動物豆知識

実は役立つ便利グッズ!

こんにちは!
先週3回目のワクチンを終えた神尾です

今回は猫ちゃんをキャリーに入れる時に役立つ
便利グッズを紹介したいと思います

”なんか最近頻繁にトイレにいくな、、、
よし!ちょっと病院につれていこう
ん?なんか警戒しちゃってなかなかキャリーに入んないぞ!
連れていきたいのに連れて行けなーい

なんていう経験ありませんか?

猫ちゃんはとても敏感で
「あれ?なんかご主人様の雰囲気がいつもと違うニャ
と感じるとすぐに警戒モードになります。
こうなったらキャリーにいれるのは一苦労。
なかなか入ってくれません。
そしてキャリーに一度入ったはいいものの、
その後逃げられてしまったら、もう大変。
猫ちゃんもキャリーから頑張れば
逃げ出せることを覚えてしまったので
死ぬ気でキャリーから逃げようとします。

どうしてもキャリーに入れたい飼い主
        VS
どうしてもキャリーに入りたくない猫
の対決の始まりです。

そこで役立つのが今回紹介させて頂くグッズ

洗濯ネット
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(↑病院で使ってる洗濯ネット)

この洗濯ネットに猫ちゃんを入れてからキャリーに入れると
逃げられることなく簡単にキャリーに入れられます。
また、洗濯ネットに入った状態で連れて来て頂くと
先生も処置がしやすいですね

洗濯ネットを使うと
・狭い空間にいるから落ち着いてくれる
・中の様子が分かる
・逃げられない
などの利点があげられます。

洗濯ネットをいつも猫ちゃんが寝ている場所の近く
におくと自分ニオイがついて安心してくれますね。

ちなみに猫専用の洗濯ネットを販売している所もあるみたいですね

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(↑患者さんが使ってる猫専用のネット)

みなさんも、もし自分のおうちの猫ちゃんで困っていたら使ってみてください!




レーザー治療のお話し

先日、本院開院30周年の記念でレーザー治療で有名な立川の渡邊動物病院の渡邊院長のお話をお聞きしました。

実は私は、会社勤務していた頃に人用のPDTPhotodynamic therapy;光線力学療法)の薬の開発に少し関わっていたので、興味深い内容でとても勉強になり、レーザー治療の最先端のお話しで、ワンちゃんも人もそれほど変わらないぐらい技術が進んでいる事を知りました。

私がかかわったお薬も世の中に出ているので、先生にペットにも使用できるのでは質問したのですが、一瓶あたりの量が多く値段も高い(一瓶数十万して、溶解して使い切りのお薬です)ので、ワンちゃんには使えないとの事でした。おそらく小用量の薬の開発をしていたらペットにも使え、治療のリスクも通常の手術よりも低く、とても良いペット用の薬になっただろうにと思いました。(ただし、人では薬と光の作用で皮膚が日焼けの酷い状態になるので、しばらく強い光は避けなければいけないという欠点があり、これは動物でもおそらく同しだと思います。)

一年経つのは早いですね。皆様、年末年始お元気でお過ごしください。



少ししか有効成分が入っていないお薬の話 

  

錠剤の中に有効成分が1㎎しか入っていないお薬があります。

1㎎なんてくしゃみでもしたら無くなってしまうような量ですが、これを錠剤にするのはとても難しいのです。この錠剤を
10万錠つくるとして、必要な有効成分は1㎎×100000100000mg100gとなります。でんぷんにでも(賦形剤とか添加剤と言います)100gの有効成分をミキサーで混ぜて型に入れて固めれば良いではないかと思いますよね。でも、そんな簡単ではありません

まず1錠の中に1㎎の有効成分をしっかりと入れるのが大変なのです。単に有効成分と賦形剤を機械で混ぜてもダメ。有効成分の一定量が、一定の賦形剤の中に入ってなければなりません(このような状態を分散性が良いといいます)。

有効成分と賦形剤の相性が悪ければ有効成分が
だまのようになってしまい、いくら機械で混ぜても分散性はよくなりません。そのまま錠剤を作っても、1錠中に有効成分がほとんど入っていないものも出来てしまします(いっぱい入っている錠剤も出来ます)。

また、賦形剤によっては有効成分の安定性に影響があり、錠剤にしても有効成分が壊れてしまう事もあります。

また、100錠作るのは出来たけど、10万錠(スケールアップ)ではうまくゆかず、有効成分と賦形剤・使用する機械の相性を調べるのに何年もかかる事もあります。有効成分の量が少ない場合はより難しくなることが多いのです。製薬企業に勤めていたのですが、最終的に販売できる錠剤を作るのは本当に大変なんですよ。

うさぎは水を飲むと死ぬって本当??

