ビアガーデンプロレスに続いて今月二度目となるユニオン。この日は選手会興行として、久々の蕨・レッスル武道館で開催。観客は104人の超満員。

ちなみにこの日のレッスル武闘館の照明はLED。蛍光灯での照明より撮りにくかったので先日のNUWA以上に写真がアレですが、そこら辺はご容赦頂けると(笑)

@選手入場式

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選手会興行と言うことでスーザン代表はリングに上がらず。選手代表の挨拶は諸橋…と言うことは諸橋が選手会長と言うことか?
諸橋「今日もこの夏に相応しいように選手一同熱い戦いを見せます。そしてメイン、他の試合よりももっともっと熱い試合を見せます。皆さん応援宜しくお願いします!」


オープニングマッチ:東京女子プロレス提供試合
×NOZOMI(東女)[5:40 土蜘蛛]紫雷美央〇(TT.s)

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NOZOMIの握手を美央が「カッコいいねぇ」とチャカしつつ拒否して試合開始。まずはロックアップで組み合うとNOZOMIがロープに押し込みクリーンブレイク。更に美央の攻撃をかわしたNOZOMIはバックを取るとグラウンド卍に捕らえるが、美央は「ちょっと待って!」「てめぇ調子のんな!」と言いつつもこれを切り返し脱出。
NOZOMIがエルボーで襲い掛かるも美央はそれを受け止めるとサッカーボールキック連発からコーナーに押し込み踏みつけ攻撃。ブレイクを促す木曽レフェリーに「せっかちな男はやぁねぇ〜」「お前のカウント早いよ!」「カウント早いと思うんだ」と言い返しつつも踏み続けた美央はヘアホイップ連発、コーナー踏み付け、ケンカキック、STO、脇固めとたたみ掛けるが、続くハイキックはNOZOMIがガードするとネックブリーカーから顔面ドロップキックを決めて反撃開始。
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NOZOMIはステップオーバートーホールドからダンシングツリーのような形で絞り上げるが、これは美央が「やめろよ」「待てよ」「痛ーい!」と言いつつロープエスケープ。ならばと払い腰から逆片エビ固めに捕らえるが、これも美央がロープエスケープに成功。
追撃をケンカキックで防がれるものの、追っかけ式エルボーでやり返したNOZOMIはドロップキック。しかし続くブレーンバスターは堪えられると打撃戦に突入。これをエルボー、グーパンチ、踵落としで制した美央はもう一回ハイキックを狙うが、これもNOZOMIがガードし低空ドロップキック。更に顔面ドロップキックを狙うが、美央はこれをかわすと一気に首4の字固め。NOZOMIもどうにかロープエスケープしようとするが、美央はそこから回転エビ固めに移行する土蜘蛛で押さえ込むとNOZOMIも返せず3カウント。


※東女のNOZOMIが美央に胸を借りたオープニングマッチ。
美央はいつも通り喋りまくりながらも余裕の試合運びでNOZOMIを圧倒。NOZOMIもクールビューティー系キャラとあってあまり気迫を全面に押し出しはないものの必死で食い下がるが、きっちり技を決められなかったり、受けがちょっと粗かったりとなかなか上手くいかず。試合はそのまま美央が土蜘蛛で危なげなく勝利。
NOZOMIの試合を初めて見たんですが、やはり復帰してまだ数戦とあってまだまだこれからと言ったところ。ただ美麗な顔立ち、吉田万里子を髣髴させるような引き締まったボディ(首は細いが)、新人らしからぬ佇まいなど初めから備わっているものも多いようなので、これからとにかく場数を踏んでいつか才色兼備なレスラーに成長していってくれればと思う次第です。


