開催1ヶ月前に急遽発表されたヤス・ウラノ自主興行第4弾。前回から約1年9ヶ月ぶりの開催となるが、今回も「自分でも良く分からないけど、なぜかやりたくなってしまいました」(ウラノのブログより)と言う感じで、特に何かテーマがある訳でなく、なんとも軽いノリで行われることに。
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参戦選手は殆どがウラノと縁のある人。リングアナは下島車掌、レフェリーは松井幸則、木曽大介、ニード手島が担当。ちなみにチケットモギリはウラノと親しい大石真翔が担当w

観衆は330人と、平日の19:00開始にも関わらず結構な入り。


@ヤス・ウラノの挨拶

試合開始前にウラノが挨拶。
ウラノ「本日はご来場ありがとうございました。この10月の、月末の月曜日という非常に迷惑な日に大会を開催してしまってすいません。世間はハロウィンということで、皆さんお祭り気分で仮装したりして楽しんでますが、この自分の興行はそれはそれで特別な興行で、仮装などはせずただプロレスだけします。
なので、もう歌とか踊りとかもなく思い思いのプロレスを、プロレスを大好きな人達を集めたつもりなんで、彼らが楽しいプロレスをしてくれると思うんで、皆さん最後までどうか楽しんでいってください。皆さんが楽しんでいただけるようマッチメイクしたつもりです。どうぞ宜しくお願い致します」


第一試合:〇HIROKI(フリー)&円華(フリー)&佐藤悠己(KAIENTAI)[13:50 トランスレイヴ]妻木洋夫(ユニオン)&福田洋(ユニオン)&佐々木大地×(みちのく)

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先発は円華と福田。ロックアップ、手首の取り合いから福田が自コーナーに押し込み妻木とタッチ。妻木はヘッドロック、首投げ、サッカーボールキックからミドルキックでダウンを奪うと押さえ込むがカウントは2。円華、妻木を自コーナーに追い込むと佐藤とタッチ。
佐藤はスリーパーで甚振るも、これまた妻木が強引に自コーナーに押し込み佐々木とタッチ。
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佐々木のリストロックを足を刈って逃れた佐藤はレッグロックから弓矢固め。これは佐々木が体を入れ替えフォールして脱出。佐々木の胴タックルを切った佐藤は膝蹴りを叩き込むとHIROKIとタッチ。HIROKIはチョップ合戦をソバットで制すると早々に円華とタッチ。
円華のショルダーブロックで吹っ飛ばされた佐々木はドロップキックでやり返すが、円華も同じくドロップキックで応戦すると佐藤とタッチ。ここから佐々木が防戦一方となる事に。
佐藤の側頭部ドロップキック、HIROKIの背中へのニースタンプ連打、フェイスカット、フラッシュニングエルボー、円華の脇固めと攻め込まれる佐々木だったが、円華との打撃戦をドロップキックで制するとようやく福田とタッチ。
福田はラリアット、ベリートゥベリー、背中合わせの変形バックブリーカーとたたみ掛けるが、続くプリックバスターは円華が飛び膝蹴りで逃れるとネックブリーカーから佐藤にタッチ。しかし福田も佐藤にカウンターのプリックバスターを決めると妻木とタッチ。
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レッグラリアートこそはかわされるもカウンターの裏投げを決めた妻木はエルボー合戦からソバット、そしてレッグラリアート。更に阿吽のセットアップから間髪入れずフットスタンプを決めるがカウントは2。妻木は続けて追撃を狙うが、これは佐藤がSEXボンバーで迎撃すると、お返しとばかりにフットスタンプ。
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代わったHIROKIはダイビングボディアタックを決めるが、妻木は食らいつつも半回転して逆にフォール。カウントは2。ここで妻木はバックドロップを決めると佐々木とタッチした上でトレイン攻撃。佐々木が続けてドロップキックから押さえ込むがカウントは2。佐々木は更にランニングエルボー、ミサイルキック、ノーザンライトSHとたたみ掛けるがいずれもカウント3は奪えず、逆にHIROKIのスリーパーの餌食に。HIROKIはそこからチンクラッシャー、ショートレンジラリアット、そしてWARスペシャルでギブアップを迫るが、これは妻木らがカット。
それぞれが攻防を続ける中、佐々木はスクールボーイ、首固めと丸め込みに活路を見出すが、続いて逆さ押さえ込みを狙うとHIROKIが堪えて、そこへ円華と佐藤がダブルトラースキックのアシスト。HIROKIは一気にマハラジャを決める…が、佐々木はこれをカウント2でクリアー。しかし続くトランスレイヴを食らうとさすがに返すことが出来ず3カウント。


※ユニオンの妻木&福田とみちのくの佐々木と言う若手トリオに対するは、ウラノにとっては元KAIENTAIの仲間であるHIROKI&円華と、スーパークルー繋がりで現在はKAIENTAI所属である佐藤。
試合は主に佐々木が捕まり、妻木&福田が反撃と言うパターンだが、連携こそはなくとも個々の力の差を見せる赤コーナーサイドが終始試合を支配。終盤HIROKIのマハラジャを返す健闘を見せる佐々木でしたが、最後はトランスレイヴで撃沈。
普段からある程度絡みがある選手が揃っていながら、イマイチまとまらなかった試合だったかなと。


