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ユニオンの9月大会は久々の北千住で開催。恐らく2009年7月以来か?

チケットは事前に全席完売となり超満員札止め(公式発表で123人)とのことだったのですが、以前に比べると1列減り、リングとの距離もあり、逆にかなりゆったりとした感じ。立見席の販売も予定されていたそうですが、会場(行政)側からの指導により急遽無くなったとのこと。先日の蕨と言い、北千住と言いユニオンにはもう小さすぎる会場になってしまったか…。

仕事の都合とか体調不良とかPCの不具合等々、諸々被って暫く手をつけられずに今更になってしまったけど、簡単ながらもある程度書いたので一応掲載してみることに。とりあえず私的メモってことで。

@オープニング

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まずはめんそ〜れ親父率いる”親父倶楽部”が登場し前説&生歌披露。
親父が『島唄』を熱唱し、お手伝いの福田洋&ゴローズが踊り、音響の会場さんが適当にハーモニカを吹いて盛り上げる。セコンドにはアグーの姿も。
親父「お客さんによく聞かれます。試合前に演奏までして大変じゃないかと。でも考えてみてください。大変と言う字は「大きく変わる」と書いて大変と読みます。
会社が大変、学校が大変、色んな大変があると思います。しかし大変な時こそ今の自分を大きくチェンジする。周りからの目を大きくチェンジする。そんな良い機会だと思います。我々親父倶楽部は毎日その言葉を胸に閉まって毎日頑張っております」
…ってどっかで聞いたことあるような。それはさておきどうやら沖縄プロレスでは恒例だったらしい前説だそうですが、今後も親父が継続参戦するなら竜剛馬の前説代わりに続けて欲しいところです。

この後、選手入場式となり、スーザン代表&石川修司が挨拶。
スーザン「本日は本当に沢山のご来場ありがとうございます。ここ北千住は前に良く使っていて、凄い思い出のある会場なんですけど、ちょっと間が開いてしまって二年ぶりくらいなんですね。そんな久しぶりの会場で超満員札止め御礼の皆さんの前で大会が出来るのが本当にうれしく思っています」
石川「メインでは諸橋さんと大家さんでチームドリフですか。ブチのめして、最後は諸橋さんがヒゲダンスを踊ります。お願いします!」


オープニングマッチ:×風戸大智[8:35 親父ぬい→片エビ固め]めんそ〜れ親父〇(沖縄)

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両者握手を交わし試合開始。まずはバックの取り合いから親父が足を取ってテイクダウンしステップオーバートーホールド。風戸がクロスレッグロックで切り返すとヘッドロックから首投げ、袈裟固め。これは親父がヘッドシザースで切り返しブレイク。
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風戸の攻撃をかわした親父は「親父、親父、親父!」と親父コールを巻き起こす。風戸は上機嫌の親父を背後から急襲するとショルダータックルからリストロックをバック宙で切り替えしてのドロップキック。親父がたまらず場外へエスケープすると、風戸は「親父さん!」と敬語で親父を呼び込む。
上がり際を急襲した風戸はランニングバックエルボー、チンロック、エルボースマッシュ、ジャンピングエルボードロップとたたみ掛けるが、続く串刺し攻撃は親父が跳んでかわすとヒップトスからクルっと回って欽ちゃんジャンプ。風戸も釣られて飛んでしまうと、親父がすかさず顔面へのドロップキック。
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流れを変えた親父は串刺し攻撃からビール缶を持ちながらオールドスクール。更に「あり乾杯!」とダイブしながら缶で殴打すると、更にカウンターでもう一撃。押さえ込むがカウントは2。
親父はミドルキック連打を放つが、追撃は風戸がジャンピングラリアットで迎撃。
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コーナーに追い込まれた親父は小橋建太のような串刺しマシンガンチョップでやり返すが、コーナースルーからの串刺し攻撃は風戸がゼロ戦キックで迎撃。すかさずソバットを叩き込むと変形のブルズグランパス!これを逃れられても右手と左足を固定して腹部にエルボースタンプ連発するが、親父はどうにかロープエスケープに成功。
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このチャンスに風戸はナイマン蹴り、トラースキックからミサイルキックを放つがカウントは2。ならばとアンナカッターを狙うが、これは親父がサムソンクラッチ切り返すとすかさずトラースキック一閃。続くダイビングフットスタンプもキックアウトされてしまうが、ここで親父は再びトラースキックから必殺の親父ぬい!これが見事に決まると風戸も返せず3カウント。
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試合後、親父は座礼する風戸と握手、抱擁を交わし健闘を称えた。


