S.W.A.Tのメンバーが主催するアマチュアプロレスの祭典「スポ戦MANIA」の第六弾興行。今回のプロモーターはWINのTATSUYAが担当。

観衆はおよそ80人くらい。アマ&学プロの関係者だけでなく女性客もやや多めで、特にSWS勢に向けて黄色い声援が飛んでいたような…気のせい?

なお今回も会場がレッスルアリーナなので、いつものようにまともな写真がありません(こればっかだな)

ダークマッチ1:山本国鉄(秋葉原)[6:50 ジャンピングヘッドバット]作業IN藤原(変珍塾)

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開場2〜3分後から始まったダークマッチ。ダークマッチと言うことで両者共に入場曲なしで登場。場内実況もなし。裁くレフェリーは吸いカップ健遅漏。

まずはロックアップから藤原がロープに押し込むと離れ際にチョップを打ち込む。藤原は続けてダブルチョップを連発するが、国鉄は物ともせず逆水平チョップで応戦。逆にニーリフトで動きを止めるとフロントネックロックに捕らえるが、これは藤原が切り返しヘッドロックからステップオーバートーホールド。
国鉄はこれを蹴り飛ばして逃れるとスリーパーから袈裟固め、ヘッドロック。藤原、どうにかロープに振ってこれを逃れると低空のニールキック。カウントは2。藤原はすぐにキャメルクラッチに捕らえるが、これはロープ間際で即エスケープされてしまう。
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流れを引き寄せた藤原はバックスピンキックからフルネルソンに捕らえるが、国鉄は足を掛けてテイクダウンし切り崩すとニーリフト、ミドルキック連打から逆水平チョップ。藤原もダブルチョップで懸命にやり返すが、国鉄は真正面からこれを受け止めると逆水平チョップ一閃。押さえ込むがカウントは2。
続く胴絞め式極楽固めはロープエスケープされてしまうも、国鉄はミドルキック、キッチンシンクから倒れこみ式ヘッドバット。対する藤原はキックアウトしてみせるとリストロック、首投げから背中に飛び乗っての変形首4の字。これは国鉄がロープエスケープ。ここを勝機と見た藤原はギロチンドロップ、変則的な河津落としからドラゴンスリーパーに捕らえるが、これも国鉄がロープエスケープ。
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難を逃れた国鉄はフライングショルダーで動きを止めると逆片エビ固め。これを逃げられても「ドア閉まります」とモンゴリアンチョップからブルドッキングヘッドロック、そして走りこんでの敬礼式ジャンピングヘッドバット。これが決まると藤原も返せず3カウント。


前回のスポ戦に引き続き、アマ界の先輩である国鉄に藤原が胸を借りたダークマッチ。ちなみに藤原と国鉄は共に練馬在住なんだとか。

デビュー前のなのにも関わらず既に3試合こなしている藤原。まだまだ場数が足りないとあって絞め技を狙うもロープ間際だったり、体勢不十分ながらも無理やり技を出したりするシーンが多かったけど、足りない部分は気迫で補いダブルチョップを主体に果敢に挑む。
対する国鉄は終盤まで鉄道員キャラを封印し藤原を真正面から受け止めるが、最後は鉄道員キャラを解禁した上でジャンピングヘッドバットで勝利。

結果的には完敗してしまったものの、藤原が新人らしく気持ちを見せてくれた、興行のオープニングを飾るにふさわしい一戦だったと思います。


ダークマッチ2:アウトサイダー根岸(UWF-OB)&ヘン・チーナ(健康)[17:05くらい 時間切れ引き分け]RYO(nkw)&リヴァーサル沢(RAW)

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興行開始の12時までに終わらなければ強制終了となるダークマッチその2。
こちらもダークマッチと言うことでそれぞれ入場曲なしで登場。しかしヘンチーナは自らのテーマ曲『太陽にほえろ!』を口カラで歌いながらリングイン。赤コーナーサイドはじゃんけんで先発を決めるが、ヘンチーナが勝ったのにも関わらずなぜか根岸が自ら先発に。対するはRYO。

まずはロックアップからRYOがロープに押し込みブレイク。二度目のロックアップは逆に根岸がロープに押し込むとロープに左腕を絡めた上でロープを蹴り飛ばしダメージを与えていく。そこからすかさず脇固めに移行するが、これはRYOがロープエスケープ。
根岸はそれでも逃さず三角絞め、変形アームバーと動きに合わせて移行するが、RYOも負けじと切り返し袈裟固め。これは根岸がヘッドシザースで切り返すとRYOがエスケープしそれぞれパートナーとタッチ。
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続いてヘンチーナとリヴァ沢。手四つを誘うヘンチーナに対し付き合わずにパンチを食らわしたリヴァ沢。エルボースマッシュ連発はサミングで止められるも、手首の取り合いからヘッドロックで捕獲。脇固めで切り返そうとするヘンチーナとグラウンドの攻防を繰り広げると、頭をポンポンと叩いた上でブレイク。でも「ポンポン野郎」に関する野次はなし。もう風化した?
ここでリヴァ沢はリング中央で大の字になりヘンチーナを挑発。しかしヘンチーナはそれに付き合わず距離を取って様子を伺いつつ低空ドロップキック。これはかわされるもその隙を突いて足を取るとステップオーバトーホールド。更に根岸と共にダブルの股割き攻撃を仕掛けるが、一仕事終えた根岸がさっさとコーナーに戻ってしまうと、ヘンチーナ「え、戻るの!?マジっすか?」
手四つと見せかけて両手を交互に挙げてかく乱しようとするヘンチーナ。しかしリヴァ沢はこれにも付き合わず急襲するとショルダータックル、エルボードロップからRYOにタッチ。
RYOは串刺しマシンガンチョップからヨーロピアンサイドヘッドロック、エルボードロップと攻め込むが、追撃はヘンチーナがバックエルボーで迎撃。ここで根岸がタッチするとリヴァ沢を呼び込む。
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間合いの取り合いから素早くバックに回り込むリヴァ沢。根岸はクラッチする手首を取りつつテイクダウンするとステップオーバートーホールドを狙うが、リヴァ沢は根岸の左足に絡みつき阻止。しかし根岸はすかさず離れるや否や間髪入れずに低空ドロップキックで急襲。リヴァ沢の左足に狙いを定めた根岸は浴びせ倒し式膝砕きから足関節を狙うが、リヴァ沢はオーバーヘッドキックでこれを脱出。だが根岸は食らってもすぐに立ち上がると頭部への低空ドロップキックを叩き込みヘンチーナとタッチ。
ヘンチーナはフライングメイヤーを放つが、リヴァ沢はこれを着地して回避すると逆にフライングメイヤーからワンステップ低空ドロップキック。カウントは2。リヴァ沢、膝立ちのヘンチーナにエルボースマッシュを叩き込むとRYOとタッチ。
RYOがエルボースタンプ、延髄へのエルボーと頭部に攻撃を集中すると押さえ込むが、これはヘンチーナがヘッドシザースで切り返し。すかさずリヴァ沢が口に含んだ水を噴きつけカット。怒ったヘンチーナはリヴァ沢にドロップキックを放つが、その隙にRYOもヘンチーナの背中目掛けてドロップキック。
ここから場外戦となるとヘンチーナはピコピコハンマーを持ち出しリヴァ沢を殴打。対するリヴァ沢は椅子を持ち出すとヘンチーナのおぼんとチャンバラ開始。しかしこれはRYOがピコピコハンマーでカット。ここでリヴァ沢は椅子を踏み台にしての攻撃を狙う…が、これはエプロンから根岸が強烈な蹴りを叩き込み阻止。返す刀でリング下のRYO目掛けてエプロンからドロップキックを叩き込むと場外ボディスラム。一仕事を終えた根岸は足早にコーナーへ。
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ヘンチーナはRYOの背中にアトミックボムズアウェイを放つと、続けて根岸が強烈なミサイルキックで追撃。更にキックアウトに合わせてアームロックに捕らえるが、これはリヴァ沢がカット。
難を逃れたRYOは低空ドロップキックやスライディングキックで根岸に襲い掛かるが、根岸はこれをかわしつつ場外へ。しかしRYOは根岸の足狙いを逃れると壁へのフェイスクラッシャー!
ヘンチーナがリヴァ沢を屋外に連れ出す中、リングに残った根岸はRYOのエルボー連打に対し顔面へのドロップキックで応戦。更に顔面へのニードロップからアームロックに捕らえるが、これはリヴァ沢が場外から足を引っ張り阻止。
ヘンチーナ「おいアイツ自由すぎだぞ、なんとかしろ!」
リヴァ沢「お前が言うな!」
そんなこんな言う中、12時まで残り5分。
代わったヘンチーナはパロスペシャルを狙うが、これはRYOが振り払いトラースキックから顔面ドロップキック、DDT。ここでリヴァ沢に代わると「レッグラリアート!」と叫びながらレッグラリアート、ジャンピングエルボードロップ、ラリアット、レッグにラリアットの乱れ打ち。観客としてきていたRAWの有明省剛「リヴァ沢、それ真似しなくていいから。魂を引き継げ!」
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更にリヴァ沢はヘンチーナのお株を奪うようなロープ渡りからやや体勢を崩しつつもハリケーンラナ式三角絞め。しかしこれは根岸が顔面を蹴り飛ばしカット。このチャンスにヘンチーナは電波投げ。リヴァ沢、垂直落下で吹っ飛ばされる(笑)
更にセコンド&レフェリーをも巻き込む電波投げ2を繰り出すが、続く太極拳式逆さ押さえ込みはリヴァ沢が付き合わず切り返しDDT。リヴァ沢、RYOとタッチ。
RYOはカタいエルボーを連発するとKIDに捕らえるが、これも根岸が顔面蹴りで阻止。それでも離さないRYOに対しヘンチーナは口を塞いで逃れるが、追撃はRYOが飛びつき式のKIDで迎撃。どうにか耐え続けるヘンチーナをRYOは押さえ込むが、これはカウント2止まり。
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RYOの耳を引っ張って動きを止めたヘンチーナはコーナーに登ると、カットしそうでしないリヴァ沢を横目にドラゴンリングイン式カバー。カウントは2。
ここで残り試合時間が30秒を切るとRYOはエルボーからなぜか首4の字固め。するとその後に根岸、リヴァ沢も続き数珠繋ぎ首4の字完成。ここで業を煮やしたレフェリーの健遅漏が逆エビ固めで全員をひっくり返した…ところで時間切れ&即暗転(笑)

