NUWA(日本大学プロレス研究会)による新木場での自主興行。これまで夏に蕨のアイスリボン道場で興行を行っていたけど、新木場で興行を打つのは恐らく初。

NUWAではここ数年11月の立教大学学園祭で4年生の引退試合的なものが行われているのだが、今年は日大生物資源学部の学園祭と被ってしまった為に行われないまま学祭シーズンが終了。このまま4年生たちはひっそりと引退してしまうのかと思いきや、その代わりとして新木場1stRINGを借りて自主興行として行うことに。
しかしこの日メインを務める2人以外の4年生、ドクロ狂死郎やクラッシャー・チンチン・ムケロなど一部選手は残念ながら不参加。

暮れ押し迫る平日の18:30から開始とあってさすがに客入りは今ひとつで、観衆はおおよそで40人くらい。

キング・オブ・チョップトーナメント一回戦

興行開始前に行われたチョップが一番強い男を決めるトーナメント。元ネタは多分ドラゲー。
8人の選手が参加し、クジ引きで対戦相手を決め、互いにチョップを3発打ち合い、ギブアップさせたら勝ちとなるルール。なお3発打ち合っても互いにギブアップしない場合は観客による判定で勝敗が決する。ちなみに興行開始前には一回戦、休憩中には準決勝&決勝が執り行われることに。


Aブロック一回戦:×カリート・カリビアンコム[ギブアップ]ドクドク・ワギナーJr.〇

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圧倒的体格差がある2人の対決。放つたびに自らの手を傷めてしまうワギナーに対し、重いチョップで圧倒するカリート。しかし大事な一戦を控えているとあってか、カリートは早々にギブアップ。

Aブロック:〇NONKE論外[判定]大腸ケア×

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共に重量級の選手だがNONKEの方がやや優位。最終的には判定にもつれ込むが、0人vs全員と言う圧倒的大差でNONKEが勝利。

Bブロック:〇フェチロー[ギブアップ]オナホ・ハズシタ×

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優勝候補筆頭のフェチロー相手に「いくぞー!」と果敢に挑むオナホだっが、徐々に押されてしまいギブアップ。

Bブロック:〇児ーポ監督[ギブアップ]スパン・キングストン×

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優勝候補対抗馬の児ーポ相手に恐れをなして敵前逃亡しかけるスパンは、児ーポの重量感溢れるチョップ一発で自らゴングを鳴らしギブアップ(笑)


第一試合:×パンティ・オートン(日大生物1)[8:10 スクールボーイ]ドクドク・ワギナーJr.〇(日大生物1)

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握手を求めるパンティに対し、ワギナーが中指を立てて拒否し試合開始。裁くレフェリーはnkwのスキンズ岡田。
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手四つの力比べからパンティがヘッドロックに捕らえると、ワギナーはロープに振りつつ髪の毛を掴んで引っ張り戻すとヘッドロック。パンティもロープに振って振り払うとロープワークからドロップキック。ワギナーもショルダータックルでやり返すが、追撃はパンティがバックエルボーで迎撃。
実況大腸「スタンド使いには見えないですね」
解説NONKE「自らの力で戦ってますね」
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バックの取り合いから首投げで投げたパンティは後頭部へのソバットからロープに走って正面からのジャンピングキック。カウントは2。
ワギナーの串刺し攻撃をかわしたパンティは串刺しドロップキックを決めると座り込んだワギナーにもう一発串刺しドロップキック。ここでパンティはLOVEポーズを決めながらクランチループに捕らえるが、これはワギナーがロープエスケープ。場外に逃げたワギナーは「飛んで来いよ!」と煽るが、パンティは一言「飛べねぇよ!」
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リングに戻ったワギナーはボディスラム、フェイスカットからセントーン。これをキックアウトされると頭をペチペチ叩いてから蹴りを叩き込むが、これはパンティがキャッチしドラゴンスクリュー。パンティ、右足へのストンピング&エルボーから再びクランチループに捕らえるが、これもワギナーがロープエスケープ。
ここでパンティはブレーンバスターを狙うが、これはワギナーが投げ返すと再び頭をペチペチ。これを払いのけたパンティは走りこんでの攻撃を狙うが、ワギナーはかなり強引なパワースラムで迎撃。そしてそのままトドメを狙うべく担ぎ上げるが、これはパンティが切り返し変形のネックスクリュー。
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このチャンスにパンティは錯乱ボーイDTのような垂直落下式ミサイルキックからRKO。押さえ込むが、これはニアロープでカウントならず。ならばと再びRKOを狙うが、ワギナーはこれをかわすとすかさずスクールボーイ。これが決まるとパンティ返せず3カウント。


※大腸&NONKE曰く「リング上の時空を歪めるスタンド使い」「まだスタンドを制御するまでには至っていない」と言う1年生同士によるシングルマッチ。ちなみに中学&高校の同級生であり、共にヘビー級を目指しているんだとか。確かにワギナーの方は少し身体に厚みが出てきたような。

1年生同士の対決とあってまだまだ拙いところはあるものの、それでも以前に比べて格段に成長した感がある両者。以前のように時空を歪めることなく攻防を展開。
パンティはフィニッシュのRKOは変わらずとも、磨きをかけていると思われる各種ドロップキックと足殺しを軸に試合を展開。対するワギナーは運動神経の良さを活かしての攻撃を中心に…と思いきや、1年生らしからぬインサイドワークと小ずるいラフファイトで応戦。以前は中盤の要として使っていた綺麗なローリングサンダーは勿論のこと、殆ど大技を出さないまま二度目のRKOをかわしてのスクールボーイでワギナーが勝利。

前述の通りまだまだぎこちなかったり、遠慮したりする部分もあったけど、学祭シーズンから僅か1ヶ月ちょっとながらも、それぞれしっかり成長しているのが伝わった一戦。さすが学プロレスラー、成長が早い。


第二試合:〇スパン・キングストン(日大文理2)[13:28 Fu]オナホ・ハズシタ×(日大文理1)

