草プロレス団体nkw恒例の武蔵野公園での野外興行。いつもなら近所の子供達や通りがかりの親子連れ、学プロ関係者にマニアなファンと言う客層なのですが、今回はDDTの高木三四郎、バトラーツの澤宗紀と言う「プロレスラー」が参戦と言う事で、それ目当てのお客さんにより客入りもいつもの倍以上。恐らく100人以上はいたと思います。

DSCF0347DSCF0345






リングはいつもの通りのこのリング。通常のリングの約半分のサイズ。これには三四郎や澤も驚きの表情を見せる。また会場隅…と言うかリングから離れた位置にはDDTの青空売店も有。

DSCF0342






試合開始前には三四郎が付近の自転車を物色したり、澤が竹馬を使ってみたり、林の中を走ったりと、試合に向けてのリサーチを余念なく?行っていました。


※なおnkwも一身上の都合によりブログでの掲載を取りやめていたのですが、せっかくですので今回から解禁しました。

@オーナーもりはるおみの挨拶。

DSCF0358






ほぼ定刻どおりで興行開始。まずは軽快な『ン・パカ マーチ』で登場したオーナー兼nkwシングル王者、若干19歳もりはるおみがご挨拶。
「みなさんこんにちは!本日は沢山のご来場ありがとうございます!いつもの三分の…いつもは三分の一しか来ないんですけど、なんでこんなに多いのか…わかりませんねぇ。…まぁそんなこんなで快晴に恵まれて、皆さん暖かく見守ってください」
出だしから相変わらず微妙な感じのもり。とりあえず初めてのお客にnkw恒例の合言葉「THAT'S GOOD nkw」を教えて退場。


第一試合:RYO・試練の三番勝負第一戦
○RYO[11:36 ラダーからのダイビングボディプレスon有刺鉄線ボード]クレイジー雑魚


DSCF0383DSCF0392






RYOは現役の中学生。『風になれ』に乗ってお客と握手と交わしてリングイン。対するはnkwのハードコアファイタークレイジー雑魚。カッターを持ってお客を脅しつつリングイン。レフェリーの「校長」がそのカッターを恐る恐る奪い取ってから試合開始。
RYOの蹴りの牽制からロックアップ。バックの取り合いから雑魚の首投げをRYOが切り返してブレイク。続いて手四つからの力比べは共にブリッジで堪えあう。RYOが乗っかり雑魚のブリッジを潰すともっさりとした丸め込み合いへ。これは共に切り返し合いブレイク。

DSCF0410DSCF0446DSCF0451






雑魚の左腕を取ったRYOはやさしめなエルボースタンプ、エルボースマッシュで痛めつけると脇固め。雑魚はこれを切り返すとフロントネックロックからサーフボードストレッチ。更に丸め込むがこれはカウント2。足の掬い合いからRYOがトラースキック、ランニングネックブリーカーを決めると、実況はしれっと「ジャイアント馬場直伝!」
続いて打撃戦となるが、これはやはり雑魚が優勢に。雑魚はグーパンチからBスラムで投げ飛ばすとエルボードロップから逆エビ固めへ。これはRYOがロープエスケープ。
そのままRYOを場外へ連れ出した雑魚は客席を徘徊してからRYOを担いでコーナーにプレス。

DSCF0462DSCF0464DSCF0474






更にレフェリーを唐突に急襲した雑魚はバックテージから有刺鉄線ボードを持ち出す。これには傍らで見ていた三四郎や澤も驚き。
雑魚はそんな事はお構い無しにRYOをボードに叩き付けようとするが、これは逆にRYOがドロップキックを決めて雑魚をボードに叩き付けていく。これには拍手喝さいの変態大社長&GENTARO&松井レフェリー。
するとここで誰も指示を出していないのにセコンドがなぜかラダーを投入。RYOは待ってましたとばかりにボードを雑魚の上に乗せるとラダーに登ってなんとダイビングボディプレス!これが決まると雑魚も返せず3カウント。デビューニ戦目にして初ハードコアで初勝利を上げた。

試合後、RYOがマイクが持つ。
RYO「雑魚は自分より分厚くて凄い壁でした」
するとここで雑魚が棒を持ってRYOを急襲。しかしRYOは冷静に返り討ち。
RYO「おいクレイジー雑魚!お前の好きな様にはさせないからな!」


※この日初めて見たRYOでしたが、最近増えてきた小中学生レスラーほどのインパクトは正直なかったですね…。出来ればもっと「強く」攻めて欲しかったかなと。あとデビュー二戦目でラダーや有刺鉄線ボードを使うのはちょっと如何なものかと言うのが素直な意見。

あと実況が「馬場直伝」など「鉄柱」だのいつも以上にいい加減だったのが印象的。ちなみに実況はこの日欠場していたカジャー・アンナカ。


第二試合:またまたnkwにやってきたのだあー 真・下町プロレス提供試合3wayマッチ
○蟹K☆ING[9:27 外道クラッチ]トーキョートム● vsバカボンのパパ


DSCF0493DSCF0495DSCF0524






DSCF0539DSCF0549DSCF0558






DSCF0563DSCF0573DSCF0580








第三試合:チャンスをつかめ!オオカミ達よ シングルガントレットマッチ(勝ち抜き戦)

ガントレットマッチとはいわゆるシングルによる勝ち抜き戦。参戦選手6人の中で最後まで残った選手が勝利となる。そしてその勝者にはnkwで何でも願いが叶うと言う「ゲットザチャンス」権が授与される。ちなみに個々の試合タイムはおおよその時間。

第一戦:酒井(仮名)(nkw)[5:00 バックドロップ]モー!マイティ(SWS)○

DSCF0595DSCF0618DSCF0636






酒井はnkw所属で甚平姿の細身な選手。マイティーはSWS所属の巨漢のサモアンキャラ。
手四つからリストの取り合い、マイティが足を刈って足を極めれば、酒井も足を極め返す。「デブの弱点と言ったら足だろ!」とレッグロックを仕掛けるが、マイティはこれをキーロックで切り返す。しかしこれを逃れた酒井は低空ドロップキックで
その動きを止めると、足砕き、変型クランチループ、クロス式STFと徹底した脚殺しを展開。マイティはどうにかロープエスケープ。
チョップの打ち合いとなるがこれを制したマイティが抱え込み式バックドロップを決めると疑惑のカウントながらも3カウント。
酒井は腹いせにたまたま側で見ていた、セミで対戦するサイコ・ホリデーを急襲しそのまま退場。

※前の試合と一転し酒井がスピードとグラウンドを駆使して巨漢マイティを追い込むが、強引な一撃で無理やり酒井を沈め試合終了。最後のカウントがアレだったがメリハリがあって良かった試合。

