2005年02月
2005年02月11日
Chuckさんのコメント
またもメモ。
メッシュボックスへの組み込みについてChuckさんと
「この箱にじかにネジで止めるつもり?」
「そうだけど」
「強度がないと思うんでやめといたほうがいいと思われ」
みたいな会話があって、結局この箱に入る板の上に組み上げてから箱の中に入れる方針にした。そうだよなー、元からそういう力に耐える網じゃないんでネジ入れたとたんにちぎれそうだ。
なお師匠にも確認したけど真空管ってやつは横に置いても縦に置いても無問題だそうだ。
さすがに縦に置くとちょっと頭がぶつかりそうだったのでこれで安心して横置きできる。
メッシュボックスへの組み込みについてChuckさんと
「この箱にじかにネジで止めるつもり?」
「そうだけど」
「強度がないと思うんでやめといたほうがいいと思われ」
みたいな会話があって、結局この箱に入る板の上に組み上げてから箱の中に入れる方針にした。そうだよなー、元からそういう力に耐える網じゃないんでネジ入れたとたんにちぎれそうだ。
なお師匠にも確認したけど真空管ってやつは横に置いても縦に置いても無問題だそうだ。
さすがに縦に置くとちょっと頭がぶつかりそうだったのでこれで安心して横置きできる。
真空管ヒーター電源電圧について
あいかわらずメモ。
スイッチング電源をいじって6.3Vが出るようにしたわけだが、通常真空管のヒーター電源っていうのは定格の±10%の範囲で使うようになっている。
もともとはトランスの出力をそのまま交流で流してみたり、場合によっては真空管ヒーターを直列にして合計ヒーター電圧が100Vになるようにしてトランスレスで使ったりするわけだから、あまり厳しい制約はないようなのだ。
で、ここのページ(情熱のひとだ!)に電圧をいろいろ変えてみたときの特性の測定結果が出ている。
「結構、影響あるじゃん」
というのが素直な感想。ヒーター電圧が下がるとプレート電流が流れにくくなる。出る電子が減るんだからまあ当たり前といえば当たり前。
そういう一方でこんな電源回路も見つけてしまった。
ええー、コンデンサが直列に入ってるのおお?ヒーター電流が150mAだから何とかなるのか…すげえ。
2005年02月09日
トランスを小さくする その2
B電源トランスを東栄の絶縁トランスZT-03ESに決めたのでさっくり買ってきた。我ながら思いつきで動くなあ。買ってから「ひょっとしてZT-02ESでも足りたかも」とも考えたがまあよい。
しかし真空管ステレオアンプにはもうひとつ、いやもうふたつでかいやつが乗ってくる。出力トランスである。
これについてもいろいろ調べてみた。
ここに「通販で入手可能なトランス」というページがあり、参考になった。
高いものはやっぱり高い。それにでかい。
ここでこのアンプができたあかつきにはどこに置く事になるかも考えてしまった。今、実は調子が悪くなってしまったCDミニコンポ(CDが動かない)のAUXに古いCD/DVDプレイヤーをつないで鳴らしているがこいつを置き換えるつもりである。ということは幅や奥行きはミニコンポサイズよりでかくできず、いわゆる「アルミの巨大弁当箱の上に真空管やトランスが鎮座まします」スタイルはすでに却下に近い。(ついでに真空管もむき出しでは置けない(うっかり触ってやけどすると困るから))。
ということでできる限り小さくする必要が出てきた。
このページを参考に春日のOUT41-357を使うことを検討することにした。こいつは小さくて一次重畳電流が20mAでほとんど流せないのだが、出力は、どうせ夜にかけるだけだし1〜2Wも出れば十分であると考えている。こりゃ、結構いけるんじゃないかな。
2005年02月07日
2005年02月06日
もう買いたくても買えないかもしれない
八重洲ブックセンターに行く予定はなかった。
しかしちょっと予定が変わって時間が余ったので久しぶりに行ってみて見つけたのがこの本。
ぱらぱらとめくってみて即買いました。1966年に出た本の復刻版。
実用真空管ハンドブック
Amazonでも売り切れなのである(楽天にもなかった。もうないのかもしれない)。
まず最初の部分が「真空管の基礎知識」。で一通り用語の解説や特性曲線の話などが出ているのだが「最大定格を超えて使うとき」という節がある。「…また使用の条件によっては最大定格は+50%も上げられることもあるのです…球のベースのところから強制空冷を行いますと…扇風機で風を送って…」。これにはマジワロタ。これって今のCPUのオーバークロックと同じ感覚じゃないか。あと、「ヒーター電圧は基準の±10%で」と書いてあった。これ、規格表に載ってないし今まで読んだ本に(見落としてなければ)書いてなかったことなので疑問が1個解消。きっちり6.3Vに調整することにしよう。
残りの大半の部分がいろいろな真空管の紹介(データシート、回路例など)になっているのだが、ここでも「ゴキゲンな音色です」とか「スペースで制限を受けるセットは絶好!」とか「6BM8という強敵が出現してからは影が薄くなったような感じです」とか一本一本の真空管に個性があって読んでいて楽しい。
ということでもしどこかで見つけたら買っておくことをお勧めします。
しかし、買った本代をアンプの部品購入につぎ込んでいたらもう1/3ぐらい集められているのでは、という疑問もあるなー。まあ趣味だから楽しければいいのだ。
しかしちょっと予定が変わって時間が余ったので久しぶりに行ってみて見つけたのがこの本。
ぱらぱらとめくってみて即買いました。1966年に出た本の復刻版。
実用真空管ハンドブック
Amazonでも売り切れなのである(楽天にもなかった。もうないのかもしれない)。