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一度目のロックアップはスパンがロープに押し込みブレイク。二度目のロックアップはオナホがロープに押し込むとチョップを打ち込む。手四つの力比べはほぼ互角で共にブリッジで耐えている…と。
実況大腸「ちょうど実況席から股間が…股間の隆起が気になるところで。今度は観客席の方に股間が向きましたね」
解説NONKE「サービス精神旺盛ですね」
大腸「スパン・キングストン選手こっち見て怒ってますね、ごめんなさい、すいません」
力比べに続いて手首の取り合いとなるが、これはスパンがファイヤーマンズキャリーで投げると右腕を固める。続くヘッドロックはオナホがヘッドシザースで切り返すが、スパンはブリッジから頭を抜くとデスロックからヘッドロック。
NONKE「(ヘッドシザースを見て)オナホに挟まったスパンキングストンですね」
大腸「オナホにスパンキングですか。

…おぉ僕がスタンド使いになりましたね」
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ロープに振られても離さずテキサスブルドーザーで振り回すスパン。オナホがどうにかロープに振るとタックル合戦となるが、これもスパンが制しバックエルボー。スパンは背中へのニースタンプ、チンロック、サーフボードストレッチからブレーンバスターを狙うが、これはオナホが堪えて逆水平チョップ。
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既に”キング・オブ・チョップ”で胸が真っ赤な両者。それでも互いの胸にチョップを打ち込み合い、更に胸を赤く染めていくが、スパンは打ちこむたびに「この素人童貞!」「池袋のピンサロ!」「豪徳寺ちゃんって誰だ!」
対するオナホも「言ってなにが悪いんだ」などなど色々言い返す…が、マウスピースをつけているので殆ど聞き取れず。更に喋ることに夢中になってしまったのか、続くスパンのヒップトスはオナホがしっかり受けきれず。
スパンは逆エビ固め、ボディスラムから再びブレーンバスターを狙うが、これはオナホが投げ返すと逆水平チョップ連打から串刺しビックブーツ。二発目はスパンが追いかけ串刺し攻撃でやり返すも、オナホは負けじとスパンの二発目を串刺しビックブーツで阻止すると、スパンの三発目の串刺し攻撃も蹴りで迎撃しDDT。カウントは2。
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反撃の狼煙を上げたオナホはリング中央でボディスラム3連発から背中への低空ドロップキック。続けてクロスアーム式スリーパー、ロッキンバウ(クロスアームネックブリーカー)から横須賀カッターを決めるがカウントは2。
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ここでオナホはトドメを狙うべく担ぎ上げようとするが、スパンはこれを堪えるとフライングショルダー三連発から膝つき式ブルーサンダー。すかさずスパンは「You Can't See Me!」とファイブ・ナックル・シャッフルからFuを狙うが、これはオナホが着地し大外刈り。大腸「カッキーカッターですかね?」
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ここを勝機と見たオナホはヘビーレインからリバースネックブリーカーを狙うが、これはスパンが堪えてパンプハンドルスラム狙い。オナホもこれを堪えると改めてリバースネックブリーカーからレインメーカーを決めて見せるが、カバーは自らカウント2でリリース。そしてトドメとばかりに東京ピンプスを狙うが、ここで体勢を崩してしまうとその隙にスパンが延髄へのラリアットから走りこんでのラリアット。そして満を持してFuを決めるとオナホも返せず3カウント。


※当初は1年のド下チン號を交えての3WAYマッチの予定だったが、ド下の欠場により体育学科同士のシングルマッチとなることに。ちなみにオナホは入場曲が関本大介、キャラがオカダ・カズチカ、コスチュームが高橋裕二郎…でも本名は永田なんだとか。

2年生のスパンに負けずとも劣らない立派な身体の持ち主であるオナホは勢いとパワーを活かして一歩も引かない真っ向勝負を繰り広げると、先に大技ラッシュを仕掛けるが、対するスパンはじっくりとした攻めや受けきることで攻め疲れさせてスタミナを奪うと、最後はラリアットからのFuで貫録勝ち。

実はスタミナ切れを起こしたところでようやくオナホが1年だと言うことを思い出したりしたんですが、それくらい1年らしからぬ力強さを見せ付けたオナホ。しかしそれでも2年生とは思えない試合運びを見せるスパンには及ばなかったかなと。

余談ですが個人的には大腸が実況中にやたらとマサ斎藤やらハーリーレイスやら往年の名レスラーの名を上げていたのがツボでした。


第三試合:蛍光灯ボード+有刺鉄線ボード+αデスマッチ
〇カリート・カリビアンコム(日大文理2)[5:20 レフェリーストップ]アレスルト・デルリオ×(SWS/帝京2)

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大日本の休憩明けのテーマが流れる中、マットにシートが引かれると同時に最前列にはUWF、SWS、RAWと観戦に来ていた学プロ&アマの選手たち10数名が陣取り有事の際に備える。もちろんセコンドやレフェリーも軍手をつけたりゴーグルを装着したりと万全な体勢で望む。2つのニュートラルコーナーにはそれぞれ蛍光灯ボード&有刺鉄線ボードが立てかけられるが、蛍光灯及び有刺鉄線は少なめ。
先入場のデルリオは沼澤邪鬼風のメイクを施し、チェーンを咥えて登場すると客席内を練り歩く。対するカリートは葛西の入場曲が流れる中、蛍光灯を持参して現れるとおもむろにTシャツを脱ぐ。
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デルリオのコールとなったところでカリートがスピアーで奇襲を仕掛け試合開始。そのまま場外戦に突入する…が、この際にデルリオが額を切ってしまい大流血!あっという間に顔面を真っ赤に染め上げるが、デルリオは全く意に返さず、そして血を拭わず、逆にカリートの額をかち割ると、リングに戻って騒然とする観客に対し「撮れよオラ!」「なんかおかしいか!?」「俺そんなにヤバいか?」
ここでカリートがリングに戻るとデルリオは椅子攻撃、ボディスラムから額に噛み付き攻撃。更にリング上に麻雀牌を撒き散らすとその上に文字通りのマージャンスプレックス!
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デルリオは麻雀牌を片付けるとカリートを有刺鉄線ボードに投げ込むが、これはカリートがスライディングで堪えると、突っ込んできたデルリオをかわしてスピアー。デルリオ、有刺鉄線ボードの餌食に。
ここでデルリオが花道に逃れると、カリートは蛍光灯ボードをリング内に敷いた上で追いかける。デルリオ、カリートをスーパーアッサムボムでリング内の蛍光灯ボードに投げようとするが、これはカリートが堪えると逆に蛍光灯ボードへの上野駅13番ホール!(ファイヤーマンズイキャリーからの前方投げ捨て)
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デルリオが再び場外に逃れるとカリートが追いかけ場外戦へ。デルリオの鮮血が飛び散る中、南ひな壇で攻防を繰り広げると、リングに戻ってカリートがパールハーバースプラッシュwith有刺鉄線ボード。デルリオ、これを意地でキックアウトして見せる…が、ここで出血の止まらないデルリオを見かねたスキンズ岡田レフェリーが試合をストップ。これによりカリートの勝利となることに。
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試合後、納得のいかないデルリオは「まだまだやれるぞちくしょう!もう一回やってやるからな!」と叫び退場。一方のカリートもなんとも悔しそうな表情を見せると有刺鉄線ボードを踏みつけてからリングを後にした。


