介してもらった、嵐山の町家に行ったり。

そして、結局、ここに辿りついたのですが。不動産屋さんと言えば、少し怖いイメージがあるのですが、全然です。お会いしたときに、もうここで決めよう!と思いました。そして、開業前より、現在まで変らず、応援して頂いています。本当にこんな不動産屋さんは、他にないのでは?と思います。

町家暮らし、お金がなくて床暖房もできず、寒いかなと思いましたが。改装してあるので、木の温もりがあって、あまり冷たく感じません。2月はちょっと寒かったかも。いいものだなと思っています。利用者の方に、よく相談を受けますが、町家で暮らしてみたい方は、一度のぞいてみられては・・・。

「エステイト信」 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/est-shin/
  
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2005年03月22日

オープンから今日で半年!

greenがオープンして今日で半年です!何とか無事に、この日を迎える事が出来ました。

転送電話を忘れていると「潰れたんじゃないかと思った」、「頼りにしてるんだから潰さないで!」とご心配をおかけした方々。不安に思っている時に、支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。感謝しております。お陰様で、リピーターの方、新規利用の方ともに増えてきており、何とか食べられるようになりました。

半年たって思うこと。
病院で看護師をしている時から、病院が、育児や介護だけでなく、アルコールや虐待や思春期などの問題を抱えた方の相談窓口になっていて。その多様化したニーズのサポートをする受け皿がないと感じていました。
開業して、多くの方々と出会いましたが、本当にないのです!公的サービスも含めて。体感しています。今、私たちが住む社会は、弱い人に優しくない、弾力性の失われた社会で。個人も家族も社会も懐が狭すぎると・・。そんな価値観に抗って、地縁血縁を超えた、サポートネットワークが必要だし、創りたいと思っています。
以上がgreenの経営者である社会的人間としての志です。これは高次な欲求。高尚すぎ!

個人としての私は、ああ、半年たったけど、おいしい物が食べたい!飲みたい!遠くに旅行に行きたい!といった低次な欲求に支配されています。これって低次すぎ?やっぱり、へぼい!経営者です。  
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2005年03月19日

体当たり〜流しの・・。

今日は、これから深夜派遣の仕事です。

この深夜派遣、家政婦さんの価格設定より、安いらしいです。利用者の方からは、「体当たりのサービス」、そして、友人からは、「流しのミュージシャン」と言われています。「流しの演歌歌手」と言われるよりは、ましかなと?と自分で自分を慰めてます・・。ナンデヤネン?

greenの価格は、『敷居を低くして、たくさんの利用したいけど利用できないと思っている方の背中を押して上げたい!』というコンセプトから、かなり一般の育児介護サービスより安く設定してあります。年会費など一切頂いていないのも、初期投資を低くして・・と、同様のコンセプトから発生しています。

でも利用者の方に「マネージャーしましょうか?」「経理しましょうか?」「暖房費とらはらへんと」「もっとしっかりお金とらはらへんと」とご心配・応援ナドナドを頂いています。すみません、みなさん、ご心配をおかけして。
  
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2005年03月16日

喫茶「雨林舎」さん

greenのお隣は、喫茶「雨林舎」さんです。
利用者の方は、よくご存知だと思いますが。

優しくてしっかり者のお姉ちゃんと、明るくハンサムでかわいらしい弟さん2人でやっておられます。これがまた、ホンマに仲が良くて。自転車二人乗りですよ〜。二人で笑顔で手を振ってくれたりして。カップルと間違えてしまいそうなのですが。良く似てはるから、違う!と思います。やっぱり。

お茶できるだけでなく、ご飯やケーキやパンも作っておられて。おいしいし、センスいいし。開業前までは、もう暇さえあれば、喫茶店で過ごしている位、好きだったのに。数える位しかまだお邪魔できてません。行きたい!利益上げないと行けない。隣なのに、ツライ!

