2012年02月10日

エラマクレの傾向と対策

ブリーダーにとってエラのマクレは頭の痛いところ。
なぜ起こるのか。はっきりとしたことは言い切れませんが、私の経験では過密飼育などで水の悪化が進んだとき、又は酸欠状態になったときなどに起こるうるのではと考えられます。
外マクレの場合は胸ビレがエラに当たることによってマクレたりすることも良くあるものです。
 
先天的なマクレもあるとは思いますが、ほぼ飼育により引き起こされていると思います。私も極力過密飼育にならないよう心がけてはいますが、それでも常に何尾かは出てくるものです。

お気に入りの個体がなったときは辛いものです。内マクレなどはエラ内部が見えるため、大変品を欠くものとなります。マクレがあるから体質が弱いということはないのですが、出来ることなら治してやりたいものです。
ただ薬品などで治るものではなく、荒治療をしなければなりません。
 
昨年、私は試しにエラの内マクレの個体を5尾、ハサミを使用しカットしました。外マクレの場合はカットしやすいものですが、内マクレはかなり慎重にしなければなりません。麻酔などがあれば魚が動かないのでやりやすいものですが、どうしても動くため、ハサミの先がエラ内部に当たれば出血して星となります。

私は5尾試しましたが、そのうちの1尾が動いたときに内部に傷が付き、可哀想なことをしてしまいました。あとの4尾を無事カットしたわけですが、その内の2尾は40日ほどで完治しました。
あとの2尾はマクレが酷すぎたこともありましたが、完治には至りませんでした。
完治させるコツとしては、マクレの出始め、ややエラ内部が見えるかなというときにカットしなければならないでしょう。マクレている手前からカットしてください。少しのマクレで止まる個体もあれば、段々と酷くなり、エラの半分ほど内部が見える個体もおります。進行すればカットしずらく、完治するにも困難になります。
 
又、サイズ的にも10cm近くならなければ、容易にカットできるものではありません。荒治療なのでオススメはできませんが、治るものではないので、どうしても気に入った個体にエラマクレなどが出れば試されるのも良いかとは思いますが、失敗しても文句はなしにしてください(´;ω;`)
うまく行けば、見事に再生するものですよ。再生当初はやや透明感のあるエラですが、段々と戻ってきます。麻酔などで動かない状態で出来れば、心配せずに無難かなと思います。
しっかりとした管理をしていれば、エラマクレなどの症状はでなくて済むものなので、日々の管理を心がけてください。

寿恵廣錦

2日前にエラカットをした10cmの個体で、今後どう変わるかを又ご紹介出来ればと思います。
 
今日はこれにて(*・ω・)ノ


green_bristol at 16:36|Permalinkclip!寿恵廣錦 | 病気

2012年01月31日

墨孔雀の二番仔

孔雀扇孔雀扇



画像の幼魚は、昨年12月25日孵化の墨孔雀の二番仔です。
この時期、このタイプの子は普通鱗・モザイク問わず全体にグレーっぽく見せます。琥珀扇もちらほら混ざりますが、琥珀扇もまた違ったタイプが出そうな子もおります。
五色タイプの子は良く見ないと鉄扇に間違えそうなタイプも見られます。水槽内の環境、与える餌などによっても色柄に変化を見せるものです。

孔雀タイプの子においては、水槽内に海苔をはらせ水槽内部を黒っぽく持っていく方が墨の揚がりは良くなるようです。水槽内部が白ければ、保護色的なものか、魚全体が白っぽく色ボケするので、出来ればモザイク個体や、特に孔雀扇は色にメリハリを出すべく、水槽内を黒っぽくレイアウトすると良いでしょう。

さて、一昨日ニューバージョンの孔雀扇の販売を開始いたしましたが、早々にご注文いただき、私の色柄作りを評価していただけたものと感謝しております。
お買い上げいただいたお客様におかれましては、先に述べたような水槽レイアウトにて飼育していただければ、墨柄もボケることなくこの先も色揚がりが見られ、扇魚サイズに成長してくれば見ごたえある良魚になると思います。

この子たちはこれからの寿恵廣カラーの土台となって行くもので、まだ見ぬ色柄を目指して行きますので、今後ともご期待いただければ幸いです。

今日はこれにて(*・ω・)ノ


green_bristol at 03:36|Permalinkclip!寿恵廣錦 | 色柄
Profile


岩永勝己

幼少の頃より各種金魚の飼育を経験し、平成12年2月-金魚昆虫自家繁殖店-『GREEN』OPEN!!現在金魚自家繁殖店として、寿恵廣錦の良魚の作出に夢中。
当店詳細はGREENのHPへ♪

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