2005年04月

2005年04月28日

狐狸工房補足

5670のアンプだが、よく見たら「増幅段にSRPPを使用した無帰還シングル・ステレオアンプ」って書いてありましたね。

ついでにヘッドフォンアンプでこういうハイブリッドなもの(sijosaeと違って初段は結構高いB電源)も発見。
電源部が大変そうなんでそのままは作る気力ないが…。

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2005年04月23日

タイムドメイン試聴

東京にも試聴スペースがあるということだったので早速タイムドメインへ。
試聴室(兼作業スペースみたいだったが)は3階建ての民家風の建物の2階。
30畳ぐらいのリビングみたいな感じの部屋。よくある『音響設備つきの試聴室』ではない。せいぜい壁の四隅にウレタンの吸音材が貼ってあるぐらい。
タイムドメイン試聴室
手前が有名なyoshii9。奥の出窓のところに無造作にminiとliteが置いてある。
「普段お聞きのCDをお持ちください」とのことだったので何枚か持っていたのだが、まず、持ってき忘れたやつがそこにあったのでそれから試した。

ゲッツ/ジルベルト

音が出た瞬間に思ったのは、写真で言うとちょうど出窓のところあたりから音が聞こえてくるな、ということ。スピーカー位置を探してしまうような聞き方をするとかなり変な感じになる。「イパネマの娘」を聞いたのだがボーカルがとっても粒が立って聞こえた。特に息継ぎの感じとかよくわかる。

次は最近よく聞いているこの歌。「みんなのうた」で歌われていた1曲目をよく聞いてるのだ。ただし、曲は好きなんだけど音はイマイチだなーと思っていた。そしてあることに気がついたので試してみた。

恋愛組曲~ONE AND ONLY STORY~(CCCD)
これ、DVDつきなのでそっちも再生(音だけだけど)してみたのだ。するとヘッドフォンでもわかったんだけどDVDの方がかなり音がマシ。CCCDってやっぱり音質が下がるのか、それともマスタリングのときのさじ加減が違うのか。

で、試しにと思ってこれまたちょっと前によく聞いていたこれを。


Temple OF Shadows

これはひどかった!ドラムもベースも全然まともに聞こえない。もともとCompressして振動でドカドカ攻めるような作りになってる曲はダメらしい。

タイムドメインの人によれば、やはり最近のディジタル編集バリバリなものはエンジニアがついいじりすぎてしまってかえって素直な音やリアルな音からかけ離れた「ハンバーガーみたいな」サウンドにしてしまってるものが多いらしい(もちろん、そうでないものもあるが)。ということで80年代のこれを。


The Very Best of Sting & the Police [1997]

この中の"Message In A Bottle(1979)"と"Englishman In New York(1988)"を聞いたんだがこれは素晴らしかった。Stingやっぱうまいわ

これもタイムドメインの人から聞いたのだが、テスト用に岩崎宏美持って来た人がいて、かけてみてやはり感動していたらしい。当時の歌手はうまかった。デビュー当時なんじゃこりゃーと思った松田聖子ですら今の歌手よりうまかったと思う。数年前に大量に出てきたうまい系女性歌手(宇多田ヒカルをはじめとする)があっと言う間に消費されてしまった感じがするのは曲をいじられすぎですぐに飽きられ、また自分自身もそういう音作り環境に慣らされて変になっちゃったんじゃないか、なんて想像してしまった。

Yoshii9のアップ

これがYoshii9のスピーカーユニット部のアップ。8cmぐらいのフルレンジ一発。上向きなんで無指向性が強いはずなんだが、不思議に定位感がある。謎だ。

とにかく総合的に言って「ジャズ系の作りこんでない音を自然な感じで聞くには最強」だと思った。あと無指向性(というと正確じゃないな。スピーカー位置を意識させない(できない)ような音なんでどの場所にいてもそれなりにちゃんと聞こえてしまうのだ、こいつは)を生かして、BGMとして小音量で鳴らすのには特によさそうだ。

miniやliteも聞いてみたんだけどこちらもいい感じ。Yoshii9はセットで330,000円ぐらいするんでおいそれとは買えないが、買うのならこちらかな。


…って試しに作ってみるつもりなんだろうが!>俺。

ということでポイントもそれとなく聞いてみた(向こうもこいつそういう魂胆か、となんとなく気付いてそれでも話してくれたみたいな感じでした)。

・スピーカーユニットをエンクロージャーに固定しないこと
 ・これはminiやliteは足に固定、yoshii9はスピーカーユニットの裏に棒状の錘がついていて、エンクロージャーとの間は非常に柔らかい素材でアイソレートされている。音が鳴るとスピーカーがずりずりと動いてた。
・Yoshii9タイプの場合は足元に吸音材を入れる
・Yoshii9の筒の材質はアルミ。たぶんあんまりぼわぼわ響くものはよくないのかも。
・ケーブルについては非常に細いものを端子をはさまず直につけている。このほうが振動の影響を受けないとか。
・アンプは小型のものだが、これは振動を嫌ってのことらしい。
(最後の2個あたりはちょっと理解できない世界である。)

ところが、帰り道で理解できない異変に気付いた

この日は肩こりがひどくて首がバキバキだったのだが、出た直後は肩がすげく軽い(びっくり)!!
果たしていろいろ喋ったのでリラックスして血の巡りがよくなったのか、それともやっぱり音の効果なのか…。うーむ…。



