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矢野啓太が主催する新生ワラビーの第三回主催興行。会場となる蕨・アレナ・レッスル・ブドーカンとはアイスリボン道場の事。
観衆は公式発表で「思ったより入ってた(by KEITA in THE House)」とあるけど、恐らくは50名くらいか。矢野ファンなのか女性率が異常なほど高め。

音響は前回同様会場さん、リングアナは川上“世界のDK”大輔、レフェリーはポーク某が担当。ちなみに川上リングアナはPANCRASEや佐藤光留の変態狙撃祭りや変体團興行でリングアナを担当している人。
会場奥ではワラビー最高顧問の小笠原和彦もいたのですが、基本的に飲んだくれているだけで特に興行には参加せず。興行を見守ってるようにも感じなかったような気が…。

選手達のワラビー特製PV、スーツ姿の矢野による東日本大震災へのお見舞いに関する映像を経て興行開始。

第一試合:The Great★American WALLABEE 45分1本勝負
△クラッシャー高橋(CROWN)[10'34 両者リングアウト]アントーニオ本多△(フリー)

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試合時間が試合開始直前に発表されたり、試合開始のゴングが三回鳴らされたりと特殊な形式でスタート。どうやらアメプロ式らしい。細かいなw
両者握手を交わし試合スタート。まずはロックアップで組み合うが、これはアントンがロープに押し込みブレイク。手首の取り合いから高橋が首投げ、袈裟固めを極めればアントンもヘッドシザースで切り返し再びブレイク。
ロックアップから高橋がハンマーロックに捕らえると、アントンは髪を掴みつつ切り返し右腕へのエルボースタンプから逆水平。更にナックル連打、コーナー叩きつけからストンピングを放ってカバーに行くがカウントは2。
高橋はボディへの一撃でアントンの動きを止めると豪快なナックル。アントンたまらず場外に逃げて、タッチロープを掴みリングインを拒む。
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アントンの戻り際を急襲する高橋だったが、アントンは足を踏んで動きを止めるとカウンターのバックエルボーからスリーパー。更にグラウンドサイドヘッドロックに移行するが、これは高橋がロープエスケープ。
アントンのヘッドロックを豪快なワンハンドバックブリーカーで切り返した高橋は、これまた見事なダブルアームスープレックス!アントンはたまらず命乞いをするが、隙を突いてサミングからボディへのヘッドバット。
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コーナーストンピング、チョーク攻撃からコーナースルーを狙うも、切り返され逆にコーナーに振られたアントン。リック・フレアーばりにコーナーからエプロンに逃れるが、コーナーに登っての攻撃は高橋がデッドリードライブで阻止。
高橋はナックルから大きく振りかぶるも、アントンはこれをかわしロープを下げて高橋を場外に落とす。場外戦からアントンがパイルドライバーを狙うが、これは高橋ショルダースルーで回避。両者カウント19ギリギリでリングイン。
高橋はストンピング、エルボードロップからブレーンバスターを狙うが、これはアントンが堪えて河津落としから頭部へのニースタンプ。カウントは2。ならばとナックルからのダスティエルボーを狙うアントンだったが、高橋はこれをかわすとコブラツイスト。これをエスケープされるとロープスルーからカウンターコブラツイストを狙うが、これはアントンも切り返しグルグル回りながら場外へ転落。
場外でナックルからのダスティエルボーを決めたアントンは卍固めで痛めつけると、余裕を持ってエプロンに上がる。しかし高橋はそれを引き摺り落とすと場外での足4の字固め。高橋は技を解いてリングに戻そうとするが、アントンも足を引っ張り阻止するとそのまま場外カウントが20となり、両者リングアウトで引き分けという結果となった。試合後は、両者は乱闘を続けながら退場。


※個人的お目当ての試合。アメリカンプロレスの申し子クラッシャー高橋の試合を見るのは数年ぶりになるのではないかと。対戦相手もアメプロマニアのアントンとあって、クラシカルな南部系アメプロの定番中のド定番と言うような攻防が繰り広げられる事に。
アントンは既にスタイルが完全なアメプロなので良い意味でいつも通りと言えばいつも通り。対する高橋は派手な技は一つもないけど、とにかく一つ一つが的確で説得力十分。特に豪快なフォームからのナックル、ワンハンドバックブリーカーからのダブルアームスープレックスはお見事。銭が取れる技と言うのはこう言うのを言うのでしょう。
ぶっちゃけ自分はアメプロに疎いほうなんですが、それでもこれぞアメプロと思えるような極上な試合でした。

ちなみに両リンで流れた曲はなぜか頑固プロレスのテーマ。これは頑固を愛する矢野のチョイスか。あと高橋の所属をCROWNとしたんですが、まだ形として残ってるのかな…。


第二試合:WALLABEE TV CHAMPIONSHIP
×怨霊(666)[7'48 レフリー暴行による反則]磯英弥〇(NCL?)