第二試合:〇火野裕士(KAIENTAI)&Quiet Storm(カナダ)[11:37 Fucking BOMB]政宗(大阪)&彰人×(スポルティーバ)

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先発は火野と彰人。ロックアップから彰人が手首を取りに行くも、火野は強引に担ぎ上げテイクダウンするとグラウンドの攻防へ。そこから手首の取り合い、彰人の首投げ、袈裟固めを火野が巨体ながらも器用に切り返しブレイク。火野、握手を求めるが、これは彰人が蹴っ飛ばし拒否。
続いてストームと政宗。ど突き合いからストームがアームホイップを決めれば、政宗もロープから飛んでのアームホイップで応戦。しかしストームが強烈なチョップ連打で吹っ飛ばすと火野とタッチ。
火野は串刺しチョップ、カウンターバックエルボーからファッキンセントーンを狙うが、これは政宗がかわして自爆。しかし火野はすぐにチョップで政宗の動きを止めると走りこんでの攻撃を狙う…が、これはエプロンから彰人が蹴りで阻止。ここで火野が彰人に気を取られている間に政宗が左ひざ裏にスライディングタックルを決めると火野の動きは止まってしまう。ここから政宗&彰人は火野の左足に照準を絞る事に。
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彰人の左足へのボディプレス、膝砕き、低空ドロップキック、政宗のロープに固定してのピンポイントドロップキック、トペアトミコ、グラウンドドラゴンスクリュー、レッグロックと徹底的に足を狙われる火野。彰人は続いて膝へのピンポイントソバットを連続で決めるが、火野はもっと来いとばかりにアピール。彰人もそれに応えソバットを連発するが、火野は重い逆水平チョップで応戦。彰人は隙を突いて飛びつき式膝十字に捕らえるが、火野は強引に体を入れ替えると彰人の背中に何発もチョップを打ち込み脱出に成功。
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代わったストームは彰人、政宗をラリアットで蹴散らすと、彰人にショルダースルー、ノーザンライトスプレックス、エルボードロップ。更にフィッシャーマンスープレックスを狙うが、これは彰人が着地して回避すると打撃戦からレッグラリアート。彰人、政宗とタッチ。
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政宗はフライングフォーアームからフランケンシュタイナーを決めるがカウントは2。ならばと走りこんでの攻撃を狙うが、これはストームがフロントスープレックスで迎撃。
代わった火野はカウンターのスパインバスターからファッキンセントーンを決めるがカウントは2。追撃をチンクラッシャーからのDDTで逃れた政宗は彰人とトレイン攻撃を狙うが、これは一人目の政宗を火野が豪快に投げ飛ばし阻止。しかし彰人はすぐに火野を捕らえると、政宗のアシストを受けて足横須賀。そのままアンクルホールドに捕らえるが、これはストームがカット。彰人は更に足を狙おうとするが、これを振り払った火野は投げ捨てバックフリップから倒れた彰人の胸板目掛けてランニングチョップ。カウントは2。
続くパワーボムは政宗がカットするが、火野とストームは2人の追撃を同時にラリアットで迎撃。最後は火野が豪快なファッキンボムでマットに叩き付けると、彰人も返すことが出来ず3カウント。
試合後、火野とストームはなぜか木曽レフェリーと共にマッスルポーズを決めて退場。


※KAIENTAIの火野&ストームと、ウラノとKAIENTAI時代から交流のある政宗&DDTで交流のある彰人によるタッグマッチ。
試合はまさしく剛vs柔と言う内容で政宗&彰人が火野の足を集中的に攻め、一方の火野&ストームがそれを力で振り払うと言う展開。しかし政宗&彰人は最後まで火野の足を攻めきる事が出来ず、豪快なパワーに押し切られ敗北し「柔よく剛を制す」とはならず。

初タッグと言う事で残念ながら実力を発揮する事は出来なかったけど、個人的には政宗&彰人はまた見たいコンビですね。


第三試合:×アントーニオ本多(フリー)[9:54 殺人コブラツイスト]矢郷良明〇(フリー)

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ゴングが鳴るとじりじりと間を詰めてコーナーに押し込んでいく矢郷。アントンはそのままコーナーに追い込まれるが、矢郷は「センターへ」とリング中央に来るよう促す。
ロックアップ、バックの取り合いからアントンがヘッドロックに捕らえると、矢郷はこれを切り返し一気に殺人コブラツイスト狙い。しかしアントンは素早くこれを振り切ると場外へエスケープ。アントンは場外で軽く撮影会をしてからリングに復帰。
ナックルの打ち合いから矢郷の串刺し攻撃をかわしたアントンは逆に卍固めを狙うが、今度は矢郷が振り払って場外へエスケープ。そのまま先程のアントン同様撮影会に興じる。ここでリング内のアントン、リング外の矢郷がそれぞれ「場外カウント数えないの?」と木曽レフェリーに聞くが、なぜか最後までカウントを数えず。
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矢郷の上がり際を急襲したアントンはフィストドロップ、スリーパー、フェイスカット、ニードロップ、コーナー叩き付けと攻め立てるが、続く串刺し攻撃は矢郷がかわすとスパインボム。
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形勢逆転した矢郷はキラー・ カール・コックス式ブレーンバスター(ゴッチと言っていたような気もするが)、ドロップ・デッド・トワイスから殺人コブラを狙うが、これはアントンが切り返しスクールボーイ。カウントは2。アントンがダスティエルボーを決めるとダブルダウンとなる…が、レフェリーはダウンカウントも数えず。
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先に起き上がったアントンは卍固めを狙うが、矢郷がどうにか堪えると切り替えてジャーマンSH。これをキックアウトされると今度はダイビングフィストドロップを放つが、これは矢郷が蹴りで迎撃。
すかさず矢郷が殺人コブラを狙うも、アントンは待っていたかのように切り返しての逆コブラツイストから卍固め。これでも矢郷が堪え続けるとローリングクラッチからトラースキック一閃。しかし矢郷はこれを食らってもアントンのロープワークに合わせて丸藤式ロープワークを見せると、不意打ちの殺人コブラツイスト。これが決まるとアントンもたまらずギブアップ。
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試合後、矢郷は右手で握手を求めるが、アントンは右手でこれに応じると先に退場していった。