それにしても・・。
弟さん、保育園ママに大人気!(お母さんと一緒の体操のお兄さんに似てるらしい)今日は、隣っていうだけで、回覧板と一緒にムーミンのクッキーもらいました。プレゼント!ですって。うれしい!と素直に言える感じ。ハヤルハズです。greenは、雨林舎さんの明るいオーラを分けて頂いてます。隣で良かった!いつか、greenを○万円利用したら、雨林舎さんのコーヒープレゼントしますと、言いたいです。早く実現できるように、頑張ります。

喫茶「雨林舎」 http://www.geocities.jp/urinsya/  
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2005年03月15日

気持ちいい!

2階の改装ですが。昨日、無事終了しました!

昨日、夜遅くに派遣から帰って来たら、全部仕上がっていて、「気持いい!」と1人で感動していたので、昨日の日記に書こうと思ったのに・・。寝てしまって、気が付いたら今日でした(後悔)。

この「気持ちいい!」って大切だって思っています。
最近、「ここって気持ちいい!」って言って下さる方が多いんです。だからかもしれませんが。気持ちのいい場で、気持ちのいい時間を過ごして頂けるように気を配っています。

これから2階も使って頂こうと思っている、認知症の方のケアは、「なじみの関係」を構築していくことが必要なのですが、そのためには、「なじみの場」を用意することが必要になります。この「なじみ」というのが、最近、「気持ちがいい」ということじゃないかなと勝手に解釈しています。

そして、「気持ちのいい場」を創って下さった、一級建築事務所FACTORY・松岡工務店・指重・畳屋(名前がわかりません)の皆様、ありがとうございました。本当に感謝しております。  
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2005年03月12日

言ってはならない言葉!

昨日のことですが・・。
これから2週間で、病院から在宅療養移行への準備をしていこうと考えておられた、利用者のご家族の方から、greenにお電話を頂きました。

「婦長さんに、ちゃんんと期日には退院してもらいます。大丈夫ですよ。家に帰ったら何とかなりますよ。」って言われました。つまり、準備が全く出来ていないのに、転院を勧め、その転院先で、準備をしたらいいでしょう!という事です。

この「何とかなりますよ!」という言葉は、言ってはならいない言葉だと思います。これから在宅介護をしていくのは、医療者ではなく御家族だからです。

時間で交替できる病院での看護とは違い、自宅での介護は24時間です。介護保険だけでは、この24時間をカバーする体制をとることは出来ません。ましてや、日常生活の場である家庭には、世話が必要な他の家族が存在しているのだから。

そんな当たり前の事が解らなくなる程、医療者は傲慢な人が多いと思います。ご家族は、患者さんをお世話してもらっているからという弱みから、強く意見を言えない方が多いからです。(そうでない方もいますが。)自己決定して頂けるような多様な選択肢を提示するのではなく、自分たちの意見を押し付ける。こんな医療現場の現実には、うんざりします。

言ってならない言葉を簡単に言ってしまえる感性の鈍さ、看護する以前の問題だと思います。滅多にないのですが・・。ひさびさに、怒ってしまいました。

  
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2005年03月10日

開業したのは何故??

先日、看護大学でお世話になった先生が、greenを訪ねて下さいました。
「何故、開業したの?」と質問され、なんでだったけ?と、考えていたのですが。結局、「開業するしかなかったんです」と答えていました。

過去のこと色々考えていました。

看護大学に、何故編入したのか?というと、専門看護師になりたかったから。ざっと10年かからるのに、20代後半に目指しました。

専門看護師って訳わからん?
「実践」「相談」「調整」「倫理調整」「教育」「研究」という6つの役割を果たすと言われているのですが、日本にはまだ、本当に数える位しかいなくて。修士課程(専門看護師課程)を修めなくてはならなくて、当時は、専修学校からの大学編入とかできなかったので、ながーい道のりでした。