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試合開始前からやたらと扇風機の風向きをチェックする両者。ゴングが鳴るとロックアップで組み合うが、お約束通り組んだとたんで怨霊のエクトプラズムが舞い広がる。でも今回は少量の為に扇風機による被害拡大は免れた模様。二度目のロックアップから手首の取り合いとなるが、これは怨霊がロープを掴んで一回転して切り返すとハンマーロック。磯がヘッドロックに切り返し首投げ、袈裟固めを極めれば、怨霊もヘッドシザースで切り返しブレイク。
怨霊はガットショット、ショルダーブロックから横回転式のジャパニーズレッグロールクラッチで押さえ込むが、磯はこれをキックアウトするとカウンターのドロップキック。怨霊場外に飛び出て客席で一休み。
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磯の視線を逸らした怨霊は、磯の足を掴んで場外に引きずり出すと場外戦へ。リングに戻ると打撃戦を展開し、これを競り勝った磯がランニングエルボーを狙うが、怨霊は同じ方向に走って場外に滑り降りて磯を撹乱すると、再び足を引っ張り場外戦へ持ち込む。
イス攻撃、鉄柱攻撃からリングに戻った怨霊はゼロパウンドアタック。続けてシットダウンコブラツイストで絞め上げるが、磯はロープエスケープ。
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ならばと怨霊は串刺しバックエルボーから得意の雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、これは磯が切り返すと逆に雪崩式フランケンシュタイナー。
磯の打撃をキャッチした怨霊は怨霊ドライバーの体勢に入るが、磯が堪えると怨霊は急所攻撃。レフェリーは厳格にチェックするが、怨霊は邪魔だとばかりに突き飛ばすとその隙に磯に急所蹴り。しかし追撃を逆さ押さえ込みで切り返した磯は足掛け延髄蹴りからブレーンバスター。押さえ込むが、これは怨霊がレフェリーの手を掴んでカウントを阻止。
怨霊はレフェリーの腕を磯にぶつけると、低空ドロップキックから怨霊クラッチ。カウントは2。ならばともう一度怨霊クラッチを狙うが、磯はこれを切り返すと腹固め。怨霊どうにかエスケープすると再び場外へ逃亡。
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レフェリーが怨霊を戻そうとすると、磯がエプロン際の怨霊にドロップキック。これはレフェリーも巻き添えとなり場外転落。磯はレフェリーを気遣いリングに戻そうとするが、今度は怨霊が磯目掛けてエクトプラズムを投げつけ…やっぱりレフェリーに誤爆。これにより、レフェリーがゴングを要請し、レフェリー暴行により怨霊の反則負けに。…しかしこのタイトルは反則裁定によるベルトの移動がないので怨霊が一応タイトル防衛。試合後は、第一試合同様乱闘を繰り広げながら両者退場。


※試合内容は比較的オーソドックスな内容でしたが、結果はアメプロチックな形で終わった試合。怨霊の頭脳プレイといったところでしょうか。高橋さん程ではないけど、やはり久々に見た怨霊と磯の動きは、噂で聞くよりかは良かったように思います。

