草プロレスRAWの年内最終興行。気がつけば今年は2ヶ月に1回と言うハイペースで興行を開催して来たRAW。今回も裏に幾つかプロの興行が被っていた為か、観衆は30名弱とやや少なめな入りに。

会場は都内某所。なんでも「会場名がわからなければ写真の公開OK」らしいので、あえて伏せさせて頂きました。…って団体名か会場名でググったら過去の観戦記からバレるような気もするんですが。
でもとりあえず今回は実験的に会場名を伏せた上で写真を一般公開してみたいと思います。なにか問題がありましたらご一報ください。

第一試合:×SGワンダー[8:51 ドラゴンスリーパーホールド]作業IN藤原〇(変珍塾)

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健康プロレスのヘン・チーナが主催するプロレス塾『変珍塾』の塾生である藤原はヘルメット、安全帯、軍手と名前の通り作業員姿で登場。対するワンダーはやたらとオドオドしながらリングイン。裁くレフェリーは久々登場のテッド・ワタナベ。
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Tシャツを脱ぎそうで脱がないを繰り返すワンダーに対し藤原は握手を求めるが、ワンダーはただひたすらに脱ぎそうで脱がないを繰り返すばかり。セコンドのメソ、藤原に対し「集中して!」
業を煮やした藤原は一気に襲い掛かるとダブルチョップを連発するが、ワンダーはトーキックでやり返すと「ダウンダウン!」「ちょっと座って!」と無理やり座らせてお前本当にかわいいなと頭をポンポン。これに対し藤原は「なんだこの頭ポンポン野郎!」と引っ叩き返す。元ネタのリヴァ沢はただただ苦笑。
藤原はすかさずキャメルクラッチに捕らえるが、ワンダーはRAWの公式ルールだかなんだかを呟きつつエスケープ。メソ「何で喋り辛い状況で言うんだよ!」
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ここで急にシリアスモードに突入したワンダーは首投げから左腕を固めるとヘッドロック、首投げ、袈裟固め。藤原がヘッドシザースで切り返しブレイクするとワンダーは「さすが変珍塾…」となにか言いかけるが、藤原はその言葉を遮るかのようにエルボーで急襲。サッカーボールキック、ニードロップ、ステップオーバートーホールドとたたみ掛けるが、これはワンダーが切り返し膝固め、レッグロックと左足狙い。
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「さすが変珍塾塾生作業IN藤原だな」と今度は最後まで言い終わるのを待った藤原はダブルチョップからモンゴリアンチョップ。ワンダー、時間差でダウンするが、押さえ込んでもこれは場外間際でカウントならず。藤原は続けてニーリフト、踵落としから腕ひしぎ逆十字にを試みるが、これも場外間際ですぐにブレイク。ならばと藤原は首投げ、コブラクロー、レッグドロップ、ドロップキック、ラリアットをかわしてのニールキックと一気にたたみ掛ける。
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しかしワンダーは蹴りで追撃を阻止してみせると、キャメルクラッチに捕らえつつ「私が栽培しました」と観客にアピールしてみたり、一転「真面目に試合しろよ!」と言いながらも藤原の打撃をひらりひらりとかわしてみたり、避けきれずに当たってダウンしてみたり、胴絞めフロントチョークをぶっこ抜いてフィッシャーマンスープレックスで投げてみたり、ショートレンジラリアットから「ブレーン」と言いつつブレーンバスターで投げて投げ終わったところで「バスター!」と言ってみたり…とまさにやりたい放題。
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ここでワンダーは「僕2年間勝ってないんですよね。このブリテッシュフォールって技も1年半ぶりに出します」と久々にブリテッシュフォールを解禁するが藤原はこれをカウント2でクリアー。
ワンダー「まぁここまで見て頂いて実力差は明らかだと思いますんで、精神的にも勝ってやろうと思います。あんたヱヴァンゲリオンの大ファンだよね?まだ見てない『ヱヴァQ』楽しみにしてたよな?『ヱヴァQ』のネタバレをしまーす!」
ワンダーはそう言うと映画の内容を話そうとするが、これに怒った藤原は「俺がどれだけブルーレイ&DVD楽しみにしてると思ってるんだー!」と足を取ってのテイクダウン、ジャンピングニーアタックから胴絞めドラゴンスリーパー。これが決まるとワンダーたまらずギブアップ。

試合後、リングアナのwondermanがフィニッシュを「変形キリングブラッド刹那バージョン2.1」とコールするが、これは藤原が「ただ今のは…ドラゴンスリーパーです」ときちんと訂正した上で退場。


※半年振りの試合であり、地味に2年間勝ち星がないと言うワンダーが「弱くて確実に勝てる相手」としてデビュー前の藤原(スポ戦MANIAでのダークマッチの経験はあり)を指名して組まれた第一試合。

スポ戦MANIAの時に比べて躊躇がなく、動きも格段に良くなっていた藤原でしたが、さすがにまだまだ技を出すことに手一杯と言う状態。対するワンダーは格下相手と言うことでお得意のワンダーワールドに引きずり込んで翻弄したり、基礎的な攻防で完封したりと終始圧倒。更に『ヱヴァQ』のネタバレで完全勝利を目論むが、これが逆に藤原の怒りに火をつけてしまい最後はドラゴンスリーパーで逆転負け。