※風戸が沖縄プロレスから初登場のめんそ〜れ親父に胸を借りたオープニングマッチ。

明るく楽しい試合をベースにしながらも風戸を真っ正面から受け止めた親父が、風戸の魅力を存分に引き出した上で最後は親父ぬいで勝利。
親父が噂にたがわぬ実力者ぶりを遺憾なく発揮した好試合でした。出来ればユニオンに継続参戦して欲しいなぁ…。


第二試合:東京女子プロレス提供試合
×NOZOMI(東京女子)[9:07 ダイビング・ギロチンドロップ→体固め]成宮真希〇(アイスリボン)

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両者握手を交わし試合開始。ロックアップを振り払ったNOZOMIはカニバサミでダウンを奪うとグラウンドへ。これは共に切り返し合いブレイク。NOZOMIの左腕を取った成宮は左肩を固め、絞り上げてからエルボーを連発。NOZOMIもエルボーで応戦するが、続く串刺し攻撃は成宮がコーナーからエプロンに逃れてかわしつつロープを使ってのジョーブレイカー。すかさずランニングダブルチョップを放つがカウントは2。
追撃をカサドーラからの首固めで阻止したNOZOMIはドロップキックからコーナーダイブを狙うが、これは成宮がカットしデッドリードライブ。
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NOZOMIはすぐに立ち上がり串刺しドロップキックを放つが、追撃は成宮がカウンターのスリーパーで捕らえるとカンパーナ。続くアルゼンチンバックブリーカーを堪えたNOZOMIは串刺し攻撃を狙うが、成宮はコーナー阿吽で迎撃するとランニングダブルチョップから逆エビ固め。NOZOMI、懸命にロープエスケープ。
成宮はアルゼンチンバックブリーカーから投げ捨てると押さえ込むがカウントは2。対するNOZOMIもドロップキックでどうにか動きを止めるとブレーンバスターからミサイルキック。押さえ込むがカウントは2。
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打撃戦からダブルチョップを放った成宮、追撃を狙うがNOZOMIはこれをかわすとピタリと動きが止まってしまう。成宮がバックを取ると取り合いを繰り返した上で成宮が強引に首投げ、袈裟固め。そのままガッチリ押さえ込むがカウントは2止まり。
すかさず成宮がラリアットを放つ…と、NOZOMIが顔面からモロに食らってしまうことに。しかしこれでも3カウントは奪えず。苛立ちの色を隠せない成宮はもう一度押さえ込むもカウントは2。
ならばとロープに振ってカウンター攻撃を狙うが、NOZOMIはこれをかわしつつスクールボーイ。かえされてももう一発決めるがカウントは2。NOZOMIの追撃をかわした成宮は渾身の袈裟固めを極めるが、NOZOMIはそれでも耐え続ける。
ここで成宮は一旦技を解くとボディスラムからコーナーへ。NOZOMIが立ち上がりそうで立ち上がれず…を繰り返していると、成宮はじっと堪えて待ち続けたが、結局「終わり!」と叫んだ上で問答無用のダイビングギロチンドロップ。これが決まるとNOZOMIも返せず3カウント。
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成宮は試合が終わるや否や一礼し足早に退場。NOZOMIは暫く仰向けになっていたが、立ち上がって四方に一礼するとリングを後にした。


※序盤は至って普通の攻防が繰り広げられたものの、中盤から急にNOZOMIの動きがストップしてしまい、試合の流れもそのまま急停止。記憶が飛んだか、いざ攻勢に立っても攻めるに攻められないNOZOMIに対し、成宮もどうすることも出来ず苛立ちの表情を隠せず。結局そんな状態が最後まで続き、成宮が強引にダイビングギロチンを決めて3カウント。