試合時間はメモるの忘れました。


@c.W.o.によるアピール

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nWoをオマージュ?したcWoの矢野啓太、WALLABEE TV王座コミッショナーのばってん多摩川、WALLABEE最低顧問がサングラス姿で登場。
矢野「今夜集まってくれたみんなに、本当に大切なものを君たちに教えてあげよう。そして人間と言う生き物はいかに薄汚れた現代社会でおろかな生き物であるかと言う事を証明する事を誓ってリングに上がってきた。
現代社会、情報が情報に及んで…情報化社会。君たちは情報に左右され、物欲主義で、矢野啓太独占主義などみたいな…。
ただ一つ言わせて貰いたいのは、犠牲を払わなければ自由と言うものは手に入れられないんだよ。Twitterがなんだ、FACEBOOKがなんだ、2chに書き込めばいいさ。
今日ここに上がってきた同士、そして最低顧問、犠牲を払ってきた。そして今日ここで証明する事だって出来るんだよ。なぁばってん、覚悟は出来てるか?犠牲する事は出来るな?」
ばってん「YES」
矢野「俺をここで殴れ!力いっぱいここで殴って来い!」
ここで最低顧問が止めに入ると、矛先は最低顧問へ。
矢野「あんたは認め合ってるもの同士、殴る気持ちがわかるのか?傷つけ合う気持ちわかるんすか?じゃあんたの大切なものってなんだよ?」
そう言われて最低顧問が取り出したのはさくらえみのブロマイド。
矢野「俺は今犠牲を払う事が出来るのか?って聞いたんだよ。その大切にしているブロマイド、ここでぐちゃぐちゃに破く事が出来るのか?」
最低顧問、破こうとするが結局破けず。
矢野「見ての通りだ。人は愛するものを傷つけると言うけど、そして傷つけるものを愛すると言うけど、見ての通りここに愛はない!DK、お前ばってんを殴れ!」
DKこと川上リングアナは「長年の付き合いはあるけど、恨みはないし…、リングアナなんで殴る事は出来ないです」とこれを拒否。すると矢野は「どいつもこいつも…」と言い放つと、川上にドロップキック!川上、ばってんらに担がれ退場。
矢野「俺は富も名声もいらない。ワラビーTVチャンピオンも手に入れたことがあるよ、でも今は興味ないよ。BOSJ?どうでもいいよ!俺は今日証明する、なにが目的か。世界が矢野啓太を、KEITA in THE House*を受け入れるのを楽しんでやるよ。
世界が燃えるのを俺は楽しんでやるよ。苦情、批判、クレーム、苦情…某匿名掲示板まで書いて欲しい」
最後はお馴染みの矢野山脈のポーズを決めて退場。観客がポカーンとするなか、リングアナ不在の為に休憩へ。


第三試合:蕨2戦(わらびわらびまっち)パンクラス旗揚げルール 10分1本勝負
○佐藤光留(パンクラスMISSION)[4'12 TKO]JOM×(ピンクタイガーモンスター軍)

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「ワラビー・ワールド・トライアウト2011」をプロフィール書類審査のみで合格した足立区の佐藤正弘さんこと、ピンクタイガーモンスター軍のJOMが若手の登竜門であるらしい「蕨2戦(わらびわらびまっち)」に挑む。対戦相手は佐藤光留。佐藤の入場曲はなぜかカズ・ハヤシのテーマ…いやがらせか?
JOMの強い希望により「パンクラス旗揚げルール」が採用される事となったが、レフェリーは「知らないので無理」とこれを拒否。川上リングアナが「誰かお客様の中でパンクラス旗揚げルールを裁ける人がいませんか?」と無茶な事を聞くと、これに呼応したのがインディーではお馴染みの浜野商店の浜野さん。これによりこの試合は浜野さんがレフェリーとして裁く事に。
浜野さん曰く「3ロストポイント、顔面ナックル禁止、ヒールホールドOK、スタンドでの頭突きOK」との事でしたが、同行者のN氏曰く微妙に違うらしい。若手の登竜門的試合とあってか、会場照明ではなく蛍光灯の状態のまま第三試合が開始。

開始早々、ミドルキックを軸に掌底を交えつつ攻めるJOM。しかし反撃はせずともじりじりと威圧してくる佐藤に少しずつ後退してしまう。佐藤は強烈なロー、ミドル、ノーマル&突き上げ式の掌底で一気にラッシュを仕掛けコーナーに追い込む。逃げ場のないJOMはコーナーを背にしたままダウン。これによりJOMロストポイント1。
かなりバチバチとした打ち合いとなるも威力は明らかに佐藤の方が上。先ほど同様コーナーに追い込んだ佐藤はフロントネックロックからマウント掌打、そして腕ひしぎ逆十字固めの体勢へ。JOMクラッチを切らせる前にロープエスケープ。これでJOMロストポイント1。残り1ポイント。
「来いよ!」と佐藤に煽られ、掌底を軸にラッシュを仕掛けるJOM。しかし佐藤はこれをかわすと胴絞めフロントネックロックで捕獲。どうにか頭を抜いたJOMに対し、佐藤はクローズドガード(相手の胴体を両脚で挟み、相手の背面で足首を組んでいる状態。いわゆる守りの体勢)のままJOMに対し「トライアウト合格したんだろ?来いオラ!」と挑発。某N氏「クローズドガードで言っても説得力ないよ」
煽られたJOMは上から掌打を放つも、佐藤はスイープしてマウントを奪うと掌底の雨あられ。これ以上は危険と判断したか、レフェリーが試合をストップしTKOで佐藤の勝利となる事に。試合後、佐藤はJOMの手を上げ健闘を称えた。