いつものように圧倒的な存在感を発揮したワンダーが「試合に負けて勝負に圧勝」した一戦。いやはやここまで来ると名人芸の域だな(笑)


第二試合:名称不明タッグトーナメント準決勝Aブロック
〇さがと&リヴァーサル沢[10:48 ゴアグラインド]マッチョ・マイケルズ×(フリー)&前田明日(LINKS長野)

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前回から続くタッグトーナメントの準決勝Aブロック。当初はドクロ狂死郎&ブラッドショー日高のチームnkwが参戦予定だったが諸事情により欠場。代わりに現WINタッグ王者のマッチョ&前田が参戦することに。
ちなみにこのトーナメントは60分1本勝負で、あらゆる引き分けの場合は両チーム失格となり、リザーバーチーム(誰なのかは決勝戦の入場時に明かされる)が決勝に進むとのこと。
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先発はリヴァ沢と前田。「ポンポン野郎!」と野次が飛んだり、「ポンポン」コールが巻き起こったりする中、クリーンに握手を交わす両者。まずは前田がタックルで飛び込むと、リヴァ沢がこれを切ってがぶりの体勢へ。前田はこれを切り返し脇固めを狙うが、リヴァ沢も更に切り返し一旦ブレイク。ここで両者再び握手を交わすとリヴァ沢が前田の頭をポンポン。怒った前田は「お前の犬じゃねぇんだぞ!」と蹴り飛ばす(笑)
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両者代わってさがととマッチョ。2人がロックアップで組み合うとすかさずリヴァ沢と前田がそれぞれの背後に回り、擬似ロープとなって2人のロープ(?)ワークをアシスト。それを受けてさがととマッチョはルチャ的な足の掬い合いを展開しつつブレイク。
マッチョと代わった前田はミドルキック、掌底連打から一気に三角絞め。これはさがとが押さえ込みつつ脱出。前田、続くミドルキックをキャッチされるもすかさずビクトル式裏膝十字に切り替えるが、これもさがとがエスケープ。前田、マッチョとタッチ。
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マッチョがダブルチョップを放つとチョップ合戦に突入。なぜかマッチョ&前田のセコンドについたワンダーがしきりに「殺せ!」と叫ぶ中、このチョップ合戦を制したマッチョはダイナミックなフライングショルダータックルからフィストドロップ。しかし二発目のフライングショルダーはさがとがキャッチすると、リヴァ沢のエルボースマッシュ+さがとのスパインバスターの合体攻撃。
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リヴァ沢はさがととのサンドイッチドロップキックからマッチョの生え際を擦りまくると、ワンステップドロップキックを挟んでから再び生え際へのフェイスカット。
続くさがとはマッチョの両手両足を固定すると両足裏でマッチョの生え際を擦りまくると言う拷問技で心身ともに痛めつける。
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代わったリヴァ沢はマッチョに軽々リフトアップされてしまうも、これはさがとがミドルキックでカットするとそのまま押し潰しカバー。カウントは2。リヴァ沢、エルボースマッシュを叩き込むも、追撃はマッチョがスリングブレイドで迎撃すると両者同時にタッチ。
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リングに飛び込んだ両者は激しい張り合いを展開。さがとが豪快なスープレックスで投げれば、前田も負けじとすぐに立ち上がりミドルキックからニールキック。そして一気にアキレス腱固めに捕らえるが、これはリヴァ沢がカット。
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強引に担ぎ上げようとするさがとの両腕に絡みつきアームロックを狙う前田。しかしさがとは反転して切り返すと間髪入れずに重爆ボディプレス。悶絶する前田の顔を張ったさがとは観客を煽りつつゴアを狙う…が、これに気付いていたのかいなかったのか、前田は目の前にいたマッチョとそのままタッチ。ワンダー「相手の思い通りにさせるな!」
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気を取り直してマッチョと打撃戦を繰り広げたさがとは長滞空ブレーンバスターからキックアウトに合わせてアームロック。これは前田が前田vs長州のような顔面蹴りでカット。
代わった前田がミドルキックから掌底を放つと、スイッチが入ったのかさがとの表情が一変。食らっても前進してくるさがとに対し、前田は張り手で怯ませてから片足タックル。しかしさがとはこれをキャッチして阻止すると腹部へのキツい膝蹴りから澤宗紀式のスクリューハイキック。更にぶっこ抜いての俵返しを狙うが、これは前田が場外に足を伸ばし回避。
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ここでさがとは再びゴアを狙うが、これはマッチョが間に飛び込みスイートチンミュージック。すかさず前田がニールキックで追い討ちするとマッチョに試合を託す。
マッチョはマッチョスプラッシュを決めるが、カバーはリヴァ沢がカット。ならばともう一発狙うが、これはさがとが急所への剣山で迎撃するとすかさずゴアグラインド!これが決まるとマッチョ返せず3カウント。

試合後、マッチョは「肩ついてねぇよ!」「VTR!判定!巻き戻して!」と抗議するが判定は覆されず。
マッチョ「肩ついてなかったっすよね、こっちのお客さん。こんなん納得する訳ねぇけどな、でもな前田さんももう47歳だから1日2試合は無理があると思うから今日はこれくらいで勘弁しといてやります」