※ウラノの現在のパートナーであるアントンと、KAIENTAIやDDTで同時期を過ごした矢郷によるシングルマッチ。
ウラノ興行の暗黙のルールである「無駄なマイクアピールをしない」を意識してか、序盤から素直に両者共に得意とするアメプロスタイルでやり合う事に。
アントンは卍固め、矢郷はコブラツイストに拘って攻防を展開。主に矢郷が出せるものをとりあえず出して攻め、アントンがそれを受けつつ試合をコントロールすると言う展開が続き、最後は一進一退の攻防の末に矢郷が殺人コブラツイストで勝利。

かつてVKF新木場で見たGENTAROvs矢郷のような試合を期待していたのですが、残念ながらそこまでには至らず。


第四試合:ロイヤルランブル
〇矢野啓太(WALLABEE)(4)[17:09 OTR]澤宗紀×(バトラーツ)(8)

その他の参戦選手(退場順。括弧は入場順):ランジェリー武藤(珍日本)(3)、DJニラ(フリー)(2)、ビッグ諸橋(ユニオン)(1)、マサ高梨(DDT)(6)、男色ディーノ(DDT)(5)、GENTARO(FREEDOMS)(7)

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ウラノと交流のある選手達によるロイヤルランブル。ルール説明は一切なかったが適当な時間に選手達が1人ずつ出てきて、通常ルール+OTRで失格となり、最後まで勝ち残った選手が勝利となる模様。
まずは一番手として諸橋が登場し自慢の筋肉をアピールする…が、その背後には既に二番手のDJニラの姿が。ニラがバレないように諸橋の後を追い掛け回す中、選手が揃ったとみなした松井レフェリーはゴングを要請。目の前に誰もいない諸橋が驚いて周囲を見渡すと、ようやく背後にいたDJニラを発見。
ニラ「バレちまったらしかたねぇ!」
諸橋「誰だよ!曲流れてないし、おかしいだろ!」
これに対し松井レフェリーは一言「DJニラさんです」
傘の柄を諸橋の尻に突っ込んだり、タックル合戦をくしゃみで止めたり、「ロイヤルランブルあるある見せてやるよ!」とOTRを狙って場外に投げたりといつも通りフリーダムなニラ。諸橋がどうにかエプロンで堪えると、松井レフェリーは「あるある」とばかりに頷く。
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ここで三番手のランジェリー武藤が登場。痛む足を堪えつつ諸橋、ニラにそれぞれドラゴンスクリューを決めると、諸橋にスペースローリングエルボー。このタイミングで四番手、怒頭破血Tシャツを着た矢野が登場すると諸橋が串刺しラリアットからL武藤に「行け!」と指示。しかしLOVEポーズを決めたL武藤が向かった先は諸橋。一気にシャイニングウィザードを決めると、矢野に促されるままにコーナーに登り…そのままお約束通り落下してOTRで失格に。
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ここで五番手のディーノが登場するとアックスボンバー乱れ打ちからマッスルポーズ。更に倒れた面々の中から矢野を選ぶとナイトメア敢行。すかさずニラがナックルを食らわすと、矢野…ではなくなぜか離れた位置の諸橋の顔にシットダウンするディーノ。
ディーノとニラがこれを繰り返している間に六番手の高梨が登場。同じくディーノにナックルを食らわすと、諸橋に向かおうとするディーノを連れ戻して矢野の顔の上に座らせる。カウントは2。
ここで高梨が「ディーノ、上がれ!」と指示を出すと、ディーノはコーナーに座り男色ブラックホールの体勢へ。すかさずそこへニラを投げ込み顔面をディーノの尻に埋めさせると、後ろから丸め込み3カウント。
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続いて諸橋もディーノのブラックホールの餌食となるが、諸橋はこれを堪えると「もっと来いや!」とアピール。再び尻に顔が埋められても諸橋アップから「YOU!」と高梨を指差しラリアット。そして高梨にもブラックホールを味あわせようとするが、これは高梨が振り返して諸橋三度目のブラックホールへ。一度は耐えるも結局そのまま力尽きレフェリーストップで失格に。その間、矢野はコーナーの影に隠れて嵐が収まるのを待ち続ける。
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ここで七番手のGENTAROが登場すると、待ち構える高梨に問答無用のラリアット。しかしGENTAROのスルーを高梨が切り返しトラースキックを決めると、GENTAROも男色ブラックホールの餌食に。…しかしここでディーノは突如悲鳴を上げると「GENTARO、やりやがったな!」と一言。一方尻から顔を離したGENTAROは口元を拭ってニヤリと笑うと、高梨をブラックホールの餌食にしてからスイートチンミュージックを食らわしOTRで失格に追い込む。