第二戦:○モー!マイティ(SWS)[6:50 無双]オー粗チン・エイリース(R○H)

DSCF0656DSCF0661DSCF0663






オー粗チン・エイリースはその名の通りオースチン・エイリースのコピーキャラ。
リストの取り合いからファイヤーマンズキャリーで投げ飛ばしたエイリースはすかさず腕へのギロチンから反転させてグラウンドヘッドロック。首投げから袈裟固め、ヘッドシザースで切り返されても倒立エスケープから顔面ドロップキックと本家のムーブをまんま繰り出す。

DSCF0667DSCF0669DSCF0671






しかし追撃を洒落にならない顔面へのドロップキックで迎撃したマイティはバットボーイ、顔面へのトラースキック、スライディング式バットボーイとたたみ掛けるがカウントは2。

DSCF0676DSCF0693DSCF0696






マイティの串刺し攻撃をかわしたエイリースはドロップキックを叩き込むと袈裟固め、ハイジャンプ式エルボードロップ、ジャンピングエルボー、ジャイアントバックブリーカーから過度にアピールしたパワードライブエルボー。カウントは2。
追撃を狙うエイリースに対し、マイティーは「疲れてねーよ!」とカウンターの旋回式スクラップバスターを決めると串刺しボディアタックから抱え込み式バックドロップを決めるがカウントは2。

DSCF0699DSCF0707DSCF0715






ならばとトドメの無双を狙うが、これはエイリースが切り返しクロスフィックスドライバー(逆討ち)。続けてスライディングDを決めると一気にホーンズ・オブ・エリーズ(変型の鎌固め)。逃げようとするマイティにニーリフトを叩き込むともう一度ホーンズ・オブ・エリーズの体勢に入るがこれはロープエスケープ。
顔面への膝蹴りから垂直落下式ブレーンバスターを狙うエイリースだったが、これをブレーンバスターで投げ返したマイティは一気に無双を決めて3カウント。

※オー粗チンの完コピっぷりと、マイティのガチっぷりに心底驚かされた試合。

第三戦:モー!マイティ(SWS)[2:20 変型トルネードクラッチ]プリンセス手淫行(フリー)○

DSCF0726DSCF0727DSCF0729






プリンセス手淫行(てぃんこー)は元SWSでnkwの常連、妄想la手淫行の事。大学を卒業した為に名前を変えて今大会からフリーとして参戦。
マイティは前の試合が終わるや否や、続いて出てきた手淫行を急襲。妄想の頃と同じままのマスクを剥ぎ取るが、その下には更に黒いマスクが。
マイティは「疲れたからこれで終わらすぞ!」と無双を狙うが、これをSTOのような形で押し潰した手淫行はそのまま丸め込み。カウントは2。しかしマイティはカウンターのエルボーで手淫行を止めるとバックドロップからラリアット。そのままフォールに行くがこれも手淫行が切り返し回避。これはキックアウトされるが、更にラリアットのカウンターを狙ってトルネードクラッチのような形で丸め込むとマイティ返せず3カウント。

第四戦:プリンセス手淫行(フリー)[約5:50 STB]ぶっかけ八兵衛(NUWA)○
DSCF0749DSCF0759DSCF0772






ぶっかけ八兵衛はNUWAの一年生で蹴りが得意な長身の選手。
手淫行のBスラムからリストの取り合い、タックル合戦となるが、これは八兵衛がミドルキックからタックルを叩き込み制する事に。続けてサッカーボールキックからBスラムを狙うが、これを堪えた手淫行は逆水平連打から変型のバックブリーカー。八兵衛のミドルキック連打を真正面から受け止めた手淫行はヘッドバットから串刺しBエルボーを決めるが、八兵衛も串刺しニーアタックからフェイスクラッシャーで応戦。すかさずクロスフェイスに捕えるが、これは手淫行が立ち上がり力任せに持ち上げてバックフリップ。

DSCF0776DSCF0786DSCF0800






続けてボディパンチ、顔面蹴り、変型フェースバスター、腕へのピンポイントローキックからブレーンバスターを狙う手淫行だったが、これを背後に着地した八兵衛は手淫行のラリアットをかわして火の玉ボム。
ここを勝機と見た八兵衛は豪快なランニングネックブリーカー、ステップキック、低空ニーアタックとたたみ掛けるとトドメのSTB(スペルマトルネードぶっかけ)を狙うが、これは手淫行が前の試合と同じ変型トルネードクラッチで丸め込み。しかしカウントは2。手淫行は起死回生のパワーボムを狙うが、これを逃れた八兵衛はトラースキックからスリングブレイドを二連発決めると、最後はSTBを決めて3カウント。地味に先輩越えを果たした。

※巨漢ながらも巧さを誇る手淫行と巨体ならではの豪快な大技で攻める八兵衛がいい感じでスイングした試合。これまたいい試合だったと思います。

第五戦:ぶっかけ八兵衛(NUWA)[9:20(トータルは32:34)変型無道]ドクロ狂死郎(nkw)○

DSCF0831DSCF0836DSCF0838






DSCF0840DSCF0845DSCF0848






ドクロ狂死郎は今まで「天道総悟」と名乗っていたもりと同期のnkw生え抜きの選手。大学受験の為に今まで欠場していたが今大会から改名して復帰。
狂死郎は握手を求める振りをして八兵衛を急襲。しかしミドルキックで形勢逆転した八兵衛はサッカーボールキックからニーリフト、そしてもう一度サッカーボールキック。狂死郎はたまらず場外に逃亡すると八兵衛は追っかけてリングに戻すが、狂死郎は八兵衛をスカすようにスルスルと再び場外へ逃亡してしまう。
場外戦で流れを掴んだ狂死郎は腕へのエルボースタンプ、腕投げ、マットへの腕叩き付け、腕へニードロップ、腕を立てての垂直ストンピング、腕を踏んづけてマットに叩き付け、腕4の字とあの手この手で左腕を痛めつける。
更にカウンターのニーアタック、チョーク攻撃、腕へのローキック、マウントエルボー、執拗なフォールと見せかけてマットに腕を叩き付け、チキンウィングフェイスロックとたたみ掛けるが、八兵衛はこれを振り払うとやや当たりが微妙なスピンキックで狂死郎と距離を取ることに成功。

DSCF0873DSCF0880DSCF0898






形勢逆転した八兵衛はキチンシンク、エルボードロップ、バックドロップと攻め込むが、追撃は狂死郎がレフェリーを盾にして逃れると、虚を突く急所攻撃。そして「でかい一物!」と一言。