どうにか試合を成り立たせた成宮が良く頑張ったと思うけど、これは両方に悔いが残っただろうなぁ…。


第三試合:グレートブリテン式ジェントルマンルール ハンディキャップマッチ
×福田洋with遠藤マメ(二丁目)[1:37 紫閃光→エビ固め]チェリー&紫雷美央〇(TT.s)with風間ルミ

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5人が揃うと福田がマイクを持つ。
福田「おい、なんだこのレディーたちは?大家拳號はどこに行ったんだ?僕に試練を与えてくれたはずの大家拳號はいったいどこに行った?」
風間「拳號君は新日本が忙しくて、かまってられないって言われちゃったの。
だけどさぁ、福田君最近女の扱いがおかしくない?と言うことで今日はレディーの扱い方を教えてあげたいと思ってこの2人に頼んだの。女の扱い、最近雑だしね。アナタ変わったわ」
福田「じゃあ、今日はこの2人が相手ということで。ほうほう、わかりました。
ただ、いくら2人とはいえ、非力なこんな女性2人では僕の相手にならないと思います。こちらから特別なルールを提案させて頂きます。名付けて”グレートブリテン式ジェントルマンルール”
説明しましょう。女性側のフォールは2カウント。に対して僕のフォールは通常のルール通り3カウント。このルールを採用させてもらいましょう。どうですかお2人は?最高に紳士的なルールでしょう?」
美央「いいんじゃね?」
チェリー「格好が紳士じゃないのよね…なにを参考にしてるの?」
と言うことでこの試合は福田は3カウント、チェリー&美央は2カウントと言う「グレートブリテン式ジェントルマンルール ハンディキャップマッチ」として行われることに。
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先発はチェリーと福田。ロックアップから福田がロープに押し込むとクリーンにブレイクし一礼。チェリーは構わずニーリフトを叩き込むとロープワークから側転フェイントを見せるが、福田はエレガントにこれを回避。チェリーのランニングネックブリーカーは食らうもルチャ的な足のすくい合いを経てブレイクすると、改めてエレガントに一礼。
その隙に美央がミサイルキックを食らわすとナックルから紫閃光。これが決まると福田返せず2カウント!

秒殺された福田は慌ててマイクを持つ。
福田「待て!2カウントしか入ってないだろ!?卑怯だぞお前ら!実はな、このグレートブリテン式ジェントルマンルールは2本目の試合結果がすべての勝敗に影響するんだ!やるのか?やるんだろう?今度は通常ルール。やるのかな?やらないんであれば我々の不戦勝と言うことで」
紳士とは思えぬ横暴な発言に女性陣は抗議するが、福田は「じゃあやるんだな!じゃあやろう!」と言い放つと3人を蹴散らし再試合開始。