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ここでこれまで試合に加わらなかった矢野がドラゴンリングイン。しかしGENTAROはすかさずラリアットを決めると場外に投げ捨てるが、これは矢野が逆上がりの要領で生還。
これに気付かないGENTAROはコーナー上のディーノに狙いを定めるとパワーボムで叩き付けようとするが、これはディーノが腰振りフランケンで切り返すとファイト一発。GENTAROがどうにか堪えると、今度はマッスルスタンプからファイト二発。しかしGENTAROはこれも堪えると、掟破りのコッククローから尻にも手を突っ込み変形小股すくいスープレックス。
更にラリアットでトドメを狙うが、今度はディーノがこれをキャッチして切り返すと男色ドライバーの体勢へ。するとここで矢野がディーノの背後に忍び寄り四つん這いに。ディーノその体勢のまま矢野に躓き倒れこむと、そのまま矢野が押さえ込み3カウント。
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残ったのはGENTAROと矢野。矢野はエルボースマッシュ、ランニングエルボースマッシュとたたみ掛けるが、GENTAROもローリングクラッチからのシャープシューターで応戦。矢野はこれを巧みに切り返し逆にシャープシューターを決める…が、ここで突如『リボルバー・ジャンキーズ』がヒット!現れたのは参戦予定になかった澤宗紀!
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暫し睨み合う3人。するとここでGENTAROがおもむろにロープを飛び越え花道へ!GENTAROは自らOTRになる事により、澤と矢野の最後の一騎打ちを実現させる事に。一方の矢野も同じく場外へ飛び降りようとする…が、これは観客の声援に止められリングに戻るとTシャツを脱ぎ捨て臨戦態勢に。
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探りあいから組み付きグラウンドの攻防となるが、これはほぼ互角のままブレイク。矢野は手四つから後転しつつ脹脛で澤の頭を挟み込むと叩いて怯ませてから三角絞めの体勢へ。これは澤がそのまま押さえ込み脱出。
矢野は続けて脇固めを狙うも、澤はこれも丸め込んで回避。ならばと矢野は左足を取ってローリングしアキレス腱固めで捕獲。澤も切り返そうとするが、矢野はその動きに合わせてチキンウィングアームロック、クルックヘッドシザース、クロスフェイスロックと流れるように移行。澤どうにかロープエスケープ。
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矢野の追撃を両足を刈って阻止した澤はクロスフェイスから腕ひしぎ逆十字狙い。これは矢野が丸め込んで脱出。澤は続けてスクリューハイキックを決めると、矢野のケイちゃんボンバーをかわして逆さ押さえ込み。カウントは2。
ここで澤はお卍固めを狙うが、これは矢野が切り返すとコブラツイストからスイングネックブリーカー。更にネックツイストからノーアピールながらもアイダホ・ミネソタ・ミシシッピーエルボーを決めるがカウントは2。
矢野は続けてヨーロピアンサイドヘッドロックに捕らえるが、これを振り払った澤は十字架固め。更にキックアウトに合わせてシャイニングウィザードを放つが、矢野はこれをかわすとロープ間際でケイちゃんボンバー。そのまま強引に体を浴びせかけられた澤は場外に転落し失格。これにより最後に残った矢野が優勝。
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勝者の矢野は澤を一瞥もせず早々に退場。対する澤はそれを笑顔で見送ると観客にアピールして退場していった。


※序盤はなんともカオスな内容でしたが、最後の最後で澤vs矢野と言うサプライズが実現。もう二度と見れないと思っていたのに、こんな形で実現する事となろうとは…本当に涙が出るほど嬉しかったです。プロデューサーのウラノと自らOTRとなって場を与えてくれたGENTAROに心から感謝です。

最後の一騎打ちでは澤が矢野のスタイルに合わせたのか、バチバチスタイルを封印し濃密なグラウンドレスリングを展開。グラウンド技術では一日の長がある矢野に対し、やや押され気味となった澤は丸め込みを駆使しつつ関節技で応戦するが、最後はケイちゃんボンバーからのOTRで後輩矢野に勝利を譲る事に。
僅か6分半の一騎打ちでしたが、なんとも見応えのある素晴らしい戦いでした。いやはや2人の最後の一騎打ちが見れて本当に良かった…。


第五試合:×佐々木大輔(フリー)[11:05 スプラッシュプランチャ]KAI〇(全日本)