※素人目に見てもかなりガチ目な感じがした試合。爪あとを残せたとは言えないけどJOMも健闘したと思うし、叩き潰して格の差を見せ付けた佐藤も良かったと思います。
個人的には唯我自主興行での佐藤光留vs加藤まこと戦(そのうちアーカーブで再掲載します)を思い出しました。個人的にはこっちのスタイルの方が好きですね。

あとぶっちゃけポーク某(正式な名前は不明)よりも浜野さんの方がレフェリング上手かったような。浜野さん恐るべし。


メインイベント:Hit in the 過去・現在・未来 会場使用制限時間まで1本勝負
×KEITA in THE House*&ばってん多摩川(西口)[14'17 9999]リッキー・フジ〇(フリー)&中川浩二(フリー)

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選手は中川、リッキー、ばってん、矢野の順で個別入場。地味にばってんのコスチュームと入場曲がマイナーチェンジされていたが、この興行の時だけか次の日のユニオンでは元のコスチュームに戻ってた模様。最後に入場してきた矢野ことKEITA in THE House*(週プロによる公式結果ではこの名前)に対しては、先ほどのスキットの関係か川上リングアナがコールを拒否。ちなみにドロップキックで負った怪我は絆創膏一枚ですんだらしい。
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先発はKEITAとリッキー。互いに相手コーナーを牽制してからロックアップ。リッキーがヘッドロックに捕らえれば、KEITAもハンマーロックで切り返す。極められたまま寝転び足を使って巧みにクラッチを切ったリッキーは脇固めからヘッドシザース。KEITAは体を細かく揺らしてこれを脱出すると、余裕とばかりに寝転んで、ばってんとタッチ。
リッキーと対峙したばってんは「Wooo!」と一叫びするが、リッキーもそれ以上の声で「Wooooooo!」と叫ぶと中川とタッチ。
ばってんは同じノリで「Wooo!」と叫ぶが、中川は無視してガットショットからハンマーロック。ばってんはこれを切り返すと、ナックルで振り払おうとする中川を牽制しつつ腕を引っ張りダメージを与える。スリーパー、頭部へのナックル、ニーリフトと攻めるばってんだったが、追撃は中川がカウンターのスリーパーで捕らえるとリッキーとタッチ。
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リッキーのボディへのパンチから中川がナックルを放つと、ロープに振ってカウンターコブラツイスト。しかし振られた時にKEITAがばってんの背中にタッチした為にタッチ成立。KEITAはコブラを極める中川に対しブラックレインアッパーを決めると地獄突き、ロープサミング、踏みつけ攻撃とラフファイトを展開。続くばってんもタオルを使ったチョークで首を絞めるが、レフェリーがチェックすると「今日は暑いですね」と言いつつごまかし懐にしまいこむ。
クイックタッチでの左腕攻め、KEITAの顔面擦り、KEITAのアシスト付きばってんのコブラツイストとレフェリーのブラインドを突きつつ中川を攻め立てるKEITA&ばってん組。続く空タッチからのフロントネックロックは中川が強引にコーナーに押し込みリッキーとタッチするが、これはばってんに引き付けられていた為にレフェリーは見ておらずタッチ不成立となる事に。リッキーがレフェリー相手にヒートアップする間に、KEITAは急所攻撃を食らわすとばってんとタッチ。
ばってんはナックルから追撃を狙うが、これは中川が切り返しレフェリーのブラインドを突いての急所蹴りを叩き込むとようやくリッキーとタッチ。
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リッキーは命乞いをするばってんに対し、テキサスジャブ、カミカゼ、超滞空ブレーンバスターと得意技のオンパレード。更に四つんばい状態での頭突きからコーナーに振って見事なモンキーフリップを披露。更にナックルを放つと、ばってんもこれに応戦。打撃戦の末に両者同時に前のめりにダウンすると、同時にタッチ。
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中川はカウンターのガットショットからボディスラムで投げるとストンピングの雨あられ。更にフィストドロップ、マンハッタンドロップと決めると、すかさずリッキーがリングインしガットショットからチンロック。続けてブレーンバスターを狙うが、これはKEITAが背後に着地して回避すると、自コーナーに突き飛ばしてばってんがナックル。倒れこんだ先にKEITAが四つんばいになって、そこでリッキーが転んでKEITAがフォール…と見事な連携を見せるがこれはカウント2。
KEITAのドロップキック、ばってんのバットボーイ、一回かわされるもすかさずクイックで放つアイダホ・ミネソタ・ミシシッピーエルボー、KEITAのアイリッシュウィップ2連発、クロスチョップ、エルボースマッシュ、フライングエルボースマッシュ、ノーアピールでのアイダホ・ミネソタ・ミシシッピーエルボーと怒涛のラッシュを食らうリッキー。KEITAは一度中川を分断してから、リッキーへの追撃を狙うべくロープに走るが、ここで中川が場外からKEITAに一撃。
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動きの止まったKEITAに対し、リッキーと中川はダブルラリアットを狙うが、これは2人の間を断ち切るようにKEITAがボディアタックで阻止すると、ばってんが飛び込みばってんボンバーとケイちゃんボンバーの見事な競演を見せる。更にばってんのクイックなアイダホ・ミネソタ・ミシシッピーエルボーから2人で押さえ込むが、これは中川がカット。ここで中川がばってんをキャメルクラッチで分断すると、その隙にリッキーが一撃必殺の9999。これが決まるとKEITAも返す事が出来ず3カウント。