再試合:ハンディキャップマッチ
×福田洋with遠藤マメ[7:57 チェリトーンボム→片エビ固め]チェリー〇&紫雷美央with風間ルミ

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場外の美央に対しイスで殴りかかる福田だったが、これは風間が割って入り阻止。大人しくリングに戻ると美央に対し容赦なくナックルを連発。コーナー叩きつけ、コーナー馬乗りナックル、スコット・スタイナーばりのエルボードロップ&プッシュアップとたたみ掛ける福田。その間、セコンドの遠藤マメは大はしゃぎしながら観客を煽る。ちょこまか動き回るマメにチェリー&風間は口々に「むかつく!」
続く福田のチンロックを噛み付いて逃れた美央だったが、ここで福田は美央を木曽レフェリーにぶつけてしまう。レフェリーが失神する中、福田はマメからタンバリンを受け取るが、これも風間から「福田、ダメ!」と一喝されてしまい手放してしまう。その隙に美央が急襲し、チェリーとタッチ。
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チェリーは38パンチ、38キック、38クラッシャー、どっこいしょ大外刈りからダブルリストアームサルトを決めるがカウントは2。ならばと走り込んでの攻撃を狙うが、これはマメが足を引っ張り阻止。風間がマメを追い掛け回し、尻を引っ叩くとマメは悶絶しつつ「急所をやられた!」
一方リング上では福田がチェリーにラリアット、かち上げ式ニーリフト。カットに入る美央を追い払った福田は満を持してパーフェクトプレックスを放つが、残念ながらこの日もカウント2。
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ここで福田は自決しようとダブルショルダーに手を掛ける…が、ここで止めに入ったのがマメ。福田に抱きつくと「福田君ダメ!死んじゃダメ!マメがいるじゃん!」と説得。この一言で気を取り直した福田はマメと口づけを交わそうとする…が、ここで風間が割って入ると福田にビンタ!美央「誰の味方なの?」
2人の世界を邪魔された福田はナックルでチェリー&美央を蹴散らすと2人まとめてパーフェクトプレックスを狙うが、これはダブルブレーンバスターで投げられてしまう。すかさずチェリーがブリザードスープレックスを決めるが、これはマメがカット。ここで美央が割って入るとマメを首4の字固めで分断。その間にチェリーが熟女でドーンからチェリートーンボムを決めて3カウント。
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試合後、チェリーがマイクを持つ。
チェリー「いやあ対戦相手が弱すぎて汗もかいてないわぁ…。美央ちゃん化粧崩れてないわよ!今日綺麗よ!」
美央「チェリーさんも、つけまつげ取れてない!超綺麗!」
チェリー「最初から普通のルールでよかったわよねぇ!?」
美央「バカなんじゃないの?帰りましょう!」
そう言い放つと2人で「綺麗、綺麗」と笑顔で褒めあいながら仲良く?退場。
一方、風間は「ふっくん、大丈夫?また一からやり直せばいいじゃん。頑張ろうね。初心に戻って」と福田を慰める…が、福田の返答はナックル!福田はマメと高笑いしながら退場。リングに残された風間はいつもの福田宜しく泣きながら走り去っていった…。


第四試合:〇妻木洋夫[10:41 原爆固め]那須晃太郎×(STYLE-E)

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蹴りのけん制から妻木が蹴り足を取って首投げ。グラウンドの攻防になると那須ががぶりの体勢からバックに回って胴絞めスリーパーに捕らえるが、妻木は次の技へ移行するタイミングを突いて足を取るとレッグロック。対する那須も腕を取って腕ひしぎ逆十字を狙うが、妻木は覆い被さってこれを堪えると逆に膝十字狙い。だが那須もこれを堪えると切り替えしてのビクトル式膝十字。
ここからアキレス腱固めに移行するも、妻木も同じくアキレス腱固めを極め返すと袈裟固めに移行。そこからヘッドロックで絞り上げる妻木に対し、那須はリストロックで切り返すと首投げで投げてブレイク。
片足タックルを狙う妻木を那須がキャッチすると妻木はアームホイップで切り返すが、追撃は那須がミドルキックで迎撃。
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引き摺り起こした那須はエルボー連打、ニーリフトからボディスラム狙い。これは妻木が堪えて逆に投げ返すと那須が後方に着地するが、妻木はすかさず首投げからサッカーボールキック一閃。これに対し那須も首投げからサッカーボルキックを叩き込むと、サッカーボールの打ち合いへ。これを制した妻木はスリーパーからキャメルクラッチに捕らえるが、これは那須がロープエスケープ。
張り手の打ち合いからコーナーに追い込んだ妻木はハンマーブロー、ボディパンチ、ミドルキック、ボディスラム、エルボードロップ、逆エビ固めと腰や腹部に攻撃を集中。これは那須がロープエスケープに成功。
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エルボー合戦を追っかけ式キッチンシンクで制した那須は延髄蹴りからサッカーボールキック。更にコーナーに押し込むと串刺しミドルキックラッシュから張り手、串刺しジャンピングニー、ブレーンバスター、そしてPK。これをキックアウトされてもフェイスロックで絞り上げるが、妻木はどうにかロープエスケープに成功。
ならばと那須はバックドロップを狙うが、妻木はこれを堪えるとビクトル投げからのロウキー式フットスタンプ。更に高速ブレーンバスターからクラッチを離さずフロントネックロック。耐える那須を胴絞め式フロントネックロックに移行しつつ絞め上げるが、那須はロープエスケープに成功。
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このチャンスに妻木は串刺しジャンピングエルボー、カウンターボディスラムからライオンサルトを放つが、那須はこれをかわすとランニングのミドルキック。カウントは2。ならばとミドルキックを連発するが、妻木もこれに応戦。激しい蹴り合いの末にトラースキックを決めて動きを止めた妻木はハイキックから間髪入れずにジャーマンスープレックスホールド。これが決まると那須も返せず3カウント。

