バザード (Buzzard) 
牡 栗毛
(1787)

父:ウッドペッカーWoodpecker(GB)(1773)
母: Misfortune(GB) 黒鹿 (1775) 

Buzzard-200c



バザード (Buzzard) は18世紀末に活躍したイギリスの競走馬である。馬名は英語でノスリ、ハゲタカの意。
競走馬としてははっきりしないが、1789-1794年の6年間に28勝した記録が残っている。
勝ったレースには、クレイヴンステークス2回、ジョッキークラブプレート、そのほかいくつかのプレート、ハンデキャップ、数多くのマッチレースなどがある。この中には、200ギニーを賭けたラダマントゥス (Rhadamanthus) とのマッチレースも含まれている。1794年10月、ヒロイン (Heroine) に対する100ギニーのマッチレースの勝利が最後の競走であった。
種牡馬としては、カストレル (Castrel) 、セリム (Selim) 、ブロンズ (Bronze) 、ルーベンス (Rubens) の4兄弟、
クラシックホースであるクイズ (Quiz) などの産駒が知られている。1805年にアメリカのヴァージニア州に輸出されたが当地では成功できず、1811年に24歳で死亡した。
ヘロド (Herod) の父系はほかにフロリゼル (Florizel) 、ハイフライヤー (Highflyer) が有力であったが、カストレルとセリムの父系は1820年代ごろから有力になり、のちにヘロド系の主流となった。現在ヘロド系全体が大きく勢力を落としているが、バザードからセリムを経てトウルビヨン (Tourbillon) へと至る父系がかろうじて継承されている。