UWF-OBの面々は暗闇に紛れ脱兎の如く退場。
RYO「あと一分あれば決められたぞ。あいつら倒すの5分もいらねぇよ。30秒もいらねぇよ」
リヴァ沢「こんな終わり方ねぇだろ!」
RYO「あと10秒くれよ!」
そんなこんな言いつつリヴァ沢&RYOが退場し、いよいよ本編開始。


※大人げない2人vs空気の読めない2人によるダークマッチその2。それにしてもリヴァ沢とRYOは背格好共に似ているなぁ…兄弟みたい。

試合はどちらかと言うと根岸やリヴァ沢が得意とするグラウンドの攻防が中心に。勿論”コミックレジェンド”ヘンチーナも時折持ちネタを挟んだりするものの、さすがに大ベテランとあってこれにしっかり対応。でもいざ変珍ワールドに突入しようとしても、その標的となるリヴァ沢が殆ど付き合わないと言うKYっぷりをみせる(笑)
そんなこんなでそれぞれが自分のスタイルを貫く中、一番存在感を発揮したのが根岸。大ベテランならではの卓越したグラウンドテクニックだけでなく、表情を崩さないまま容赦なく的確に頭部を狙うと言うエグいカットプレイでその怖さを存分に見せ付ける。ある意味ヘンチーナよりも大人気ないような。

しかし最後は数珠繋ぎ4の字+レフェリーの逆エビ固めからの暗転&強制終了と言うコミックの王道パターンで終了。ぶっちゃけ予想通り長めの試合となりましたが、思った以上にダレることなく、激しくもあり楽しくもあった試合でしたね。

関係ないけどこの試合中、自分の後ろの席に座っていた有明さんが根岸さんのエグイ攻撃に反応していたけど、この2人の対戦がちょっと見てみたいなぁ…とふと思ってみたり。


第一試合:物っ子の掟
〇クズハヤシ(UWF-OB)[9:12 スパイラル・タップ]風摩破琉×(秋葉原)

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裁くレフェリーはでかい一物。両者握手を交わし試合開始。
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手四つの探りあい、バックの取り合い、手首の取り合いからクズがヘッドロック。風摩は手首を取ってこれを切り返すと腕へのドラゴンスクリューから左肩を固める。更に三角絞めに移行するが、これはクズが足首を極めつつ切り替えすと胸板を蹴り飛ばす。
下から睨み付ける風摩に対しクズは首投げから間髪いれずに後頭部ドロップキックを叩き込むが、風摩もすぐに立ち上がるとサッカーボールキックでお返し。ここからチョップとエルボーの打ち合いとなるが、クズは首投げで投げるとチンロックからニードロップ。風摩もすぐにオーバーヘッドキックでやり返すとミドルキックからDDT。押さえ込むがカウントは1。
ここで風摩はボディスラムから逆片エビ固めを狙うが、これはクズが反転しつつ尻を蹴り飛ばし阻止すると強烈なストンピング連発。
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クズは続けてショルダータックルで吹っ飛ばすと、風摩の反撃のドロップキックに対しドロップキックで応戦。クズ、ボディスラムから逆エビ固めに捕らえるが、これは風摩がどうにかロープエスケープに成功。
頭突きからクズを強引にコーナーに押し込んだ風摩は空手仕込みの蹴りを連発するが、クズも体勢を入れ替え蹴りをぶち込むと顎への串刺しニーアタック。しかし二発目は風摩がブサイクへの膝蹴りで迎撃。
ここで風摩はボディスラムから逆片エビ固めに捕らえるが、これはクズがロープエスケープ。
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風摩はストンピング、チョップを連発するが、クズもビンタ&エルボーで応戦するとハイキックをかわしてのスクールボーイ。対する風摩も蹴りをかわしてスクールボーイでやり返すがこちらも決まらず。風摩、更に逆さ押さえ込み、ラ・マヒストラルとたたみ掛けるがカウント3は奪えず。ならばと風摩はハイキック、ミドルキックからコミケ警備員倒し(変形の雷切)を狙うが、これはクズが堪えてサイドバスター。
ここでクズが急角度の逆エビ固めに捕らえると風摩は懸命にロープエスケープしてみせるが、続いてスパイラル・タップ(変形シャープシューター)を食らうとさすがに耐え切れずギブアップ。


※復帰戦前後からでかい一物に基礎を学んでいると言う風摩が、一物の愛弟子であるUWFのOBクズに挑んだ一戦。ちなみにこの試合を希望したのは風摩ではなくクズの方なんだとか。

ここ最近、以前に比べてかなり吹っ切れた感のある風摩。この試合ではいつも以上に気迫を漲らせ、声を出し、序盤からフルスロットルでクズに襲い掛かる。実力差があるものの、それを気持ちで補いつつ基礎的な動きを中心に攻め込む風摩でしたが、はじめに飛ばしすぎたのかスタミナ切れを起こしてしまい徐々に失速。クズの緩急自在の攻めに追い込まれるもそれでも奮い立つ風摩でしたが、起死回生のコミケ警備員倒しを防がれてしまうと最後は逆エビ固めからのスパイラル・タップで無念のギブアップ。