DSCF0905DSCF0914DSCF0918






八兵衛との蹴り合いをサミングで制した狂死郎はバズソーキックから押さえ込むがカウントは2。八兵衛もカウンターの変型フルネルソンボムで応戦するがこちらもカウントは2。ならばとパーフェクトドライバーを狙う八兵衛だったが、これを堪えた狂死郎はガットショットから三四郎を明らかに意識したSCスタナー!ここを勝機と見た狂死郎は牛殺し、チンクラッシャーからのDDT、延髄蹴りとたたみ掛けると変形の無道。これが決まると八兵衛も逃げられずギブアップ。17歳の狂死郎がゲットザチャンスの権利を手にした。

※狂死郎が得意の腕攻めで八兵衛を圧倒した試合。確かに相変わらず18歳にしては巧い選手なのだが、前に比べるとやや「ながら」感を感じたように思います。まぁまだ復帰第一線なので仕方がないのかもしれませんが。
あとは前の試合もそうでしたが、慣れないリングに最後まで悪戦苦闘した八兵衛が強引にロープワークをする為にリングが本当に壊れそうになっていたのが印象的。

それぞれいい試合だったけど…30分はやっぱり長すぎ。しかもまだ第三試合。ちょっとダレてしまうかなぁと。
あともりの解説は相変わらず見たまんまと言うか、擬音だらけと言うか…ちょっと酷すぎでした。


第四試合:超スペシャルタッグマッチ CMLL認定KO-Dタッグ選手権試合
高木三四郎(DDT)&○澤宗紀(バトラーツ)[22:22 お卍固め]軍団ひとり(フリー)●&キム・ヨッチャン(フリー)


DSCF0935DSCF0938DSCF0941






軍団ひとりは元NUWAの元学プロレスラー。現在は大学を卒業し、法政大学院に入った為に学プロは引退しフリー。近年の学プロ界では随一のプロレス頭を持つ男。パートナーは軍団ひとりの実兄で、あの伝説?の「ますだまつり」にも参戦していた事があるキム・ヨッチャン。実は東京歯科大で闘強士火プロレスと言う学プロ団体を旗揚げしたと言う現役の歯科医師。そして妻子持ち。
まずはおなじみの中川翔子バージョンの『ロマンチックあげるよ』に乗ってひとりとヨッチャンが登場。ひとりは勿論のこと、ヨッチャンも曲にあわせて踊りまくり。兄弟とあって息もピッタリ。ヨッチャンはしきりに「気持ちいいー!」と連呼。

DSCF0946DSCF0956DSCF0961






続いて澤が登場すると、入場曲の『リボルバー・ジャンキーズ』に合わせてエアギターをかき鳴らすひとり、妙に澤を牽制するヨッチャン。澤はリングインするとひとりと共にエアギターのセッション!
最後に三四郎が登場。いつも通りコーナーに登って「FIRE!」とやろうとするが、鉄柱やロープがあまりも脆い為に普通に立ったまま「FIRE!」当然ひとりも一ファンに戻って一緒に「FIRE!」w
入場曲が終わると三四郎は澤に一言。
三四郎「澤君ごめんね!」
澤「いえいえとんでもないです、元々こっち側ですから」
三四郎「そうだよね、まだリングない方がマシだったかもね」

四人がリング上に揃うと選手権試合宣言。代読はなんとご近所と言う事でたまたま親子で観に来ていたDDTエクストリーム級王者GENTARO!マイク持ちは売店部長であり、GENさんの子供に自転車で轢かれていた大家。そして裁くレフェリーは勿論DDTの松井幸則。

DSCF0972DSCF0982DSCF0985






いよいよ試合開始…と思われたが、ここで軍団ひとりがマイクを持つ。
ひとり「ちょっと待ってくれ、試合に先駆けて言いたい事がある。三四郎、確かに2月11日お前等二人がタッグ獲ったの見たよ。そしてその試合直後にTwitter上で「挑戦してもいいですか」って言ったけどさ、本当に来るとおもわねぇじゃん!大人げねぇよ!土曜の真昼間もうちょっと家族サービスしろよ!」
三四郎「家族はなぁ、今実家に帰ってるんだよ!」
続いてヨッチャンがマイクを持つが、入場で疲れ切ったのか既に肩で息をするw
ヨッチャン「俺はな、学プロ引退して、もう学プロ界の野良犬だよ、学プロ界の高野拳磁だよ!高木、今日はお前の再デビュー戦だ!
いいかいちびっ子!お兄ちゃんたちがチャンピオンになるから、みんな集まって来いよ!俺ら勝っちゃうから集まってー!
でもさぁ不公平だよね?こんな大人気ないと思わない?僕引いちゃったよ!普通のルールでやってられないでしょ!どうでしょう。いいのあるだろ弟ぉ、オイ言っちゃって!」

ひとり「私いい事考えちゃいました!いいですか皆さん、座っているくじら山。これは過去の戦士達の墓場です!」
ひとりが明かす衝撃の真実に驚愕する三四郎&澤&お客&関係者。松井さんはただただ冥福を祈り拝むばかり。
ひとり「nkwで死んだつわもの達のこの墓場にちなんで、エニウェアフォール、エニウェアギブアップ、これはわかりました。しかし僕らはあくまで学生プロレス。僕に至ってはこの間日本大学を卒業したのでただの素人です!
いいですか?あのくじら山の上にタッグベルトを引っ掛けて、最初に獲ったチームがチャンピオンと言う事でどうですか!」

三四郎「いいよいいよ何でもいいよ!」
ヨッチャン「じゃじっくりとギタンギタンにしてから、あそこのベルト獲りますので皆さん宜しくお願い致しますぅ!」
こうしてこの試合はエニウェアフォール、エニウェアギブアップマッチ、そしてくじら山山頂に置かれたタッグベルトを獲っても勝負が決すると言う特別ルールで行われる事に。

DSCF0986DSCF0987DSCF0990






いよいよ運命のゴングが鳴る…と、それまでの発言とは裏腹に三四郎&澤を置いて一目散にベルト目掛けて走り出すひとり&ヨッチャン!
しかし追って来た三四郎に「ふざけんなこのヤロウ!」とあっさり捕まり山道から転げ落とされるひとり。