第二試合:チェリー&〇松本都(崖のふち)[12:29 みやここクラッチ]木高イサミ&エル・イホ・デル・ゴロー×withゴロージュニア

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先発はチェリーとイサミ。両者がロックアップから手首の取り合いを展開…する中、エル・イホ&ジュニアは場外でポーズを取ってファンサービス。そんな能天気なゴローズに対しイサミは「何やってんだ!」「おい戻れ!ハウス!」と一喝(笑)
続いて都とイホ・デル。アームホイップの打ち合いからイホ・デルがショルダータックルで吹っ飛ばすも、都はフライングチョップでやり返すとチェリーとタッチ。チェリーは膝蹴りから走りこんでの攻撃を狙うが、これはセコンドのジュニアがロープを下げて場外に落としていく。
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ここでジュニアは自らの胸に書いた「38」の文字を執拗に見せつけチェリーに精神的攻撃。一方、都を引き連れ「ジャスコ行くぞ!」と叫んだものの行き方がわからない(そもそもジャスコ自体もうないが)イサミはチェリー目掛けてトペ・スイシーダを放つが、これはチェリーがかわしてジュニアに誤爆。ここで先ほどまでイサミに捕まっていた都が「お前らふざけんなよ!」とイサミにイスを投げつけ大暴れ。
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リング上はイホ・デルがキャメルクラッチでチェリーを捕らえ、ジュニアが「38」の文字を見せ付ける精神的攻撃。更にチェリーの目の前でお年寄りアピールをすると「酷いよぉ」と泣き出してしまうチェリー。これに対し観客から「嘘泣き!」コールが起こると、イサミも一緒に手拍子。
どうにか誤爆を引き起こして逃れたチェリーは38パンチ、38キック、38クラッシャーでたたみ掛けると都とタッチ。都は「よっしゃ行くぞー!」と勢いよく飛び出るが、イホ・デルはあっさりカニバサミで迎撃しイサミとタッチ。
イサミは強烈過ぎるサッカーボールキックを叩き込むと、場外ではゴローズがはしゃぎながら「わっからない!」これでイホ・デルと入れ替わったジュニアがリングインするとイサミを含めた3人で踏みつけ攻撃。そして再び場外戦に持ち込み都をイスに投げつけると、イサミ&ゴローズが3人で「わっからない!」
しかしこれによりゴローズが目を回しダウン。これには観客から突っ込みが入るが、イサミは一言「インターナショナルだよ!」
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イサミのチンロック、スリーパーに苦しめられる都だったが、追撃をコルバタで迎撃し、ゴローズにダブルランニングネックブリーカーを決めて見せるとようやくチェリーとタッチ。
チェリーはイサミに対し「どっこいしょ!」と大外刈り、ゴローズに対し裏拳を決めて蹴散らすと、イサミのダイビングクロスボディをかわしてミサイルキック。カウントは2。イサミのソバットからのバズソーキックもガードしてみせるチェリーだったが、イサミは間髪入れずに二発目を叩き込んでダウンを奪うとイホ・デルとタッチ。だがチェリーもイホ・デルの攻撃をサミングで阻止するとニーリフトを叩き込み都とタッチ。
フライングクロスボディはキャッチされるもそこからDDTに切り替えた都はチェリーと共に扇からダブルの低空ドロップキック。
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しかし続くコーナースルーはイホ・デルが振り返すとイサミが飛び込みトレイン攻撃、ジュニアのサイドバスターからイサミがダイビングダブルニードロップ!容赦ない一撃にイホ・デルが裏拳で更に追い討ちしフォールするが、これはチェリーがどうにかカット。
チェリーはイサミを裏投げで分断するとダブルブレーンバスターから都と共に38マンマミーヤ。…とは言っても都はいつも通りのマンマミーヤで、一方のチェリーはポール牧の「指パッチン」、宮尾すすむの「ハイッ!」、谷啓の「ガチョーン!」、イヤミの「シェー!」と昭和のギャグのオンパレード…。なにはともあれそこからダブルボディプレスを決めるが、これはイサミらがカット。
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ラリアットで動きを止めたイホ・デルはトドメを狙うが、都はこれをコードブレイカーで切り返して見せると一気にみやここクラッチ!これが決まるとイホ・デルも返せず3カウント。
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試合後、勝った都はマンマミーヤのポーズを見せるが、一方のチェリーはやっぱり「シェー!」のポーズ。そんなチェリーは年齢のことでバカにしたゴローズを説教するが、なぜかここで都も紛れて3人でチェリーのお説教を受けることに。…そんなこんなで第二試合終了。