物っ子の先輩として受け止きったクズもさることながら、AKBWのベルトに挑むべく初心に戻ったのか派手な技を封印し、まるで若手のようにがむしゃらに挑んでいく風摩がなんとも印象的だった試合。結果としてはクズに敵わなかったけど、その気持ちは存分に伝わって来た一戦でした。

あと余談ですが解説のメソが「コミケ警備員倒し」の技名を出したときに、実況の口臭が「なんか難しい技ですねぇ」とあしらっていたのが個人的には印象的(笑)


第二試合:Road To オギーソ
△クリウ(西口)[11:50くらい ダブルデスによるレフェリーストップ]キムヨッチャン△(闘強士火OB)

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クリウはフードを目深に被ったままリングイン。片手にはなにやらアイテムが詰め込まれたドンキの袋が。対するヨッチャンはきゃりーぱみゅぱみゅ の『つけまつける』に乗って登場。こちらもサンタ帽と洗濯用ネットを頭から被り表情を隠しながら現れるが、リングインと見せかけて踵を返すとマスクを外した上で再び登場し、踊りながらリングイン。裁くレフェリーはRYO。こんな難しい試合をよもや高校生レスラーが裁くとは。

両者揃うとヨッチャン恒例の日本の皆様へのメッセージ。通訳は勿論実弟の軍団ひとり。基本、ヨッチャンは中国だか韓国語っぽい謎の歌を歌い続けるが、実際通訳すると以下の通りになる…らしい。
ヨッチャン「みんなお待たせ、キムヨッチャンだよ。日本の冬は暖かいですね。羨ましいなぁ。また僕の国からミサイルを飛ばして暖めてあげたい。なーんちゃって。
え、早くやれって?みんなせっかちだなぁ。うん、そんなせっかちな君たちに合わせてあげよう」
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ここでヨッチャンが『Scatman』を歌いながら提案したのが「カウント2.9プロレス」
ようはカウント2.9をキックアウトしたところから試合が始まると言うもので、既にそれまで数十分戦ったと言う体で行われるヨッチャンやひとりが得意とする形式。クリウもこれに了承し試合開始。

まずは互いに汗代わりの水を身体に塗りたくり、ヨッチャンがその場に転がるとクリウがその背後に回ってブリッジしジャーマンを決めた状態。ここで試合開始…と同時にレフェリーがカウント3を叩こうとするが、ヨッチャンはギリギリでキックアウト!
大ヨッチャンコールが巻き起こる中、膝立ちで打撃を打ち合う両者。クリウは左足を押さえつつもどうにか立ち上がると、ヨッチャンの左腕を取って指極め式脇固め。これはヨッチャンがどうにかロープエスケープ。
このチャンスにクリウはサンティーノ・マレラのコブラを狙うが、これは途中で足が痛んでしまいダウン。
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クリウはそれでもコブラを連発し追い込もうとするが、ヨッチャンはこれをどうにか回避し続ける。するとここでなにやら紙を持ち出すヨッチャン…どうやら内定通知書の模様。ちなみにクリウのブログによると今度クリウはヨッチャンが理事長を務める会社に就職することが内定しているらしい(笑)
ヨッチャン「これなんですか?」
クリウ「内定書です」
ヨッチャン「聞こえない」
クリウ内定通知書です!」
ヨッチャン「誰の?」
クリウ「僕が頂く予定の…」
ヨッチャン「3回くらい殺そうとしたよ?」
クリウ「試合なんで…」
ヨッチャン「組織の長としては3回も人を殺すような人は…」
クリウ「試合、反則じゃなくてちゃんとした技…」
ヨッチャン「リング上ならなにやってもいいの?そういった価値観を持っているの?」
こうして内定通知書を使って恫喝したヨッチャンはその場にクリウを寝かせると、パワハラコールが巻き起こる中「はい決めるぞ〜!」「世界一周エルボー打つぞ〜!」「よ〜しそこに寝てるんだな!?」と能天気に会場内を走り回り、コーナーに登って、すぐに降りて普通にエルボードロップ。しかしすぐにカバーに行かず、なぜかコーナーに登ってジャンボ鶴田っぽいアピールを見せるヨッチャン。しかし一方のクリウはもう付き合ってられないとばかりにリングから降りてしまう。
ヨッチャン「超盛り上がったじゃん。戻ってよ。空気読んでよ」
クリウ「やりたくないです」
ヨッチャン「今後僕とはやりたくない…」
クリウ「いやそうじゃなくて!」
已む無くリングに戻ろうとするクリウ…だったが、ロープに躓いたと見せかけて内定書を奪いにかかる!これをかわしたヨッチャンが「今私は取ろうと…」と尋ねても、頑なに「違います!躓きました!」と言い訳するクリウ。
改めてヨッチャンはクリウを寝かせると「3カウントが入るぞ〜!」「体固めじゃ〜!」と斬新なアピール(笑)
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そしてゆっくりと体固めの体勢に入る…が、クリウはカウント2でキックアウトしつつ下からアームロック。更に腕固めに移行しつつ内定書を奪うことに成功!クリウはそれをセコンドのさがとに預けるとドンキの袋からアルミホイルを取り出し手に巻きつけアルミフィンガー完成!更にハンマーで叩き、砥石で磨き、打粉を掛けて、食パンで試し斬りし、ちょっと指を切ったりしながらも万全な状態に仕立て上げると満を持してアルミフィンガー式コブラ。しかし時間を掛けすぎた為にその間に蘇生したヨッチャンがハイキックであっさり迎撃。
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このチャンスにヨッチャンはオロオロしつつも世界一周エルボーを狙うが、これはクリウがロープを揺らして阻止。続くスパイダージャーマンは阻止されるも、その状態からコブラの体勢に入ると腹筋を使って戻ってそのままアルミフィンガー式コブラ!首筋を貫かれたヨッチャンは口から血を流し絶命!

そんなヨッチャンに対し完全なるトドメを狙うべく、クリウはアルミフィンガーをリング上に設置しその上への雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、既に死んでいるとあってなかなか投げるに投げれず。とりあえずさがと&リヴァ沢に支えてもらって雪崩式フランケンを放つ…が、これはヨッチャンが動かなかった為にクリウが自爆してしまい、アルミフィンガーの上にまっ逆さま!
すかさずレフェリーがチェックし両者共に息がないことを確認すると試合ストップ!両者絶命によりレフェリーストップとなることに。
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試合後、心臓マッサージをするレフェリー。でもセコンド陣は死んだ2人よりもヨッチャンの血をふき取ることに必死(笑)
そんな中、クリウの「起きます。3、2、1、ハイ」の合図と共に両者ムクリと起き上がると、そのまま「ありがとうございましたー」とさっさと退場(笑)勿論これには関係者から待ったがかかる。
実況のコーガン「決着は?Road To オギーソは?」
ヨッチャン「延長やっても同じ試合しか出来ないですけど」
クリウ「ここまでしか決めてなんで…ガチンコになりますけど。見たくないですよね、僕らのガチンコは」
ヨッチャン「でもこんな…学プロと言えば時事ネタですよね。時事ネタに絡んで、白黒はっきりつけて、お客様の一票が役に立つようなネタなんて僕には皆目検討がつきません!