ナノに、大阪で実践を積んで受験要件が整った頃には、なる気が無くなっていたという。ほんまに、アホちゃうか?と自分のこと思います。当時、「病んでいる人の側に、これ以上、偉くて偉そうな人は必要ないんじゃないか?医者や
偉そうな看護師だけで十分ちゃうの?(専門看護師を否定している訳ではないのです。同級生もなってるし。先生ごめんんさい!)」って思っていて、結局、これがなる気が無くなった理由です。で、責任者をしていたら喘息になるし。

結局、これが開業した理由?それだけじゃなくて、いつかこんな仕事したいと思っていたのですが。過去は過去。何者も脅かさずという自分の性格と、それなりに、実践と勉強を重ねてきたので、少しは、様々な背景を抱えた方々の相談にノレルようになってきているのではと思っています。(自画自賛?)

最近、何にも持ってなくて、仕事だけの日々だけど、爽やかだな自分って?と思っています。お金が無いことが気になる以外は・・・。
  
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2005年03月08日

必要性から・・。

greenは、雪だるまから、桜とかわいいヒヨコや動物たちに変り、すっかり春らしい感じに変りました。ありがとう!Yさん。ホントに感謝してます。

昨日から、2階の改装も始まりました。
本来なら、1階の改装時に同時に行う予定だったのに。改装費を節約した結果、後回しになってしまいました。2階には、利用される御家族の方は、ほとんど上ってこられた事がないと思いますが、ちょっとひきますよ、あれは。(自分で言うのも何ですが。)お金ないので、もっと後でと思っていたら、友人に、「神様が通りすぎるで!」と辛らつなことを言われ、「えー、それって困る!」と思ってお願いしました。

それは、キッカケですが・・。

実際は、病児保育のための部屋を確保したかったのです。でも、先日、退院される予定の高齢者の御家族の方から、高齢者のショートステイが出来ないかというお話しがあり、その時の託児との住み分けのためにも使えたらと思っています。退院後、greenで、どのようなお世話が出来るか、色々思案しています。託児と託老と派遣というたくさんのこと、ホンマに出来るの?1人でって。自分でも思う毎日ですが。

西陣で訪問看護をやっていた時、在宅医療に長く関わっていた医師に「住民の必要性から、将来の必要性に目を向け活動していった。」という話を聞きました。「必要性から始めたことは、いつか利益がついてくる」というのが、その医師の自論でした。その時の損得ではなく、必要性から!という、この言葉を、私自身も大好きで、とても大切にしています。ソフト・ハードと共に考えなきゃいけないことが多いですが、応援し支えて下さる方が、日に日に、増えているなあと実感して、有難いなあと思っています。頑張ります。
  
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2005年03月04日

介護保険外サービス

病院、在宅、リハセンターへと、派遣から次の派遣への毎日です。

これらは全て介護保険外サービスです。
介護保険の認定が受けられずに、取り敢えずということで始めたサービスですが。これが、思った以上に、需要がありそうです。

公的介護保険制度導入前の頃、働きながら夜学に通っていて、これに関する卒論を書いたり、シンポジウム主催のお手伝いをしていました。当時より、いずれは破綻すると予測されていましたが。やはり、縮小傾向です。

今日も派遣先のご家族の方から「病院からの外泊には介護保険は使えないし・・」など、介護保険が利用しにくいお話しをお聞きしました。そうです!
現在、派遣で私が行っている透析受診時やリハ付き添い時の援助など、介護保険には算定されません。いずれは、介護保険は、生活保護の方だけが利用できるような、最低限必要なサービスしか提供できなくなっていくのではと思っています。

そんなこと考えていたら。もう一つの派遣先のご家族の方から、5年後破綻説そして、その際の福祉に携わる人々の大量失業の予測の話しをお聞きしました。どちらのご家族とも、「このサービスは今後のビジネスとして芽がある、先駆的活動だ!」と、言って下さるのですが。現状では、私1人でやっているようなサービスを使って下さる利用者の方の方が、すごいチャレンジャーだ!と思っています。

こんな高尚なこと言っていますが・・。
個人的には、ばかばかしいことに気をとられたりする、高尚とは無縁な日常を送っています。
  
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