※チェリー&都の「錯乱坊ズ」とイサミ&ゴローズによる何とも怪しい匂いが漂う第二試合。

試合は鶴見五郎の遺伝子を継ぐゴローズと国際プロレスに参戦したこともあるイサミが初タッグとは思えぬ連携を見せ、錯乱坊ズを圧倒。チェリーには精神的攻撃、都には物理的攻撃を中心に容赦なく追い込むが、錯乱坊ズは共に耐え切って見せると、こちらも年齢差を感じさせぬ連携を見せ、最後はみやここクラッチで逆転勝利。
国際チックな怪しい雰囲気にチェリーの鉄板である年齢ネタ&都の独創的なスタイルが良い感じで混ざった、カオスなんだけどそこまでgdgdになり過ぎない、絶妙な加減の好試合だったと思います。

あと個人的にはシリアスだけでなくこの手の試合も好むイサミが非常に活き活きしていたこと、そして厳しい攻めを耐え切った受けっぷりと突如暴発する狂気性を見せた都が印象的だったかなと。


第三試合:ユニオン非認定U.S.ヘビー級チャンピオンシップ 30分一本勝負
×福田洋 with 遠藤マメ(新宿二丁目)&風間ルミ(フリー)[4:53 リングアウト]大家拳號〇(KAIENTAI)

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福田が勝手に新設したらしい「ユニオン非認定U.S.ヘビー級チャンピオンシップ」の初防衛戦。福田はチャンピオンベルトではなくチャンピオンメダルを首から下げて、ディーバのマメ&風間を引きつれ、USAコールを巻き起こしながら登場。リングアナの井上マイクの口調もそれっぽい英語調。
福田「サンキューソーマッチ!今日は僕が新設したタイトル「ユニオン非認定U.S.ヘビー級」のタイトルに新設にお集まり頂き誠にありがとうございます。これがそのタイトルのメダルです!
僕はこのメダルをこの業界でもっとも権威の高いタイトルにしたいと思ってます。その為に僕は最強の挑戦者を用意しました。このプロレス界で最強の男、大家拳號です。僕は今日あの男を倒してこのタイトルを世界最高峰のメダルにしたいと思っています。大家拳號、カモン!」
一方でちょこまか動き回るマメを風間が「貴方なに偉そうに!」「福田が喋ってるんだから!」と追っかけまわす中、福田に呼び込まれ大家拳號が登場するが、観客からの大家コール&福田の持つメダル&場外でうろちょろするマメに訝しげな表情を見せる。
「ディーバは私よ!」とマメと風間は相変わらず揉め続けるが、福田は「防衛して皆で仲良くしましょう」と2人を諭しようやく試合開始。
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マメに気を取られるもロックアップで組み合うと一気にロープに押し込みクリーンブレイクする拳號。リストロックをブリッジで堪えた福田は押し返してダウンを奪うと左肩を絞り上げるが、拳號はこれをロープエスケープ。そしてやっぱり場外を動き回るマメに視線を奪われる。
手四つ、バックの取り合いから福田はヘッドロックに捕らえるとヘッドロックパンチ。すかさずナックルを叩き込むとダイビングナックル2連発からパーフェクトプレックス狙い。しかし拳號はこれを切り返すとインプラントDDT。拳號、真剣を狙うべく「立てコラ!」と待ち構える…が、福田は立ち上がれず…と言うか立ち上がらず、ダウンカウント9で場外エスケープ。
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拳號がその後を追いかけると福田はコブラクラッチに捕らえるが、拳號はこれを振り払うと先にリングイン。しかし福田は場外カウント20に間に合わずあっさりリングアウト負け!
…しかし「ユニオン非認定U.S.ヘビー級チャンピオンシップ」のルールではリングアウトでのタイトル移動はなく、拳號がリングアウトで勝利してもタイトル移動はならず。と言うことで福田の防衛となることに!
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福田「防衛したぞー!皆さん本当にありがとうございました!皆さんの声援のおかげで僕は拳號を相手に防衛することが出来ました!ルミさん見てください、防衛しましたよ。惚れ直しましたか?」
風間「なにが防衛よ?負けてんじゃん、結果的に。なに喜んじゃってるの?なにが惚れ直す?どこを惚れ直したらいいのかなぁ!恥ずかしくない訳?男としてこんな防衛の仕方で恥ずかしくないの?」
福田「えぇ〜…」
風間「どうすんのよ!」
福田「アァ…わかりました。風間さんが言うならもう一回やってやりますよ!さっきはこの男の姑息な手によりリングアウト負けを喫しましたが、パーフェクトプレックスさえ決まればこんな男簡単に倒してやりますよ!」
すっかり蚊帳の外の拳號が「またやるの?」と言う表情を見せるも、福田の一存により再試合が決定…但しアナウンスはないもののノンタイトルで。