ですので、この2人の決着は選挙で決めたいと思います!」
こうして両者の真の勝敗は休憩中に行われる選挙で決定することに。そんなこんなありつつ2人が退場すると某局のニュース番組のテーマが流れるなか第三試合へ。


※”コミック界のリビングレジェンド”ブランコ・オギーソとの対戦を熱望するコミック界の若き雄2人によるシングルマッチ。ちなみにオギーソとの対戦を共に狙うだけでなく、両者は近々上司と部下の間柄になる予定…という関係なんだとか。そこら辺の経緯はクリウのブログでご確認を。

ボケの被せ合いとなった前回のオギーソvs軍団ひとりを漫才風とするなら、今回はヨッチャンの強烈なキャラを軸としたコント風と言う感じか。謎のガイジンキャラ、パワハラ、コブラと言う両者の持ちネタや関係をフルに使い、これまで見たコミックマッチとはまた一味違ったスタイルに仕立て上げた一戦。いやはや大いに笑わせていただきました。


第三試合:目指す者+成した者+渡した者+キ〇ガイ
×ジミー・ヤンキー(UWF-OB)&吸いカップ健遅漏(UWF-OB)&TATSUYA(WIN)[15:00 キングコングラリアット]ハミチツ二郎〇(SWS)&ビシバシM太郎(UWF)&ちんことみつき(UWF)

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裁くレフェリーはUWFのOBクズハヤシ。先発に出たM太郎は握手を求めるが健遅漏はそれを無視。ロックアップも健遅漏が嫌うと、バックの取り合い、手首の取り合いから一旦ブレイク。M太郎、フロントネックロックに捕らえるとそのままハミチツとタッチ。健遅漏もTATSUYAとタッチ。
まずはロックアップで組み合うとTATSUYAが一気にロープに押し込みブレイク。二度目のロックアップもTATSUYAがロープに押し込むと今度は逆水平チョップ。これにはハミチツもチョップでやり返すと激しい打ち合いへ。エルボーに切り替えるハミチツに対しTATSUYAは首投げから逆水平チョップを打ち込むとストンピングを連発。
両者代わってヤンキーとちんこ。ちんこが手四つを挑むと力比べへ。そこからちんこがリストロックに捕らえるが、これはヤンキーがロープを使ってのバック宙で切り返す。ちんこのバックドロップ狙いを堪えたヤンキーはタックル合戦を展開するが、これはヤンキーのドロップキックを物ともせずちんこが豪快なぶち噛ましで制することに。
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改めてロックアップで組み合うとヤンキーがロープに押し込みカタいエルボーからエルボードロップ。
ここでTATSUYAに代わると、まずは一直線にハミチツへ突進。一撃食らわした上でちんこにヘッドロック。ちんこは体勢を入れ替えると「舐めんなコラ!」とマウントエルボーを打ち込むが、これは健遅漏がカット。TATSUYAは相手コーナーにちんこを押し込むが、ちんこはタッチせずに押し返すとボディスラム。しかしTATSUYAは食らっても即立ち上がるとハミチツを急襲。
ちんこと代わったM太郎はマンハッタンドロップを狙うが、これは重すぎてフラップジャックのような形に。続けて串刺しバックエルボーを連発するが、TATSUYAはコーナースルーを振り替えすとハミチツに突進した上でM太郎に串刺し攻撃からのボディスラム。
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続く健遅漏はカウンターバックエルボーから強烈なダブルフットスタンプ。しかしこれをキックアウトしたM太郎は追撃を前転でかわすと低空ドロップキックからフラッシュニングエルボー。M太郎、ハミチツとタッチ。
ハミチツは早速TATSUYAに襲い掛かるが、これはTATSUYAがかわしてスカす。ハミチツ、気を取り直し串刺しラリアットを決めるが、二発目は健遅漏がラリアットで迎撃。健遅漏、ボディスラムからヤンキーにタッチ。
ここでヤンキーが鎌固めに捕らえると、健遅漏&TATSUYAも割って入り健遅漏がちんこにコブラツイスト。TATSUYAもM太郎を分断するが、こちらは後ろに隠れてしまい見えず。ヤンキーは更にリバースインディアンデスロックを決めつつカットに入るM太郎を長滞空ブレーンバスター!倒れた衝撃でハミチツも悶絶。
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代わったTATSUYAがハミチツに強烈な串刺しチョップを叩き込むと、ハミチツも体を入れ替えチョップで応戦。互いに胸が裂けるほどチョップを打ち合うが、これを制したTATSUYAは強引に首投げで投げるとスライディング式チョップ。そしてキックアウトに合わせて逆エビ固め。ここでヤンキー&健遅漏がリングインするとトレイン攻撃からTATSUYAがアバランシュホールド。そして再びキックアウトに合わせてクロスフェイスロックに捕らえつつヤンキーとタッチ。
ヤンキーが「どうしたSのチャンピオン!」と挑発しながら蹴り飛ばすとハミチツも奮い立ち打撃戦を展開。ヤンキーはトラースキックで動きを止めようとするが、追撃はハミチツがザ☆オリジナルで迎撃。
両者代わって健遅漏とちんこ。鈍い音をさせながら激しくタックルでぶつかり合う両者。これを制したちんこはスピアーを狙うが、これは健遅漏がかわすと首固めからキックアウトに合わせて低空ドロップキック。しかし対するちんこも続くスリーパーを耐えると一度は堪えられるも強引にパワースラム。
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両者代わってヤンキーとハミチツ。ヤンキーは顔面掻き毟りから健遅漏とダブル攻撃を狙うが、これはハミチツが突破してのダブルラリアット。ここでハミチツはキングコングラリアットを狙うが、これは健遅漏がビックブーツで迎撃。しかし健遅漏が突っ込んできたところでハミチツはラリアットで迎撃。ここから両軍入り乱れての攻防に突入。
TATSUYAがハミチツにラリアット、ちんこがTATSUYAにスピアー、ヤンキーがちんこにローリングエルボー、M太郎がヤンキーにフライングクロスボディ、健遅漏がM太郎にレッグラリアート、ちんこが健遅漏にジャーマン、TATSUYAがちんこにジャーマン、ハミチツがTATSUYAにキングコングラリアット、健遅漏がハミチツにバックドロップ、M太郎が健遅漏にどどん、ヤンキーがM太郎にミラクルエクスタシー…とノンストップで攻守が入れ替わる。
ここでようやく流れを制したヤンキーはハミチツに対し串刺しフライングラリアット、健遅漏のエルボー&TATSUYAのジャーマンのアシストから「GENさん見ててください!」とGENTAROに捧げるダイビングエルボードロップ。しかしこれはM太郎らがカット。
ここでTATSUYAがM太郎を捕まえるとパワーボムを狙うが、これはM太郎がフランケンシュタイナーで切り返す。一方のちんこも健遅漏に対しシットダウンパワーボムで分断。
孤立無援になったヤンキーに対しハミチツは強烈過ぎるビンタからジョンウーを叩き込むと、間髪入れずにちんこが串刺しスピアーで追撃。更にM太郎がダイビングクロスボディを決めると、それを受けてハミチツが後ろから前からキングコングラリアット!これがクリーンヒットするとさすがのヤンキーも返すことが出来ず3カウント。
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試合後、コーナーに登ってアピールするハミチツをTATSUYAが再び襲い掛かり大乱闘へ。一人取り残されたM太郎はただただオロオロ(笑)
TATSUYA「おいSのチャンピオン、そんなんか!プロレス舐めてんじゃねえぞ!」
ハミチツ「かかって来いや!」
TATSUYA「お前のブレーキよぉ、お前のプロレスよぉ、俺がぶっ壊してやるからよ!かかって来いよオラ!」
ハミチツ「いつでもやってやるよ!」


※社会人vs現役学生レスラーによる6人タッグマッチ。

ちなみに健遅漏&ヤンキーは共にUWFのOBであり元UWFヘビー級王者。M太郎&ちんこはUWFの現役。ハミチツは現SWS三冠王者。TATSUYAは一人だけ学プロ出身ではないが高校生プロレスでデビューする前にUWFの選手から指導を受けていたと言う経歴を持つ。試合のサブタイトル的に言えば目指す者=TATSUYA&ちんこ、成した者=ハミチツ、渡した者=ヤンキー&健遅漏、キ〇ガイ=M太郎といったところか。
あとこれは完全な余談なんですが、もし仮にTATSUYAがストレートで大学入学し予定通りにUWFに入団していたらM太郎の一期下、ハミチツと同期、ちんこより一期上となっていたらしい。