こんにちは!スタッフの神尾です。
みなさんはウサギは水を飲むと死んでしまう
って聞いたことありまか?
今回はそのお話しをしたいと思います!

結論からいうと水を飲んでも死にません
では、なぜそういわれるようになったのか。

ウサギさんが自分で水を飲むときというのは、脱水しているときです。

ウサギさんは昔、ほとんど商業用として
飼われていました。
そのためウサギ用のペットフードがあまり発達してませんでした。
はじめは余った野菜のカス(人が食べない部分等)をあげていました。
しかし、野菜カスだけでは栄養バランスがしっかりとれません。
なので、当時屋外で飼っていたウサギさん達は温度や湿度など環境の変化で体調を崩した時、野菜で足りない分の水分を
水を飲んで補給するようになります。
なので、昔の人はウサギが
いつも飲まない水を飲み始めるのをみて
「ウサギが水をを飲むと死ぬ」と思ったわけですね

20~30年ぐらい前から少しずつ、ウサギが露店で売られはじめ
愛玩動物として、飼われるようになりました。
その時のウサギさんの平均寿命は3歳ぐらいでした。
その主な理由がウサギさんの環境です
具体的には
・ウサギ用のペットフードが発達してない
→安く太らせるためのペレットと水しかあげていなかった
・ウサギが草食動物であるという認識が甘い
→犬に残飯、猫にはねこまんまをあげていた時代ですので
・屋外で飼っている

...などですね。

いまでは、ウサギのご飯がしっかりしはじめているので寿命が
8歳ぐらいまで延びました

先日私が実習に行った病院では
平均年齢10歳以上のウサギさんがたくさんいた病院もあります。
当院では13歳のウサギさんもいました

しっかりした環境を提供してあげると、ウサギさんは長生き出来ます

ご飯やウサギの飼い方について
もっと詳しく知りたい方は、当院のスタッフにお声掛け下さい^^

ブログ用 うさぎ




ペットの写真~犬~

こんにちは、下津です

今日の話題は、ペットを飼われている方なら誰しもが撮るペットの写真についてです.

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日常や、旅行に一緒に行った時、最近ではオシャレなドッグカフェなど、ペットの写真を撮る機会は多く、皆様の写真フォルダは愛するペットの写真でいっぱいだと思います


せっかく撮るならペットの可愛さを全て引き出して写真におさめたいですよね


では撮るときに何に気をつけたらいいのでしょうか


一番は、ペットにカメラを意識させない事です



最近はスマホでも撮られる方が多いと思いますが、多くの飼い主さんは撮るのに夢中になってペットがストレスを感じていることに気付いていません。

そもそも動物(特にワンちゃん)は、カメラを向けられるのが苦手です


更に「待て」なんて指示されてパシャパシャと撮られようものなら、ワンちゃんのストレスはみるみる高まっていくでしょう。。


この時ワンちゃんは『カーミングシグナル』と呼ばれるネガティブな感情の表現をすることが多いです。

例えば目を逸らしたり、あくびをしたり、鼻をペロっと舐めたり、、

皆様も心当たりがあるかと思います


ワンちゃんがブルーな気持ちになっているうちは、いい表情の写真は絶対に撮れません。


ペットにカメラを意識させないためには、「ペットの気を引く人」と「撮る人」の二人一組で挑むか、スマホやカメラを顔の前に掲げないようにして撮り、ペットから見てこちらの顔を隠さないようにする必要があります

ペットをリラックスさせることができたら、あとはひたすら連写です

可愛い表情はこちら側人間の脳には残りますが、実際は一瞬です。

もちろん、ピントは瞳に合わせます



ここからは実際の私の作例とともに解説していきます。

視線の先はおやつ。おやつは生き生きとした表情を引き出す秘密アイテムです(笑)
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食いしん坊な子には効果絶大。


広場で走る様子を望遠レンズで。
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ふとした瞬間には、スマホも有用ですね
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スマホも手軽で良いですが、カメラを通すといつもの散歩も特別なものに写ります。

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ペットのカメ活、始めてみませんか





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