※元ボスコニアン杯、現名称不明タッグトーナメントの準決勝。邪馬屠&カワグチを破り勝ち上がるも欠場となったチームnkwに代わってRYBと対戦することになったのは現WINタッグ王者コンビでもあるチームLINKS。10月のWIN高砂大会で組まれるはずだったものの雨天中止により流れてしまったWINタッグ選手権のカードがノンタイトルながらもここで実現することに。

マッチョに対しては純プロレス、前田に対してはU系とそれぞれのスタイルに合わせて対応してみせるRYB。特にさがとはダイナミックなパワーファイトを見せるマッチョ、先日のLINKSに引き続きグッドコンディションをキープし激しい打撃戦を挑んでくる前田と、どちらが相手でもがっちりかみ合った攻防を展開。
対するLINKSも個々の力だけでなくマッチョが司令塔となり連携を見せたりするが、やはりタッグマッチではRYBの方が一枚上。連携やカットプレイを駆使して流れを掴むと最後は急所攻撃(多分)で一瞬の隙を作り出したさがとがゴアグラインドで3カウント。

それぞれの持ち味が発揮されたタッグマッチならではの好試合でした。


第三試合:名称不明タッグトーナメント準決勝Bブロック
×トモヤ&尾谷ともひろ(SWS-OB)[17:05 シャープシューター]ケンタDX&ハレタコーガン〇(健康)

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ケンタ&コーガンは共に入場するとGENTARO&YOSHIYAを髣髴させるようなアピール。
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先発は尾谷とコーガン。手四つの力比べからコーガンが膝でクラッチを切るとリストロック。尾谷は前転して切り返しつつテイクダウンすると足を狙うが、コーガンもこれを切り返しハンマーロック。そして自らブレイク。
尾谷の片足タックルをかわしたコーガンは手首の取り合いから左腕にエルボースタンプ&腕引っ張り。尾谷がヘッドロックで切り返すもコーガンは足を掛けてテイクダウンしカバー。これをキックアウトされてもすかさずボディシザースで捕獲。
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尾谷は足首を極めて逃れようとするが、コーガンはそれでも離さずコブラクラッチから左肩へのリターンショルダー三連発。更に腕へのギロチンドロップ、アームシザース、スリーパーと矢継ぎ早に攻撃を仕掛けていく。
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これをどうにか切り返した尾谷はサーフボードストレッチからスパイダーロックに移行するが、続く腕ひしぎ逆十字狙いはコーガンが反転させて切り返すと変形コブラクラッチ式キャメルクラッチ。ここでトモヤがカットに入ろうとする…が、コーガンはすかさず技を解くとジェットブーツで迎撃。更に正面ドロップキックを食らわすと、尾谷を相手コーナーに投げ捨てトモヤを呼び込む。
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やや躊躇しつつも組み付き、バックを取ってテイクダウンしたトモヤはレッグロック。そこからヘッドロック、スリーパー、胴絞め式フルネルソンと移行するが、これはケンタが無造作にカット。コーガンはレッグスプレッドからステップオーバートーホールドに捕らえると顔を張らせようとするが、トモヤはこれに付き合わず首を抱え込んで切り返しての変形の腕ひしぎ。これは場外間際ですぐにブレイク。
猪木アリ状態で待ち構えるコーガンに対し、トモヤは右足へのフェイントから左足を取ると逆片エビ固め。その状態のまま尾谷がタッチするとすかさずグラウンドヘッドロックで捕獲。尾谷は続けてボディスラム、倒れこみ式ヘッドバット、ヘッドロック、首投げ、袈裟固めとたたみ掛けるが、これはコーガンがヘッドシザースで切り返すとここでケンタも割って入り同時にアキレス腱固めを極めて行く。
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代わったケンタはニーリフト、ショートレンジラリアットから尾谷の左腕を蹴り上げる。更に尾谷の反撃のボディスラムを投げ返すと腕固めに捕らえながら「どうした、来いよ」とトモヤを挑発。これに対しトモヤはやや遠慮がちにカットに入るがケンタがビクともしないと見るや張り手を連発。しかしケンタはそんなトモヤをショートレンジラリアット一発で一蹴。
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逆にこれで脱出することが出来た尾谷はヘッドバットで動きを止めるとハーフスラムから「ウス、ウス」とブロディっぽく聞こえなくもない声を発しつつトモヤとタッチ。コーガン「気持ち悪りーよ、あの息遣い!」
トモヤはケンタの右腕にローキックを連発するが、ケンタは「舐めてんじゃねぇよ!」と堪えるトモヤを強引にボディスラム。更にストンピングで追い討ちするとコーガンとタッチ。
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コーガンはボディスラム、喉元を押さえながらのフォール、4の字パントキックから膝固めで捕獲。トモヤはエルボーを叩き込みつつアキレス腱固めでやり返すが、コーガンは反転させて逃れると変形のスリーパー。これはトモヤがエスケープ。ここでコーガンはデスバレーボムを狙うが、トモヤはこれを抗って逃れるとレッグラリアート、延髄蹴りで一矢報いることに成功。
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代わった尾谷はシットダウン式カナディアンバックブリーカードロップ、高速エアプレーンスピンからのバックフリップと豪快な技で挽回するとブロディっぽい息遣いから再び担ぎ上げようとするが、コーガンはこれを逆さ押さえ込みで切り返すとそのままシャープシューターに移行。トモヤは思わず技の完成まで待ってしまうも、これはサッカーボールキックでカット。
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そんなトモヤをコーガンは強烈なローリング張り手で一蹴するとケンタとタッチ。
ケンタはニーリフト、ショートレンジラリアットから無双を狙うがこれは尾谷がどうにか堪える。ならばと尾谷のラリアットをかわして逆落としを狙うが、今度はトモヤがレッグラリアートでカット。
ケンタと代わったコーガンに対しトモヤはドロップキック、スライディングレッグラリアートからアンプリティアを狙うが、これはコーガンが堪えて阻止。
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対するコーガンは肩車式のデスバレーボムを狙うが、これを着地して回避したトモヤはコーガンを突き飛ばすと尾谷がキャッチしチョークスラム式バックブリーカー。すかさずトモヤがアンプリティアで追撃するが、カバーはケンタがカット。ケンタは割って入ろうとする尾谷に対し無双からコーガンと共にダブル無双を決めるとそのまま分断。
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孤立無援となったトモヤに対しコーガンは「トモヤ、来いよ!」と声を掛けるとアックスボンバーを狙うが、これはトモヤがかわしてウラカンラナ。更にジャックナイフエビ固め、シャープシューターを切り返しての首固めとたたみ掛けるがカウント3は奪えず。
ならばと再びアンプリティアを狙うが、コーガンはこれを振り払い足を掬うとインディアンデスロック狙い。しかしトモヤがこれを抗い、なかなか決まらないと見るやシャープシューターに変更。これがガッチリ決まるとトモヤもたまらずギブアップ。
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試合後、コーガン&ケンタはトモヤ&尾谷と握手や抱擁を交わし健闘を称えた。