元々プロモーターのTATSUYAがハミチツと対戦したいが為に組まれたカードとあって、TATSUYAはハミチツのみを意識ししきりに突っかかる。ここまで熱くなるTATSUYAを久々に見たような気がするなぁ。もちろん向こうっ気が強いハミチツも一気にヒートアップし、児ーポから受け継いだバチバチファイトで激しく真っ向からやり合う。
TATSUYAやハミチツに負けないくらいのパワーファイトを見せるもTATSUYAに相手にされずジェラシーを燃やすちんこ、ベテランならではの厳しい攻めとインサイドワークで後輩らを甚振るヤンキー&健遅漏、一人Jrクラスながらもキビキビとした動き、見事な受けっぷりや表情で視線を集めるM太郎と、6人タッグながらも誰一人埋もれることなくそれぞれが存在感を発揮するが、最後は大混戦の末にハミチツがヤンキーから豪快なキングコングラリアットで勝利。

TATSUYAとハミチツを中心に、熱く激しく大いに盛り上がった好試合。ここ最近見た6人タッグではプロアマ問わず一番の内容でしたね。

そして恐らくこの試合をきっかけに次回以降のスポ戦MANIAでTATSUYAvsハミチツが組まれるのではないかと。「ハミチツのリミッターを完全に外せるのは俺しかいない」と豪語していたTATSUYAがどんな熱い試合を見せてくれるのかが非常に楽しみです。


第四試合:王道ど真ん中
×口臭力(UWF-OB)[14:22 飛びつき式回転十字固め]プリンス石井〇(WIN)

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まずはがっちりとロックアップで組み合うが、これは石井がゆっくりとロープに押し込みフェイントを交えつつエルボー。二度目のロックアップも石井が押し込むが、これは口臭が体を入れ替えると張り手。続くバックの取り合い、手首の取り合いは口臭が制すると石井はロープエスケープするが、口臭はブレイクするも背中にストンピングを叩き込む。
手四つを意識する石井に対し口臭は懐に飛び込むとグラウンドへ。レスリング的攻防から石井がフロントネックロックに捕らえるが、口臭はこれを切り返し押し潰すと首4の字固め。しかし石井はこれを反転させて逃れるとぎこちないながらも三沢式の前転キャメルクラッチ。
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逃れた口臭に対し石井は得意のエルボーをぶち込むが、口臭は負けじとトーキックを叩き込むとカウンターバックエルボーから長州式の振りかぶってのスリーパー。石井、ロープエスケープ。
口臭が「立てコラ!」とストンピング、トーキックを放てば石井もエルボーで応戦しフライングラリアット。これで流れを掴んだ石井は三沢式ステップキック3連発からセントーン。更に旋回式バックドロップからダイビングエルボーアタックを放つがカウントは2。
石井は続けてバックスピンキック連発、スリーパーで絞め上げてから押さえ込むがカウントは2。
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ここで石井は走りこんでの攻撃を狙うが、これは口臭がキッチンシンクで迎撃。これで動きを止めた口臭はブレーンバスター、リキラリアットから一気にサソリ固め。石井懸命にロープエスケープ。口臭は続けてボディスラムから押さえ込むが、これをキックアウトした石井はエルボーをぶち込みフロッグスプラッシュ。カウントは2。
このチャンスに石井はタイガードライバーを狙うが、これは口臭が堪えるとエルボーを食らいつつも強引にバックドロップ。そして腕を振り回し、起き上がり際に合わせてリキラリアットを狙うが、これは石井がかわしてタイガースープレックス狙い。これを堪えられても延髄へのエルボーから一気にタイガードライバー!しかしカウント3は奪えず。
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石井は更に三沢式フェイスロックでギブアップを迫るが、口臭が意地で耐え続けると根負けしたか自ら技を解いてカバー。カウント2。
ここで石井はタイガードライバー91を予告するが、これは口臭が懸命に堪える。ならばと石井はワンツー、ローリングエルボーからランニングエルボーを狙うが、これは口臭がリキラリアットで迎撃!口臭、すかさず延髄へのリキラリアットからもう一発リキラリアットを狙う…が、石井はこれをキャッチすると飛びつき式回転十字固め!これが決まると口臭も返せず3カウント。
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試合後、口臭がリングを後にすると石井がマイクを持つ。
石井「やっぱり口臭力半端なかった。死ぬかと思った…。
次来週、12月23日葛飾エイトホールでサド、葛飾のリングで待ってるよ。宜しくお願いします」


※三沢オマージュの石井と長州オマージュの口臭によるアマ&学プロ夢のオマージュ対決。ちなみに口臭は学プロ現役当時は無冠ながらもUWFの象徴だった男であり、石井はキャリアは短いながらも現WINヘビー級王者&団体のエース。

じっくりとした攻防が繰り広げられる中、先にペースを掴んだのは石井。早々とエルボーを解禁し三沢ムーブでたたみ掛けるが、口臭はそれを受けきるとブレーンバスター、リキラリアットからサソリ固め。技のフォームや細かい動きだけでなく仕掛けが早いところもまた長州っぽい。
片やバックドロップ、片やタイガードライバーをそれぞれ決めて見せるがそれでも試合は終わらず。コーガンを破ったフェイスロックを堪え、各種エルボーも耐え切った口臭はリキラリアットを連発するが、読んでいたのか石井はこれをキャッチすると鶴田vs三沢を髣髴させるような丸め込みで薄氷の勝利。

それぞれ抜群な安定感を誇る選手ではあるものの、口臭のシンプルながらも重厚な攻めにここ最近では珍しく石井がスタミナ切れを起こしかけていたような気が。オマレスラー同士として完成度の高い試合ではありましたが、口臭の方が自力&オマレスラーとしての完成度共に一枚上と感じた一戦だったかなと。


@休憩

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予告通り会場前で第二試合の投票開始。クリウは風船でダルマを作り、一方のヨッチャンは宗教チックな選挙演説を開始。ぶっちゃけ放言過ぎて詳しく書けない(笑)

ちなみに投票結果は有効投票数24票、うち6対18でクリウの勝利。これによりクリウがオギーソへの優先交渉権を得ることに。


セミファイナル:超ド級!!夢のタッグ対決
児ーポ監督(SWS)&〇さがと(RAW)[26:31 椅子盛りへの胎児の夢]ハレタコーガン×(健康)&ハリケーン津田(WIN)

