2008年08月09日

見逃さないで! 熱中症のサイン


厚熱環境下の活動時に、次のような症状がお子つた時は、熱中症を疑いましよう。
サインを見逃さず、早い段階で対処することが大切です。

★ 数秒間の失神
★ めまい、立ちくらみ。
★ ズキズキする頭痛がある。
★ 吐き気がある。
★ 顔面蒼白になつている。
★ 脈が弱く、速い。
★ 唇の痺れがある。
★ 呼吸の回数が多くなつている。
★ 異常に多量に発汗している。
★ 手足や腹部に、痛みを伴うケイレンをおこしている。
★ 失神。
★ からだかぐつたりし、力が入らない。
★ 体温が上がつている(熱がある)。
★ 皮膚が蒼白になり、血圧が低下している。
★ 呼びかけに対する反応がおかしい。
★ まつすぐに歩けない。
★ おかしな言動をする。
★ ひきつけを起こしている。
★ 意識がはつきりしない。意識がない。
★ 体温が上がつてるのに、汗をかかない。
★ 呼吸困難。ほか

少しでも意識障害があるときは、ただちに救急車を呼びましょう。

「知つて防ごう熱中症 横浜国立大学教授 田中英登 著」(付録1)
より転載


熱中症つて? 熱中症の種類

病態の違いから以下の4つに大きく分類される。

熱失神(heat syncope)
熱疲労(heat exhaustion)
熱痙攣(heat cramps)
熱射病(heat stroke) → 日射病(sun stroke)とも言う[1]

熱失神
原因
直射日光の下での長時間行動や高温多湿の室内で起きる。発汗による脱水と末端血管の拡張によって、体全体の血液の循環量が減少した時に発生する。

症状
突然の意識の消失で発症する。体温は正常であることが多く、発汗が見られ、脈拍は徐脈を呈する。

治療
輸液と冷却療法を行う。

熱疲労

原因
多量の発汗に水分・塩分補給が追いつかず、脱水症状になったときに発生する。

症状
症状は様々で、直腸温は39℃程度まで上昇するが、皮膚は冷たく、発汗が見られる。

治療
輸液と冷却療法を行う。

熱痙攣
原因
大量の発汗後に水分だけを補給して、塩分やミネラルが不足した場合に発生する。

症状
突然の不随意性有痛性痙攣と硬直で生じる。体温は正常であることが多く、発汗が見られる。

治療
食塩水の経口投与を行う。

熱射病
原因
視床下部の温熱中枢まで障害されたときに、体温調節機能が失われることにより生じる。

症状
高度の意識障害が生じ、体温が40℃以上まで上昇し、発汗は見られず、皮膚は乾燥している。

治療
緊急入院で速やかに冷却療法を行う。

かかりやすい原因環境
前日より急に温度があがった日
温度が低くても多湿であれば起こりやすい
室内作業をしている人が、急に外に出て作業した場合
作業日程の初日〜数日間が発症しやすい
統計的にかかりやすい時間帯は、午前中では10時頃、午後では13時から14時頃に発症件数が多い

素因
5歳以下の幼児
65歳以上の高齢者
肥満者
脱水傾向にある人(下痢等)
発熱のある人
睡眠不足

予防法

運動前に内臓(胃など)の負担にならない程度に出来るだけ多くの水分を取る。
発汗によって失った水分と塩分の補給をこまめに行う。スポーツドリンクなど塩分と糖分を飲みやすく配合した飲み物も良い。
睡眠を十分に取る。
十分に休憩を取りながら作業する。
体感温度を下げる方法として、日射を防ぐ、通風を確保する、扇風機の風を作業場所へ向ける、スポット冷房する、作業服の内部へ送風する(そのような機能を持った作業服を着用する)、蓄冷剤を利用する、水の気化熱を利用して体温を下げるなどの工夫を行う。
一人で作業すると発見が遅れることになりかねないので、複数で作業すると良い。

かかった場合の応急措置経口補水塩またはスポーツ
ドリンクなどを飲ませる。ただし、冷たいものを大量に飲ませると胃痙攣がおきることがあるので注意が必要。また、スポーツドリンクではナトリウム濃度が低いため、病的脱水時にこれを与えると低ナトリウム血症から水中毒を誘発する可能性がある。特に乳幼児等には注意が必要で、経口補水塩の投与が望ましい。
霧吹きで全身に水を浴びせて、気化熱によって冷やす。霧吹きがないときは、口に水を含んで吹きかけても良い。そのときの水は冷たくなくて良い。一気に水をかけるとショックが大きいので、冷たい缶ジュースや氷枕などを腋の下、股などの動脈が集中する部分にあてて冷やすのが良い。
涼しい場所で休ませる。木陰やクーラーの効いたところで衣服を緩めるのが良い。近くにそのような場所がないときは、うちわなどで早急に体を冷やす。
速やかに病院などに連れて行く。躊躇せずに救急車を呼ぶ。移動させるのに人手が必要と思えば大声で助けを呼ぶ。 汗をかいていないとしても、体温が高くなくても熱中症の可能性はある。脱水していれば、汗はかくことができない。
体温調整が出来なくなっているためか、高温多湿の体育館内での運動中などに寒気を訴える場合があり、そういったときは熱中症の兆候を疑ってみた方がよい。
自覚症状で熱中症だと感じることはまずない。自分で大丈夫だと思っても「おかしい」と思った時にはもう遅い可能性があるので、上記を参考に十分注意する必要がある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より転載

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