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新年一発目のユニオンプロレス、今年は後楽園ではなく新木場からスタート。関東では珍しいくらいの大雪に見舞われ、一部交通機関にも支障が出ていたのにも関わらず、それでも260人と言う満員の入りに。

ちなみにそんな大雪の中、開場前には大家健がひとり軒下でフリーマーケットを開催。でも開場待ち列の中側でやってたので何を売っていたのかは確認できず。

@前説&オープニング

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前説ではすっかりお馴染みとなった“おやじ倶楽部”が登場。この日の親父は徳永英明の『壊れかけのRadio』を熱唱するが、その横ではSPゲストのA・YAZAWAが第二次成長の成長過程や自らラジオを壊すような振り付けを見せる(笑)
親父「成人の日の沖縄の警察とかけまして、ウルトラマンと解きます。(その心は)毎回成人(星人)と戦ってます」
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オープニングの選手入場式ではユニオンの新入団選手が発表されるが、現れたのはなんとUWF関東学生プロレス連盟の潮吹豪こと三富政行(みとみ・まさゆき)。てっきりSAGATだと思ったが違ったか。
それはさておきベストストレッチや売店業務手伝い、海プロレスなどDDTに結び付きの強い選手だったし、三四郎や飯伏からプロへの誘いを受けていたので可能性もなくはないかと思っていたけど、よもやこのタイミングで、しかもユニオンに入団するとは。元々プロデュース能力に長けている選手なので、その手腕を買われたんだろうなぁ。
三富「はじめまして。三富政行と申します。石川さんの後押しや高木社長の助言がありまして、ちょっと自分の中でくすぶっていたんですけど、2013年よりこのユニオンプロレスに入団させていただくことになりました。DDTと比べても、プロレス界全体を見渡しても、すごく可能性がある場所だと思っています。自分の中でもチャンスを生かして、近い将来『三富がこの団体に入っておもしろくなった』と言われるような選手になりたいくらいにがんばりたいと思います。応援よろしくお願いします!」
そしてそんな三富の入団発表に続いて発表されたのが妻木の改名。
妻木「2013年、新しい仲間も加わり、ユニオンプロレス、さらにステップアップしていきます。そして自分妻木洋夫もステップアップしていきたいと思っています!そのために自分はリングネームを変更します!…と言っても、実はまだ決まっていないんです。と言うわけで今日が妻木洋夫としての最後の試合になると思います。そんな最後の試合、真霜拳號とバチバチの試合をして勝ちたいと思います!」
てっきり今日の試合で“大家”の名を賭けて真霜とでもやるんかと思ったけど違ったか。


オープニングマッチ:ユニオン非認定U.S.ヘビー級チャンピオンシップ〜テキサス虎の子ロープ・フィラデルフィアバナナデスマッチ
×福田洋with遠藤マメ&風間ルミ[9:38 バナナ完食]葛西純〇(FREEDOMS)

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ルールは互いの手首を虎の子ロープで繋いだ上で、4コーナーにぶら下げられたバナナを食べ合い、最後の1本を先に食べた勝ちというもの。
福田にはマメ&風間が帯同。ベルトならぬメダルを受け取った松井レフェリーは、興味なさげに摘んだり、無造作に投げ捨てたり。
ゴングが鳴るとこのタイミングで福田がマイクを持つ。
福田「ちょっと僕の話を聞いてくれ。ミスター葛西、今日この非常に危険なルールで戦う理由をアナタは知っているはずだ。バナナによる転倒事故は年間8000人にも及ぶ。そんな危険なルールでやるからには、僕たちの間には特別な関係があることを説明したい。
なあブラザー、思い出してほしい。僕とアナタはアメリカ時代、兄弟のような関係にあった…僕が君のアイスホッケーの試合を見に行ったこともあったし、逆に僕がレスリングでシェルトン・ベンジャミンと…」
そんなこんなで福田が喋っている間に葛西が1本目のバナナを完食(笑)
福田「おい俺が気持ちよく喋ってるときに!空気読んでくれよ」
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突っかかってくればナックルで返り討ちにし、バナナを求めさまよってると見ればロープで引き戻してバックエルボーと福田を圧倒する葛西。そしてコーナーに追い込み踏みつけると「おいこいつ本物のキチガイだぞ!」
松井レフェリー「認められたぞ!キチガイがキチガイって言ってるぞ!」
これにはサムズアップで応える福田。まだまだ余裕はある模様。
続く後頭部へのドロップキックを食らうと場外に逃れる福田だったが、葛西はロープを引っ張って引き戻すとコーナー叩きつけ。
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これには派手に吹っ飛ぶ福田だったが、追撃は顔面掻き毟りで逃れるとDDT。しかし葛西も絡んだロープを絡め、引っ張って逆に遠隔操作式DDTでやり返すとコーナーに登るが、これは福田もロープを引っ張り阻止。
逆さ吊りになるも腹筋を使って身を起こす葛西。しかし観客に煽られると調子に乗りそのまま腹筋を開始すると、その間に福田が1本完食することに成功。紳士な福田、葛西の捨てた皮もろともきちんとマメ持参のゴミ箱へ。
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全部口に含んだもののなかなか飲み込めない福田。モゴモゴ言いながらパーフェクトプレックスを予告するが、これは葛西が切り返すと「パーフェクトスープレックスはこうやるんだよ」とソバットからの小林邦昭式フィッシャーマンズスープレックスホールド。更にマメから奪ったゴミ箱で殴打するとパールハーバースプラッシュから押さえ込む…が、バナナ完食以外の勝ちは認められないのでこれは無効に。
ここで風間がエプロンに立つといちゃもんをつける葛西にビンタ。葛西がそのままフラフラしながらゴミ箱に嵌ってしまうと、その隙にマメの股間に添えられたバナナを福田が頬張り完食。松井レフェリー「グロいよこれ!」「子供いないか?」いました(笑)
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残り1本目掛けて駆け寄る福田だったが、これは葛西が浣腸攻撃で阻止するとコーナーへのリバースエレクトリックチェアー。しかし続くラリアットは福田がかわすと大外刈りからパーフェクトプレックス。だが、これは自身が食い散らかしたバナナの皮に滑って転倒。すかさず葛西が残る1本をあっという間にたいらげ試合終了。これにて葛西が王者奪取…かと思いきや。
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福田「おいちょっと待って!ミスター井上(リングアナ)、君ちゃんとUSヘビー級のルールブックを読んだのか?ユニオン非認定USヘビー級のメダルはピンフォールか、ギブアップのみでしか移動しない!よって、この試合は防衛だ」
松井レフェリー「じゃあなんのためにやったんだ!?」
福田「決着をつけるための試合だ」
葛西「こんなヤツ関係ねえよ!知らねぇよこんなヤツ!
おい福田、ルールがどうとかメダルが移動しないとかなんとか言うけど、俺っち今日約10年ぶりにバナーナデスマッチをやって、改めてバナナの恐ろしさを知ったよ。久しぶりにこんな危険なデスマッチをやれて、ある意味オメエには感謝してる。福田、今日のゲームには俺っちが勝ったかもわかんねぇが、勝負にはオマエが勝ったと思っているわ。福田、このベルトはオマエが持っているべきだ。今日はありがとよ」
葛西はそう言うとメダルを返却し颯爽と退場。…しかしロープが繋がったままだったので2人とも転倒(笑)
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福田「ブラザーからその言葉を聞けて本当によかった。またバナナ好きの彼が戻ってきてくれて本当によかった。
2013年最初のこのユニオン新木場大会で、僕は晴れてUS王座を防衛しました。これから風間さん、マメさん、また一から今年の目標である世界平和、ラブアンドピースに向けて頑張っていきましょう」
風間「福田君、すごく立派になったし、もう私の力は必要ないよね。今までありがとう。ユニオンに出れて良かったです。どうもありがと」
風間はそう唐突に別れを切り出すと一人で退場。福田は「マメさんは僕の傍にいてくれるんですよね?」と乳首を弄りながら引き止めるが、マメは無言でケツを振りながらこれまた退場。
泣きながら両者の名前を呼び続ける福田。そのまま暗転…し、明転するが特に変化もなく。福田「誰もいないじゃないか…」
更に再び暗転すると「今度は誰か来てくれるんですか?」と期待する福田。でもやっぱり明るくなっても誰もいない(笑)
福田「僕は絶対に、ユニオンで再び立ち上がります!皆さん、応援宜しくお願いします」