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この試合のみ反則裁定なしのノーDQマッチと言うことでコーガンはベルト、津田はチェーン、さがとはレイヴェンっぽい姿で日本刀を持って登場。とは言えさがとの日本刀はさすがに試合中に使われず。児ーポのみはアイテムを持たずに現れるが、その傍らにはRYBのリヴァ沢が幾つかアイテムを持参して帯同。裁くレフェリーはしゃがれ。
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先発はさがととコーガン。手四つからさがとがバックを取ればコーガンも取り返しハンマーロック。さがとがヘッドロックで切り返すも、コーガンは腕を取りつつテイクダウンすると左腕を固める。さがと、足を取って切り返すと覆いかぶさるが、コーガンはこれを逃れブレイク。
腕への一撃から肩口へのリターンショルダーを連発したコーガンは腕攻めを狙うが、これはさがとが切り返し馬乗り。これもコーガンが素早くロープエスケープで逃れる。
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両者代わって児ーポと津田。まずはロックアップで組み合うが、これは児ーポがロープに押し込みブレイク。タックル合戦を制した児ーポはボディスラムで投げるとさがととタッチ。
さがとはハンマーパンチからスリーパーに捕らえるが、続くロープワークからの追撃はコーガンがベルトショットで阻止。コーガン、すかさず津田にチェーンを投げ渡すと、自身もロープから身を乗り出しベルトで引っ叩く。
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津田も負けじとさがとを捕らえるとチェーン絞首刑。更にカットに入る児ーポを返り討ちにしたコーガンはさがとの上に座らせると、その背中目掛けて花道を走り、椅子を踏み台にしてドロップキック!
ここから会場所狭しと暴れまわる4人。コーガンが椅子で首を絞めれば、さがとも負けじとチェーンで首絞め。コーガン、花道ボディスラムでやり返すも、さがとは椅子殴打で形勢逆転すると津田にも一撃。しかしこれは大きく振りかぶったところで後ろにいたリヴァ沢に思いっきり誤爆。さがと、さすがに平謝りすると、気を取り直してコーガン&津田目掛けて花道疾走フライングショルダーアタック!
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リングに戻ったさがとは津田と椅子で叩き合うが、これはさがとが制しキャメルクラッチ。すかさず児ーポがリングインすると津田の顔面にヒップウォッシュ。実況のヘンチーナ「大学生の尻を食らう48歳ですよ!」
更に児ーポのヒップパッドを食らう津田だったが、エルボースタンプでやり返すと児ーポの胸板にハンマーパンチの雨あられ。
代わったコーガンはチェーンを巻きつけてのナックルからチェーンチョーク攻撃。更にスタンディング式のインディアンデスロックに捕らえると、さがとのカットも物ともせず絞め続ける。しかし追撃は児ーポがヒップアタックで迎撃すると、ヒップドロップからさがととタッチ。
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さがとはトリプルベリートゥベリーから押さえ込むが、これは津田がチェーンでカット。さがとは続けて串刺しラリアットを食らわすと、続く児ーポはさがとのコーナースルーで勢いをつけて串刺しボディアタック。児ーポ、ヒップウオッシュでたたみ掛けるが、二発目はコーガンがかわしてお返しの顔面ウオッシュ。
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代わった津田はコーガンとダブルタックルを決めると首を刈り取るかのようなキングコングニードロップ。これをキックアウトされるとナックルを連発するが、これには児ーポも児ーポハンマーで応戦。打ち合いを制した児ーポはさがととタッチ。
ロープワークから突進するも津田の謎の動きにかわされたさがと。しかしそれでもロープワークをやめずに突進すると津田の延髄に「バチーン!」と物凄い音を立ててのランニングエルボー!解説のちんことみつき「どう叩いたらそんな音するんですか!」
この一撃でフラフラの津田に対しさがとはリヴァ沢に椅子を投げ込ませ、座らせる状態にしてからその上へパワーボム狙い。しかしこれは津田が懸命に堪えると椅子へのリバースプレス。津田、コーガンとタッチ。
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コーガンはミリオンダラーバスター&津田のショルダータックルon the 椅子の合体攻撃を決めると、更にギロチンエースクラッシャー&カーフブランディングの同時攻撃から「サソリ注意報!」とシャープシューター&の競演!これはさがと&テキサスクローバーホールド児ーポがそれぞれロープエスケープ。
コーガン&津田は更にコーナーで同時攻撃を狙うが、さがと&児ーポはそれぞれ体を入れ替えると同時マシンガンチョップ、対角線に走ると見せかけて腕を組んで勢いをつけての同時串刺し攻撃から同時カレリンズリフト!
リング上は児ーポと津田。津田がナックルを連発するも、それを受け止め、挑発する児ーポ。ならばと津田はラリアットを連発しようやくダウンを奪うとコーガンとタッチ。
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コーガンはコブラクラッチ式バックブリーカーからアックスボンバーを決めるがカウントは2。ここでコーガンは秘密兵器のブリッジ式インディアンデスロックを狙うが、これは間髪入れずにさがとがカット。コーガンのデスバレーボムを着地して逃れた児ーポは逆にシットダウンひまわりラストライド!押さえ込むがこれは津田がカット。ここで児ーポと代わったさがとだったが、コーガンから津田へのタッチはあえてそのまま見逃す。
津田は串刺しナックルからチョーク攻撃を仕掛けるが、これは児ーポがリヴァ沢が持参したボードでぶん殴りカット。
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ここでさがとはリヴァ沢から錆びた一斗缶を受け取ると一斗缶殴打から一斗缶を持たせてのソバット。更にリバースハイジャックバックブリーカーからのシットダウン式ストマックブロック、ゴアから一斗缶を持たせてのゴアグラインドを狙うが、これはコーガンが一斗缶で迎撃し阻止。
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コーガンはもう一度一斗缶で殴打するとアックスボンバーからコーガンが椅子、津田がチェーンを巻いてのクロスボンバー!ここで津田がダイビングキングコングニーWithチェーンでアシストすると、コーガンが椅子殴打から椅子を投げつけ、隙を作ってのイナヅマクラッチ。しかしこれはニアロープでカウントならず。
ならばとコーガンは椅子へのデスバレーボムを決めると、カバーせずにそのままコブラクラッチ式三角絞めへ移行。しかしここで児ーポが「さがと」コールを巻き起こすと、それを受けてさがとがコーガンを強引に担ぎ上げ、ターンバックルパワーボム!
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流れを掴んださがとはコーナー間際での打撃ラッシュから変形ブラックホールスラム。更にさがとが張り手を見舞うとコーガンは「来いよ!来いオラ!」と挑発しつつカウンターのビックブート。コーガンはレッグドロップニ連発から押さえ込む…が、これは児ーポがぶっこ抜きジャーマンでカット!
ここを勝機と見たさがと&児ーポはサンドイッチのソバット&ローリング袈裟斬りチョップから児ーポのスライディング児ーポハンマー&さがとのゴアグラインドの波状攻撃!これは津田がカットするも児ーポが分断すると、さがとは「椅子を全部出せ!」とセコンドに指示。大量の椅子が投げ込まれると、さがとはその上へコーガンを胎児の夢!これが完璧に決まるとさすがにコーガンも返すことが出来ず3カウント。
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試合後、4選手はそれぞれ握手を交わし深々と座礼。最後にリングに残ったさがとは思いっきり勝利の余韻をかみ締めた。


※今年2月のハリケーンボンバイエ以来2度目のタッグ結成となるベテランコンビ”ハリハレ”と、高校時代アマレスの同期でありこの試合が初タッグとなる親友タッグ”サ・ガーポ”によるノーDQタッグマッチ。ちなみにサ・ガーポは共に現在22歳で、2人足しても津田の48歳には敵わず。

まずはコーガンとさがとがテクニック、津田と児ーポがパワーで勝負。しかしコーガンのベルトショットを皮切りに一気にハードコアな攻防に突入。コーガンとさがとが客席内で激しくやり合っていたけど、あそこまでやって今後会場を借りることが出来るのだろうか?(笑)
プロレス頭に長けたコーガン、ハードコアを好むさがとはもちろんだけど、最年長の津田もややもたつきながらも椅子や愛用しているチェーンを使って奮戦。一人己の身体のみで戦い続ける児ーポ相手にも真っ向から立ち向かい、とても48歳とは思えないバチバチとした攻防を繰り広げる。

中盤はハリハレ、サ・ガーポがそれぞれ豪華な同時攻撃の競演。そこからコーガンのブリッジインディアン、デスバレーを防いだサ・ガーポが児ーポのシットダウンひまわりラストライド、さがとの変形ストマックブロック、ゴアとたたみ掛けるが、続くゴアグラインドは防がれるとハリハレのターンに。津田のアシストを受けてコーガンがデスバレーボム、コブラクラッチ式三角絞めでトドメを狙うが、さがとはこれを自力で脱出。まるでこの先に進もうとしている道はこれくらいで潰されては進めない、とばかりに自ら勝利への道を切り開いてみせる。
これで流れを掴んだサ・ガーポは児ーポのぶっこ抜きジャーマンのカット、サンドイッチ攻撃、スライディングの波状攻撃からハードコアならではの椅子盛りへの胎児の夢でさがとがコーガンから快勝。