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両者握手を交わし試合開始。まずはロックアップからKAIがロープに押し込みクリーンブレイク。続いてバックの取り合い、手首の取り合いからKAIがカニバサミでダウンを奪ってグランドヘッドロックで捕獲。更に首投げから袈裟固めに捕らえるが、これは佐々木がヘッドシザースで切り返しブレイク。
ロックアップからヘッドロックに捕らえたKAIはロープスルーからショルダーブロックを決めるが、追撃は佐々木がコルバタで迎撃すると場外に落ちたKAI目掛けてトペスーシーダ。
リングに戻った佐々木はダイビングクロスボディから押さえ込むがカウントは2。続けて串刺しナックル連打からカサドーラを狙うが、これはKAIが堪えて投げっぱなしジャーマン。
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流れを戻したKAIは駆け上がり式ダイビングフットスタンプ、逆エビ固め、カウンターのケブラドーラコンヒーロと腰に攻撃を集中。更にコーナーに追い込み打撃を連発すると、止めに入るレフェリーも突き飛ばしランニングライガーボム。カウントは2。
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ならばとKAIはLATを狙うが、これは佐々木が堪えると続くトラースキックもキャッチして足掛け延髄蹴り。ようやく反撃の糸口を見つけた佐々木はナックルラッシュからドロップキック。更に串刺し攻撃をかわしてNOW OR NEVERを狙うが、これはKAIが振り払い回避。それでも佐々木の攻撃の手は休まらず、ロープに吊るしての顔面ドロップキック、フランケンシュタイナー、DDTからダイビングエルボードロップと一気にラッシュ。これを返されてもカウンターのNOW OR NEVERでトドメを狙うが、これは体勢不十分で3カウントは奪えず。
佐々木の攻撃を堪えたKAIはカウンターのファイヤーサンダーで動きを止めるとLATから一気にスプラッシュプランチャ。これが決まると佐々木も返す事が出来ず3カウント。
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試合後、両者は握手と抱擁を交わすと肩を組んで花道を帰っていった。


※メキシコ修行時代にトリオを組んでいた佐々木とKAIによるシングルマッチ。ちなみに当初参戦予定だった大和ヒロシもそのうちの1人。
同じジュニアヘビー級とは言え体格の差は歴然で、KAIはその差を活かした攻めや、頭から落とすようなちょっと危なっかしい大技で佐々木を圧倒。対する佐々木もスピードを活かした攻めで応戦するも、前世界Jrヘビー級王者のKAIを脅かすまでには至らず。最後は佐々木を受けきった上で実力差を見せつけKAIが磐石の勝利。
久々にKAIを見たけど、全日本と言うよりか方舟的スタイルになっててなんか随分荒っぽくなってたなぁ…と言うのが素直な感想。


セミファイナル:KUDO(DDT)&〇伊東竜二(大日本)[16:53 ドラゴンスープレックスホールド]藤田ミノル×(フリー)&佐々木義人(大日本)

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選手は個別入場。ムチを振り回し現れた藤田は、大日本の後輩であり現デスマッチヘビー級王者の伊東に激しく突っかかる。
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先発はその伊東と藤田。ロックアップからロープに押し込んだ藤田は首投げから後頭部へのドロップキック。伊東が首投げからサッカーボールキックでやり返すと、藤田は更に首投げからビンタで応戦。激しいエルボー合戦を制した伊東はKUDOとタッチ。KUDOも首投げからサッカーボールキックを決めるが、藤田は強引に自コーナーに押し込むと義人とタッチ。
義人とKUDOも同じくサッカーボールキック合戦を展開。続く打撃戦は義人が制するも、KUDOは自コーナーに義人を押し込むと伊東とタッチ。
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伊東と義人がやり合うと、その背後から藤田が急襲。KUDOが藤田を追い払うと、残った伊東は義人にエルボードロップ。更にニーリフトを叩き込むが、義人これをキャッチすると強引に担ぎ上げそのまま藤田とタッチ。
藤田がダブルニードロップを決めれば、伊東も強引なブレーンバスターで応戦。代わったKUDOもミドルキックラッシュでたたみ掛けるが、藤田はエルボー連打でやり返すと義人とタッチ。
義人は串刺しチョップ、ボディスラム、スリーパーで甚振ると、続く藤田は場外戦に持ち込むが、逆にこの場外戦で藤田の方が劣勢となる事に。
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伊東の逆エビ固め、KUDOのダブルニースタンプ、トレイン攻撃、ダブルブレーンバスターと攻め込まれる藤田だったが、続くロープスルーは堪えると、エルボーから飛んでけエクスプロイダーで一矢報いて義人とタッチ。
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ようやく代わった義人、まずは伊東に対し串刺しラリアット。更に「まだまだー!」と叫びながら関本式串刺しラリアット…と見せかけ「お前だー!」とコーナーのKUDOに突進しラリアット。義人は返す刀で伊東に逆片エビ固めを決めるが、これはKUDOがカット。義人がKUDOに気を取られている間に蘇生した伊東はKUDOと共にサンドイッチサッカーボールキック。
伊東のタランチュラ、KUDOのミサイルキックと攻め込まれる義人だったが、続く8×4はキャッチして阻止。しかしKUDOは膝蹴りで義人を振り払うとバズソーキック。カウントは2。ならばとダイビングダブルニードロップでトドメを狙うが、これは義人がカットすると雪崩式ブレーンバスター。義人はKUDOをアルゼンチンバックブリーカーに捕らえると、カットに入る伊東に投げつけ藤田とタッチ。
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藤田は串刺し延髄ニーアタック、マンハッタンドロップからDDTを放つが、これはKUDOがヘッドスプリングで回避するとハイキック。しかしすかさず義人がカットに入ると藤田がそれを受けてジャーマンSH。更に藤田の延髄蹴りから義人がラリアットを決めるが、フォールは伊東がカット。藤田のサスケだましセグウェイを堪えたKUDOはスピンキックからミドルキックで動きを止めると伊東に後を託す。
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伊東は踵落とし、ギロチンドロップ、飛び膝蹴り、ノーザンライトSHからムーンサルトプレスを決めるが、フォールは義人がカット。伊東は続けてドラゴンスプラッシュを狙うが義人はこれもカットすると、藤田と共に裏摩周。
ここでKUDOも割って入ると義人目掛けてダイビングダブルニーアタック。藤田もKUDOにダイヤモンドカッターを決めると、返す刀で伊東にアックスボンバー。がっちり押さえ込むもカウントは2止まり。
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ならばと藤田はサヨナラツームストンからトドメを狙うが、これは伊東がニールキックで阻止すると、ドラゴンキッカー。これは義人がカットするも、すかさずKUDOが場外に落としトペスイシーダで分断。最後は藤田との打撃戦をナックルをで制した伊東がドラゴンスープレックスホールドを決めて3カウント。
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試合後、悔しそうな表情を見せる義人だったが、すぐに藤田を気遣い声を掛ける。どうにか起き上がった藤田は義人と抱擁をかわすとフラフラとリングを降りていった。