妻木は大の字の那須を踏みつけた上でコーナーに駆け上がり観客にアピールし退場。


※当初は妻木とFREEDOMSの杉浦透とのシングルマッチだったが、杉浦の右ひざ負傷により那須が代わりに参戦。

共に蹴り技やグラウンドを得意とするとあって序盤からじっくりとしたグラウンドの攻防やバチバチとした打撃戦を展開する両者。しかし以前だったら同じ土俵の上でとことんやり合っていたであろう妻木でしたが、修行の成果なのか、相手が那須だったからなのかガッツリやり合いつつも思った以上に熱くなり過ぎず。最後はハイキックからのジャーマンで妻木の勝利。

個人的には格上感を見せつつ圧倒しようとする妻木よりも、そんな妻木に相手に事実上互角の戦いっぷりを見せた那須の方が印象的だったかなと。


セミファイナル:〇木高イサミ[16:59 ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め]ゴロージュニア×

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ジュニアのセコンドにはエル・イホ・デル・ゴローが帯同。イサミとジュニア、両者握手を交わし試合開始。
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ジュニアのリストロックを切り返しつつ寝た状態のまま左足を取ったイサミはテイクダウンしてレッグスプレッド。ジュニアはこれを切り返すとがぶりの体勢に入るが、イサミはローリングするジュニアの左腕を取るとハンマーロック。イサミ、自らリリースしブレイク。
様子を伺うイサミに対し、ジュニアは手を取りながらカニバサミでテイクダウンするとダブルレッグロックから前方にブリッジしての変形サーフボードストレッチ。そこから半回転させて正調サーフボードストレッチに移行すると、立ち上がって切り返しを狙うイサミを押し潰しつつ左腕を固める。イサミはこれをクルックヘッドシザースで切り返すが、ジュニアは倒立エスケープからそのままイサミの両足首を固める。
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ジュニアはそこからヘッドロックに移行するとロープに振ってショルダータックル。更にアームホイップから口を押さえつつ左肩を固めるが、イサミはこれをどうにか切り返すとジュニアを場外へ投げ出す。
イサミは介入するエル・イホを振り払いつつジュニアと打撃戦を展開すると、マルイ内で「ジャスコー!」と叫びながら外に出ようとするが、これはエル・イホらに阻止され未遂に。イサミがエル・イホに「お前はなんなんだよ!」と怒鳴れば、セコンドの風戸もエル・イホに「ハウス!」
先にリングに戻ったイサミはジュニアの上がり際を急襲するが、ジュニアはこれをかわすとロープ越しのスリーパー。更に左腕を取ってのロープアームブリーカー敢行。
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リングに戻ったジュニアはイサミの左腕に狙いを定めると踏みつけ攻撃、ピンポイントニードロップ、リストロック、チキンウィングフェイスロック、コーナーへの左肩叩きつけ、じっくり溜めてからの左腕へのエルボースマッシュ、ピンポイントローキックと一点集中攻撃。しかし続く腕極め式スリーパーはイサミが振り払うと、カウンタースリーパー狙いのジュニアを担ぎ上げてニークラッシャー&ドラゴンスクリュー。
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イサミも負けじと左足に狙いを定めると踏みつけ攻撃、サッカーボールキック、スタンディングクラッチから足4の字固め。ジュニアは反転して逃れようとするが、イサミが更に反転してしまうと懸命にロープエスケープ。