さがとにとっては高い壁であり、ある意味師匠とも言えるコーガン。この日も文字通り荒馬とも言える津田を上手くアシストしたり、随所にテクニックを駆使したりと試合を支配するが、そんなベテランの猛攻を受けきり、親友のアシストを受けた上で、しっかりさがとがリベンジを果たすことに。

時にはド迫力なハードコアや肉弾戦が繰り広げられたり、時には多彩な連携やテクニックに唸らせられたりとどこを切っても、どの絡みになっても見ごたえ十分な好試合だったと思います。


ちなみに。プリンス石井曰く、津田は後日こんなことを言っていたそうで…すげぇ48歳だな(笑)


メインイベント:AKBW無差別選手権試合
×タイガー・ベッドシーン(SWS)[15:05 腕テキサスクローバーホールド→レフェリーストップ]でかい一物〇(健康)

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一物は山田組組長コーガンを引きつれ登場すると、リング上で自らの頬をコーガンに張らせる。これで更に気持ちを高めた一物は続いて入場してくるベッシンから一切視線を逸らさずにらみ続ける。一方のベッシンはいつものように観客にアピールしながらリングイン。選手コールの時もいつものように横になりベッシンポーズ。そんな飄々とするベッシンにその都度一物は襲い掛かろうとするが、これはレフェリーのMAX飯塚が止めに入る。
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ゴングが鳴るや否や飛び掛ろうとする一物だったがベッシンもこれを読んでいたのか素早く距離を取り回避。ベッシンは手四つを誘うが一物はそれに付き合うと見せかけていきなりの頭突き!そのまま追撃を狙うが、これはベッシンがロープを掴んでブレイクを促す。
にじり寄る一物に対しベッシンはバックを取るが、一物はクラッチする手を掴むと巻き込み式チキンウィングアームロック。しかしこれはロープ間際でブレイク。一物、手は離しつつヘッドシザースで絞め上げるがこれはレフェリーが強引に引き剥がす。
ダウンしたベッシンに対し一物は容赦なく蹴りを叩き込むと巻き込み式のヨーロピアンサイドヘッドロック。ベッシン、これをヘッドシザースで切り返そうとするが一物はそのまま押し潰しカバー。カウントは2。
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手四つで組むや否やリストロックに捕らえるベッシン。そこからハンマーロック、ヘッドロックに捕らえるが、一物も手首を取り返すと一気にジャンピングアームブリーカー。
左腕に狙いを定めた一物は強烈なピンポイントニードロップ、ロープスルーと見せかけての腕引っ張りから手の甲を踏みつつ伸びきった肘へのサッカーボールキック。思わずロープに逃げるベッシンに対し一物は「オラどうした来いよ!」「強い奴とやりてぇんだろ!?」「どうした小僧!」と言いながら顔を思いっきり引っ叩く。
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一物は続けてフライングメイヤーで投げるが、ベッシンは投げられてもすぐに立ち上がると得意のフライングメイヤーからヘッドステップ。ようやく一矢報いたベッシンは観客にアピールしてから足掛け式のヨーロピアンサイドヘッドロック。しかし一物はクラッチを切って逃れるとニーリフト一発で動きを止めて胸板を思いっきり蹴り上げる。
ここで一物は頭を掴み、腕を捻り上げるとランニング式のジャンピングアームブリーカー!更に腕を狙おうとするが、ベッシンはこれを切り返すとがぶりの体勢から腕取り式フライングメイヤー、エルボードロップ。押さえ込むがこれはロープ間際でエスケープされてしまう。
ベッシンは強引に引きずり起こすとヘッドロックで絞めあげるが、一物は極められつつも急角度のバックドロップ。ベッシン、たまらず場外に逃げると一物はスライディングキックを狙うが、これはベッシンが距離を取って回避。ここで5分経過のコールがあると、解説のクリウは「まだ5分ですか?」

ベッシンが警戒しつつリングに戻ると手四つから一物が膝でクラッチを切ってリストロック。ベッシンはヘッドスプリングで切り返すが一物も前受身から左足を蹴り飛ばし切り返すと立ったままベッシンの腕をまたぎつつ勢いをつけて押し潰しての腕固め。ベッシン、足を絡めて切り返そうとするが、これも一物が押し潰しカバー。しかしベッシンはその隙を突いて左足を取るとブリッジしながらの変形リバースインディアンデスロック。一物、ベッシンの左腕を極めて逃れようとするが、ベッシンは離さず絞め続けるとレッグスプレッドに移行。
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ようやく流れを掴んだベッシンはエルボースマッシュを連発するが、これは当たりが浅くダメージを与えられず。なおもエルボースマッシュを連発するベッシンに対し一物は強烈なビンタを叩き込むと顔面への串刺しドロップキックから俵返し。ここで一物は再び左腕を取ると足を取りながら腕へのリバースインディアンデスロックと言う拷問技へ。余裕の一物はその状態からベッシンの頭を引っ叩くと自ら技を解いて腕を思いっきり蹴り上げる。
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しかしベッシンは近寄る一物の足に飛びつくとそのまま丸め込みから低空ドロップキック。すかさず押さえ込むがこれは一物がキックアウトしてみせると、思わず動きを止めたベッシンの腕を取って変形の脇固めから押さえ込み。カウントは2。
一物は攻め手を緩めずショルダーアームブリーカー、ロープに腕を絡めての拷問技、ブレイクすると見せかけての腕へのナックル、背負い投げから腕ひしぎ逆十字。しかしベッシンは決まりきる前にくるりと体を入れ替えると足極め式ヘッドシザース。
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ベッシンはそこから一物を立たせるとニーリフト、エルボースマッシュを連発。一物は「もっと打って来い」とばかりに自らの頬を張って挑発するとベッシンはエルボースマッシュからロープに振ってカウンターバックエルボー。更にベッシン式ジャンピングエルボーからみちのくドライバーIIを狙うが、これは一物がどうにか堪える。ならばとベッシンはハンマーパンチ連打で動きを止めるとノーザンライトスープレックスホールド。しかし一物はこれをキックアウトするとすかさずチキンウィングアームロックで捕獲。
ベッシンのセコンドにつく現役学生レスラーたちに「折っちまうぞ!」と叫びながらグイグイと絞め上げるが、ベッシンはどうにか耐え続け腹部にエルボーを何度も叩き込みつつ足を取ってひっくり返して見せるとそのまま押さえ込み。一物はこれもキックアウトしつつヘッドシザース+アームロックの複合技に捕らえようとするが、ベッシンは極まる前にバックにまわるとストンピング連発。
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このチャンスにベッシンはみちのくドライバーIIを放つが、一物は食らってもすぐに立ち上がるとバズソーキックから急角度のみちのくドライバーII。一物、ニーオンザベリーで押さえ込むがカウントは2。
ここで一物は腕への曼荼羅捻りからコーナーに登るが、これはベッシンがジャンピングエルボースマッシュでカットすると雪崩式フライングメイヤー。ベッシン、痛む腕を堪えつつ押さえ込むがこれは時間が掛かり過ぎた為にキックアウトされてしまう。
ならばとベッシンは450°スプラッシュを狙うべくコーナーに登るが、今度は一物が突き上げ式のドロップキックでカットすると雪崩式アームドラッグ!ここで一物はカバーに行かず自らの拳を叩くと走りこんでのグーパンチを狙うが、これはベッシンがカサドーラで迎撃。これをキックアウトされると同じく走りこんでの攻撃を狙うが、今度は一物がグーパンチで迎撃。
崩れ落ちるベッシンを引きずり起こした一物は「サドー!」と叫びながらサドのフィニッシュである垂直落下式ブレーンバスター。そしてこの試合の為に用意していたと言う腕へのテキサスクローバーを完璧に極めるとレフェリーが試合をストップ。
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試合後、一物は山田組の看板を誇示すると、ベッシンが立ち上がるのを待ち健闘を称える…かと思いきやその看板で殴打!しかし改めて一物が手に入れたAKBW無差別のベルトを誇示すると観客からは拍手が巻き起こる。ここで一物はマイクを持たないまま、ある男に声を掛ける。
一物「おい破琉!お前、前回の秋葉原プロレスでよ「このベルトが忘れ物」って、忘れてねぇから。お前がチャンスを掴みに言って、チャンピオンがヘボかったばっかりに掴めなかったな。俺が来る奴受け止めて潰してやるから。次、お前がこのベルトに挑戦しねぇと価値が乗んねぇからよ。来いよ(リングに)上がれよ!」
一物の言葉に逐一「ハイ!」と答えていた風摩破琉。ここで言われるがままにリングインすると、改めて一物と対峙。
風摩「俺はこの時を待っていました!俺はプロレスを履き違えていました。でも前回のMANIAで、6人タッグですけど、プロレスは闘いだって(一物が)教えてくれました。俺はあなたが示してくれた「闘いのプロレス」、みんなの想いを背負って、団体の想いを背負って、そのベルト頂きます!あるべき場所に返させて頂きます!」
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ここでリングインして来たのが秋葉原プロレスのヴァサラ・イケウチ。一物は笑顔で「チャンピオンになったら挑戦者いっぱい来たな」
ヴァサラ「でかい一物選手、新チャンピオン、第三代AKBW(王者)、勝利おめでとう。
破琉選手、説明する必要はないけど、まだ役者不足だな。だからね来週、風摩破琉選手の査定試合をしたいと思います。12月23日葛飾エイトホール。タッグマッチですけど風摩破琉選手をぶっ潰します。そしてチャンプ、その試合見てからでも挑戦者決めるの遅くないでしょ?」
一物「俺その日仕事あるから…」
この答えに各所から突っ込みが入るが、一物は「(マイク)長いの好きじゃないからさ。いいや23日行くから決めるわ」と言い放つとさっさと退場。
風摩「わかりました。じゃあ23日、俺がヴァサラ・イケウチを倒して、俺は絶対狙って行きますから。タッグマッチだけどヴァサラ・イケウチを狙っていきます。イケウチさんに勝って、でかい一物さんがそれを見て判断してもらって構わないです。次、いつ秋葉原プロレスが開催されるか未定ですけど、是非ベルト挑戦させてください。お願いします」