DSCF0993DSCF1008DSCF1019






「危ないとこだった!」と三四郎にリング上に戻されたひとりはプロから強烈な逆水平、Bスラムの洗礼を受け悶絶。澤に代わるとこちらは非常にソフトなサッカーボールキックw
澤はここでヨッチャンを指名すると、実況曰く「能登半島のマレンコ兄弟」の兄ヨッチャンが妙なアピールをしつつリングイン。手四つと見せかけチョップを見舞ったヨッチャンはタックルを放つが、普通に立ってる澤にあっさりと吹っ飛ばされる。澤はフラッシュニングエルボーを放つとヨッチャンはもの凄く恐怖に怯えた表情でそれを受ける。カウントは2。
三四郎に代わると、ヨッチャンは泣き顔でパンチを連発するが、三四郎は強烈且つ大人気なさ過ぎるドロップキックでヨッチャンを思いっきり吹っ飛ばす。ヨッチャンが場外へ転げ落ちるといよいよ戦場はリングの外へ。

DSCF1026DSCF1028DSCF1032






澤は山のふもとにヨッチャンを置くと山を登って斜面を使った前転からのダイビングボディプレス!カウントは2。続いて打撃戦となるがこれも澤がビンタで制すると、下り方向へブレーンバスター。ヨッチャンは転がり落ちて死んだようにグッタリするが、カウントは2でキックアウト。

DSCF1039DSCF1040






一方三四郎は置いてあった自転車を強奪しようとするひとりを捕まえると「悪い事すんじゃねーよ!」となんと自転車を投げつける!ひとりは客から奪った虫取り網で応戦するもこれもあっさり返り討ちに。

DSCF1044DSCF1046DSCF1049






一方澤とヨッチャンはなんと水溜りで攻防をはじめ泥だらけに!ヨッチャンがグラウンドヘッドロックin水溜りを決めてると、ここで三四郎とひとりも合流。三四郎は水溜りにひとりを投げ込もうとするが、ひとりはこれを華麗に飛び越えてセーフ。ならばと三四郎は水溜りを飛び越えひとりを追いかけようとするが、これは見事に転んで水溜りの中に自爆ダイブ!

DSCF1056DSCF1062DSCF1066






泥だらけの澤を捕えたひとりは切り株の上で攻撃を仕掛けようとするが、これは澤が切り返し脇固め。一方の三四郎は「モトクロス!」と叫ぶとヨッチャンを引きつれモトクロスコースへ。普通にピクニック気分で来ていた人の横を歩きながらお客と共に「サーイクリング、サイクリング、ヤッホーヤッホー♪」
モトクロスコースに到着した三四郎はまずすがるヨッチャンを叩き落すとコースの中央の窪んだ部分でサソリ固め!松井レフェリーは「行きたくなーい」とグチるとコースに降りず「ギブアップゥ?」とレフェリング。

DSCF1070DSCF1073






一方澤はひとりを大木に叩き付けると自転車で思いっきり轢いてしまう!そのまま押さえ込むが、レフェリーは遠く離れたモトクロスコースの方にいる為にカウントは無効。
松井さんは「無理ぃ!」と言いつつもそちら方面に向かうが…どうも様子がおかしい。松井レフェリーに話を伺うと「いやちょっとね…足をブチっといきました…」
捻ったか何かで足を本当に痛めたらしい…。この後松井レフェリーはずーっと足を引きずりながら行動する事に。

DSCF1077DSCF1078DSCF1081






そんな事とはつゆ知らず、澤は強引にひとりを自転車の後に乗せると「高木さん今行くよー!」と自転車に乗って松井レフェリーと入れ替わるようにモトクロスコースへ!この無慈悲な行動に戻って来た松井レフェリーは一言「…また移動…?」
そんなこんなで途中でヨッチャンを自転車で轢きつつ澤がいよいよ三四郎と合流。

DSCF1087DSCF1093DSCF1094






二人でひとり&ヨッチャンをコース上に寝かせると高台から「黄金シャワー!」を狙うが、これは石を投げつけられ失敗。今回も陽の目を見ず。
澤を傾斜から突き落とすとひとりがダイビングボディプレス、そしてヨッチャンが谷間で足4の字敢行!これは三四郎とひとりがひっくり返しあう中、自然とブレイク。

DSCF1103DSCF1106






地味に痛がる澤だが、窪みに自身の体を置くと猪木アリ状態で「来いよオラ!」するとひとり&ヨッチャンは撹乱するように「フォーゥ!」とNEOマシンガンズよろしく何度も澤の上を飛び回る。気がついたら三四郎も一緒に「フォーゥ!」
いい加減飽きたのか、ひとりが「何がやりたいんだ!」と砂袋を澤に投げつけこの無駄なやり取りは終了。澤は何気に大ダメージ。

DSCF1113DSCF1116DSCF1119






「お遊びは終わりだ!」と三四郎がひとりを連れ出しリングに戻ろうとするが、一方の澤はヨッチャンをモトクロスコースの途中に置くとコースを全力疾走してヨッチャンにアタック。そのまま勢い余って傾斜を転げ落ちるw
これを見たひとりは「次オレ!」と同じくコースを走って澤にアタック。これまた滑って転倒。勿論三四郎も黙っている訳なく、「次オレ!」とコースを走ろうとするが、こちらは早々に転んでしまいダウン。どこまでも大人気ない三四郎w
一方の松井レフェリーは呆れた表情で「戻ろうよ…」

DSCF1125DSCF1126DSCF1130






「もう何回も言うけど…遊びは終わりだ」と三四郎はヨッチャンを連れてリングへ。一方の澤はひとりを捕まえると…そのままリングとは逆方向の小川の方へ向かいだす。「あそこには川があるんだ!」「川があるぞ!」と声をそろえてわざとらしくアピールする妙に気の合う二人。
川の前に移動するとバックの取り合いとなるが、これはひとりがサムソンクラッチで丸め込み。しかしレフェリーが不在の為カウントは無効。
唐突に「カワギラスはどこだ!」と探し始めるひとりに対し澤はなんとスペースローリングエルボー!そのまま二人で小川に落下!