SWSの帝京大学興行にてデルリオがカリートに対戦要求して実現した、ここ最近の学プロではかなり珍しいデスマッチ形式での試合。有刺鉄線ボードを使ったハードコアマッチならかつてSWSで見たことがあるけど、蛍光灯を使ったデスマッチを見るのは個人的には初。これまでにあったかは不明。

試合は開始早々の場外戦でデルリオが大流血となり観客騒然。たいがい頭を割られて流血してしまう際は縦に傷が入ることが多いような気がするんだが、デルリオの場合は額に横一文字4センチ近く切れているような状態。ただでさえ傷口が大きいのに、HARASHIMAのように一度出たら止まらない体質なのか夥しい量の血が吹き出続ける。これを見たデルリオの同期ダイヤモンド☆フユカイは貧血を起こしかけたらしいが、耐性がない人にはキツいだろうし、その相手が同期では無理もないよなぁ。

それでも意に介さず平然と、時には笑みを浮かべつつ戦い続けるデルリオ。その姿は狂気に満ちていてかっこよくもあり、恐ろしくもあり。有刺鉄線ボードへのスピアーを食らい、蛍光灯ボードの上に投げ捨てられ、有刺鉄線ボードを乗っけられてのPHSを食らうもそれでも立ち上がり続けるデルリオだったが、ここで大流血を見かねたレフェリーが試合をストップ。ちょっと遅かったと思うけど、それでも勇気ある決断。
ちなみに試合後、デルリオは病院に直行し、しかるべき処置を受け、大事には至らなかったとのこと。

個人的には結果がどうであったとしても正直今回のデスマッチを全肯定することは出来ないんですが、ただ両者の心意気と覚悟、デスマッチへの想いは十分過ぎるほど伝わってきた、そんな一戦であったことには間違いなかったかなと。

限られた時間でやりたいことをやりたいと言う気持ち、その結果不本意な形で終わってしまい悔しい気持ち、それぞれわかるけど、なにごとも初めての経験で上手くいくことなんてそうそうないので、両者には今回の経験と悔しさを糧に次へて繋げて欲しいなと思います。


休憩:キング・オブ・チョップトーナメント準決勝&決勝

しばし時間がたっても第三試合の余韻が覚めやらぬなか行われたキング・オブ・チョップトーナメントの準決勝&決勝。気がつけば4人中、3人がセミ&メインに出る選手と言う(笑)

準決勝Aブロック:〇ワギナー[反則]NONKE×

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好みのタイプなのかちょっと遠慮目に打ち込むNONKE。これを受け止めたワギナーが「そんなもんか?チョップ以外もやってみろよ!」と挑発するとNONKEが思わずエルボーを打ってしまい反則負けに。

準決勝Bブロック:〇児ーポ[ギブアップ]フェチロー×

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ゴング担当の大腸に実況の潮噴亭鶴瓶「あの鐘を鳴らすのは…俺かな?」
業界でも指折りのチョップの使い手同士による対戦。
「試合前だぞ!?」「伝わりますかね?」と互いに強烈なチョップを打ち合うが、児ーポは「ローリングあり?」と確認してからローリング袈裟斬りチョップ。これを思いっきり食らったフェチロー、たまらずギブアップ。
フェチロー「メインあるんだよ!」
児ーポ「メイン頑張れよ!」

決勝:〇ワギナー[反則]児ーポ×

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さすがに気が引けたのかやさしめにチョップを打つ児ーポ。そんな優しい児ーポにワギナーが「そんなもんか、お前童貞だろ?児ーポハンマー得意じゃねぇのか?」と煽ると、NONKE同様乗ってしまい児ーポハンマー。これにより反則勝ちでワギナーの優勝となることに(笑)
優勝したワギナー「いやぁ、まぁ…まぁ頭脳プレイということで。まぁその……そっすね、頭脳プレイと自分の挑発テクニックが勝ったんではないかと思います…以上です」
あっという間にゆる〜い空気に変えてみせたワギナー、いい仕事しました。


セミファイナル:〇NONKE論外(日大法2)&大腸ケア(日大文理3)[26:28 パッケージジャーマンスープレックスホールド]児ーポ監督×(SWS/帝京4)&潮噴亭鶴瓶(SWS/帝京4)