まず最初の部分が「真空管の基礎知識」。で一通り用語の解説や特性曲線の話などが出ているのだが「最大定格を超えて使うとき」という節がある。「…また使用の条件によっては最大定格は+50%も上げられることもあるのです…球のベースのところから強制空冷を行いますと…扇風機で風を送って…」。これにはマジワロタ。これって今のCPUのオーバークロックと同じ感覚じゃないか。あと、「ヒーター電圧は基準の±10%で」と書いてあった。これ、規格表に載ってないし今まで読んだ本に(見落としてなければ)書いてなかったことなので疑問が1個解消。きっちり6.3Vに調整することにしよう。
残りの大半の部分がいろいろな真空管の紹介(データシート、回路例など)になっているのだが、ここでも「ゴキゲンな音色です」とか「スペースで制限を受けるセットは絶好!」とか「6BM8という強敵が出現してからは影が薄くなったような感じです」とか一本一本の真空管に個性があって読んでいて楽しい。
ということでもしどこかで見つけたら買っておくことをお勧めします。
しかし、買った本代をアンプの部品購入につぎ込んでいたらもう1/3ぐらい集められているのでは、という疑問もあるなー。まあ趣味だから楽しければいいのだ。
2005年02月05日
スイッチング電源の改造
買って使えないのはくやしいので調べてみた。
まず乗っかっているチップから。
これはM51977Pswitching regulator control、三菱製のチップだった。
データシートをネットから探してダウンロード。何となく読みにくい(ピンの機能の記述がなかったり)データシートだが中に参考回路例が出ていた。
買った電源もほぼその回路図どおりだった。スイッチングトランスで100V側と二次側に分かれていて、二次側からのフィードバックはフォトカプラで制御用のM51977Pに戻される。
1.8kΩと220ΩのVRと1kΩがシリーズに入ってるところで出力電圧を抵抗分割、シャントレギュレータに入れている。
シャントレギュレータはツェナーダイオードのマークに横から足(REF)が生えてる記号で表され「VREF(参照電圧)でツェナー電圧が調整できるツェナーダイオード」みたいな働きをする(中身は小型の定電圧電源回路)。このVREFを作っている抵抗分圧比を変えることで電源の出力電圧を調整できる。
ここはとりあえずオリジナルの1.8kから2.2kに変更。
で、肝心の保護回路だが、これは単に出力電圧をツェナーダイオード(ツェナー電圧不明)をはさんでもう1個のフォトカプラに入れているだけだった。正しくはツェナーダイオードを取り替えるのがいいはずだけど、フォトカプラのLED側に入る電流値さえ調整できればいいので、もともと15Ωが入っていたところを6.8kに入れ替えてみた。
測定したところ、7.25Vぐらいまでは電圧が出て、その後保護回路が働くような状態になった。6.3Vの+15%まで出ているからこれで問題ないと思う。
まず乗っかっているチップから。
これはM51977Pswitching regulator control、三菱製のチップだった。
データシートをネットから探してダウンロード。何となく読みにくい(ピンの機能の記述がなかったり)データシートだが中に参考回路例が出ていた。
買った電源もほぼその回路図どおりだった。スイッチングトランスで100V側と二次側に分かれていて、二次側からのフィードバックはフォトカプラで制御用のM51977Pに戻される。
1.8kΩと220ΩのVRと1kΩがシリーズに入ってるところで出力電圧を抵抗分割、シャントレギュレータに入れている。
シャントレギュレータはツェナーダイオードのマークに横から足(REF)が生えてる記号で表され「VREF(参照電圧)でツェナー電圧が調整できるツェナーダイオード」みたいな働きをする(中身は小型の定電圧電源回路)。このVREFを作っている抵抗分圧比を変えることで電源の出力電圧を調整できる。
ここはとりあえずオリジナルの1.8kから2.2kに変更。
で、肝心の保護回路だが、これは単に出力電圧をツェナーダイオード(ツェナー電圧不明)をはさんでもう1個のフォトカプラに入れているだけだった。正しくはツェナーダイオードを取り替えるのがいいはずだけど、フォトカプラのLED側に入る電流値さえ調整できればいいので、もともと15Ωが入っていたところを6.8kに入れ替えてみた。
測定したところ、7.25Vぐらいまでは電圧が出て、その後保護回路が働くような状態になった。6.3Vの+15%まで出ているからこれで問題ないと思う。
2005年02月04日
スイッチング電源
スイッチング電源については心当たりがあった。
以前にも若松通商で安く基板を買ったことがあるのだ。
Webにも出ている。今回買ったのはネミックラムダのSW電源 VS-15-5 5V/3A。すでに廃番になってる電源である。
で、こいつのどこかをいじればきっと5Vを6.3Vにできるはず(電流容量は少し減るだろうが)…ボリューム付いてるし…。
ところがそうはいかなかったのである。一応類似品の規格表によると電源調整範囲は±10%、つまり4.5V〜5.5Vまで。6.3Vには届かない。実際にボリュームをひねってみると無負荷状態で5.9Vぐらいまでは上がるがその後どこかで安全回路が働いて出力が切れてしまうのだった。
さあ、困った。
以前にも若松通商で安く基板を買ったことがあるのだ。
Webにも出ている。今回買ったのはネミックラムダのSW電源 VS-15-5 5V/3A。すでに廃番になってる電源である。
で、こいつのどこかをいじればきっと5Vを6.3Vにできるはず(電流容量は少し減るだろうが)…ボリューム付いてるし…。
ところがそうはいかなかったのである。一応類似品の規格表によると電源調整範囲は±10%、つまり4.5V〜5.5Vまで。6.3Vには届かない。実際にボリュームをひねってみると無負荷状態で5.9Vぐらいまでは上がるがその後どこかで安全回路が働いて出力が切れてしまうのだった。
さあ、困った。