※ウラノがFMW参戦時に一緒だった義人&KAIENTAI時代から交流があった藤田の新旧大日本コンビと、KO-D無差別級王者KUDO&デスマッチヘビー級王者伊東のチャンピオンコンビによるタッグマッチ。ウラノと伊東に交流があるのかは不明。

試合は藤田がやたらと伊東に突っかかり激しい攻防を展開。義人もいつも通りやたらと熱い試合を見せるが、この日の藤田はそれを遥かに上回る勢い。
対する伊東は「売られた喧嘩は買う」とばかりに真っ向からやり合うが、どことなく冷静と言うか温度差を感じる戦いっぷり。伊東と同じく王者でありながら完全に蚊帳の外のKUDOに至ってはその熱い流れに合わせるのみ。
結局そのまま温度差が激しいままの状態が続き、最後は伊東が珍しくドラゴンSHで3カウントを奪取。藤田が何を思って伊東に噛み付いていったのかが気になるところです。


メインイベント:×ヤス・ウラノ(DDT)[23:11 猛毒波布空爆]怪人ハブ男〇(沖縄)

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ウラノにはアントン、ハブ男には政宗がセコンドにつく。両者握手を交わし試合開始。
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まずは探り合い、バックの取り合いからハブ男が足を刈ってステップオーバートーホールド。ウラノはこれを切り返しデスロックの体勢から持ち上げるが、ハブ男はこれを反転させ切り返すとヘッドシザース。頭を抜こうとするウラノの上に乗っかり袈裟固めからリストロックに移行するハブ男。ウラノが足を刈ってレッグロックで切り返しても、ハブ男は更にキーロックから腕ひしぎ逆十字で切り返してしまう。ウラノロープエスケープ。
ロックアップから首相撲で押さえつけたウラノはフロントネックロックからファイヤーマンズキャリーで投げを打つと左腕を固める。
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ハブ男、これをレッグロックからの押さえ込みで逃れると、キックアウトに合わせてデスロック+サーフボードストレッチの複合技。更にクロスフェイスロック、腹固めと移行するがウラノは反転させて押さえ込みこれを脱出。DSCF2154DSCF2171DSCF2177
一旦距離を取ったハブ男は素早い匍匐前進でウラノに迫るが、ウラノは「おかしいよ!人間じゃないよ!怖い怖い!」と怯えて逃げ回る。しかしセコンドのアントンが「人間じゃなくても戦え!お前がブッキングしたんだろ!」と檄を飛ばし「人間」コールを起こすと「よっしゃ行くぞ!」とやる気を見せるウラノ。

5分経過

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ロープワークからハブ男の串刺し攻撃をかわしたウラノは飛びつき式のアームホイップを決めるが、追撃はハブ男がドロップキックで迎撃。ウラノ、たまらず場外へ。
アントンの「水飲んで休め!」の指示に従い、観客から水を頂いて飲むウラノ。一方で政宗がハブ男に水を差し出すと、ウラノは「おいあっちセコンドが水出してるよ!汚ねぇよ!」とクレーム。思わず水を隠す政宗、背を向けて水を飲むハブ男。再びウラノが観客から水を貰うとアントンは「水バンザイ!」ウラノも「行くぞー!」と元気良くリングに戻る…が、ハブ男はそんなウラノのやる気を削ぐかのように上がり際を急襲。
ハブ男はスリーパー、首4の字から反転させてウラノの頭を何度もマットに叩き付け甚振るが、ウラノはどうにかロープエスケープ。ウラノはチョップで流れを変えようとするが、ハブ男はウラノの足を取ってテイクダウンするとロメロスペシャルのような形からウラノの両膝の上でジャンプして思いっきり叩き付けるエグい攻撃を見せる。
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続くハブ男のアンクルホールドをロープエスケープしたウラノはナックル連発でやり返すが、ハブ男はシッポ(正確には胴体部分)を鞭の様に振り回し動きを止めるとシッポを使ったチョークスリーパー。更にそこからロープワークに行こうとする…が、これはウラノがそのシッポを掴んで阻止するとヘッドロックで捕獲。ハブ男はロープに振って逃れようとするが、ウラノはこれを離さずテキサスブルドーザーで振り回す。