DSCF1136DSCF1142DSCF1145






「これが欲しいんだろ!」と泥だらけの澤に水を浴びせかけたひとりは「川原での顔面ウォッシュ!」、澤は負けじと水の中で巻き込み式腕ひしぎ逆十字!しかしやはりレフェリー不在と言う事で二人は帰ろうとするが、ひとりは「最後に一つだけやらせてくれ!」とアピールすると「河津落し!」
決めたひとりは付き合ってくれたお客さんに「ありがとうございました」と深々とお礼。ようやくリング方面に向かいだす。

DSCF1149DSCF1151






澤を置いてリングに向かうひとり。するとここで三四郎がダッシュで突っ込んでくるとひとりに向けて「アチョー!」とカンフーキック。後から合流した澤がヨッチャンを探すと三四郎は一言「あっちで死んでるよ」…一体何があったんだ?
またまことしやかに試合が終わったと言う声が飛ぶが、松井レフェリーは「終わってないです、はい、多分

DSCF1160DSCF1164DSCF1168






ようやくリング周辺に集まった四人。三四郎と澤がひとりをダブルのブレーンバスターで投げるが、フォールはどうにかキックアウト。
カットに来たヨッチャンに再び無慈悲なドロップキックを叩き込んだ三四郎は、澤に羽交い絞めにさせるとラリアットを放つがこれはかわされ誤爆。
ここでひとりがパウダー攻撃からプロも唸るほどの華麗なドロップキックで三四郎に一矢報いると、コーラにメントスを入れて浴びせかける荒技に!…ひとり&ヨッチャンが抑えていなくても自らに浴びせ続けるどこまでの大人気ない三四郎&澤。

DSCF1172DSCF1175DSCF1181






そんな中、本来の目的を思い出したのかひとり&ヨッチャンは死に物狂いで山を登りベルト奪取を計る。しかしここで三四郎が追いつくとヨッチャンに山の上の方へ向けてのブレーンバスター。更に山頂でひとりを捕えるが、これはひとりがコルバタで応戦し三四郎は山から転落。

DSCF1188DSCF1194DSCF1199






ここで入れ替わるように澤が現れるとドラゴンスクリューから「下から行くぞ!」と一旦山の麓まで降りてから駆け上がってのSウィザード敢行。しかし「どっから来るんだ!あー…ヨイショっと」とひとりがあっさりかわすとこれまた山から転げ落ちる澤。
このチャンスにひとりがラダーを登ってベルトを奪おうとすると、松井レフェリーもいい加減疲れたか「もう獲っちゃえ!」とベルト流失も辞さない発言。しかし反対側から唐突に現れた三四郎が登るとラダー上での打撃戦へ。ここでヨッチャンが合流すると、ひとりにバケツをそっと手渡す。ひとりはそのバケツを三四郎に被せると中から大量の小麦粉が!三四郎はラダーから転落。…しかし小麦粉の被害は三四郎よりも付近のお客の方が甚大。もうこれがまた洒落にならないくらい甚大で大ブーイングが巻き起こるw

DSCF1207DSCF1209DSCF1211






DSCF1212DSCF1216






ひとりはもう一度小麦粉攻撃を狙うが、ここで澤が割って入るとひとりにSウィザード!ひとりは逆に粉まみれ。
三四郎がヨッチャンをSTFで抑える中、澤は伊良部パンチからお卍固めを決めるとひとりはたまらずギブアップ!見事三四郎&澤がベルトを防衛した!

DSCF1221DSCF1223DSCF1224






試合後、バラエティー番組なみに粉まみれで真っ白になった母娘を発見した面々。「おかあさん大丈夫ですか!本当にすいません!」と口々に謝り深々と土下座をする三四郎&澤…そのまま見事に山から転げ落ちるお約束。謝る気がないのか、逆に新たな罰を受けているのか。

DSCF1228DSCF1234DSCF1239






「澤君!ファイトー!」「いっぱーつ!」とこれまたお約束をしてから、山道を登りつつ三四郎が一言「プロレスってこんなんじゃないんですよ!」
三四郎は改めて謝罪をすると「くそーあいつら!何の罪もないお客さんを粉まみれにしやがって!しかもどう考えてもプロレスとか見に来なさそうな人なのに…彼方達が新チャンピオンです!」とタッグベルトを手渡す三四郎&澤。
「親子でせっかくの土曜日、公園でも行ってみようかしら、って行ってみたら、あらお母さんプロレスやってるわよって、プロレスなんて土曜日のお昼にいいわねぇ、観に行こうかしら…って行った矢先にこんな事に…」
ここでひとりとヨッチャンも合流しただただ土下座。そんなこんなで波乱に満ちた第四試合は犠牲者を生みつつ無事?終了。休憩へ。


※恐らく自分が生で見た路上プロレスの中では屈指の名勝負だったと思います。
学プロ界一のプロレス頭を持つひとりがあの手この手で引っ掻き回すものの、やはり路上での経験豊富な三四郎と色々な意味で順応性の高い澤はそれを乗り越え圧倒しつつもいい感じのバランスで試合は展開。あくまで主観ですが、これが路上王コンビの飯伏&ケニーだとこれほどまでの試合にならなかったと思います。この試合の軸であるひとりのノリを理解できる、色んな意味で大人になりきれていない…否、ある意味ひとりと同系列の三四郎と澤だからこそしっかり付き合いきれて、盛り上がった試合だったと思います。なんと言うか三四郎&澤の「毒食らわば皿まで」精神が遺憾なく発揮された試合だったかと。

あと三四郎や澤も凄かったけど、個人的にはそんなプロに挑戦状を叩き付け、同じ土俵に立ったひとりとヨッチャンの根性の方が凄かったと思っています。恐らく普通のアマチュア選手なら憧れの選手だったとしても対角線上に立つのは嫌がる…筈。そう言った気持ちを物ともせずこの日戦い抜いた二人には素直に敬意を表したいと思います。


@休憩〜サイン会という名の変態大社長の集会〜

DSCF1251DSCF1252DSCF1256






この後の狂ったようなスケジュール(三四郎はnkw→オールナイト→大阪FU★CK、澤はnkw→名古屋の土プロDX→大阪FU★CK)を話し合う両者。そのうち話は粉まみれになった犠牲者について。
三四郎「いや凄い犠牲者出しちゃったな…」
澤「ちょっとやそっとの被り方じゃなかったですよね」
三四郎「ドリフかと思ったよ!多分民間人で、路上プロレス史上初の犠牲者だと思うよ」
澤「ちょっとまずいですね…知ってる人ならともかく」
三四郎「どう考えてもさ、この辺りの人だよね、ご近所だよね!」
澤「大事に至ってなくてよかったですね」
三四郎「大事に至ってるよ!何でプロレスファンが身を挺して守らなかったんだ!お前たちは何の為にいるんだこのヤロウ!w」
澤「いや、軍団ひとりも確信犯ですよ!」
三四郎「酷いよ…でもあのおかげで試合もピリッと締まったよね」
澤「違う意味で…」
三四郎「大家、あそこの親子にDVD1本ずつ上げて来いよ」
澤「着替えでTシャツでいいですよ」