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ここでなかなか離さないイサミに対しエル・イホがクレームをつけるとイサミが蹴りで一蹴。しかしその間に蘇生したジュニアはテーズプレスを決めるとマウントでのナックル連打からブレーンバスター。カウントは2。ジュニアは続けてショルダーネックブリーカーを狙うが、イサミはこれを堪えると逆にブレーンバスター。
流れを引き寄せたイサミは串刺しバックエルボーからダイビングボディアタックを放つ…が、ジュニアは待ってましたとばかりにカウンターの脇固め!更に一旦丸め込んでからクロスフェイスロックに移行するが、イサミはどうにかロープエスケープに成功。
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ならばとジュニアは立ち上がろうとするイサミに忍び寄りゴロースープレックスを狙うが、これはイサミが堪えると渾身のエルボー。ここからエルボーの打ち合いとなるが、ジュニアの裏拳狙いはイサミがキャッチしてスクールボーイ…からのサソリ固め。しかしジュニアは頭を掴んでステップオーバーを堪えるとそのまま首固め。カウントは2。
スタンド状態から再びエルボーを打ち合う両者。ジュニアが裏拳を叩き込めばイサミも勇脚で応戦しダブルダウン。
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先に立ち上がったジュニアは走り込んでの攻撃を狙うが、これはイサミがかわすとナックル一閃。レフェリーにクレームをつけるエル・イホを再び蹴散らすとコーナーに登ってダイビングダブルニードロップを放つが、これはかさわれ自爆。すかさずジュニアはイサミの腕を取ると電光石火のヨーロピアンクラッチ!これをキックアウトされると飛びつき式三角絞めに捕らえるが、これはイサミがどうにかロープエスケープに成功。
ならばとジュニアは再びゴロースープレックスを狙うがこれはイサミがリバースプレスで阻止。すかさずナックル、ソバット、二段階式バズソーキックから一気にコーナーを駆け上がりダイビングダブルニードロップ!これが決まるとジュニアも返すことが出来ず3カウント。
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試合後、イサミはジュニアと握手を交わし健闘を称えるが、介入してきたエル・イホには中指を突き立てる。怒ったエル・イホが追いかけるとイサミは場外でカウンターの勇脚を食らわし退場。激戦を戦い抜いたジュニアがエル・イホの肩を借りて退場すると、観客から割れんばかりの拍手が巻き起こった。


※イサミとジュニアによるシングルマッチがこの日のセミ。

これまで要所要所で実力の片鱗を見せてきたジュニアでしたが、この試合ではその実力者っぷりを遺憾なく発揮。イサミ相手に見事なランカシャーレスリングを駆使してあと一歩まで追い込んでいく。対するイサミもそんなジュニア相手にグラウンドを主体に真っ向勝負。
見応えある攻防の中にときおり怪しさが入り混じるやり取りがあったりするものの、最後は一進一退の末にイサミが怒涛のラッシュからのダイビングダブルニードロップで勝利。

個人的にはかなり期待していたカードでしたが、その予想をはるかに上回ったなんとも素晴らしい、この2人ならではの名勝負でした。お見事。


メインイベント:石川修司&諸橋晴也&×大家健[19:48 ニールキック→片エビ固め]石井慧介〇(DDT)&入江茂弘(チームでら)&高尾蒼馬(DDT)