三、五試合:×福田洋 with 遠藤マメ&風間ルミ[6:28 インプラントDDT→体固め]大家拳號〇

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福田はガットショット、ナックル、ニーリフトと攻め立てるが、続くパーフェクトプレックスは拳號がスイングネックブリーカーで阻止。拳號がダブルニードロップからチンロックに捕らえると、福田の窮地に興奮状態のマメがリングインしようとするが、これは風間が止めに入りマメの尻を引っ叩き追っかけまわす。これにはただただ呆然と見守る拳號(笑)
福田がどうにかロープエスケープすると拳號はもう一度インプラントDDTを狙うが、福田はその前の状態で既にグッタリ虫の息。それでもどうにか堪えた福田はボディパンチで振り払うと再びパーフェクトプレックスを狙うが、これも拳號が切り返し首固め。カウントは2。
ここで劣勢を打開すべくマメが尻を出して拳號の気を引くと、その背後から福田が急襲し形勢逆転に成功。
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すると福田は拳號のコーナースルーを振り返し木曽レフェリーに激突させ失神に追い込むと、急所パンチ、急所レッグドロップ、電気あんまの連続攻撃からタンバリン攻撃へ。すかさず風間が止めに入り奪おうとするが、勢い余ってマメ、そして拳號を殴打してしまう。タンバリンが大破するほどの一撃に拳號がダウンしてしまうと、福田はレフェリーを起こしてからパーフェクトプレックス。しかし拳號はカウント2でクリアーしてしまう。
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ショックの福田はダブルショルダーをクロスさせて自殺を試みるが、これも風間が阻止し「しっかりしろ!」とビンタ。目を覚ました福田は仁王立ちの拳號にナックルで立ち向かうが、拳號はこれをガードするとナックル、レッグラリアートからインプラントDDT。これが決まると福田も返せず3カウント。
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試合後、風間がマイクを持つ。
風間「福田く〜ん、大丈夫ぅ?

これから拳號にあなたを叩き直してもらうわ」
この発言に拳號はキョトンとした表情。
風間「恥ずかしがり屋なのよ拳號って」
拳號「いやもう…なんでしょうね?
鍛え直すとかはまぁどうでもいいじゃないですか。だけど一つだけ。福田洋、お前何がしたいんだ?お前どこを目指してんだ?アメプロ?アメプロもいいけども、勝ちたくねえのかお前は?」
福田「勝ちたいですよ!」
拳號「勝ちたい?じゃあなんでこんなことばっかりしてんだ?」
福田「勝ちたいから!」
拳號「…わかったわかった。じゃあお前もちゃんとしたレスラーとして、勝ちたいって気持ちは持ってんだな?」
福田「勿論です!」
拳號「嘘じゃねぇな?」
福田オフコース!」
拳號「…オフコースだな!?
よーし、じゃあ鍛え直すのはNOだ!だけど、オメェがもし、またやりてえってんなら、俺から勝ちたいってんならいつでも受けてやるよ」
拳號ににじり寄られた福田はビビリながらも「わかりました」と即答。それを聞いた拳號は意気揚々と退場する…が、その後になぜか風間&マメも続く。こうして1人取り残された福田は泣きながら風間らを追いかけ退場していった。


※福田がでっち上げたユニオン非認定U.S.ヘビー級チャンピオンシップの初防衛戦。自分の為の新しいベルトを新設したがるところはなんともアメプロっぽいと言うか、どインディーっぽいと言うか。もしくは01っぽいと言うか。

前半のタイトルマッチでは殆ど攻撃を受けることなくリングアウト負けでベルト防衛、後半の再試合ではディーバの介入やレフェリーを失神に追い込んでの反則三昧と、随所にかつてのNWAチャンピオンのような狡猾さを見せる福田。しかも殆ど技らしい技を出さずに試合を構築するところがまた素晴らしい。
残念ながらトドメのPPHが完璧に決まらずなぜかインプラントDDTの前に沈んでしまったものの、実力者の真霜拳號が相手であろうと得意のアメプロスタイルで負けず劣らずの存在感を発揮した福田がなんとも頼もしく見えた一戦だったように思います。