DSCF1261DSCF1266DSCF1276






ここで三四郎は大人気ないTシャツとパンフをチョイス。大家は腐って痛む足を押して母娘のところに駆けて行き…そして土下座。
三四郎「工場プロレスも大概狂ってたけど、これも違う意味で狂ってたよ!下手に学プロとかと関わっちゃダメだな。痛い目にあうよw」
一方なぜか大家を追いかけて行った鈴木健記者が戻り際に一言。
「インディーのお仕事に出れるって喜んでましたよ」
三四郎「何だよ!プヲタじゃねーかよ!」
澤「ぜんぜんご近所じゃないじゃないですか!」
三四郎「何だよふざけんじゃねーよ!」

鈴木「一番大人気なかったですよね」
澤「良いオチがついちゃいましたね!」
そんなこんなで集会は終了。


セミファイナル:DISらせねえぜこの現状ハードコアマッチ  モーストデンジャラス王座決定戦
○サイコ・ホリディ、酒井(仮名)、菊・門タロー、モンスター・アヌス、さよなら絶頂先生、マッチョ・マイケルズ

DSCF1296DSCF1298DSCF1309






当初は「ヒッピーの神様」サイコ・ホリディvs酒井(仮名)によるエニウェアフォールハードコア形式のシングルマッチの予定だったが、試合が始まると突如Mr.Moneyが登場。試合を遮るようにマイクアピール。
Money「お前等今日は俺を見に起きたんだろ…呆気に取られるなよ始めて来た客!nkwって言ったら俺だから!
まぁ時間押してるからさっさと説明するけど、お前等ハードコアマッチやんだろ?俺次の試合でnkwの王座のベルト獲るからこれ賭けてやれよ!」

DSCF1318DSCF1320DSCF1324






そう言い放つと保持していたMD(モーストデンジャラス)王座をその場で返上し、この試合に賭ける事を勝手に決定する。この後Moneyには珍しくgdgdなやり取りが続くと、突如菊・門タローが登場。
菊「打ち合わせどおり出てきたよ!俺もベルト欲しいからベルト戦させろ!」
Money「まぁいいよ、このベルトは俺が持ってたんだから、俺がルール決めるよ!あと挑戦したい奴いるか?出て来いよ、余りの選手いただろ」
そう呼びかけるとマッチョ・マイケルズ、さよなら絶頂先生、モンスター・アヌスが続々と登場。全部で7選手がこの試合にエントリーする事に。Moneyが提案した試合形式は以下の通り。

・選手が多いし、時間がないので10分間限定
・エニウェアフォールのハードコアマッチ
・王座は10分間の間何回でも移動してもいいが、最後にベルトを持っていた人が最終的な王者
・王者になった人はたすき代わりのゴムチューブ見たいなのを身につける
・Moneyが返上した為に空位となる訳だが、その次のチャンピオンは遠くに投げられたベルトを一番最初に拾った選手がなる


そんなこんなで試合スタート。
最初に拾ったのはモンスター・アヌス。ここから目まぐるしく王者が代わっていくのだが…正直くったんくったんやっていた為に誰が王者になったか明確にわからない。客も前の試合で疲れている為に、殆どが追いかけようとしない。
Money「おい客!さっきは付いていったのに、今度はいかねーのか!これがnkwの試合だぞ!」
…とりあえず確認できた事だけを時系列で以下にまとめる。

DSCF1334DSCF1348DSCF1354






・酒井は最初ベルトそっちのけでサイコにだけ襲い掛かる。
・マイケルはスノボー板で攻撃。山をボードですべる攻撃をしたいようだが、悉く邪魔される。
・菊・門タローが「カレー出来た!」と鍋をひっくり返し鍋の中の泥を撒き散らす。
・マイケル念願のスノボー攻撃成功。

DSCF1361DSCF1371DSCF1388






・そんなマッチョに絶頂先生がファイヤー攻撃。少ない髪と背中が燃える。内輪(特に学プロの面々)に受けるマッチョ。
・菊・門タロー、ラダーからダイビングボディプレス。
・絶頂先生、有刺鉄線椅子に菊・門タローをアトミックドロップ。

DSCF1405DSCF1407DSCF1419






・アヌスと酒井が鉄パイプと竹刀でチャンバラ。
・うつ伏せのアビスの上に有刺鉄線ボードをおいたマッチョはボディプレスを放つとスノーボードを乗っけてフォールを狙うが、当然うつ伏せ状態の為に無効に。改めてマッチョスプラッシュ。3カウント。
・即、マッチョに板を乗っけて滅多打ちの菊・門タロー。
・なぜかここで急遽5分延長。会場ポカーン。
・アヌス、銃殺でタイトル奪取。
・アヌスとマッチョがサイコに魔女の宅急便攻撃。

DSCF1423DSCF1429DSCF1434






DSCF1440DSCF1453DSCF1456






・アヌス、サイコにスピアー。そのまま泥の中へ。
・アヌス、マッチョの上に菊・門タローをパワーボム。
・滅茶苦茶な惨状を笑顔で写メる帰り際の三四郎&松井レフェリー。
・汚れた服で他の選手を滅多打ちにするサイコ・ホリデー。
・酒井を丸め込みサイコがベルト奪取。
・菊・門タローがラダーを設置している間に15分経過。試合終了。勝者はサイコ・ホリデーに。

DSCF1465DSCF1467DSCF1476






試合後、サイコと酒井とやり取り。
酒井「お前の事は認めないと言ったがなかなかやるじゃないか!今回は邪魔が入ったけど、来月ここで興行するらしいからその時はそのベルトを賭けてシングルでやってやる。試合形式はたった一つシンプルなアイテムを使ったデスマッチ…画鋲デスマッチだ!」
サイコ「そんな事してもこのベルトが欲しいのか?みんな次の興行、画鋲デスマッチやった方がいいよな!(一部のファンだけ賛成)微妙だったな…やってやるよ!」
酒井「沢山画鋲持ってきてリング一面に撒いて、お前の体を真っ赤に染めてやるからな!じゃあな!」
サイコ「という訳で、来月ここで画鋲でスマッチが決まった!みんな来てくれよ!じゃあな!」


※前の試合とほぼ同じ形式をどうして続けて持ってきたのか理解に苦しむ試合。
前の試合で走り回ったのに、次の試合でまた走る客はそうそういないでしょう。
仮にアマチュアらしい試合で前の試合を食ってやろうと言う挑戦的な意図が籠められていたとしても、そのように感じた部分は皆無で、その意図が思いっきり裏目に出たような気がします。あと10分が15分に延長になったのも意味不明。
特筆すべき点があるとしたらマッチョ・マイケルズに所々神が降りただけか。