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実況解説はその場で依頼されて引き受けてしまったと言うSWSのハミチツ二郎&クリト・リーストウッド。どうやらガチだったようだが、そつなくこなして見せる。
NONKEはNUWA&RwOの三冠ベルト、大腸はKWKのベルトを持って登場。
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先発は大腸と鶴瓶。鶴瓶は「お通夜じゃねぇんだよ!」と観客を盛り上げてから手四つと見せかけヘッドロック。これは大腸がリストを取って切り返すと手首の取り合いからアームドラッグで左肩を固める。
代わったNONKEは児ーポを指名するが鶴瓶は「児ーポとやりたければなぁ、俺を倒してからにしろ!」と立ち向かう構え。しかし組み付くもあっさり投げ捨てられてしまうとすごすごと児ーポとタッチ。
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2人のコールが巻き起こる中、まずはロックアップで力比べ。NONKEのヘッドロックから激しいタックル合戦となるが、これは児ーポがガットショットで止めるとボディスラム。対するNONKEもボディスラムで投げると今度は手四つの力比べへ。これもほぼ互角。児ーポはリストロックから左腕にエルボースタンプを叩き込むが、NONKEもリストロックで返すとフロントヘッドロック。しかし児ーポは軽々とNONKEを担ぎ上げると鶴瓶とタッチ。
鶴瓶は左足にエルボースタンプを連発すると、全身を使っての股割き攻撃。ここで児ーポが割ってはいると左足へのヒップドロップで追撃。
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改めてタッチを交わした児ーポはもう一回左足へのヒップドロップから逆片エビ固め。これは大腸がチョップでカットすると「しっかりしろ!」とNONKEにもチョップを打ち込み気合を入れる。
ここで鶴瓶は児ーポと共にショーンキャプチャーX!押さえ込むがカウントは2。
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ボディパンチで逃れようとするNONKEに対し、鶴瓶は溜めてからのハンマーパンチでやり返すと児ーポとタッチ。児ーポは串刺しボディアタックから「チャンピオンこんなもんか?」とヒップウォッシュで甚振ると、切り替えしてのアバランシュプレスも着地して回避しマッケンロー。ここで鶴瓶と代わると児ーポと共にダブルスライディングで場外に出て鉄柱急所攻撃&左足へのヒップアタック。
児ーポ「おいこんなもんか?(RwOのOB)ヤリツィン大統領の方がもっと強かったぞ!」
鶴瓶「(RwOのOBテント・)ハリゾーの方が強かったぜ!」
リングに戻った鶴瓶は続くブレーンバスター狙いは投げ返されるも、着地して回避すると延髄へのエルボーからトルネードDDT。しかしこれを堪えたNONKEはその状態から強引にアバランシュプレスを決めるとようやく大腸とタッチ。
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大腸はショルダータックルで2人を蹴散らすと強烈なチョップを連発。更に串刺しバックエルボー、背中へのストンピング、フラッシュニングエルボーからアトミックボムと見せかけてロープに股間を叩きつける。
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代わったNONKEは大腸とのダブルエルボースタンプから重爆セントーン。これをキックアウトされてもすぐに逆エビ固めに捕らえるが、これは鶴瓶がロープエスケープ。NONKEのエルボーをガードした鶴瓶はミラクルエクスタシーを狙うが、これは重くて持ち上がらず、逆にNONKEのハイアングルチョークスラムを食らってしまうことに。
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ここで大腸がリングインすると大腸のフラッシュニングエルボー&NONKEのセントーンの連続攻撃×2。大腸は更にアトミックボムから児ーポに見せ付けるようにコンバインを決めるが、これは児ーポが背中へのもみじチョップでカット。
大腸は悶絶しつつもブレーンバスターを狙うが鶴瓶がこれを堪えるとNONKEが助太刀に。しかし鶴瓶はそのNONKEを踏み台にしてのトルネードDDTを決めてみせると、NONKEのラリアットを前転でかわした上で児ーポとジャンピングタッチ。
児ーポは児ーポハンマーの乱れ打ちで2人を場外に蹴散らすと、鶴瓶が児ーポを踏み台にしてのエア・サブゥー!
鶴瓶「どうだ!見たかぁ!」
児ーポ「やってる年数が違うんだよ!」
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リング内には大腸と児ーポ。互いにハンマーで打ち合うと大腸が火野裕士よろしく後ろ手を組んで受け止める構え。これに児ーポも同調し、互いに後ろ手を組んで受け止めあうが、児ーポがローリング児ーポハンマーを放てば、大腸も後ろから前から大腸ハンマーを叩き込みダブルダウン。観客からは大腸コールが巻き起こる。
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両者代わってNONKEと鶴瓶。鶴瓶はエルボー、エルボースマッシュから低空ドロップキックを叩き込むとショーンキャプチャー。これはNONKEがどうにかロープエスケープ。ならばと鶴瓶は「みんなの元気を返してくれ!よっしゃー!世界はここから変わっていく気がする!」と観客からパワーを貰った上で、屈むNONKEの上へダイビングフットスタンプ!カウントは2。
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鶴瓶は更に串刺しエルボー&チョップのコンボから串刺しビックブーツを放つが、追撃はNONKEがカウンターのパワーボムで迎撃。二度目のパワーボムは着地して回避する鶴瓶だったが、ショーンキャプチャー狙いは途中で堪えられるとそのままぶっこ抜きジャーマンで投げられてしまう。
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ここで大腸に代わるが、鶴瓶はエルボー、カウンターエルボー、ワンツーエルボー、ランニングエルボーでダウンを奪うと首4の字から反転して何度も頭部をマットに叩きつける。更に「ついに来てしまったぞ、人生最初の殺人を!」とフルスイングのエルボーを叩き込むが、大腸はこれをキャッチすると電光石火のキングコブラホールド!しかしこれは児ーポが背中にチョップを叩き込みカット。
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児ーポが鶴瓶に檄を飛ばすと、ここでNONKEが割って入り、105キロの児ーポを軽々と担ぎ上げアルゼンチンバックブリーカー!一方では大腸も鶴瓶にアルゼンチンバックブリーカーを決めるが、これは鶴瓶が逃れると大腸に鶴ドリラー。その鶴瓶にNONKEがラリアットを叩き込むと、今度はNONKEに児ーポが見事なドロップキック。児ーポ&鶴瓶は返す刀で大腸にダブル攻撃を狙うが、これは大腸が2人まとめてランニングネックブリーカーで迎撃。一人NONKEがコーナーに戻る中、トリプルダウン。
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3人が立ち上がり、NONKEもリングに戻ると、児ーポがNONKEにマウント児ーポハンマー&鶴瓶が大腸にマウントエルボーの同時攻撃。対するNONKE&大腸も体を入れ替えマウントエルボーを打ち込み返すと同時串刺し攻撃。だが児ーポ&鶴瓶も体を入れ替えるとマシンガンチョップ&マシンガンエルボーの競演。そこからNONKE&大腸を対角線に振り、同士討ちさせると見せかけ、両者が腕を組んで体を入れ替えたところを見計らってランニング児ーポハンマー&ランニングエルボー!
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更に児ーポ&鶴瓶はローリング袈裟斬りチョップ&ローリングエルボーのサンドイッチでNONKEを蹴散らすと、今度は「日大獲ったぜ!」と大腸にスライディング児ーポハンマー&スライディングDのサンドイッチ攻撃!すかさず児ーポがムーンサルトプレスを決めてみせるが、カバーはNONKEがぶっこ抜きジャーマンで阻止。ここですかさず鶴瓶が割って入ると超重量級のNONKEにミラクルエクスタシー!しかしここで大腸も割って入るとノーザンライトボムで分断!
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リングに残ったNONKEと児ーポは激しいチョップ合戦を展開。児ーポがローリング袈裟斬りチョップから投げっぱなしジャーマンを放てば、NONKEも投げっぱなしジャーマンで応戦。更に互いに一発ずつ投げ合うとラリアットの相打ちからNONKEのラリアットをかわした児ーポがジャーマン狙い。NONKEがこれを堪えると、児ーポは一気に担ぎ上げてシットダウンひまわりラストライド!押さえ込むが、これは大腸が間一髪カット。
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ならばと児ーポはもろ肌脱いでだるま式ジャーマンを狙うが、NONKEはこれを堪えるとバックにまわって背中にラリアット。すかさず大腸がダイビングネックブリーカードロップでアシストすると、NONKEがリングを往復しての豪腕ラリアット!児ーポ、これをカウント1でキックアウトしてみせるが、続くパッケージジャーマンスープレックスを食らってしまうと返すことが出来ず3カウント。
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試合後、4人は握手を交わし健闘を称えあうが、児ーポ&鶴瓶が退場すると同時に入れ替わるように揃いのTシャツを着たカリート&スパン&ド下&ワギナーがリングに飛び込みNONKE&大腸を急襲!
カリート「とりあえず先に言っておく。さっきはすいませんでした。
それはそうと、NONKE&大腸、お前ら代表とチャンピオンがなに他団体の引退したジジイといい勝負してんの?恥ずかしくないの?なんだお前ら、やる気あるの?と言うことでよ、これからは俺らスパン軍がNUWAを引っ張ってくからよ。お疲れ様でした。これからは他団体のヒールユニット、バッドハーミーズ(SWS)とかと提携していくから」
これは寝耳に水だったのか苦笑するバットハーミーズのトップ、ハミチツ。ここでカリートが「一人助っ人呼んでるから」と呼び込んだのが、なんとUWFのちんことみつき!身に着けているのはやはりスパン軍のTシャツ。
ちんこ「色んなヒールと提携するって名前、バットハーミーズしか挙がんなかったよな?うちにも凄げぇヒールユニットあるだろ!そこら辺に(座って)いる古畑ちんしゃぶ郎とギャル男コレクションAGのJRAだよ!」
関係者「(ギャル男が引退するから)あいつら来年一人だろ」
ちんこ「だからよ、古畑ちんしゃぶ郎が寂しがってるんだよ。だからよ、協力してやってくんねぇかなぁ!その為によ、新しく代表になったこの俺がスパン軍に入って、団体間の架け橋になってやろうと思ってここに入った訳だ。これからはヒールだ」
ここで徐々に追い込まれ始めたちんこは「ワギナー、頼んだ」と無茶振りすると、ワギナーは一言「じゃあな!」(笑)
スパン軍が退場しようとすると、今度はNONKE&大腸がマイクを持つ。
NONKE「おいおいちょっと待てよ、さっきから黙って聞いてりゃなんだよ。ヒールのくせによ「迎え入れる」だの「提携する」だの!だいたいなんだ「スパン軍」って、安直過ぎるだろ!突っ込みどころしかねぇよ!まぁお前らもそのつもりなら上等だよ。
そう言えば今年の学祭シーズン、カリートとスパン、結局絡まず終いだったよな。俺としてはそれが物足りないんだ、今年よ。だから来年お前らとタッグ王座賭けてやってもいいし、お前ら2人まとめてうちのNUWA王座挑んで来たっていいんだぜ?」
カリート「俺たちはタッグチャンピオン、2人とも文理学部なんだよ。お前、法学部だよな。もう一人いたよな、同期。今はいねぇ奴がいるだろ?」
NONKE「…誰だ(棒)ちょっとわかんないんで教えてください」
大腸俺かな!?
NONKE違います!
クラッシャー…(本名)…アキホ…思い出した、クラッシャー・チンチン・ムケロ!色々な意味で心強い戦力だ!じゃあいいぜ、大腸さん、今度こそ8月にどっかいなくなったヒールじゃないちゃんとした相手がいます!正規軍、ここにいないけどムケロと大腸さんと俺ら、オナホとか一年生集めて、あいつらと全面戦争やろうじゃないですか」
NONKEの呼びかけに握手で応えた大腸、ここでセミの締めへ。
大腸「それじゃ次はメインとなっています。摩羅筋選手とフェチロー選手の学プロでの、NUWAでの最後の試合となっています。そして日本大学、今年の学生プロレスの最後の試合となっています。皆様最後までゆっくりとご観戦していってください。どうもありがとうございました」
大腸はそう言うと、NONKEと共にコスチューム姿のまま実況席に座った。