10分経過

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ウラノはヘッドロックからショルダーブロックで吹っ飛ばすと、ハブ男のヒップトスを食らってもすぐに捕らえなおし首投げから袈裟固め。押さえ込みで切り返されても更に返してヘッドロックに捕らえたり、コーナーに押し込まれても顔面掻き毟りで逃れコーナー駆け上がり式首投げからヘッドロックに捕らえたりと、得意の執拗なヘッドロック地獄でハブ男をじっくり痛めつけるウラノ。ハブ男、どうにかロープエスケープするとたまらず場外へ。
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ここでセコンドの政宗がタオルで扇ぐと、ウラノは「扇げよ!こっちだって暑いんだよ!ギャラもらってんのか!」とクレーム。これに対し政宗は「オウ!」と一言。
ウラノはハブ男を追いかけ場外に出ると再びヘッドロックで捕獲。場外カウント19ギリギリまで絞め上げると、リングアウト勝ちを狙うべくリングイン。しかしハブ男はカウント20直前ギリギリでどうにかリングに戻る事に成功。
これにはウラノも呆然とするが、改めてヘッドロックで捕獲。しかしハブ男はこれをバックドロップで振り払うと両者ダブルダウン。

15分経過

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ウラノはヘッスプリングで起き上がると、またしてもヘッドロックを狙うが、ハブ男は再びバックドロップで回避。
ようやくヘッドロック地獄から脱出したハブ男は串刺し式閃光毒牙、閃光毒牙からアンクルホールド。ウラノがロープエスケープしても、その後頭部に閃光毒牙を叩き込み逃さない。
ハブ男は「立てよコラ!メインだろ!」と引き摺り起こそうとするが、ウラノは素早く両足を刈るとジャックナイフエビ固め。カウントは2。続く延髄蹴り連発をかわされ、ガードされてしまったウラノはレフェリーを盾にしての延髄蹴りでようやくダウンを奪うが、追撃はハブ男がラリアットで迎撃。両者ダブルダウン。
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先に起き上がったハブ男はトドメとばかりに亜留魔下首領を狙うが、これはウラノが着地して回避。ナックル合戦を制して流れを引き戻したウラノはマンハッタンドロップからロープに吊るしてのドロップキック。更にミサイルキックからヘッドロック、そしてヤスクラッチでギブアップを迫るが、これはハブ男がどうにかロープエスケープする事に成功。

20分経過

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ならばとウラノはツームストンパイルドライバーを狙うが、ハブ男はこれを前方回転で切り返すとアンクルホールド。これをエスケープしたウラノは追撃を逆さ押さえ込みで切り返すと、更に反転させてのモダンタイムス。これをキックアウトされても延髄蹴り、側頭部へのドロップキックと一気にたたみ掛けるが、これでもカウント3は奪えず。
ここでウラノはハブ男をコーナーに乗っけると、なんとロケットパンチから雪崩式フランケンシュタイナー。しかしハブ男はこれを堪え自爆させると、中腰の状態のウラノ目掛けて猛毒波布空爆!
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そしてトドメとばかりに亜留魔下首領を決めるが、ウラノはどうにかキックアウト。ならばとハブ男はペディグリーから満を持して猛毒波布空爆を決めると、ウラノも返す事が出来ず3カウント。

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試合後、ハブ男の握手を拒否したウラノはマイクを持つ。
ウラノ「ハブ男、ずっと沖縄にいて、ここにいる半分以上の人はお前のことを、見たことがない。それに比べてここにいる9割8分の人はヤス・ウラノの試合を観に来てる。はっきり言って沖縄でやった時も肌なんてほとんど合わせない。ディック東郷にあなたを譲った。でも俺は東京で、アンタの眼中になんかないかもしれないけど、ずっとずっと戦ってきて、まぁこの中の半分位の人は俺のこと応援してる!

…それに勝った気分はどうですか?」
ハブ男「おいヤス・ウラノ…俺はてっきりな、でも最終的にはみんなお前のこと応援したとか、そういう感動的なマイクをしてくれると思ったのになんだこれはよぉ!お前ふざけんなよ!二度とやんねえよ、ふざけるな!」
こうしてウラノに無茶振りされたハブ男は怒ってさっさと退場。
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ウラノ「まぁオープニングの挨拶したときにミスター雁之助に「お前考えてなさ過ぎだよ」って怒られたんで、ハブ男に丸投げしてみました。
まぁいいよ。ハブさん、僕はずっと前からあなたを知ってる。あなたの存在をずっと知ってる。僕ともうやりたいなんて思わなくていいです。ただ、僕がプロレスを辞めるまで、プロレスを辞めないでください。
何の気もなしに10月のこの日に自分の自主興行を考えたけど気がついたら自分よりも若い澤宗紀が引退を決意してしまいました。澤さん、出てきてください。

