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UWF関東学生プロレスの学祭シーズン最終戦。この日の目玉は明治大学1年ハス向井の凱旋試合と、ギャル男の引退試合の二つ。でも和泉短期大学のギャル男はさておき明大在学中というハス向井も通っている校舎が違っているらしく、残念ながらお友達は観に来てなかったらしい。
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去年までは校舎間の通路にリングを設置し興行を行っていたものの、今年はその校舎そのものが無くなってしまった為に、別の校舎間の広場にリングを設置して開催。
以前の会場は吹き抜けの二階からも見ることが出来、通路とは言え薄暗い感じとか熱気のこもり易さとかライブハウスに近い特殊な環境でしたが、今回はよくありがちな学プロの会場と言う感じ。しかし真横が広い休憩所となっていた為に、そこの席から見る人も多数いた模様。
手が悴んでしまうほど肌寒かったけど、それでも200人近くの人が集まることに。


第一試合:〇ぬれよんちんちゃん(慶応3)[4:29 逆エビ固め]ウンコタンク稲村×

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学祭シーズン最終戦にも関わらず、この日デビューすることになったちんちゃん。年齢は26歳。対するは謎のマスクマンウンコタンク稲村。UWF内に本名が稲村と言う選手もいるらしいが、その人とは全くの別人らしい。…て言うかなんの捻りもないストレート過ぎる名前だな。横で飯食ってる人も多いのに(笑)
顎ヒゲを生やしたちんちゃんは勢いよく登場すると、超ハイテンションで観客とタッチをかわし、そのままリングインするが勢いありすぎてズッこける。ちんちゃん開口一番「口切った!!」
選手コールの際も「幽霊は怖くないぞー!」と一叫び。裁くレフェリーは崖の上のホモ。
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まずはロックアップから稲村がヘッドロック、首投げ、スリーパー。ちんちゃんはハンマーロックで切り返すと「オイッス!オイッス!」と叫びながら懸命にフロントネックロックで絞り上げる。手首の取り合いから稲村がテイクダウンを奪うとステップオーバートーホールドの極め合いへ。稲村はレッグロックに移行するが、これはちんちゃんが切り返し首4の字。
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ちんちゃんが「俺は強いぞー!」とチョップを放つとチョップ合戦へ。これは稲村が制するとヘッドロックからロープに振ってショルダータックル。しかし追撃はちんちゃんがヒップトスで迎撃するとボディスラムから逆エビ固め。これが決まると稲村もたまらずギブアップ。
デビュー戦初勝利に喜ぶちんちゃんはまたしてもロープですっ転びながらリングを後にした。


※慶応3年、5浪、26歳、年内最終戦で学プロデビューと言う変り種、ぬれよんちんちゃんのデビュー戦。ちんちゃんはキャラ的に、対する稲村は名前的に大人気。

26歳でのデビューと言うことでかなり吹っ切れた感のあるちんちゃんは入場時からフルスロットル。他に類を見ない個性的なキャラクターで観客のハートをがっちり鷲掴みにするが、もちろんUWF出身と言うことで基礎もしっかり出来ている感じ。また同時に実況や観客の声援に耳を傾ける余裕と冷静さ、アドリブ力もある模様。

UWFの新人による第一試合ならではの内容ではありましたが、ちんちゃんのキャラが相まってこれまでとはかなり違った雰囲気になった第一試合になったかなぁと。正統派のハス向井&ザーメンだけでなく、UWFは良い人材手に入れたなぁ。


第二試合:コミックバトルロイヤル
〇一休さん[10:20(実際は4:20くらい) ベイダーのラリアット自爆]コッペパン・ベイダー×
退場順:ぬれよんちんちゃん、ウンコタンク稲村、BQレスラーサクラバカ(法政OB)、コッペパン・ベイダー(拓殖OB)

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ぬれよんちんちゃん&ウンコタンク稲村は第一試合に引き続き登場。裁くレフェリーはさくらちゃん。
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まずは稲村がちんちゃんをヘッドロックに捕らえると、ビシバシM太郎こと一休さん、サクラバカも続いて数珠繋ぎヘッドロック。ここでベイダーがサクラバカに頭突きを食らわすと末端のちんちゃんまで伝道してしまい吹っ飛ばされて3カウント。
続いてサクラバカが稲村に対しサッカーボールキックから稲妻レッグラリアート。これが決まるとあっさり3カウント。