※NUWAの新代表大腸&NUWAの新三冠王者NONKEがSWSの4年生に挑んだ一戦。

NONKEと迫力満点の肉弾戦を繰り広げた児ーポ&早々にショーンキャプチャーXを繰り出したり客を煽ったりしてあっという間にSWSの空気に塗り替えた鶴瓶の2人はあっという間に流れを掴むとNONKEの左足攻めを軸に試合を優位に展開。
しかしNONKEは攻められつつもアバランシュプレスやセントーン、チョークスラムとパワフルな攻撃で挽回してみせると、大腸もこれに続きアトミックボムやコンバイン。合体エア・サブゥーで流れを取り返されるも、大腸はNONKEに劣らぬパワーを駆使して児ーポとハンマーの激しい打ち合いを繰り広げたり、鶴瓶の殺人エルボーを食らっても電光石火のキングコブラホールドで封じたりとここ一番の強さを存分に発揮。そして鶴瓶のショーンキャプチャーを耐え切ったNONKEと共にアルゼンチンの競演を見せるが、これを皮切りに両軍入り乱れる攻防に突入。しかしここでペースを掴んだのもやはりベテランの児ーポ&鶴瓶。
多彩な連携攻撃からムーンサルトでトドメを狙うが、これはNONKEがぶっこ抜きジャーマンで阻止。混戦から試合を託された現NUWA三冠王者と元SWS三冠王者はラストスパートとばかりに更に激しい肉弾戦を展開。ジャーマンの打ち合い、ラリアットの打ち合いは互角の勝負となるが、最後はSHラストライドを食らうもNONKEがラリアットからのパッケージジャーマンで激勝。