セミファイナル:石川修司&×風戸大智[14:09 ランニングエルボー→体固め]入江茂弘〇(チームでら)&杉浦透(FREEDOMS)

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両チーム揃うと、やたらハイテンションな風戸に触発されたか杉浦も一気にハイテンションとなって言い争いながら風戸と睨み合い。しかしそんな血気盛んな若手を下げさせた石川と入江が先発に出て試合開始。松井レフェリー、風戸らに対し「出ねぇのかお前らは!」
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ゴングが鳴るや激しくぶつかり合う両者。ゴツゴツとしたエルボー合戦からド迫力のタックル合戦となるが、これを制したのは入江。
両者代わって風戸と杉浦。こちらも激しくエルボー合戦を展開するが、杉浦は隙を突いてバックに回ると打点の高いドロップキック。
代わった入江は打撃を連発する風戸を受け止めるとエルボー一発で吹っ飛ばしてしまう。ここから風戸が捕まる展開に。
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入江のもみじチョップ、頭突き、杉浦の後頭部ドロップキック、逆片エビ固め、強烈な胸板蹴り上げ、入江のランニングボディプレス、石川に見せ付けるようなチンロック、杉浦の串刺しドロップキック、キャメルクラッチと攻め込まれる風戸だったが、追撃をドロップキックで迎撃するとようやく石川とタッチ。
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石川は杉浦をぶち噛ましで、入江をボディスラムで蹴散らすと杉浦に対し串刺しラリアットからダブルアームスープレックス。更にニーリフト、追っかけキッチンシンク、投げ捨て式バックフリップとたたみ掛けると拷問コブラツイスト。これは杉浦がロープエスケープ。石川は続けて串刺し攻撃を狙うが、杉浦は駆け上がっての反転式ダイビングボディアタックで一矢報いると入江とタッチ。
エルボー合戦から石川の巨体をブレーンバスターで投げた入江はランニング式のテディベア。これをキックアウトされるとマグニチュード岸和田式アピールから自分が垂直落下式バックフリップを狙うが、これは石川が堪えてサイドスープレックス。
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入江のエルボーをキャッチした石川はかんぬき式頭突きを連発するが、入江はビクともせず仁王立ち。ならばと石川はラリアットを叩き込むと暗闇脳天。カウントは2。
ここで石川はスプラッシュマウンテンを狙うが、これは入江が堪えてショルダースルー。石川はすぐに立ち上がりバックドロップを連発するが、続くランニングニーリフトは入江がキャッチして強烈な頭突き。石川が追っかけ式バックエルボーを決めるも、入江は追っかけ式ラリアットでやり返すと、全体重を掛けるようなランニングジャンピングエルボー!ここで両者同時にタッチ。
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勢いよく飛び出た杉浦はドロップキックで先制すると串刺しジャンピングエルボーからブルドッキングヘッドロック。そして得意のノーザンライトスープレックスを狙うが、これは風戸が切り返しランニングネックブリーカー気味のフライングラリアット。
ここで風戸は石川を呼び込むと、石川の串刺しラリアット、風戸のトラースキックから石川のチョークスラムで投げられた風戸がムーンサルトの形で落下する合体攻撃。そしてトドメとばかりに風戸がアンナカッター(ファイナルカット)を狙うが、これは杉浦が堪えて投げっぱなしノーザンライトスープレックス。
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代わった入江は串刺しラリアット、ブラックホールスラムから「お前ら終わりや!」と、これまた岸和田アピールを挟んでのダイビングボディプレス。押さえ込むが、これは石川がカット。
ここで杉浦がミサイルキックで石川を分断すると、入江がトドメを狙うべく走りこむが、風戸はフランケンシュタイナーで迎撃するとソバット、エルボーからランニングエルボー。しかしこれは入江が強烈なランニングエルボーで迎撃。風戸はどうにかキックアウトして見せるが、入江はすかさず立ち上がろうとする風戸目掛けてリングを揺らすほどのスライディング気味のランニングエルボー!これが決まると風戸も返すことが出来ず3カウント。
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試合後、入江がマイクを持つ。
入江「石川さん、自分は石川さんとエクストリームを賭けてシングルマッチをするのが凄い楽しみでした。これで無かったことにはさせませんよ、絶対そのベルトに挑戦してやる。そのベルトに挑戦して、自分がエクストリームチャンピオンになる。だからいつでもいいから早く試合を組んでください」
石川「入江、俺もお前と同じ気持ちだよ。このベルト賭けていつでもお前とシングルで戦いたい」
ここで石川はスーザン代表を呼び出すと入江とのタイトルマッチを直訴。
スーザン「もちろん、考えてたし、実は8月26日のユニオンの選手も出るDDT後楽園か、9月のうちの興行に、この間出来なかったタイトルマッチを組みたいなと思ってたの。でも今決めた。2人がすぐにやりたいんだったら、8月26日DDT後楽園でエクストリーム級のタイトルマッチを今ここで決定しましょう」
石川「ありがとうございます。入江、俺とお前しか出来ない、お互い壊しあうような試合とことんやろうぜ」
入江は握手でこれに応えると、杉浦と勝利をアピールして退場。