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チームドリフが奇襲を仕掛け試合開始。三人は石川を捕らえると石井&高尾の同時フットスタンプから入江の巨体を石川の上へフラップジャック!更に入江を正座させてその頭の上へ石川を落とそうとする石井だったが、これは石川が堪えると2人を蹴散らしていく。
石井を捕らえたユニオン軍は諸橋のナックル、チンロックから大家がボディスラム、ストンピング。格上感をかもし出す大家だったが、追撃は石井がドロップキックで迎撃。ここから大家が捕まる展開に。
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石井のサッカーボールキック、高尾の顔面ドロップキック、ガードする大家をスカしての顔面ドロップキック、大家のガードを構わず突破しての入江のスライディングエルボー、エルボー合戦からのフルスイングエルボー、石井のダブルフットスタンプ、逆さ吊りにしての腹部へのドロップキック、挑発しながらの高尾のストンピング&ボディスラム、入江の串刺しボディアタックとたたみ掛けるが、続く相手コーナーを挑発しながらのチンロックは石川がビックブーツでカット。しかしすぐに石井&入江が石川&諸橋を撃退。
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再び大家を捕らえた石井は急角度の逆片エビ固めに捕らえると、入江が石川を、高尾が諸橋を分断。しかし大家は自力でロープエスケープに成功。
高尾のキャメルクラッチ&髪の毛弄りから入江がエルボーを連発すると、大家は入江に縋って立ち上がり無謀にも頭突きを連発。当然入江は真っ向から受け止めると物凄い音を立てる頭突きで倍返し。だが入江のWARスペシャルを食らうもどうにか耐え続けた大家は自分が垂直落下式バックフリップを堪えると、追っかけボディアタックからのブレーンバスターを投げ返し、ようやく諸橋とタッチに成功。
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諸橋は入江を石井を誤爆させると、入江に対しボディパンチからDDT。続く打撃戦も顔面掻き毟りで制するが、入江もランニングエルボーで応戦すると高尾とタッチ。
高尾はフライングフォーアームからトラースキックを放つが、続く串刺し攻撃は諸橋がバックエルボーで迎撃すると河津落とし。
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代わった石川はチョークスラムを狙うが、高尾はこれを振り払うとエルボーを連発。更にジャンピング式のマッスルスタンプで動きを止めるとセカンドロープからのフライングエルボーアタックを決めるが、更なる追撃は石川が追っかけ式キッチンシンクからの豪快な投げ技で阻止。
ここで大家らがリングインすると、高尾に対し石川の串刺しラリアット、大家&諸橋の連続ジャーマンから石川がランニングニーリフト。押さえ込むが、これは石井らがカット。ならばと石川はスプラッシュマウンテンを狙うが、これは高尾が堪えると入江がラリアットで阻止。
今度は石川相手にチームドリフがトレイン攻撃を仕掛けると、正座する入江の石頭目掛けて石井が投げ捨て。更に高尾のボマイェから入江がフライングソーセージを決めるが、これは諸橋がカット。入江は諸橋に自分が垂直落下式バックフリップを決めて分断すると、石井が石川目掛けてニールキック。しかしカウントは2。ならばと三沢式フェイスロックに捕らえるが、石川は強引に立ち上がるとそのままファイヤーサンダー!ここで石川は大家に試合を託す。
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エルボー合戦からのジャンピングニーアタックをかわした大家は投げっぱなしジャーマン。石井もすぐに立ち上がると投げっぱなしジャーマン二連発で応戦するが、追撃は大家が渾身の炎のスピアーで迎撃。このチャンスに大家はもう一発炎のスピアーを狙うが、これは石井がニーリフトで逆に迎撃。すかさずオーバーヘッドキックからフィッシャーマンバスターを決めるが、これは石川がギリギリカット。
ビンタを連発する石井に対し、大家は雄たけびを上げて仁王立ちすると頭突きを連発。石井が延髄蹴りでやり返しても、それでも愚直に頭突きを連発する大家だったが、走り込んでの攻撃は石井がドロップダウンでかわすとカウンターのニールキック!これがモロに決まると大家も返すことが出来ず3カウント。
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試合後、石井がマイクを持つ。
石井「おいおい、ユニオンに完全勝利だろー!今日のがユニオンのベストメンバーだろ?勝ったぞ?ユニオン倒したな!」
石川「一つ言っておくぞ。大家さんはユニオンで…ベストメンバー?まぁ、そこら辺がわからない限りはお前ら俺らには勝てねえな。