片やベイダー、片やサクラバカのOB2人に囲まれた一休さんは困った末にベイダーに襲い掛かるが当然返り討ちに。一方のサクラバカもベイダーに襲い掛かるが歯が立たず。ここでサクラバカと一休さんは共闘するが、サクラバカはダブルブレーンバスター、一休さんはダブルバックドロップ狙いと全く息が合わず。改めて仕掛けようとしても今度はサクラバカがダブルバックドロップで、一休さんがダブルブレーンバスターとバラバラ。挙句の果てに一休さんはベイダーと共にサクラバカをダブルブレーンバスターで投げてしまうと、そのまま押さえ込み3カウント。

OBから勝利し喜ぶ一休さん。その背後からベイダーが襲い掛かると、ラリアットからベイダースプラッシュ。しかしベイダーはカウント2で自ら一休さんを引き起こすともろ肌脱いでトドメのショートレンジラリアット。だが一休さんがこれをかわすと、ベイダー自爆。すかさず一休さんが押さえ込んで3カウント。勝った一休さんは一言「一休さんじゃないよ!」


第三試合:潮吹豪(慶應4)&〇ハレタ・コーガン(法政OB)[13:27 シャープシューター]ちんことみつき(駒沢2)&アンドレ・ザ・モジャイアン×(早稲田2)

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潮吹&コーガンは互いにロープを上げ合いながらリングイン。ちんこが求める握手も無視して二人だけで握手を交わす。裁くレフェリーはかわいこちゃん。
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先発はコーガンとモジャイアン。ロックアップ、バックの取り合い、手首の取り合いからモジャイアンがヘッドロック。コーガンがテイクダウンするとモジャイアンは袈裟固めに移行するが、コーガンもこれを切り返すとヘッドシザース。モジャイアン、頭を抜いてデスロックで痛めつけるとちんことタッチ。
コーガンは「嫌いなんだよ!」とちんこと頭を掴み合うと視殺戦。ちんこがそのままコーナーに押し込むと、コーガンは頭を掴んだままコーナーに登りパンチを振り下ろす。コーガンはちんこの自慢のモヒカンを鷲掴みにするが、ちんこはコーガンを背負ったままコーナーに突っ込み振り払うと首投げからブレインクロー。コーガンは下から足を絡めて切り返すとヨーロピアンクラッチを狙うが、これはちんこが抗い未遂に。
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代わった潮吹はコーガンと共に観客に見せつけながらのダブル脇固めから、顔面へのダブルニードロップ、チョップ合戦、左足への低空ドロップキック。潮吹の関節へのストンピングに苦しむちんこだったが、追撃はぶち噛ましで迎撃するとモジャイアンとタッチ。しかし潮吹もモジャイアンのボディスラムを投げ返すとダブルフットスタンプからコーガンにタッチ。
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コーガンはスタンディング式のインディアンデスロック、4の字パントキック、コーナーに飛び乗ってのフットスタンプとモジャイアンの右足に狙いを定めると逆片エビ固め。ここで潮吹もリングインすると逆足を取って同時逆エビ固めで痛めつける。しかし代わった潮吹の追撃はモジャイアンがボディスラムで阻止するとちんことタッチ。
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ちんこは潮吹、コーガンを片っ端から豪快なボディスラムで投げ捨てるが、潮吹は強引にコーナーに押し込むと正面サッカーボールキックからトカレフ。ちんこも負けじとラリアットを放つとラリアット合戦となるが、続くちんこの立体ロープワークからの追撃はタイミングが合わず逆に捕まってしまうことに。
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ならばと打撃の連打で動きを止めたちんこはブルドッキングヘッドロックからサンダーファイヤーパワーボムの体勢へ。しかし潮吹は飛びつき式の十字架固めで切り返すとバズソーキック、踵落としから顔面トラースキック。押さえ込むがカウントは2。
ここでコーガンが飛びこむと潮吹のボディエルボー、コーガンのビックブート、潮吹の蹴りからコーガンが強烈なローリング張り手。更にダブルのロープスルーを狙うが、これはちんこが自慢の怪力で堪えるとそれぞれ別コーナーに投げつけた上で潮吹に串刺しボディアタック、コーガンにカウンターのスピアー。更に潮吹にもスピアーを食らわすとモジャイアンに試合を託す。
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モジャイアンはアッパー掌底、ダイビングモジャイアンプレスからCTBを狙うが、これはコーガンが堪えるとミリオンダラーバスター。しかしモジャイアンもこれをキックアウトしてみせるとランニング式のアッパー掌底2連発。カウントは2。
ならばとモジャイアンは再びCTBを狙うが、コーガンは持ち上げられた勢いを使って首投げで振り払うと起き上がり際に合わせてアックスボンバー。すかさず潮吹がリングインし垂直落下式ブレーンバスターで追い討ちするがこちらもカウントは2。
ここでコーガンは「モジャ!」と檄を飛ばし立ち上がるのを待つと、モジャイアンも奮い立ちアッパー掌底、ビックブーツで食い下がる。しかし二発目のビックブーツはコーガンがキャッチするとそのままテイクダウンし、足を絡めながらステップオーバーしてのシャープシューター!これがガッチリ決まるとモジャイアンもたまらずギブアップ。