…と言いたいところですが澤さんはSAMURAIの収録に行ってしまいました!みんな色々事情があって、SAMURAIに行って、そしてプロレスの道から離れていくんだと思います。…今のは上手いこと言ったと思います。
えーと、あと1人、藤田さーん。自分、試合の最初でコンタクトが取れてしまって実は見えてません!まあ片目があるんで辛うじて見えてますが、暗いとことか見えてません。藤田さーん、いるのかな?」
この呼びかけに答え藤田がリング下に現れる。
ウラノ「藤田さんとは、あんまりみんなは知らないと思うけど、自分は尊敬はしてないけど、一番慕ってる先輩だと思ってます!まぁ諸事情なんで多くは言わないですけど藤田さんは来月くらいからHERO星に行ってしまいます。二度と会えないってわけじゃないけど、自分にとってはこれが3度目の別れです。1度目は泣きました。2度目は焼肉おごってもらいました。3度目はバカバカしく笑って送り出したいと思います。
そんな僕と藤田さんの…こんな我々ですが…上手い事なんて言えないよ!!喋る事なんて考えてないんだ!
そんな僕と藤田さんの大好きな、僕の同期であり藤田さんの後輩であるMIYAWAKI氏は言いました。ね、HIROKIさん?HIROKIさんも勢いで上がろうよ!みんな上がれよ!」
ウラノがそう言うとHIROKIやセコンドについていた選手達がリングイン。
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ウラノ「妻木、お前はこれからもっと大きくなって帰ってくるために旅立つんだろ?時間もないから何か一言だけ言え」
妻木「ウラノさん、今日この場で試合をさせていただきありがとうございました。もっと大きくなって帰ってきたいと思います。ありがとうございました」
ウラノ「ここまで来て、どうやって僕はこのリングを降りていいのかわかりません。ここは非常に尊敬してやまない藤田さんにマイクを渡して、最後にしようと思います。よろしくお願いします!」
藤田「えー、本日はヤス・ウラノくんの大サーカスにご来場ありがとうございました。それでは最後にみんなが一つになれるように、ここにはいないMIYAWAKIさんのあのセリフで…HIROKIさんが締めると思います!」
ウラノの無茶振りに困惑した藤田は無理やりHIROKIに擦り付ける。それを見ていたウラノは終始ニヤニヤw
最後はHIROKIが「What a Hell Are You Doing!?」で締め。HIROKIのテーマが流れる中、ウラノが四方に深々と頭を下げ感謝の意を表す。
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しかしこの間に他の選手達がリングから降りてしまうと、ウラノが改めてマイクを持つ。
ウラノ「すいません、帰るタイミング失いました!会場さん、さっき渡した曲を、自分が「ありがとうございました」って言ったら、マイクを置いたら暗転してください。暗闇に乗じて自分は帰ります。では皆さん、本当に本当に今日はありがとうございました!」
ウラノはそう言うと一礼してマイクを置く。ここでBGMが流れ、場内が暗転すると、ウラノは真っ暗の中で改めて四方に一礼しリングを後にした。


※かつてKAIENTAI旗揚げ前にみちのくプロレスで修行を積んだウラノと、同じくみちのくプロレスで練習生をしていたハブ男によるシングルマッチ。同時期に所属してたとか何かしらの接点があるのか…と思いきや、事前のツイートによると特に接点はなかったらしい。
ちなみにウラノは2001年4月からみちのくに参戦。一方のハブ男は1999年1月に離脱、同年3月に大阪プロレスでデビューした為に、確かに同時期に所属はしてなかった模様。しかしそういった特別な繋がりはないものの、共に試合巧者とあって試合そのものは見事な攻防が展開。

序盤は両者ならではの濃密なグラウンドが展開され、ややコミカルなやり取り(主にアントンだが)からウラノが得意のヘッドロック地獄でハブ男を自身の世界に引きずり込む。しかしハブ男はこれを耐え切るとウラノの動きを読んだ上で得意ムーブで一気呵成に攻め立て、最後はスタンド状態への猛毒波布空爆、亜留魔下首領、猛毒波布空爆と怒涛のラッシュでウラノから勝利。
23分と長めの試合でしたがそれを一切感じさせず、更に激しいだけでなく楽しさも入り混じると言う色々なプロレスの魅力が詰め込まれた名勝負だったと思います。


興行時間は2時間40分。平日にしては長いけど7試合もあったらしょうがないか。試合そのものはそれぞれシンプルでも、カラーは非常にバラエティ豊かだった興行だったように思います。鬼神道なみの「信頼のブランド」と言える内容でしたが、試合後のやり取りの行き当たりばったり感や和やかなムードはウラノの人柄そのものが反映されていて、なんともウラノ自主興行ならではのものだったと思います。
何はともあれ非常に楽しくて大満足の興行でした。



【おまけ】
余談ですが第一試合だけは新しいデジカメ、それ以降は古いデジカメを使用。
新しいのでは新木場の撮影はほぼ不可能でした…。ひな壇から撮ったらどうなるかわからないけど、新木場の最前列では今後も前のデジカメを使わなきゃいけないようです。
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