※名称不明のタッグトーナメントの準決勝。GENTAROの親友であるコーガン&YOSHIYAの親友であるケンタはリングインするや否やGEN&YOSHIを髣髴させるようなアピールを見せる。多分これが「ケンタと組む理由」の一つか。

出だしはまさにコーガンプロレス教室と言った感じでコーガンがトモヤ&尾谷相手にじっくりとしたグラウンドの攻防を展開。尾谷に対しては左腕を取ったまま離さず流れるように攻め続け圧倒、初絡みのトモヤに対してはあえて攻めさせて実力のほどを確かめると言った感じ。そんなベテランならではの卓越したテクニックを見せるコーガンに対し、ケンタは一転集中攻めを受け継ぎつつも豪快なパワー殺法で追従。コーガンの上手さに無理に合わせず自分のペースを貫いていく。
中盤からはトモヤの足に狙いを定めるコーガンだったが、トモヤもレッグラリアート&延髄蹴りで脱すると代わった尾谷が豪快なパワー殺法で一気に挽回。
この日はいつにも増して声(息遣い)を発していたけど、それだけ気合が入っていたからか、それともネタにされまるのを逆に自分の持ち味にしようとしているのか。
一方、気圧される…と言うよりも自分の間合いを図ろうとしてしまってか、試合中なんどとなくカットや打撃が遠慮がちになるトモヤでしたが、終盤に入るとようやく迷いなくコーガンに食らいつく。尾谷のアシストを受けてアンプリティア、丸め込みで3カウントを狙うトモヤでしたが、コーガンはこれをしのぐとシャープシューターで貫禄勝ち。

コーガンの上手さが突出していたり、他の面々それぞれに粗さがあったり、トモヤに遠慮が感じられたりしたものの、それでもしっかりかみ合いスイングした好試合。ケンタ&コーガン、トモヤ&尾谷共に組み続けたら良いチームになりそうな予感を感じた一戦でしたね。


@休憩

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恒例の拝銀主義舎(今回は中の人)によるプレゼントコーナーが行われる中、ワンダーが来年1月13日に開催するプロデュース興行について幾つか発表。

・カードは当日発表
・アマチュアなりのマッスルの再現を目指す
・1回目で終わらせず、1回目でマッスル的なものを目指し、それ以降でその上を行くようなものを作る

ワンダー曰く「今日のプロレス界でマッスル枠を頂こうと思います」とのこと。ワンダーの口から「マッスル」と言う言葉が出てきたのにはちょっと驚きましたが、確かにワンダーの作り出すプロレスはマッスルに通じる部分が多々あるかなと。これはどっちに転んでも筆舌にしがたいほど面白い興行になりそうですね。


セミファイナル:チームY2E vs チーム東国
〇邪馬屠&球道☆DK&RYO(nkw)[17:30 裏裏足4の字固め固め]oKADo(TIW)&TOLIE(TIW)&イホ・デル・メソジュニア×(秋葉原/東国大OB)