※※OBのコーガン&4年生の潮吹に、UWFが誇る大型コンビが挑んだ一戦。

今年初参戦のコーガンは「マッスルエリート」ちんことみつきにジェラシーを抱いていたようだが、さすがにベテランとあってそれだけに固執せずモジャの足に狙いを定め試合の流れを掌握。そのままキャリアで勝るコーガン&潮吹がテクニックと連携を駆使して優位に進めるが、ちんこ&モジャも恵まれた体格を活かした豪快なパワーファイトで一気に挽回。
ちんこのスピアー無双から後を引き継いだモジャはコーガン相手にアッパー掌底を中心に怒涛のラッシュ。出だしはやや遠慮気味に感じたものの一発一発打ち込む度にどんどんギアを上げていくモジャ。しかしフィニッシュであるCTBは二発とも切り返されてしまうと、必死の食い下がりもむなしくGENTAROを髣髴させるようなシャープシューターの前に無念のギブアップ。

時々噛み合わない攻防があったりしたものの、それをしっかりカバーした上で観客を大いに盛り上げたこの面々ならでは一戦だったと思います。特にモジャに関しては自分が見た中ではベストバウトだったかも。終盤のコーガンとの攻防は気迫が全面に出ていて非常に良かったですね。


セミファイナル:ハス向井理凱旋記念試合
〇きしだくん(早稲田4)&ビシバシM太郎(武蔵4)[18:27 ラリアット]ハス向井理×(明治1)&金玉乱太郎(明治OB)