大家さん!負けた人に言うのも悪いですけど、なんか喋ってもらえますか?」
大家「お前らの名前わかんねぇよ、志村だか加藤だかわかんねえけどな、たまたま俺の35年間生きているという歴史の中で、たまたまプロレスというルールの中で勝っただけだろお前!俺はお前らよりもっと長い間、そしてもっと辛い間、散々苦渋を舐めてきたんだ。人生では俺が勝ってんだよぉ!」
ここで石川がマイクを取り上げると一言「もう限界だ!」
それでも喚き散らす大家に石井は「お前は黙ってろ」と言い放つと「おいユニオン、次は誰だ?誰もいないか?イサミか?」と挑発。ここでマイクを奪ったのは妻木。
妻木「大家に勝ったぐれぇでいきがってんじゃねえぞ!はっきり言っちまえばな、大家さんはユニオンでも弱い方なんだ。石井さん、あんたが強いのは知ってるよ。どうですか?俺とやってくださいよ」
この発言に大家が「オイ、お前が(沖縄)行ってる間に…わかんねぇじゃねぇかよ…」と食って掛かるが、これはチェリーが「ウロウロしないで!ここにいて。落ち着いて落ち着いて」とピシャリ(笑)
石井「沖縄で遊んできて強くなったのか?じゃあスーザン、妻木とやらせろ。妻木との試合組め」
妻木「こいつとシングルでやらせてください」
これに対しスーザン代表は次回10月28日でのシングルマッチを正式決定。
石井「これからもまた、ユニオンに出ます!やっぱりユニオンプロレスはチームドリフの俺らが盛り上げてやらなきゃ、だめだこりゃー!」
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そう言うとチームドリフは意気揚々と退場。ここでイサミらが高尾が忘れていったTシャツを見つけるとその上に妻木がどっかり座り込みマイクを持ちユニオンの面々を呼び込む…が、全員既にリングの上と言う(笑)
妻木「妻木、沖縄からユニオンに完全復帰しました。ユニオンに上がる奴はこの俺が一人一人ぶっ潰していきます!復帰祝いにこのまま僕が締めさせて頂いても宜しいでしょうか!勢いで締めまーす!」
その間、福田は自身のメダルを弄りながら我関せずの表情。最後は妻木が「3、2、1、行くぞユニオン!」で締めて興行は無事終了となりました。


※DDTで誕生した若手主体の新ユニット「チームドリフ」がユニオンに初登場。

試合は案の定(って言ったら失礼だが)大家が捕まる展開に。どうにか耐え続けた大家が諸橋や石川に繋げるも、最後の最後で再び大家が捕まってしまい、石井の渾身のニールキックの前に撃沈。殆ど石川らになにもさせず、チームドリフが優勢をキープしたまま破竹の勢いでユニオン軍を突破したと言う感じか。
1人2人存在感がなかった人もいたけど、石井の勢い、入江の説得力と大家の受けっぷりが印象的だった試合だったかなと。

試合後には妻木がチームドリフに食って掛かっていたけど…、なんとなく戦って和解からの合流って流れになりそうな予感。もちろんそれはそれで願ったり叶ったりなんですけどね。


興行時間は2時間15分。
以前に比べて会場側から色々規制があったようだけど、やはりこの狭さの会場だからこそ生まれる熱さと一体感は健在。セミのような好試合に更に拍車を掛ける熱気が何とも心地よかったです。確かにユニオンには手狭な会場となってしまったけど、やはり個人的にはこの会場=ユニオンと言うイメージがあるので、出来ることならなんらかの形であれ続けて欲しいところなんですが…無理かなぁ。


あとは全く関係ないけど、目の前から殆ど動かないSAMURAIのカメラマンのおかげでかなり見逃してしまったところが多かったのが残念だったかなぁと。お前の背中見る為に金払ってんじゃねぇよ…ってまぁしょうがない話なんで泣き寝入るしかないんですけどね(笑)


【おまけ】
照明の関係上、ISO3200で撮影。もちろんまともな写真はなし。
最近どこの会場もこんな感じの照明だなぁ…コンデジ持ちには厳しい時代になったものだ(苦笑)
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