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自団体内で抗争を繰り広げているのにも関わらず無理やりタッグを組まされたoKADoとTOLIEは入場時から小競り合い。その2人とタッグを組む東国OBのメソは「今から試合だろうが!」と仲を取り持とうとするが、2人は聞く耳を持たず。
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先発はRYOとTOLIE、ロックアップ、バックの取り合いからRYOがヘッドロックに捕らえるとスリーパーから頭部へのエルボースタンプ。TOLIEも首投げからサッカーボールキックでやり返すと、RYOはエルボーで応戦し再び頭部へのエルボースタンプ。続いて巻き込み式チキンウィングアームロックからヘッドシザースに捕らえると、切り返しを狙うTOLIEをなかなか離さず絞め続ける。
どうにか逃れたTOLIEがメソにタッチすると、そのメソにoKADoがタッチ。メソ「めんどくせーよ!仲直りしろよ!」
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続いて球道とoKADo。oKADoのミドルキックに対し球道は組み付いてグラウンドへ。oKADoはがぶりの体勢に切り返すと胴絞めフロントネックロックに捕らえるが、これは球道が脱出しブレイク。手四つと見せかけて首投げからチンロック、袈裟固めに捕らえた球道。ここで邪馬屠が場外間際に仁王立ちし、oKADoのエスケープを阻止(笑)
結局エスケープ出来ずに切り返したoKADoは球道とルチャ式の足の掬い合いを展開しブレイク。
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両者代わって邪馬屠とメソ。邪馬屠の握手にメソが応じるが、これはどちらもだまし討ちすることなくクリーンに分かれる。組みに来るメソをかわした邪馬屠はすかさず拷問コブラツイスト!カットに入るoKADoを再び威嚇し絞め続けるが、これはoKADoが隙を突いて頭を引っぱたきカット。
代わったRYOはヨーロピアンサイドヘッドロックに捕らえるが、メソはこれを振り払うと背中にストンピングを叩き込みoKADoとタッチ。
oKADoはミドルキック、ボディスラム、エルボードロップ連発から飛び越え式のエルボードロップ。これをキックアウトしたRYOは久々にカタいエルボーを叩き込み打ち合いに持ち込むと、そのまま自コーナーに押し込み球道とタッチ。
球道は袈裟固めから腕ひしぎ逆十字を狙うが、これはoKADoが堪えて逆片エビ固め。
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代わったメソはボディスラム、その場飛びのボディプレスからボディシザース。これは邪馬屠が囮になりつつRYOがカット。続くTOLIEはサッカーボールキック、ニーリフト、ジャンピングハイキックとたたみ掛けると相手チームを挑発するかのような踏みつけ式体固め。カウントは2。
再びメソに試合権利が戻るとローリングエルボーからニーリフトを叩き込むが、球道は強引に自コーナーに押し込むと邪馬屠とタッチ。
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邪馬屠は一気に3人を蹴散らすとメソに対しレッグラリアートから水吹き。続くYAMATOバスターはoKADoがカットすると「oKADoバスター」だの「Y2Eバスター」だの「キムチバスター」だの言いつつカットし合い、最終的にはoKADo&TOLIEをチームY2Eの3人がトリプルブレーンバスター。残ったメソに対し邪馬屠はスリーパー、張り手を食らわすが、メソもエルボーでこれに対抗。
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打撃戦に巻き込まれるワンダーをよそに邪馬屠がレッグラリアートを放てば、メソも倒れずにローリングエルボーで応戦。ならばと邪馬屠は「レッグラリアート!」と叫びながらグーパンチ&張り手の乱れ打ち。それでもメソがドロップキックでやり返すと、ここで両軍入り乱れての大混戦に突入。邪馬屠がゴングで殴りかかったり、oKADoが椅子を持ち出したり(これはセコンドに止められ未遂に)とそれぞれが大暴れ。
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そんな中、邪馬屠はスリングブレイド式スリーパーを狙うが、メソはこれを振り払うと倒れた邪馬屠に打ち下ろし式エルボーから超重爆セントーン!すかさず押さえ込むがこれは球道がカット。
ここでTOLIEが割って入ると球道を羽交い絞めにするが、oKADoの放ったエルボーはTOLIEに誤爆。それでも構わずメソは邪馬屠にメソスタンプを狙うが、邪馬屠は急所蹴りで逃れると一気に裏裏足4の字固め固め。これが決まるとメソも返せず3カウント。
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試合後、邪馬屠がマイクを持つ。
邪馬屠「メソ、最後の効いたぞ。何キロだ?」
メソ「110…」
邪馬屠「結構昔からメソ知ってるけど、何年かわかんないけど、初めて対戦しました。この間9月の秋プロ見に行ってメソがチャンピオンになったと言うことで楽しみにしてたんですけど、ダイヤモンド☆フユカイとかに失神させられてたな。そんなんで今日も出来るかと思って心配したんだけど、お前そのセントーン一本でやってけるよ。もっと10発でも20発でも打てばさ、どんな奴でも勝てるから。頑張れ」
メソ「邪馬屠さん待ってください。今どんな奴とでも勝てるって言ってくれましたね?その前も僕と一緒に食事してすげぇベロンベロンになりながら俺のこと認めるような発言してくれて。だから今日久々の試合だったんですけど、RAWに出させてもらおうと思いました。