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M太郎は竹刀を振り回しながら登場。一方のハス向井は明治大学の旗を背負って堂々のリングイン。裁くレフェリーは隣の家のおばさん。
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先発はM太郎とハス向井。ロックアップからハス向井がヘッドロックに捕らえるも、M太郎はハンマーロックで切り返すとフロントネックロック。ハス向井、これもこれを切り返すと両者ブレイク。二度目のロックアップからバックを取ったM太郎はタイクダウンを奪うとストンピング&ハンマーパンチ連打からきしだくんにタッチ。
きしだくんはリストロックで絞り上げるとヘッドロック、首投げ、袈裟固め。ハス向井はヘッドシザースで切り返すが、きしだくんも反転させて切り返すとがぶりの体勢へ。しかしハス向井はコーナーに押し込んで逃れると乱太郎とタッチ。
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チョップ合戦を制した乱太郎は背中へのニースタンプからサーフボードストレッチ。しかし追撃はきしだくんがカウンター逆水平チョップで迎撃するとM太郎とタッチ。
M太郎はキャメルクラッチで絞り上げるが、乱太郎はこれを股下から抜け出すとストンピングからボディスラム。
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ここで乱太郎はM太郎を自コーナーに連れ込むとハス向井と共に串刺しチョップ連打から、ハス向井が顔面ドロップキック&レッグドロップ。押さえ込むがカウントは2。
ハス向井は続けて逆水平チョップを連発するが、M太郎はガットショット一発で動きを止めるとスイングネックブリーカーからきしだくんにタッチ。
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しかしM太郎はコーナーに下がらずレフェリーの死角を突いてハス向井の頭部を蹴り飛ばすと、きしだくんと共にダブルバックエルボーからダブルエルボードロップ。更に一度はコーナーに戻るも、再びレフェリーの死角を突いてリングインするときしだくんのキャメルクラッチ+M太郎が顔面ドロップキック。
ここできしだくん&M太郎は場外戦に持ち込むと、M太郎が竹刀で2人を殴打。更にそれぞれ打撃戦を展開するが、やはり優位に立つのはきしだくん&M太郎。
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リングに戻ったM太郎はハス向井をスリーパーで痛めつけるとボディスラム。続くきしだくんもボディスラムで追従すると逆片エビ固め。きしだくんは更に串刺しマシンガンチョップを連発するが、ハス向井もこれを耐えると体を入れ替え逆に串刺しマシンガンチョップで応戦。最後の一発はきしだくんにかわされ逆水平チョップを食らうが、追撃はドロップキック、足掛け延髄蹴りで阻止すると乱太郎にタッチ。
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きしだくんの逆水平チョップを真正面から受け止めた乱太郎はフライングショルダーでやり返すとエルボー連打。更にカットに入るM太郎を逆に捕らえると首投げ、ランニング式の顔面ストンピングから2人まとめて大暴走で圧殺!
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このチャンスに乱太郎は得意のバックドロップを狙うが、これはきしだくんがロープを掴んで堪えるとどうにか振り払ってジャンピングニーアタック。
代わったM太郎は屈伸式フライングクロスボディから流れるようにセントーン。これをキックアウトされるとどどんを狙うが、これは乱太郎が堪えて張り手からバックドロップ狙い。しかしM太郎はこれを着地して回避するとジャパニーズレッグロールクラッチホールド。カウントは2。ならばとコードブレイカーからもう一度どどんをアピールするが、ここで乱太郎がバックを奪うとバックドロップ一閃。両者同時にタッチ。
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ハス向井はきしだくん相手に一歩も引かないタックル合戦を展開するとチョップ合戦からハランケンシュタイナー。このチャンスにハス向井は串刺しドロップキックからノーザンライトスープレックスを狙うが、これはきしだくんが堪えて拷問コブラツイスト。
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ハス向井が懸命にロープエスケープするときしだくんは抱え込み式バックドロップで追い討ちするが、ハス向井もどうにか立ち上がるとチョップ連発からもう一度ノーザンライトスープレックス狙い。きしだくん、これも堪えるがハス向井はチョップで動きを止めるとボディスラムから渾身の逆エビ固め。しかしこれはM太郎がカットすると屈伸式フライングクロスボディ。
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ここで乱太郎もリングインするとM太郎に対しブレーンバスター。きしだくんも乱太郎に対しジャンピングニーアタックを叩き込んで排除すると、返す刀でハス向井にラリアット。しかしハス向井はこれを何度もガードして見せると背中に飛び乗っての前方回転エビ固め。しかしこれはカウント2でキックアウトされてしまう。
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ならばとハス向井はその場飛びドロップキックから堪えるきしだくんをコーナーに叩き付けた上でノーザンライトスープレックスホールド。しかしこれでもカウント3は奪えず。
大理(おさむ)コールが巻き起こる中、ハス向井は必死に食い下がりもう一度ノーザンライトスープレックスを狙うが、きしだくんはこれを振り払うとビンタからスパインバスター。そして起き上がり際に合わせて強烈なラリアット。これが決まるとハス向井も返せず3カウント。