まだ書きたい事はあるが…もうこの辺で。


メインイベント:3times nkw王座戦
○もりはるおみ[29:45 ファルコンジローニンニクマシマシ]Mr.Money


DSCF1481DSCF1485DSCF1500






三四郎と澤はMoneyの入場シーンで帰宅。客がそっちの方を見ると実況が「見るのはこっちですよ!」と促がす。Moneyは客席を回りつつ握手…とみせかけて全て払いのけるいやらしさを見せる。ここでSAMURAIや週プロのカメラマンがいなくなっていたのに気付くと「俺を撮りに来たんじゃないんか!何しに来たんだ!」とご立腹。客から「帰れ!」と言う野次が飛ぶとMoneyは一言「俺が帰りたいわ!」レフェリーは酒井(仮名)改め「業者の男」

DSCF1507DSCF1515DSCF1519






試合開始のゴングが鳴ると睨みあう両者。ここでもりが唐突に「今まで俺に二回負けてるんですよ、何故かわかりますか?卑怯だからだよ!」と挑発。会場から卑怯コールが起こるが、Moneyはそれに合わせて踊り出し全く悪びれる様子もない。「で、だから何が言いたいんだ?」
もりは「それを直せば勝てるかもしれないな。クリーンし試合をすれば…」と手を差し出すが、Moneyは一言「手きたねぇよ!」
もりは手を拭うともう一度手を差し出すが、Moneyは当然握手を拒否。睨み合いからようやくロックアップ。まずはもりがコーナーに押し込みクリーンブレイク。二度目のロックアップはMoneyがコーナーに押し込み…意外にもクリーンブレイク。三度目のロックアップからヘッドロックに捕えたMoney。首投げの切り返し合いからMoneyの押さえ込みを切り返したもりは逆さ押さえ込み。Moneyがこれをキックアウトすると足の掬い合いから両者ブレイク。

DSCF1531DSCF1533DSCF1547






リストロックからMoneyがウェーブを見せるともり続けてウェーブ。仕掛けた側なのにも関わらずMoneyは「ふざけてんじゃねーぞ!」言うと首投げから袈裟固め、切り返すもりをヘッドシザースに捕えるが、もりは体を揺さぶり頭を抜くと袈裟固めへ。両者再びブレイク。するとここでMoneyは「お前が強いのはわかった、クリーンに行こうぜ」と握手を求める。
もり「確か指が折れてるんじゃないのか?」
Money「お前がやったんだろ!」
もり「おっと、それ以上言わないでくれ」
そう言いつつ、うやむやにして握手に応じるもり。するとMoneyはその手を掴んだままビンタを一閃。ここからビンタの張り合いとなるが、これはもりが制するとジャンピングエルボーでMoneyを場外へ叩き落す。ここから場外戦へ。

DSCF1564DSCF1571DSCF1582






しかしこの場外戦を制したMoneyは山の斜面でお客に見せ付けるように強烈なサッカーボールキック。だがもりも負けじとMoneyを山から落すとリングへ戻る。
リングに戻ったMoneyはもう一度握手を求めると、もりはよくわからないアピールから握手に再び応じる。当然Moneyは急襲しニーリフトを放つが、追撃は足を滑らせ転倒。すると足を押さえて悶絶するMoney。足を痛めたのか、レフェリーに肩を借りて起き上がると…虚を突くトラースキック!

DSCF1583DSCF1591DSCF1596






完全なる騙し討ちで流れを引き込んだMoneyはうずくまるもりに乗っかったり、サッカーボールキックを放ったり、踏みつけたり、セコンドのドクロ狂死郎にチョーク攻撃をさせたりとやりたい放題。ニードロップからの変則的且つ挑発的なセントーンを放つMoneyだったが、もりはすかさず丸め込みで回避。

DSCF1606DSCF1622DSCF1626






もりはエルボー、ドロップキック、串刺しJエルボーとたたみ掛けるが、Moneyもカウンターのラリアットで応戦すると逆片エビ。これはもりがどうにかロープエスケープ。Moneyは更に水を顔面に吹き付けたり、スタンディングでの変型ギロチンドロップと攻め立てるが、子供達の声援を受け立ち上がったもりは延髄蹴りで一矢報いる。
ここでもりはエルボーを連発するが、これは真っ向から受け止めるMoney。ならばとエルボー連打から後頭部へのドロップキックを叩き込んだもりはぶっこ抜きジャーマンの体勢へ。しかしこれは狂死郎がレフェリーを引き付けてる間にMoneyが急所攻撃で阻止。

DSCF1642DSCF1644DSCF1645






ここからMoneyはバックドロップ、倒れこみ式セントーンからもりのジャーマンアピールをパクったパイルドライバーアピール。しかしこれはもりが堪えてショルダースルー。もりは本家のクワガタ式ジャーマンアピールからジャーマンを狙うが、これはMoneyがオーバーヘッドキックで回避。もりも延髄蹴りで応戦するが、Moneyはより強力な延髄蹴りを叩き込むとジャンピングニーからレフェリーの気を逸らして急所ニードロップ。

DSCF1650DSCF1656DSCF1659






度重なる卑怯な攻撃に怒ったのか、もりはMoneyの骨折している右手を痛めつけると踏み付け攻撃。そこからジャーマンSHを放つがカウントは2。
ならばともりはローキック、ミドルキック、ドロップキック、「THAT'S GOOD nkw」式ヘッドロックパンチからファルコンジロー(ファルコンアロー)を狙うが、これはMoneyが膝蹴りで迎撃。

DSCF1669DSCF1688DSCF1691






サッカーボールキック連打から一気にゴッチ式パイルドライバー二連発を決めたMoneyだったが、カバーはレフェリーのちょっと気持ち遅いカウントで2止まり。
ここでMoneyは場外から椅子を持ち込むと、レフェリーがこれを奪ってご丁寧に元に戻す。するとMoneyはこの間に急所攻撃からDDT。カウントは2。
散々客を煽ったMoneyは、不安定なコーナーに登るとミリオンショットを放つがこれはかわされ自爆。

DSCF1692DSCF1707DSCF1711






ここを勝機と見たもりは投げっ放しジャーマンから低空ドロップキックを決めるとSウィザード。カウントは2。もりは更に追撃を狙うが、これはMoneyが膝蹴りで堪えると掟破りのFUMIAKI(変型スパインボム)。続けて足踏みからハイキックを狙うMoneyだったが、これをかわしたもりは本家のFUMIAKI敢行。カウントは2。ならばともりは「THAT'S GOOD nkw」式ヘッドロックパンチからファルコンジロー敢行。しかしこれもカウントは2。

DSCF1718DSCF1722DSCF1723






もりは奥の手ファルコンジローニンニクマシマシを狙うが、これを切り返したMoneyは珍しくみちのくドライバー供しかしカウントは1。
もりの背中にニーアタックを決めたMoneyは旋回式スパインバスターでトドメを狙うがこれもカウントは2。