その流れのまま風摩が選手を呼び込み締めようとする…が、ここでマイクを持ったのが風摩のマイク中に現れるも入るに入れなかった秋葉原プロレスの ゙brother"GAKKEY。微妙にタイミングを外すGAKKEYに対し選手や観客からは「遅いよ!」の突込みが。一方、これを見ていたコーガンは苦笑い。
GAKKEY「おいちょっと待てコラ!なんか忘れてねぇかカス野郎。勝手に盛り上がってよ。秋プロには ゙brother"GAKKEYがいるんだ、このカス野郎。まぁ確かに今まで負けてきた。だがなサド、邪馬屠、TATSUYA、各団体のトップレスラーと絡んで来たんだよ!」
風摩「まぁちょっと待て。じゃ俺がチャンピオンになったらチャンピオンになったら一番最初にお前を指名してやるよ。それでいいか?」
この言葉にあっさり丸め込まれ、素直に応じてしまうGAKKEY(笑)
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一段落すると改めて風摩が締めへ。風摩は「すいません、なんで俺が締めるかわかんないんですけど」と恐縮すると、コーガンが一言「お前が秋葉原の未来だからだよ。締めろ!」
これを受けて最後は風摩が「アマチュアプロレス・ダー!」で締めて興行は無事終了となりました。



前回の秋葉原プロレスでサドからベルトを奪取したものの、同じく秋プロの風摩破琉の挑戦を無視して更なる強い相手を求めたベッシンに、所属外ながら深い関わりと思い入れを持つ一物がキレて対戦相手に名乗り出て実現したAKBW無差別選手権試合。
どうやら「王者たるものはどんな立場であろうと、どんなやり方であろうと、まずはベルトの元となる団体のことを考えるべき」と言う哲学を持つ一物にとっては、ベッシンの「自分が強くなる為、強者と戦うための手段として手に入れた王座」と言う考え方が納得いかなかったようで、ドロップキックだけとは言え一応教え子に当たるベッシンの考えを正すべくAKBWのベルトに挑むことに。そう言った意味では一物にとってはベッシン以上に負けられない一戦。

入場時からただならぬ殺気を発する一物はいざ試合が始まると多彩な腕攻めと荒々しい喧嘩ファイトを織り交ぜつつ付け入る隙を与えずに矢継ぎ早に攻め立てる。怒りに満ちてはいるものの、潰す為の冷静さまでは失っていない模様。
対するベッシンはいつもなら飄々とした感じで試合に臨むが、気圧されずとも一物の発する殺気や緊張感にやや飲まれ気味なのか、なかなかいつものような軽快な動きが出来ず。得意の切り返しなどでようやく反撃に出たとしても、その都度更に切り返されてしまい単発で封じ込まれてしまう。
またいつもなら自分や相手へのフラストレーションを募らせ、それを爆発させることにより自らの力にすることが多いベッシンなのですが、それすらする余裕を与えてもらえず。

終盤、ベッシンはみちドラや雪崩式フライングメイヤーで形勢逆転を狙うが、一物は逆に急角度のみちドラや腕攻めを活かしての雪崩式アームドラックとそれ以上の技でやり返すと、最後は垂直落下式ブレーンバスターからの腕テキサスで文字通り圧勝。更にそれだけで終わらず、試合後も健闘を称えず看板で殴打と完膚なきまでに叩きのめしてしまう。

相手を一切光らせることなく逆に圧倒的な力と存在感で相手の光を完全に消してしまうと言う、一物本来の怖さが存分に発揮された一戦。良くも悪くもありがちな互いを光らせあう試合とは違うものの、逆に”闘い”の部分をとことん特化させた見事な試合でしたね。
一方、ただ貪欲に強い相手を求めたが故に強すぎる相手に叩き潰され、厳しい現実をこれでもかと突きつけられたベッシン。でも勝ち負けはさておきこれはこれでベッシンの望んだ通りの結果だったのかなと。ジェラシーやフラストレーションを糧に成長するベッシンがここからどう這い上がり、どうリベンジしていくかが個人的には楽しみです。



興行時間はダークマッチ込みで3時間。
アマチュアや学プロの選手が入り混じり、普段見られない絡みから笑いとか嫉妬とか尊敬とか怒りとか色々な感情やドラマを生み出し、それが全て好試合に繋がっていくと言う見事な興行。ただ単に珍しいカードを並べただけでなく、試合スタイルも多彩で、且つ内容もハイレベルで申し分なし。自分が見たここ最近のアマチュアの興行の中では一番だったように思います。まさにアマチュア界の”信頼のブランド”の名に相応しい興行でした。

まぁ唯一難点を挙げるとするなら、ダークマッチとして開場から興行開始までフルに使ったことかな。このことに関しては長くなるので割愛。


次回プロモーターは再び初期に戻ってでかい一物が担当。サブプロモーターはこの日もやっぱり号泣していたイホ・デル・メソJr。次回もどんなドリームカードを実現してくれるのか、今から楽しみです。