※明大1年のハス向井が明大OBの乱太郎と共に4年生コンビに挑んだタッグマッチ。

凱旋試合と言うのもあってかいつも以上に気合の入るハス向井は果敢に挑んでいくが、やはり4年生相手では歯が立たず捕まってしまうことに。シンプルな組み立てながらも重厚な攻めを見せるきしだくん&スピーディー且ついやらしい攻めで甚振るM太郎相手に苦戦するハス向井でしたが、どうにか耐え続けると自力で窮地を脱出。そして代わった乱太郎が相変わらずの荒々しいファイトで一気に挽回してみせると、試合は再びハス向井に託されることに。相対するはきしだくん。

今年度の学祭シーズンでは東海、東洋、法政ときしだくんとの対戦機会が多かった(東洋では某マスクマンだったが)ハス向井はきしだくん自慢の逆水平チョップに対し一歩も引かず渡り合うと、ドロップキック、逆エビ固め、ノーザンライトスープレックスと少ないレパートリーながらも一撃入魂で食らい突いていく。
その必死さに大勢の観客が大声援で後押しする中、起死回生の前方回転エビ固めであわやと言うシーンを作って見せましたが、やはりそれだけでは元王者の牙城を崩すことが出来ず。最後はスパインバスターからのラリアットの前に撃沈。

試合巧者の上級生&OBに囲まれながらも存在感をかき消される事なく、今出来る全てをぶつけることによりしっかり成長の証を見せたハス向井がなんとも素晴らしかった一戦でした。


メインイベント:ギャル男コレクションAG引退記念試合
×佐々木コンジロームJr(早稲田3)[22:58 ドラゴンスープレックスホールド]ギャル男コレクションAG〇(和泉短期3)