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試合後、リッキー&中川がさっさと退場すると、悔しそうな表情を見せるKEITAはまるでばってんがカットに入らなかったから負けたんだとばかりに怒りを露にすると1人で退場。取り残されたばってんがリング上で落ち込んでいると、ここで川上リングアナがリングイン。
川上「なんだ今の試合、俺こんな試合、こんな興行、こんな気持ちになったのはじめてだよ!犠牲がつきものだってのはよくわかったよ!
だからよばってん、今からお前を殴る!」
ただの言いがかりをつけるチンピラと化した川上を、すかさず最低顧問が「ばってんを殴るくらいなら俺を殴ってくれ!」と止めに入るが、川上は「意味ねぇよそんなの!」と軽く一蹴。その代わりに「持ってるんだろ、さくらえみのブロマイド。ペーっと破けよ!」と脅迫すると、三文芝居から結局破いてしまう最低顧問。どうやらこれで満足したのか川上はさっさと退場。

ばってん「精神的にも、肉体的にもボロボロになった。戦いにも負けた。
…でも、矢野啓太の勝ちだ!DKをあそこまでさせたんだ!同士矢野啓太と出会うタイミングが悪すぎたんだ!今日ご来場のお客様、本当にありがとうございました!」
最低顧問「ばってん、矢野啓太は本当にこの世界に必要な人間なのか?」
ばってん「必要ですとも。ただ彼は生きる時代が違いすぎたんだ…」
会場暗転し、2人は退場。取り残された観客がポカーンとする中、興行終了のアナウンスが流れて終わりとなりましたとさ。



※リッキー&中川のアメプロスタイルのベテランにKEITA&ばってんが挑んだメイン。ばってんは元々アメプロオマージュだけど、KEITAも今回はヨーロピアンスタイルを封印し完全なアメプロ仕様でベテランに挑む。ベテランの上手さに引っ張られていた部分も勿論あるけど、KEITAもばってんも全く遅れを取らなかった為に、結果アメプロとして完成度の高い試合となる事に。
時にはハードコア、時にはヨーロピアン、そして時にはアメリカンと様々なスタイルに順応できるKEITAのスキルの高さにも驚かされましたが、今回はそれ以上にばってんがここまで出来る選手だったのか…と言う事にもっと驚かされました。
元々ネタとキャラはアレだけど、レスラーとしては結構良い選手と言うのはKAIENTAIのΩ興行などで把握していたのですが、この日に関しては受けっぷりといい、間の取り方といい、KEITAとの連携といい抜群のものを見せていたと思います。なんと言うか矢野や翔太、入江らアメプロ好きな選手達が、ばってんを好む理由もなんかわかるような気がしました。…自分が好きかどうかはまたさておいてですが。


興行時間は約1時間40分。
今回はアメプロがメインテーマだったワラビー。試合部分ではアメプロを十分満喫できた良い内容だったのですが…スキットと言うか、どこぞの小難しい題材をテーマにするアングラ系劇団チックなやり取りに関しては正直最後までなにがなんだかわからず(ちなみに文中の会話はほぼ原文まま)。
これぞ矢野啓太ことKEITA in THE House*のならでは独創的な世界なんでしょうけど…ちょっと自分には高尚過ぎてついていけませんでしたね。と言う事で色々な意味でKEITA in THE House*の奥深さを知る事となった興行だったと思います。

GENTAROや翔太などアメプロ好きな選手を集めて、またこのような興行を見てみたいですが…多分次回開催の際にはまた違うスタイルがベースになるんだろうな…。