※※ユニオンと名古屋勢が激突したタッグマッチ。

試合の軸となるのはやはりユニオンビアガーデンでタイトルマッチが組まれていたものの、王者石川の風疹により流れてしまった挑戦者入江。この日の入江はなぜか合間合間にマグニチュード岸和田的アピールを挟むものの、いつも以上にパワーと突進力を駆使したド迫力な攻めで石川に肉薄。この試合だけで言ったら入江の方が分があったかも。
一方、風戸&杉浦の若手2人はこれまたいつも以上に気合を漲らせ真っ向勝負を展開。特にこれまでややおとなしめだった風戸はようやくカジャー・アンナカ時代を髣髴させるような超ハイテンションを発揮し、やや世代的に上となる杉浦だけでなく、デビュー戦の相手でもある入江にも果敢に食らいついていく。
しかしそんな風戸の気迫の籠もったエルボーをも全て受け止めた入江が、最後はそれ以上に強烈で豪快なランニングエルボーで叩き潰し勝利。

タイトルマッチを熱望する入江、そして風戸&杉浦と言う活のいい若手勢らがノンストップで熱く激しくぶつかり合った、まさに熱戦と言うべき好試合だったと思います。

それにしても風戸がプロデビューしてから、この試合が一番輝いて見えたような気が。超ハイテンションも解禁したし、杉浦と言う好敵手も現れたし、これからの更なる活躍に期待したいところです。


メインイベント:〇諸橋"ビッグ"晴也[15:35 ラリアート→体固め]大家健×

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ゴングが鳴るも微動だにせず睨み合う両者。ようやく同時に動き出すとロックアップの力比べ。これは諸橋がゆっくりとロープに押し込みクリーンブレイク。続いて手四つの力比べから手首の取り合いへ。諸橋は足を取ってテイクダウンすると左足にステップオーバートーホールド。一旦リリースした諸橋は再度手四つを狙うが、これは大家が切り返し左腕にハンマーロック。そこから脇固めに移行するが、これは諸橋がロープエスケープ。
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左腕に狙いを定めた大家はショルダーアームブリーカー、左腕へのトーキックから再び脇固め。諸橋、すぐにロープエスケープ。
顔面掻き毟りで動きを止めた諸橋はガットショット、ナックル、スリーパーからチンロック。サーフボードストレッチに移行すると大家は力を込めて切り返そうとするが、諸橋はそれ以上の力で阻止すると背中へのスレッジハンマーから串刺しバックエルボー、そして再びスリーパー。諸橋は更にボディスラム、ブレーンバスターとたたみ掛けるが、続く串刺し攻撃は大家がかわすとコーナー馬乗りの状態から落差をつけたDDT。
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流れを引き寄せた大家は串刺しバックエルボー、カミカゼからミサイルキック。諸橋はこれをかわすとケンカキックを連発するが、大家も負けじとケンカキックで応戦。大家がケンカキックをかわしてバックを取ると、諸橋が切り返しクリップラークロスフェイスを狙うが、大家は更にこれを切り返し掟破りのクリップラークロスフェイス。しかし諸橋は冷静に切り返すと、押さえ込みからSTF。大家、懸命にロープエスケープ。
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諸橋のクォーラルボムをショルダースルーで回避した大家は諸橋のコーナーダイブもカットして雪崩式ブレーンバスター。このチャンスに大家は炎のスピアーを狙うが、諸橋はこれをキャッチするとそのままクリップラークロスフェイス狙い。だが大家はこれを切り返すとジャーマンスープレックスホールド。カウントは2。
両者、座ったままの張り合いから徐々に立ち上がると大家が頭突きから炎のスピアー。しかしカバーすることが出来ずダブルダウン。
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先に立ち上がった大家はファイヤーマンズキャリーの体勢からトドメを狙うが、諸橋はこれを堪えるとクォーラルボンバー。大家が真っ向から受け止めると諸橋は張り手連発から裏投げ。しかし大家はカウント1でキックアウト。ならばと諸橋はグーパンチから前、後ろ、前からとクォーラルボンバーの乱れ撃ち。これが決まると大家も返すことが出来ず3カウント。
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試合後、諸橋がマイクを持つ。
諸橋「大家ぁ!俺達、夏に相応しい試合見せられたよな!?」
大家「そうだよ、でもな8年ぶりのこの夏のシングル対決、今日のところは俺の負けだ。俺はお前に何も言うことねえよオイ」
諸橋「大家、ユニオン頂上対決、まだまだ続くよな?」
大家「続くに決まってんじゃねえかオイ!俺たちはまだまだだ!年に1回夏に、俺とお前シングルマッチやり続けて、どっちが強えぇか、どっちが強えぇか、どっちが強えぇか、決めんぞ!(それを)決めんのが、このユニオン夏の大会にするよ!」
諸橋「おい、ユニオンは石川でもイサミでもねえ、俺と大家だぁ!