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先入場のギャル男はダンサーを引き連れ登場すると、ダンサーと共に踊って自らの引退記念試合を大いに盛り上げる。対する現UWF認定世界ヘビー級王者佐々木はいつものように無表情な顔を崩さずリングイン。裁くレフェリーは51歳無職童貞ハローワーク伊藤さん。
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ゴングが鳴るも微動だにしない両者。ここでギャル男が「テンション上がってきた〜!」と一叫びすると共に歩み寄ってロックアップ。これはギャル男がロープに押し込みクリーンブレイクしながらレインメーカーアピール。二度目のロックアップは逆に佐々木がロープに押し込むとぐったりとした感じのままブレイク…とみせかけビンタ。しかしギャル男もこれを読んでいたかしっかりかわすと一旦距離を取る。
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続いて手四つ…と見せかけてローキックを一閃した佐々木はギャル男を挑発。再び手四つから力比べとなるが、これは佐々木が一気に押し込み、ギャル男はブリッジで耐える。佐々木に乗っかられてもブリッジを崩さなかったギャル男は一気に押し返すとリストロック。ここから手首の取り合いとなるが、これは佐々木が制すると首投げ、袈裟固め。ギャル男もこれをヘッドシザースで切り返すとブレイク。
バックを取った佐々木はヘッドロックに捕らえると、ギャル男はドロップトーホールドで切り返すが、佐々木はすぐに馬乗りになるとマウント張り手。しかし続くヘッドロックはギャル男が切り返すとロープに振ってのショルダータックル。カウントは2。
ギャル男はスリーパーで痛めつけるとレインメーカーアピールからのレッグドロップを狙うが、これは佐々木がかわすとPK。
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ギャル男に子供からの声援が集まる中、逆に流れを掴んだ佐々木はサッカーボールキック、顔面へのスライディングキック、コーナー踏み付け、正面サッカーボールキック連打とたたみ掛けるが、ギャル男も負けじとコーナーに投げつけると串刺しチョップ&エルボーからお返しとばかりに正面サッカーボールキック。しかし佐々木はその蹴り足をキャッチしてみせるとコーナーに押し込み全体重を掛けて首筋を踏みつけていく。
佐々木のボディスラムを堪えたギャル男はエルボー合戦を展開。佐々木はソバットで動きを止めようとするも、ギャル男はなおもエルボー連打からエルボースマッシュでダウンを奪うことに成功。しかし追撃は佐々木がドロップキックで迎撃するとボディスラムからストレッチプラム。これはギャル男がどうにかロープエスケープ。
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佐々木は串刺しバックエルボーから走りこんでの攻撃を狙うが、ギャル男はこれをエルボーで迎撃すると背中合わせのバックブリーカー、ボディスラムからノーアピールでのレッグドロップ。更にブレーンバスターを狙うが、これは佐々木がギャル男の弱点である左ひざにローキックを連発して阻止。
ここでギャル男はたまらずエプロンにエスケープするが、佐々木はその背中目掛けてロープ越しのサッカーボールキックで追い討ち。
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ギャル男がたまらず場外に転落すると佐々木がエプロン疾走PKで更なる追撃。そしてここでこともあろうか断崖式ギャラリアを狙うが、これはギャル男が堪えて逆に断崖式RKO狙い。しかし佐々木は左ひざに蹴りを叩き込み動きを止めると断崖式DDT。佐々木は更に鉄柱にギャル男を叩きつけると椅子を持ち出し無表情のまま背中に振り下ろす。
ここで佐々木は走りこんでの椅子攻撃を狙うが、これはギャル男がかわすと椅子ごと打ち抜くエルボー!これで一矢報いたギャル男は更にリングに戻ろうとする佐々木目掛けてプランチャ敢行!
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佐々木をリングに戻したギャル男は背中へのスライディングキック、スイングネックブリーカーからSTF。これをエスケープされるとエルボーを連発するが佐々木はソバットで動きを止めるとDDT。しかし続くハイキックはギャル男がかわすと渾身のランニングエルボー。
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流れを引き寄せたギャル男はDH、ヒップトスからカサノヴァ。これを返されるとリバースネックブリーカーからRKOを狙うが、これは佐々木が堪えるとコーナーに振って串刺しフロントハイキック。佐々木は打撃の連打、フロントネックチャンスリー、ミサイルキックから一気にフィッシャーマンズスープレックスホールド。
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これをキックアウトされるとバカタレスライディングキックを狙う佐々木だったが、これはギャル男が足を掬ってかわして押さえ込み。これを返されると低空ドロップキックから外道クラッチを決めるが、これもカウント2。ならばとギャル男は再びRKOを狙うが、佐々木はこれも振り払うとハイキック、DOI555からバカタレスライディングキック。だがギャル男はこれもボディへのエルボーで阻止するとみちのくドライバーII。カウントは2。
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激しくも長いエルボー合戦を制したギャル男はランニングエルボーを叩き込むが、佐々木も負けじとレッグラリアートで応戦。ここでギャル男が敬愛する先輩潮吹豪を髣髴させるようなスリングブレイドを放つと、佐々木も早稲田の先輩きしだくんを髣髴させるような豪腕ラリアットでやり返しダブルダウン。
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子供たちから更なる声援が飛ぶ中、DOI555を堪えたギャル男はRKOを狙うが、佐々木は強引にギャル男を担ぎ上げるとDOI555、そしてバカタレスライディングキック!しかしカウントは2止まり。
大ギャル男コールが巻き起こる中、ここで佐々木はギャラリアを狙うが、ギャル男はこれを堪えるとドラゴンスープレックス狙い。しかし佐々木はこれをサムソンクラッチで切り返すとキックアウトに合わせて顔面トラースキック。
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更に一度はガードされるも矢継ぎ早にバズソーキックを叩き込むが、続く走りこんでの攻撃はギャル男が十字ロープワークでかく乱しつつRKOで迎撃!これをキックアウトされてもすかさずだるま式ジャーマンスープレックスホールド、ドラゴンスープレックスホールドで追い討ちするがこれでも3カウントを奪うことが出来ず。
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ここでギャル男は再びドラゴンスープレックスを狙うが、佐々木はこれを振り払うと後頭部へのハイキック、二発目をガードするギャル男の裏をかいての顔面トラースキックからギャラリア!これで決まった…かと思いきや、ここで目立ちたがり屋の血が騒いだか、レフェリー伊藤さんが側転カウントのお約束。
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佐々木はそれでもめげずにバズソーキックを狙うが、大ダメージを負ったギャル男はなかなか立ち上がることが出来ず。佐々木がストンピングを食らわすとようやくギャル男が立ち上がりビンタ。これに対し佐々木はバズソーキックから渾身のグーパンチでやり返すがカウントは2。
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ここで佐々木はコーナーに押し上げると雪崩式のギャラリアを狙うが、これはギャル男が必死に堪えて雪崩式RKO狙い。佐々木も堪えて雪崩式DOI555に切り替えるが、ギャル男は強烈な頭突き3連発で動きを止めると雪崩式の変形RKO!すかさず正調RKOから渾身のハイブリッジドラゴンスープレックスホールドを決めると佐々木もさすがに返すことが出来ず3カウント。
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試合後、ギャル男がマイクを持つ。
ギャル男「俺が学生プロレス3年もやってねぇよ。ぶっちゃけ2年もやってねぇ…2年はやったか。そん中でこんなライバルに出会えて本当によかったって試合中ずっと思ってて、お前も確実に俺のライバルだよ。だから引退試合、お前にしたんだよ。なんか言えよ」
佐々木「俺はお前のことが本当に大っきらいだよ。リングの上でも、リングの外でも、プライベートでも大っきらいだよ。だけどさ、今日だけは言わせてくれ。ありがとう。