試合のペースはやはり百戦錬磨のSWS勢が制するものの、そんな2人をNONKEが大腸の好アシストを受けつつ若さ溢れるパワーで粉砕して見せたと言う、ロングマッチながらも好試合。
NONKEと児ーポのド迫力な肉弾戦に目を奪われがちだけど、重量級に囲まれながらも全く見劣りしない攻めと見事な受けっぷりを見せた鶴瓶(ちなみに児ーポは105キロ、NONKEは118キロ、大腸は90キロで鶴瓶だけが60キロ)、タッグマッチでは特に上手さを発揮しパートナーをしっかりアシストして見せた大腸と、それぞれが存分に持ち味を発揮した試合でした。


試合後には新ヒールユニット”スパン軍”が正規軍に戦線布告。スパンの名がつくもののマイクはカリートが担当したりして本当のリーダーが誰なのかとかよくわからないが、とりあえず8月の蕨で結成されたヒールユニットは消滅した模様。学祭シーズン中、殆どそれっぽいことしてなかったしなぁ。個人的にはこの日不在だった実力者ドクロ狂死郎がどっちに属するのかが気になるところ。

そんなスパン軍は助っ人として投入したのがUWFであり、いつの間にかJRA入りしていたちんこ。古畑&ちんこのタッグも魅力的だけど、闘強士火で見たスパン&ちんこもなかなかの好タッグだっただけに個人的には期待大。
学祭シーズンになると3団体それぞれ興行が被るのでなかなか共存するのは難しいとは思うけど、出来るだけそれぞれの団体に参戦してスキルアップと学プロ界の活性化を図って欲しいところです。



メインイベント:四年生引退試合
×フェチロー(日大生物4)[28:38 タイガードライバー91]摩羅筋竿道〇(日大経済4)