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2005年04月22日

BS-8をシミュレートしてみた

ありがたいことにフリーのスピーカー設計支援ツールというものがいろいろある。
海外の有名どころはLinearTeamだと思うが、今回はエンクロージャの絵まで出るということでこちらのspedを試してみた。
まず、スピーカーユニットの特性を六本木工学研究所のこのページを元に打ち込み。
Fs=100[Hz] SPL=86[dB] Mms=2[g] Qts=0.64 a=31.9[mm] Φ=77[mm] Vas=1.55[l]
板厚を入れると計算してくれるのはいいが、板の組み合わせ方が決まっちゃってるので多少寸法をmodifyして入れてみたのだが、結果は
シミュレート結果1
と、200Hzあたりがかなり持ち上がっている。しかもその後結構すとーんと落ちてしまう。8cmフルレンジ一発のバスレフだとこれで正しいのかな。

シミュレーションしてかえってわからなくなってしまった。

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2005年04月21日

タイムドメインスピーカー

自作1号は長岡BS-8にするつもりではあるが、いつもちょっと邪道なものに心惹かれるのはなぜ?
というわけで前から少し気になっていたのがこのタイムドメインスピーカー。

TIMEDOMAIN TIMEDOMAIN miniってこれは"mini"なんで、有名なのはこれ。高さ1メートルちょっとの円筒状のスピーカーである。
いろいろレビューを見てみると…なんかちょっと宗教がかってるなあと思うぐらい絶賛の嵐(ある意味オーディオ趣味の本質かもね)。ビル・ゲイツも絶賛!というのはいいことなのか悪いことなのか(笑)。
ここの開発苦労話も何だか身につまされるところもあるしなあ。

で、別に300,000円のシステム買おうって話じゃなくて、こことかここに「タイムドメインを自作しちゃう」話が出てるんだな。特に後者はすごい。タイムドメインの由井社長自らこうしたほうがいいよってアドバイスしてる。なんと太っ腹な人か!


で、影響されてる俺ってやっぱり邪道??

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Sijosae。

というわけで早速シミュレーションしてみた。実は「入力段を6DJ8で受けて、しかも電源電圧が12〜24V」と言う例を自作DACの有名どころでも見つけたんで試さずにはいられなかったのさ。

N-MOS FETに適当なものがなかったのだが、こいつはソースフォロワなんで増幅なしだから多分大丈夫。

Sijosaeのシミュレーション

入力が1V p-pに対して10V p-pぐらい出てるな、しかもそんなに変なひずみ波形じゃなく。

プレート特性はこんな感じなので、

6DJ8のプレート特性

グリッド電位が正の値の曲線は出ていないが、Vg=0VでB電源が25Vで10mAぐらいは流れるらしい。なるほどねえ。


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2005年04月20日

え?

sijosae
え?これで動くの?
どうみても初段のB電源が12V〜24V(レギュレータが入ってるからそれ以下)だし。

こちらに特性表他が出ている。6922=6DJ8か。

うーん、まあそういえばバイアス電圧ほぼ0だよねえ。それにしても…。

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ハンズにて。

というわけで閉店近くの渋谷ハンズに板を見に。BS-8が想定してる「棚板に使う145mm×900mmの板」がない。300mm×910mmなどなので板取りのしかたを変えて切り出し図面を引きなおさないといけない。ああ木工。

ところで、こういうキットを発見。1個1,732円。

ハンズのキット

バスレフでBS-8より一回り大きい(BS-8がH175mm×W128mm×D145mmに対してこちらはH224mm×W121mm×D177mm)ようだ。こっちを買っちゃったほうが早いような気もしてきたが、やっぱりそれじゃつまらないんだよな。

なお、渋谷ハンズ6Fにはこのスピーカーキット以外にもFOSTEXのスピーカーユニットがいろいろ置いてある。

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同じようなタイプのスタンドだな

こういうサイトを発見した。
何だか僕と同じようなことをやってる雰囲気。アンプこそTA2020だから真空管じゃない(でも僕も箱に入れてないだけのTA2020は持ってる)けどパソ机用(あ、元の古いコンポのリプレースは却下された。だって真空管じゃいちいちスイッチ切らないといけないしリモコン効かないしね)のオーディオだし、ツマミはちょっと凝ったもの(その後500円でいい感じのを買ったのでした)を、だしスピーカーユニットはTang Bandの8cmフルレンジだし。

やれやれだぜ。

で、Chuckさんからも「最初は木工したほうがいいよ」と言われ、長岡鉄男さんのBS-8(超小型バスレフ)を勧められた。そう、上のサイトの人もBS-8なのだ


長岡鉄男のオリジナル・スピーカー設計術―こんなスピーカー見たことない (3)の最初に出てる。

これはBS-8にしときなさいという天の声なのだろうか。


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2005年04月15日

5670もうひとつ

5670。
むむ、これもかわいいなあ。

300Bの木箱入りを買ってる人って時点ですごそうだけど…(サイトをうろうろしてるうちにわかった。お父さんもすごい人だったようだ)。

発想は僕と似てるな。ただしこちらの方は板金加工の骨組みにきっちり組み上げ+かっちょいい外箱だけど。


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狐狸工房

かわいいアンプ発見。出力0.1W!
ちなみにサイト名は「こだぬきこうぼう」と読むようだ。

使われているこのどんぐりみたいな真空管は双三極管の5670。
規格表のコピーを以下に。
5670規格表-15670規格表-25670規格表-35670規格表-4

プレート電圧300VでAB1級動作させると1Wはひねり出せる。A級動作時はプレート電圧150Vで8.7mA。

残念ながら上記サイトには回路図が出ていないのだが、2本しか使ってなくて0.1W出力ということから多分実質は1段増幅、出力トランス(OUT-41-357かな)に2本しか線が行ってないのでPPじゃないということから
・差動にして片方の真空管からだけ出力を得ている
・SRPP(例えばこんなの)
・電流を目一杯流せることを期待してパラにしている

どうやってるのかな。


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