お前とあと1年間だけ一緒にプロレスやりたかったよ」
佐々木はそう言うとリングを後にした。


@引退式

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まずは花束贈呈から。後輩のハス向井、マネージャー3人、師匠と仰ぐコーガン、先輩のサクラバカ&テレホン・クラノ、仲が良かった先輩乱太郎、1つ上ながらも同じ年に引退することになったきしだくん&M太郎、敬愛する先輩潮吹、そして同期の佐々木から花束を受け取るギャル男。
お腹を揉みしだくきしだくん&M太郎には惜別のRKOを叩き込むものの、潮吹や佐々木と対峙するととうとう堪え切れなかったのか泣き出してしまう。
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このあと選手紹介、10カウントゴング、ラストコールと続き、ギャル男の最後の挨拶へ。
ギャル男「本日は長時間立ち見で誠にありがとうございます。ちょっと(会場の)場所変わっちゃったけどどうでしたか?学生プロレス面白かったっぽくないっすか?
けどこれ本当に並大抵に出来ることじゃなくて、本当に自分、覚え悪いんですけど、同じ事なんども何度も教えてくれた先輩、きしだくんとか潮吹さんとかM太郎さんとか、僕に対して優しく教えてくれて、本当に俺超バカで、いっつも教えてくれて…」
再び感極まり、思わず声を詰まらせるギャル男。
ギャル男「間とか、所作とか、技とか、何度も同じこと言われて…本当にありがとうございました。先輩たちありがとうございました。後輩たちは何も教えてなくて俺…この間気付いたんですけど。それでも先輩って慕ってくれて、ギャル男さんって呼んでくれて、こんな友達みたいな先輩だったけど…超良い後輩なんすけど、ありがとね。本当にありがとね。OBの方も本当に褒めてくれて、褒めて伸ばしてくれて、俺男甘やかされて育ってきました。

超楽しかったです。短かったけど、超楽しかった!今日のこととかいずれ忘れちゃうかもしれないから、だから今日みんなに俺の名前呼んで欲しくって。
いつもこのUWFって「1、2、3、ダー!」って締めるんですけど、今日は超特別「1、2、3、ダー!ギャル男コレクション!」って言うんで、みんなで「AG!」って締めていいですか?それで今日のことをずっと忘れないよう、ずっと覚えておきます」
最後はギャル男の望み通り「1、2、3、ダー!ギャル男コレクション!AG!」で締めて興行は無事終了となりました。


※見た目は名前通りのギャル男ながらも、その明るさ故に誰からも好かれていたと言うギャル男コレクションAGの引退記念試合。その相手を務めるのは数少ない同期であり現UWFヘビー級王者でもある佐々木コンジロームJr.
ちなみにギャル男曰くこれまでの戦績は0勝4敗でタッグマッチにおける直接のピンフォールもないとのこと。