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フェチローは紫、摩羅筋は緑とそれぞれ髪の毛を染めて登場。
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まずは探りあい、ロックアップからフェチローがバックを取ると手首の取り合いへ。リストロックに捕らえられた摩羅筋は何度押さえつけられてもヘッドスプリングで立ち上がり続けると、フェチローのアームホイップからの肩固めを切り返し横十字固め。カウントは2。
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二度目のロックアップはフェチローがロープに押し込みクリーンブレイク。三度目のロックアップもフェチローがロープに押し込むが、これは摩羅筋が体を入れ替えエルボー。更にフェチローのラリアットをかわした摩羅筋は一気に不知火を狙うが、これはフェチローが堪え阻止。摩羅筋、ロープワークからなにやら狙うが、タイミングが合わなかったのか背中を叩くのみでそのまま場外へ。一方のフェチローは面食らった顔をしつつもコーナーに駆け上がり「ウー!」
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摩羅筋がリングに戻るとフェチローがヘッドロック、ショルダータックル。追撃をリープフロッグでかわした摩羅筋はフライングメイヤーも着地し、ラリアットをかわすとアームホイップの打ち合いへ。これをフェチローが制すると摩羅筋はエプロンにエスケープし、フェチローの追撃をかわしてスワンダイブ狙い。だがこれを読んでいたフェチローはビックブーツで叩き落すとトルニージョで追撃。
ここから場外戦に突入するが、摩羅筋はここでスパンキングストンを踏み台にしての不知火を決め、フェチローのラリアットをかわして自爆させてみせるも、自身の放ったエルボーもかわされてしまい鉄柱に誤爆。すかさずフェチローは鉄柱叩きつけ&ビックブーツ、ロープに腕を絡めての蹴り上げで右腕にダメージを与えていく。セコンドの鶴瓶「摩羅筋どうした!これで終わりだぞ!」
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リングに戻ったフェチローがショルダーアームブリーカーや執拗にカバーと見せかけマットに右腕を叩き続けると、それに合わせて場外ではスパン・キングストンが「う〜」「よいしょ!」のボードを交互に上げて観客を煽る。これもドラゲーネタ?
摩羅筋は痛む右腕を堪えつつもエルボーを連発するが、フェチローはその腕をキャッチすると脇固め。更に「ヤリツィン大統領!」と右腕へのエルボースタンプ&マット叩きつけ、ピンポイントニードロップ、腕極め式ボディスラム、腕極め式のジャーベと先輩譲りの腕殺しをたたみ掛ける。
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摩羅筋をロープに押し込んだフェチローはロープアームブリーカーから串刺しジャンピングニー&串刺しランニングエルボー。摩羅筋もカウンターのドロップキックでやり返すとハンマーパンチ、首投げ、首4の字からネックツイスト二連発。続く串刺しバックエルボーはキャッチされて裏投げで投げられてしまうものの、アームホイップは堪えてみせるとフランケンシュタイナーから串刺し式の長距離バックエルボー。更にミサイルキックからタイガードライバーを狙うが、これはフェチローが堪えるとカウンターのリバースダイヤモンドカッター。
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流れを引き戻したフェチローはチョップを連発すると「おい受ける気あるのか!」「てめぇ何しに来たんだ!」と言いつつ摩羅筋の頭を鷲掴みにして引きずり起こし串刺しランニングチョップ連発。摩羅筋は追撃を蹴りで迎撃するが、フェチローはそれでも構わず突っ込み串刺しラリアットからローリング袈裟斬りチョップ、串刺しダブルニーアタック。フェチローは更に逆さ吊りにしての大暴走を狙うが、これは摩羅筋が起き上がってかわすとすかさずフロムコーナートゥコーナー!続く不知火は堪えられるもカウンターのトラースキックで動きを止めるとラリアット。カウントは2。
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ここで摩羅筋はコーナーダイブを狙うが、これはフェチローが阻止するとコーナーに飛び乗っての雪崩式ブレーンバスター。カウントは2。フェチローは攻め手を休めずニーリフトから「殺すぞ!」とダイビング式の踏みつけ。しかしこれもキックアウトしてみせた摩羅筋は半月をかわしてスクールボーイ、ラリアットをキャッチしての逆さ押さえ込み、一騎当千を切り返しての横十字固めと丸め込みに活路を見出すが、フェチローは全てキックアウトしてみせるとカウンターのラリアット。だが対する摩羅筋もすぐに立ち上がると後頭部へのトラースキック。これで両者ダブルダウン。
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児ーポや鶴瓶らが檄を飛ばす中、カウント8で立ち上がった両者はエルボー合戦を展開。これを制した摩羅筋はコタロークラッシャーから初公開のブルーデステニー!これをキックアウトされると再びタイガードライバーを狙うが、これはフェチローが堪えると切り返しあいからリストクラッチ式のバックドロップ。すぐに摩羅筋が立ち上がるも、フェチローは間髪いれずにシャイニングレッグラリアートで追い討ちするとブレーンバスター。カウントは2。
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ここでフェチローは摩羅筋を強引に立たせると一騎当千の体勢へ。摩羅筋はどうにか抗いロープを掴んで阻止するが、そのままエプロンに転落。どうやらスタミナが切れてしまったのかそのまま動くことが出来ずダウン。フェチローは「なんだよコイツ、応援してやれよ!勝てねぇぞ!」と言いつつ観客を煽ると、スリングショット式フットスタンプ。更に「やめるか?よっしゃ止めてやる。3カウントいらねぇや」と場外マットの上へ一騎当千…と見せかけ足横須賀。フェチロー、一足先にリングに戻り摩羅筋の帰りを待つ。
場外カウント14で戻った摩羅筋に対し、フェチローはその横に寝転がると頬を突き出し「打って来いよ!」と挑発。摩羅筋はどうにか身を起こしエルボーを何度も放つが全く威力がなく、逆にフェチローから強烈な一発を食らってしまうことに。フェチロー「来いよ!こんなもんの為に来たのか!?」「何しに来たんだ?俺に勝つために来たんだろ!?打って来いよ!」
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摩羅筋、フェチローの激に応えるべくどうにか立ち上がり続けると懸命に食い下がりエルボーを連発。それでもフェチローのラリアットやエルボーの前に何度もダウンしてしまう。フェチロー、踏みつけ式体固めで押さえ込むがカウントは2。
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ここでフェチローは摩羅筋を担いだままコーナーに登り雪崩式一騎当千を狙うが、摩羅筋はこれを切り返すと一度は堪えられるも強引に雪崩式フランケンシュタイナー。すかさずタイガードライバーで追撃がカウントは2。摩羅筋、このチャンスにとにかくトラースキックを連発するが、フェチローは倒れず逆に「来いって!来いよ!」と受け止め続ける。
完璧にスタミナ切れとなった摩羅筋は音はするものの威力のないトラースキックを10数発、ただひたすらに打ち続けるとタイガードライバーを狙うが、これはフェチローが足を掴んでテイクダウンし阻止。それでも摩羅筋は立ち上がると体勢不十分ながらも改めてタイガードライバー。これをキックアウトされると、摩羅筋は顔面への渾身のトラースキックから急角度のタイガードライバー!これが決まるとフェチロー、返せず3カウント。
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試合後、どうにか立ち上がった摩羅筋は勝ち名乗りを受けるが、顔はずっと伏せたまま。一方のフェチローは何事もなかったかのようにムクリと起き上がるとセコンド陣らとなにやら言葉を交わす。
摩羅筋「フェチロー、最後何言うか考えてたけど覚えてねえよ。この試合の中盤から記憶がぶっ飛んだ。右足首は痛いし。

フェチロー、俺さ、2年生から入ってさ、ヌケもん(ひとりでヌケるもん)、八兵衛(ぶっかけ八兵衛)、そしてフェチローからイチから教わった。イチから教わってお互い4年だけど、この引退試合ヌケもんと八兵衛がいない。そしてこの2人になったけど、俺さ、お前にイチから教わってこの引退試合、メインに立ったけど、申し訳ない気持ちで一杯。フェチローから教わったこと全部使ってこのメイン試合したかったけど、全然満足行かなかった。本当申し訳ない」
フェチロー「ヘイヘイヘイ。まぁね、今日どうなんかな、俺もそう思うよ。
まぁね今年はいろんな人とベルト懸けたりシリアス路線でやってきたから、今日の試合どうかなって。下の方も思うと思う。ね、どう思うかなって、セコンドにいる方々もそう思うよね?
まぁね、この大一番に賭けてきたお前の思いは強かったから、俺も同じように激しく当たっちゃったよ、ベルト戦と同じように。
まぁ本当にこれで終わるのはちょっと悲しいけど、4年生同士、引退するもの同士で戦えたから俺は良かったよ。ありがとう」
摩羅筋「フェチローさん…フェチロー。俺さ、2年の時入ったけどさ、その時はヌケもん、八兵衛、フェチロー、そしてKAT-TUN鷹(のちの玉職人レフェリー)がいた。若手とかいなくて、その3人からイチから教わって、2年から入ったので実質3年だけど、この引退試合ようやくフェチローと勝負することが出来た。学祭でもフェチローは三冠チャンピオンだったし、俺はベルトに挑戦してないし、なんかお互い4年だけど全然違う道を歩いてきたのは自分でもわかっている。だからこそこの引退試合、引退興行でようやくメインを張って、フェチローとシングルで来たのは凄く光栄だったし、もう試合の半分から記憶ぶっ飛んじゃったけど、何やったか全然覚えてない。全然お前に恩返しできてないよ。イチから教わったのにさ。この試合に全てぶつけようとさ、思ったのにさ…。