邪馬屠さん、突然なんですが僕とタッグ組んでください!」
ここで割って入ったのがRYO&球道。
RYO「おい俺と邪馬屠さんは去年の12月から組んでチームY2Eをやってんだよ。お前のセントーンなんかに…」
球道「(マイクを奪い取り)待てよ、今日邪馬屠さんと初めてタッグ組んで俺こそY2Qをやらせてもらうぞ!」
RYO「てめぇみてぇなチンピラが邪馬屠さんと組めるわけがねぇだろ!」
メソ「俺は直接”言質”取ってんだよ。Y2メソ組んでやるってな!それでタッグベルト取ってやるって言われたんだよ!」
RYO「そんな身の程知らずな話、信じる訳ねぇだろ!」
ここでようやく邪馬屠が止めに入ると「待て待て待て、お前らみんなチームY2Eの一員だろ!」この鶴の一声であっさり和解する3人(笑)
邪馬屠「WIN、秋プロ、覚悟しとけよ!どこでも言ってやるぞ!東国、お前らどうすんだ?まだメンバー空いてるぞ?」
oKADo「ちょっと待て…。まずRYO。お前は打撃バカ同士組むのはわかる。(球道は)野球バカ同士組むのはわかる。(メソは)組む理由がわからない。
で、なんか知らないけど俺一人がバカにされている気分で悔しいから来月次の興行、あと3人連れて来るから4vs4、8人タッグで徹底的にやってやるよ」
ここで無関係のワンダーが割って入ると「全面対抗戦やってやるよ!!俺が入ったからにはチームY2Eは完璧じゃ!」
再び乱闘が巻きこる中、一人蚊帳の外だったTOLIEがドヤ顔で一言「オイバカドモ。イチャイチャシテンナ、オマエラ」
そして最後はRYOがお前らの思う通りにはしねえぞ!」と締めて、ようやく終了。


※邪馬屠率いるチームY2Eと東京国際大学出身のチーム東国による6人タッグマッチ。

チーム東国のoKADoとTOLIEはTIW自主興行をきっかけに現在抗争中。この試合でも直接タッチを交わさず距離を取り続けるが、極端に仲間割れすることもなく、また殆ど個々の力で対抗していた為に、終盤まであまり戦況に影響がなかったような。対するチームY2Eは精神的支柱である邪馬屠を軸にRYO&球道が手足のように動き回る。
チーム対抗戦であり、蹴りのoKADo&TOLIE、張り手の邪馬屠、エルボーのメソ&RYOと打撃を得意とする面々が揃っている為、激しい打撃戦になると予想していたいたのですが、思った以上にそう言う展開にならず。nkwのリングでTIWと抗争中であるRYOもそこまで熱くならず冷静な試合運びを見せるが、打つべきところではカタいエルボーを解禁し打ち込む…と以前に比べてしっかりと使い分けている模様。

そんな中、試合の中心となったのが邪馬屠とメソ。ファーストコンタクトの拷問コブラで早速窮地に立たされるメソでしたが、それでも心折れずに邪馬屠と一歩も引かない真っ向勝負を展開。ここ最近オーバーウェイトからすぐにスタミナ切れを起こしたりとあまり良い所のないメソでしたが、一時期の勢いを取り戻したかのように久々に頼もしい姿を見せていたのが非常に印象的。
vsガッキー戦同様邪馬屠が引き出した部分もあると思うけど、それにしっかり応えて見せるメソ。そして説得力十分の重爆セントーンであわやと言う場面を作り出すが、最後は急所蹴りからの裏裏足4の字固め固めで3カウントを奪われてしまうことに。

RAWならではの選手が飛び交うフリーダムな試合でしたが、邪馬屠vsメソが思った以上にがっちりやり合った為にしっかりまとまった内容になったかなと。

それにしてもいつの間にか100キロをゆうに超えていたメソ。もし仮に今の体型を維持し続けるつもりなら邪馬屠の言う通りセントーンに磨きを掛けるのもありなんじゃないかなと。目指せ”ミスターセントーン”ヒロ斉藤って感じで。