まずは確かめ合うようなじっくりとした攻防を繰り広げる両者でしたが、徐々に佐々木が打撃中心の攻めでペースを掌握。左ひざ半月盤損傷と言う重症を負っているギャル男に対し佐々木は必要以上に左ひざを攻めずに試合を進めるが、一たびギャル男が反撃に出ると左ひざに一撃与えて流れを完全に渡さず。
少林寺拳法仕込みの鋭い打撃でたたみ掛けた佐々木は断崖式DDT、鉄柱攻撃で頭部にダメージを与えると椅子でギャル男を殴打。実況が何度となく「殺人マシーン」と称していたけど、この日の佐々木はその言葉通りいつにも増して殺気を漲らせ、無表情のまま非情な攻撃を仕掛けていく。
しかしギャル男は椅子ごと打ち抜くエルボーで一矢報いると、プランチャでようやく反撃の口火を切ってみせる。

スイングネックブリーカー、STF、DH、カサノヴァ、リバースネックブリーカー、みちのくドライバーIIと頭部に攻撃を集中するギャル男は拘りのRKOを、対する佐々木はDOI555からのバカタレスライディングをそれぞれ狙うが、さすがに何度も肌を合わせているだけあって互いにこれを読み、切り返し合う。
ギャル男がスリングブレイド、佐々木がラリアットと共に敬愛する先輩の技を繰り出す中、先に得意技を決めたのは佐々木。これを返されても奥の手のギャラリアでトドメを狙うが、ギャル男もこれを切り返して見せるとRKOからだるま式ジャーマン&ドラゴンスープレックス。しかしこれでも3カウントは奪えず。

ギャル男に対し子供を中心とする大声援が巻き起こる中、二度目のドラゴンを阻止した佐々木は顔面トラースキックから今度こそギャラリアを決めて見せる…が、これはレフェリー伊藤さんのお約束に阻まれ3カウントならず。これで逆にチャンスを得たギャル男は続くコーナー上での攻防を雪崩式RKO(雪崩式ハワイアンスマッシャーぽかったけど)で制してみせるとハイブリッジドラゴンで見事3カウント奪取に成功。

何度も肌を合わせてきたからこその読み合い&切り返し合い、信頼し合っているからこその真正面からの受け止め合いと、2人がこれまで共に築き上げてきたものを全て出し切ったかのような見ごたえ十分の好試合。
淡々と厳しい攻めを見せる佐々木に対し、劣勢に追い込まれながらも試合の充実感からか時々楽しげな表情を見せていたギャル男がなんとも印象的でしたね。

ちなみに最後の挨拶で言っていたけど、ギャル男のキャリアは約1年2ヶ月(デビューは2011年9月の月島大会)。短大生ながらも留年したと言うことで1年多く選手を続けることになったようなんですが、たった1年弱でここまで急成長を遂げた学プロレスラーは極めて稀なんじゃないかなと。あっという間に4年生と互角に渡り合えるまでになったもんなぁ…。
そう言った意味では佐々木の言うとおり、自分としてもあと1年多く彼の試合を見たかったですね。あと古畑ちんしゃぶ郎と結成したヒールユニットJRAが1度しか見られなかったのも残念だったかなと。


興行時間は引退式込みで1時間45分。かなり短かったけど後半3試合が特に濃密な内容だったので物足りなさはなし。
試合内容だけでなく、ギャル男の性格が滲み出た試合後のマイクや、愛されキャラならではの引退式と暖かさに包まれた良い興行だったと思います。遠方ながらも観に来て良かったですね。場所は変わってしまったけど、相変わらず明大興行にハズレなしってことで。

ちなみにギャル男は卒業後、保育園に就職することが決まっているんだとか…子供が大嫌いらしいのに。でも試合中にあれだけ子供たちから声援を受けていたんだから、多分保育士になったらなったで勝手に子供たちから寄ってきて懐かれるんじゃないかなと(笑)


そんなこんなでこれにて長い長い学プロ学祭シーズンがようやく終了。各団体の選手関係者の皆様本当に本当にお疲れ様でした。



【おまけ】
この興行をもって相棒のデジカメさんはしばし入院することに。果たしていつ帰ってきてくるのやら…。せめて16日までには帰ってきて欲しいところなんですが。

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