…と言うことで、ちょっとこんなこと言った後で気まずいけど…」
大家「気まずくなんかねえよ!俺達がユニオンじゃねえか、オイ!!何も言うことねえなんて言ったけど、スゲェ俺喋ってるけど、俺は諸橋の言葉を代弁してるだけです!だからぁユニオンの選手のみんなリングに上がれよ!」
ここでユニオンメンバーがリングイン。
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諸橋「今日はユニオン真夏の祭典選手会興行にご来場ありがとうございます!まだまだこの暑い季節が終わっても、まだまだユニオンの熱い戦いは始まります!応援宜しくお願いします!(締めを)俺やるの初めてかな…」
最後は諸橋が中心になって「3、2、1、行くぞユニオン!」で締めて終了。諸橋と大家は共に張り合ってから抱き合い健闘を称えあった。

全試合が終わると1時間位の交流会を経て興行は無事終了となりました。


※※8年ぶりとなるらしい両者のシングルマッチ。諸橋はいつの間にか「諸橋"ビッグ"晴也」と改名していた模様。ちなみにかつて諸橋に「ビック」の名を授けたのは村上で、「ルード」の名を授けたのが折原。

序盤は大家の左腕攻めをあしらった諸橋がラフや絞め技で試合を支配。大家もカミカゼや掟破りのクリップラークロスフェイスで反撃に出るも単発で押さえ込まれてしまう。どうにかジャーマン、炎のスピアーの二大兵器で挽回した大家は諸橋のクォーラルボンバー、張り手、裏投げを真正面から受け止めて見せるが、諸橋はクォーラルボンバーの乱れ撃ちで強引にねじ伏せ薄氷の勝利。
公式発表によるとラリアートだけど、多分クォーラルボンバーでいい…のかな?
愚直なパワー殺法でねじ伏せようとする諸橋、それを真正面から受け止める大家と、泥臭くもこの2人ならではの一戦だったかなと。


興行時間は約2時間。
選手会興行と言いつつもそこまで通常興行と違いはなく(強いてあげれば第二試合のイサミ&ゴローズと言うタッグチームか)、いつものユニオンらしいバラエティー豊かなラインナップながらも好試合が多いという非常に満足度の高い興行だったように思います。いつも思うことですが、やっぱりビックマッチよりも気負わないこれくらいの規模での興行の方がユニオンらしさが出るような気がしますね。




【おまけ】
前半は主に入場シーン。後半は交流会の模様。
最後の写真は、この日お手伝いに来ていた草プロレスRAWのSAGATと風戸のツーショット。草プロレスからプロになった風戸、そしてこれからプロになろうとするSAGATと言う個人的には結構感慨深い写真だったり。
いつかこの2人がプロのリングで相まみえる日が来ることを心から期待しています。

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