DSCF1733DSCF1743DSCF1745






ここでMoneyはレフェリーを急襲すると「何が正義だよ!戦いしか知らないガキどもめ!(天道)総悟君教えてやりなさい!本物って言うのをな!…(名前を間違えた事に)あぁごめん」と言い放ち狂死郎を呼び込む。狂死郎は言われるがままにもりを椅子で殴打しようとする…が、いきなり動きを止めるとなんとMoneyを椅子でポコリ。
すぐに狂死郎が場外へ逃げそ知らぬふりをすると、その間にもりがソバットから半月、そして一気にファルコンジローニンニクマシマシ。押さえ込むと今度はレフェリーが高速カウント!どうやら狂死郎も酒井もグルだった模様。

DSCF1748DSCF1762DSCF1763






Money「どう言う事なんだよ!」
狂死郎「始めましてnkwのドクロ狂死郎です。おいMoney!お前がnkwで良い思いを出来ていたのは俺のおかげだよな?」
Money「誰に行ってんだよ!」
狂死郎「Mr.Money。僕は貴方とやっていくのは辞めてもりさんとやっていこうと思います。下げろ下げろ!意味ないから!
もりさん、実は結構悪い人だったのかな?今のエグすぎでしょ!あー邪魔だからその産業廃棄物捨てちゃってください!」

怒ったMoneyはもりに襲い掛かるべくロープを飛び越えリングインするが、もりはこれを強烈なミドルキックで迎撃。Moneyは場外へ転がり落ちながら「来週手術なんだぞ!」と言うと、もりは一言「失敗しろハゲ!」

DSCF1768DSCF1770DSCF1787






再び襲い掛かるMoneyを迎撃したもりと狂死郎。狂死郎はMoneyの右手をぶん殴る暴挙に。
もり「Mr.Money、いやMr.hage!最初からわからないのか?この試合は仕組まれてた試合なんだよ!天道総悟がドクロ狂死郎になったのも俺が提案したんだよ!」
狂死郎「改名の件は嘘だよね?何で嘘言うの?」
もり「こりゃ言い過ぎた。すまない」
実況「…コミックヒールになるんですかね…」
もり「酒井、先月は本当にいい試合をさせてもらった。貴方は俺のユニットにいるべきですよ。実は今回このドクロ狂死郎、酒井(仮名)、もりはるおみ、そしてもう一人、本当に呼びたかったんだけど、ちょっと用事があって来れなかった四人目、俺のタッグパートナーであったグレートマンNEOだ!この四人で草プロレスから、学生プロレスまで全部まとめて試合してやるよ!これくらいデカくないとやっていかないからね!本当のヒールはこういうもんだよMr.Money!」
控え室からMoneyの怒声……「時間ねーから巻けよ!」
もり「そして最後にこの4人のヒール名…ユニット名は「貫井フォーフォースメン」だ!」
狂死郎「マジですか?それさっき大社長の前で言ったりしませんでしたか?」
もり「ちょっと言えない…」
酒井「まぁもう時間もないですから。やはりヒールの第一歩としては、メインをやっても締めない。このまま帰りましょうか!」

DSCF1798DSCF1804






こうしてもり、狂死郎、酒井は会場の空気を微妙な感じにしたままさっさ退場。そんなこんなでどうしようもない状態を締めるべく、みんなに指名されたのはサイコ・ホリデー。
サイコがしどろもどろながら「THAT'S GOOD nkw」のやり方をもう一度お客にレクチャーすると、最後は「THAT'S GOOD nkw」をみんなでやって興行は終了。次回興行は春だそうです。

DSCF1806
興行終了は16時30分。3時間30分と言う何とも長すぎる興行でした。





※ある意味当然かもしれないけど、いつもに比べると客煽りが多かった試合でした。試合時間は長かったもののメイン且つタイトルマッチらしいシリアスな雰囲気は皆無で、意識しすぎた煽り、狂死郎の中途半端すぎるダブルクロスの椅子攻撃、レフェリーのわかりにくい造反、内輪向けのネタに走ったり二人の会話の間に割って入る実況解説、最後のgdgdなやり取り…と意図的であろうとなかろうとダメな部分が露呈してしまうシーンが多かった気がします。勿論武蔵野公園では恒例の一気に寒くなる気温や、Moneyの怪我と言うしょうがない部分もあるんでしょうが。
正直、実況解説の「ジャンボ…なんでしたっけ」「尾崎?」がこの試合で一番受けたという時点で問題でしょう。


興行の総括…とはちょっと違うんですが、以前からnkwを見ていた自分からしたら彼らならもっと良い試合が出来た筈、見せられたはずだと信じています。せっかくDDTの参戦で一見さんやプロレス関係者、カメラマンがいっぱい見に来たと言うのに、そんな時に限って普段のクオリティーを見せられない、最後の最後でお客をリピーターにするだけの説得力十分の試合を出来なかった(と自分は感じた)…と言うのは残念以上の何ものでもありません。

色々思うことありますが、プロを第四試合に押しのけてセミメインを組んだんだから、プロに負けない試合を、底力を見せて欲しかった。アマならではのものを見せて欲しかった。 それ以上に単純にプロに押し潰されて欲しくなかった。 でも最後まで見た自分の結論としてはそう言ったものを今回の興行で見る事が出来なかったように思います。
もっともこれは自分個人の意見であって、純粋に楽しめた人もいるかもしれません。次回興行にはまた見に来てくれる人もいるんじゃないかなと思います。その時がnkwの本当の正念場なんじゃないかな…と思っております。
試合後に大社長が言っていた「少しでもnkwに何かを還元できればいいですね」と言う言葉通り、DDTから立派な種は蒔いてもらった訳ですから、今度はnkw自身でその稲をしっかり育てて収穫して貰いたいなと思います。

全く上手いこと書けませんでしたが、この辺で。



【おまけ】
xSCF0465xSCF0931xSCF0947






xSCF1003xSCF1217xSCF1231






xSCF1237xSCF1269xSCF1277






xSCF1289xSCF1610xSCF1628






xSCF1693xSCF1737xSCF1746












…本当はもっと早く公開する予定だったのですが、先月29日から体調を崩しまして(風邪とウイルス性腸炎の併発)今の今まで手を付ける事が出来ませんでした。本人としては誠に不本意でなりません。29日、2日、4日と観戦したものがあるのですが、まだ現時点(2日)で殆ど回復していないので今後どこまで手を付けられるかわかりません。関係者各位、期待している極々々々々々一部の方には申し訳ありませんが何卒ご理解頂けると幸いです。