メインイベント:名称不明タッグトーナメント決勝戦
〇さがと&リヴァーサル沢[12:24 ゴアグラインド]ケンタDX×&ハレタコーガン

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試合はRYBの奇襲からスタート。さがとはケンタ、リヴァ沢はコーガンに狙いを定め襲い掛かるが、すぐに形勢逆転したケンタ&コーガンは同時スルーから同士討ち狙い。しかしさがとは突っ込んできたリヴァ沢を受け止めて担ぎ上げるとコーガンにぶつけ、返す刀でケンタに投げつける。すっかり物扱いのリヴァ沢をケンタはビックブーツであっさり一蹴するが、その隙にすかさずさがとが追い討ち。
サンドイッチドロップキックからクイックタッチで腹部への攻撃を集中するRYB。先日の山本国鉄戦でやられた腹部攻めのダメージが残っているのかケンタは苦戦するが、リヴァ沢のボディへのランニングアッパーを食らうもハンマーパンチでやり返すとコーガンとタッチ。ここからリヴァ沢が捕まる展開に。
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コーガンのボディスラム、踏み付け体固め、チンロック、ペンデュラムバックブリーカー、ケンタのニーリフト、「おらおら休めねぇぞ!」とコーガン&ケンタの連続ボディスラム、ケンタに押えさせてのコーガンの顔面ウオッシュと一方的に攻め込まれるリヴァ沢。コーガンは更にコブラクラッチ式三角絞めに捕らえると「頭ポンポンしようか?ポンポンよぉ!」とその体勢のまま頭を叩くが、これはさがとがカット。
続くケンタはダブルブレーンバスターからニーリフトを叩き込むとスタンディングのフロントネックロック。しかしリヴァ沢は顔面掻き毟りでこれを逃れると裏拳からランニング式鉄槌を叩き込み、ようやくさがととタッチ。
さがとはまずコーガンをドロップキックで分断するとケンタに対し張り手、ハンマーパンチと打撃を連発。ここでコーガンがカットに入るが、これもさがとがソバットで迎撃。
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さがとはケンタに対しぶっこ抜き式のパワーボムを狙うが、これはケンタが堪えて足を取ってテイクダウンし逆エビ固め。ここでコーガンがリングインするとダブル無双を狙うが、これはバッククラッカーのような形でリヴァ沢がカットするとコーガンに対しドロップキックから裏拳連発。しかし追撃はコーガンがかわすとデスバレーボム…と見せかけて正面に落とすダブルニークラッシャー。
コーガンすかさずブリッジ式のインディアンデスロックに捕らえるが、これはさがとがボディプレスで圧殺しカット。それでも離さないコーガンに対し、さがとは低空ながらもぶっこ抜きパワーボムを食らわしようやく離させることに成功。
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ケンタがさがとを分断する中、コーガンはリヴァ沢に対しコブラクラッチ式バックブリーカー。代わったケンタはすかさずスリーパーに捕らえるとチンクラッシャーで抗うリヴァ沢を強引に逆落とし。そのままグラウンドスリーパーに捕らえるが、これはさがとがカット。タッチしようとするリヴァ沢を引きずり戻したケンタはジャーマンを狙うが、リヴァ沢は完全に持ち上げられるも逆にその勢いを使ってチンクラッシャーを決めて脱出。さがとに試合を託す。
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さがとは張り手からブレーンバスターを狙うが、ケンタはこれを堪えるとスリーパーからショートレンジラリアット。続く裏落としはリヴァ沢がカットしようとするが、ケンタはさがとを突き放すとリヴァ沢に対しカウンターの裏落とし。
この隙に体勢を立て直したさがとがケンタにゴアを食らわすと、カットに入るコーガンのローリング張り手もかわし胎児の夢。しかしコーガンはこれを着地して回避してみせるとケンタの方へスルー。これを受けてケンタがビックブーツで迎撃すると、すかさずコーガンがケンタの方に走り、腕を組んで遠心力で勢いつけてのハレ物連携式アックスボンバー!
ここでコーガンが「決めろ、ケンタ!」と声を掛けるとリヴァ沢に対しローリング張り手からデスバレーボム狙い。一方のケンタも「終わりだ!」とトドメを狙う…が、リヴァ沢はこれを切り返すとピラニアクラッチに捕らえ分断。一方のさがとは引き起こそうとするケンタ目掛けてゴア!更にバズソーキックから胎児の夢(変形シュバイン)を決めるが、これはケンタが意地のキックアウト。ならばと間髪入れずにゴアグラインドをぶち込むと、粘るケンタも返すことが出来ず3カウント。
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試合後、ケンタになにやら声を掛けたコーガンは改めてさがとと対峙。
コーガン「ふざけんじゃねぇ!(来週)てめえの足折ってやるよ、インディアン(デスロック)で!」
さがと「俺にはこいつがいるぞ!おい殺してやるてめえら!」
さがとはそう言うと、16日のスポ戦MANIAでタッグを組むSWSの児ーポ監督を呼び込む。対するコーガンもパートナーのハリケーン津田を探す…が、どうやらトイレに行っていた模様(笑)
コーガン「今俺のパートナーがトイレに行ってるから。38と48が20代に大人気なく勝ってやるからな、バーカ!」
ここでようやく津田が戻ってきるとコーガンと握手を交わす。そしてコーガンらが立ち去ると、さがとがマイクを持つ。
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さがと「本日はどうもありがとうございました。皆様のお陰で俺たちRYBは優勝出来ました。シングルのトーナメントも優勝した。タッグのトーナメントも優勝した。これでシングル、タッグ共に俺たちがRAWのトップに立ったと思います。なので…ここでもう一区切りしようかと思って。

私さがとは次回大会で卒業します
ここでマイクを持ったのが本部席で試合を見ていた有明省剛。
有明「ちょっといいかな。久しぶり。久しぶりに遊びに来てさ、会っていきなりで悪いんだけど俺とお前ってまだ絡んでないよな?次で卒業なん?絡ましてくんねぇかなぁ〜!絡みてぇな!次いつだっけ?1月13日、絡もうぜ」
この発言を皮切りに次々選手たちがマイクを持ち、さがとへのアピール開始。
ケンタ「ちょっとちょっと。今負けといて僭越ですが、私あなたと二回やって二回とも負けてるんですが…。このまま卒業はさせられないっすよね。今はちょっと無理なんで時間を置いていただいて…1月、僕も君とちゃんとした決着をつけたいんですよ。宜しくお願いします」
リヴァ沢「待った待った。俺はなお前と二回やって二回負けてるよ。でもさ、デビュー戦俺らやったじゃん。締めもやらせろよ」
邪馬屠「お前俺に負けてるよな今年。負けたまま終わっちゃうの?俺超えるチャンスだからな」
カワグチ「1回やって1回勝ってる。勝ち逃げさせてください
トモヤ「さがとさん、俺まだやってないですよね?そのままで卒業させらんないっすよ。俺とやらせてください」
球道「さがとさん、越谷でプレデビュー戦相手させてもらいました。少しだけ成長したみてください。お願いします」
続いてワンダーが歩み寄るが、蹴りを警戒して距離を取るさがと「もう引っかかんねぇ!」
ワンダー「…俺はいい。