ここにはヌケもんと八兵衛はいない。俺に教えてくれた先輩方もいない。フェチローしかいない。そのフェチローに教わったこと全てこのメインで全てぶつけようと思って日々練習して来たけど…記憶も後半自分がなにやったか覚えてないし、どうやって試合が決まったのかも覚えていない。全然フェチローに恩返し出来てない…」
頭を打ったのか話がループし続ける摩羅筋。泣きながらそう語ると、改めてフェチローがマイクを持ち、はにかみながら務めて明るく喋りだす。
フェチロー「ハイハイハイ、ちょっと待ってよ。俺さ、ドラゲー好きだけどマイクはちょっと苦手で、試合でやる感じだったのが、マイク苦手なんで本当に一言だけ。

ここにいる選手の人たち、今は俺と竿道2人しかいないけど、2人に着いて来てくれてありがとうございました。お客さんも、俺らの代を見ちゃうとSとかUとか凄い選手いて、自分なんかちっぽけな選手かもしんないけど、こうやって多くの方が観に来てくれて嬉しいです。ありがとうございました。今NもUもSも、下の2年、3年、1年、凄い奴揃ってます。だからこれからも学生プロレスをよろしくお願いします!今日はありがとうございました!」


@引退式

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フェチロー&摩羅筋だけでなく、この日不在の八兵衛&ヌケもん&玉職人の分の選手紹介を行うと10カウントゴング、ラストコールからから2人の挨拶へ。
フェチロー「さっき言ったことと一緒になってしまうかもしれませんけど、まだまだNUWA、下の代は本当に俺らより凄い選手が一杯います。だからこれからもNUWAを期待して観に来てください!そして他団体にも素晴らしいのが一杯いるんで学プロサミット2013に行きましょう!お願いします!」
摩羅筋「私はこれで最後の試合、記憶なくて、何やったかも、何で勝ったかも記憶になくて…。どっち勝ったの?俺勝ったの?」
大腸俺かな!?
摩羅筋「なぜか右足首痛いけど、最後に俺の教えの恩であるフェチローとメインでシングル張れて本当に感謝しています。そして今日観に来て下さったみんなにも本当に感謝しています。
俺はもうこれで現役の最後の興行になりますけど、俺のことはもう皆さん、来年、再来年は覚えていない、忘れているでしょう、きっと。だけどこのNUWAの3年2年1年はみんな凄い選手がいます。これからの未来を担う選手がたくさんいます。なので、みなさん、私は忘れて構いません。
ですがNUWAは絶対に忘れないでください。お願いします!」
最後は全選手がリングインし「1、2、3、ダー!」で締め。逃げ惑うフェチロー&摩羅筋捕まえて胴上げからのNONKEのパワーボムで引導を渡し(摩羅筋だけはそっと)、記念撮影を行って興行は終了となりました。



※元々4人いたものの気がつけば2人になってしまったNUWA4年生同士による引退試合。高城れに押しのフェチローは紫、摩羅筋は昔の丸藤のイメージカラーである緑に髪を染め、大一番に挑む…が、緑だとどうしてもロバートの馬場を思い出してしまうような。

元三冠王者フェチローに比べ同級生ながらもキャリアでは1年劣り、且つ試合数もかなり少なかった摩羅筋。持ち前の運動神経を活かした丸藤ムーブを軸に攻め立てるが、やはり基礎体力の差が出てきてしまい一気にに失速。
対するフェチローは元王者として、同期であるものの摩羅筋をプロレスを教えた者として、執拗な右腕攻めやハードヒットなチョップなど厳しい攻撃を仕掛けつつ摩羅筋を叱咤しながら試合を引っ張っていく。
中盤、ガチで足を痛め、記憶も飛んだという摩羅筋は雪崩式フランケンやフロムコーナー、ブルーデスティニー、丸め込みと本能だけで闘い続け執念を見せると、良い音はするものの殆ど当たらず、当たっても殆ど威力がないながらも、とにかくフェチローの想いに応えるべくただひたすらにトラースキックを打ち続ける。フェチローはそれを全て真正面から受け止めてみせると、最後は体勢が崩れながらも摩羅筋が放ったタイガードライバー3連発もしっかり受けきり3カウント。

結果だけ見れば負けはしたものの、内容的にはフェチローが完勝した試合。決して好試合とは言えず、本人たち的に見ても不本意な内容だったかもしれないが、記憶が飛んでも不恰好でもただひたすらに立ち上がり続けた摩羅筋、そんな摩羅筋に最後まで付き合い執念や無念な思いをトコトン受け止めたフェチローと、学プロ特有のシビアな現実と共に学プロへの想いや相手への想いなどそれぞれの気持ちがひしひしと伝わってきた、学プロならではの試合だったように思います。
両者共に最後までよく戦い続けたと思います。


興行時間は2時間45分。前半戦は早かったけど、後半二試合がとことんやりあう内容だった為に5試合ながらもちょっと長めに。

関東の学生プロレス主要団体の中で年内最後の興行とあって、来年へ向けての新たなストーリーが生まれたり、他団体ながらも先輩から後輩に受け継ぐ試合があったり、来年も現役を続ける面々が底力を発揮したり、無念ながらも卒業生同士が心に訴えかけるようなラストマッチをしたりと、学プロらしさが詰め込まれた興行だったように思います。
後日Twitterを見ると記憶の飛んだ摩羅筋、大流血となったデルリオ共にその後の経過は良好っぽいので(摩羅筋は松葉杖突いているらしいが)とりあえず大事がなく終わって良かったなぁと。そんな感じで今回は以上で。



【おまけ】
あんま良い写真が撮れなかった…。あと最後の集合写真は残念ながら前の人が撮り終わっても仁王立ちのままどいてくれなかったので撮るに撮れず。残念…て言うか少しはまわりに気を配れよ(苦笑)

そう言えばこの興行中、児ーポ&鶴瓶がセコンド業務やビラ配りとNUWAの選手以上に働いていたのが妙に印象的でした。多分NUWA勢が働かなかったんじゃなくて、最後の興行に専念させたくて2人が買って出たんだろうなぁ。

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