その他にお前のことを思ってこんなに来てるんだよ。その他にいねぇのかよ、さがととやりてぇ奴!」
この言葉にこの日参戦した選手たちだけでなく、観戦していた児ーポ監督、秋葉原プロレスの平田明、WINのTATSUYAらも立候補。更にはボスコニアンの世を忍ぶ仮の姿の人まで名乗りを上げる。
ボスコ「一回もやってなかったね。(観客からの突っ込みに)リングアナじゃない、世を忍ぶ仮の姿だ。

よし、じゃ俺とやろう!」
全員どうぞどうぞ
これを聞いて困惑するボスコニアンの頭を引っ叩いたさがとは改めてマイクを持つ。
さがと「めんどくせぇ、全員やってやるよ!卒業試合、全員掛けだよ!キツいよこれ。でもよ、辛えけど絶対これ楽しいよ俺が!最後は全員ぶっ潰して、トップのまま卒業してやるよ。

次回1月13日、俺のアマチュアの最後の姿、見に来るために皆さん来てください。友達でもなんでも全員集めて、ここに100人集めましょう!次回、皆さん絶対来てください!本日はどうもありがとうございました〜!撤収!」

さがとのマイクが終わるが否や撤収作業へ突入。どうやら完全撤収時間まで15分しかないらしく、慌しく客を追い出しながら興行は無事終了となりました(笑)



※一回戦から勝ち上がったRYBとシード枠のケンタ&コーガンによるタッグトーナメント決勝戦。ちなみに「消耗によるクオリティー低下の懸念」を鑑みて、これまでRAWではダブルヘッダーはご法度だったらしく、今回が初の試みになるとのこと。

試合はRYBの奇襲からスタートするもすぐにリヴァ沢が捕まってしまう展開に。体格差を活かしつつパワー、テクニックとそれぞれ自分の得意分野で圧倒するケンタ&コーガン。一度逃げられても再び捕まえコーガンが足攻めからの元祖インディアンデスロック、ケンタがスリーパー&ヘッドロックでギブアップを迫るが、これはさがとが救出。
終盤に入り、さがとvsケンタの対決へ。ケンタがショートレンジラリアットを放てばさがともゴアで応戦と肉弾戦を展開する両者。そこから両軍入り乱れての攻防となるが、ハレ物連携式からの同時フィニッシュを阻止したRYBはリヴァ沢がピラニアクラッチで分断する中、さがとが胎児の夢&ゴアグラインドの二大必殺技を叩き込みケンタから3カウントを奪取。見事トーナメントを制覇することに。

コーガンのテクニック&ケンタのパワーだけでなく、合体顔面ウオッシュやハレ物連携などの多彩で独創的な連携や巧みな分断とタッグマッチを熟知しているコーガンがリードし試合を支配をするものの、リヴァ沢が耐え続け、しっかり後に繋ぎ、そのバトンを受け取ったさがとがその期待に応えるべく持ち前のパワーと爆発力で逆転して見せたと言う、それぞれ別の形ながらもタッグマッチとしての醍醐味を見せた一戦。
確かにベテランのコーガンが突出した存在感を見せたけど、他の3人もそれに引っ張られつつそれぞれしっかり見せ場を作った好試合だったと思います。



興行時間は2時間10分。
ぶっちゃけ複数タッグによるトーナメントはだいたい当たり外れが激しい…という偏見の持ち主なんですが、トーナメント3試合ともそれぞれ別の魅力がある好試合だったし、その他の2試合もRAWならではと言う感じで非常に楽しめた今回の興行。
個人的にはコーガン、前田とベテラン勢の活躍が特に印象深かったけど、他の面々も決してそれに劣らない存在感を発揮。上手くは言い表せないけど、いつものRAWとはまた一味違った面白さがあった興行だったように思います。


そして次回大会ではいよいよさがとが草プロレスを卒業。個人的には「いよいよ」と「とうとう」と言う気持ちが半々と言ったところ。まだまだアマチュア界で戦って欲しい選手もいたし(TATSUYA、プリンス石井、Mr.Money、ドクロ狂死郎、イホ・デル・メソ・ジュニア、吸いカップ健遅漏など)、まだまだ発展途上であるRYBのベルトを巻く姿も見たかったけど、色々タイミングと言うのもあるし、こればっかりは致し方なしか。

元々ポテンシャルが高く、プロレスセンスもあり、様々な興行で顔を見かけるほど研究熱心であり同時に純粋なプロレスファンでもあるさがと。今後、恐らく進むであろうプロの世界でもこれまでの経験を活かして自分らしい戦い方を見せてくれることでしょうけど、やはりアマチュアでしか出来ない戦いもあるはず。そんな試合を次の卒業試合では見せて欲しいし、色んな人に見て欲しいですね。




【おまけ】
私的メモ:前半はS、後半はAorM。後半くらいの暗さになるとこっちのデジカメじゃ厳しいかも。

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