※独特過ぎる福田ワールドにすんなり順応しただけでなくしっかり上回ってみせたベテラン葛西、そしてそんな葛西相手であろうと最後まで自分のスタイルを崩さなかった若手福田と両者共に光った一戦。去年末の鬼神道でのvs松本都もそうだったけど、やはり葛西のふり幅はとてつもなく広いと言うのを改めて認識した試合でした。

ちなみに試合以外では慶應生の三富と元東大生現弁護士の竜が飛び散ったバナナの後片付けしてた絵がなかなかシュールで面白かったです(笑)


第二試合:×ゴロージュニア&エル・イホ・デル・ゴロー[12:11 チョークスラム]がばいじいちゃん〇(九州)&SAGAT(フリー)

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イホデルはオーバーマスクならぬオーバーアフロで登場。続いてじいちゃん&SAGAT組が登場となる…が、じいちゃんはなぜか花道ではなく退場口からDDTの遠藤に連れられ登場。なかなかリングイン出来ず、急遽入場用階段を用意するもそこでひと休みしてしまうじいちゃんに焦れたSAGATが「早く上がれじじい!」と怒鳴りつける。ようやくリングインしても紙テープが触れただけで倒れたり、上着を脱いだだけで震えだしたり。紙テはさておきこの大雪では無理もない。
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震えるじいちゃんを放置し、先発はSAGAT。対するはジュニア。まずはロックアップから首投げ、袈裟固めの切り返し合いを経てブレイク。手四つと見せかけて回転し左腕を捻り上げたジュニアはそのままアームロック。その間、じいちゃんはウロウロとエプロンを徘徊。
代わったエル・イホはタックルで吹っ飛ばし、ドロップダウンを側転でかわすとアームホイップ。続くドロップキックはSAGATがかわすも、エル・イホもSAGATのセントーンをかわし逆にセントーン。だがSAGATも打撃でやり返すとじいちゃんとタッチ。
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タッチの衝撃で手を傷めるもどうにかリングインしたじいちゃん。レフェリーを相手と間違えたり、軽々と吹っ飛ばされたりされるも、杖で脛を小突いて動きを止めるとブレーンバスター狙い。しかしこれは案の定腰を痛めてしまい失敗。エル・イホは非情にも杖を蹴り飛ばしじいちゃんを何度も転ばすが、これを見ていて不快感をあらわにしたのが異母兄弟のジュニア。
見かねて止めに入るジュニアを押し返したエル・イホはじいちゃんをロープスルーするが、これはスローな上にロープに当たっただけで転倒。そんなじいちゃんを思いっきり踏みつけたエル・イホは嫌がるジュニアに強引にタッチ。
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じいちゃんの撫でるかのようなチョップ連発に逆に頭を抱えてしまうジュニア。殴り返すことも出来ず悩み続けるが、十字をきって意を決するとスリーパーで捕獲。じいちゃん虫の息となるが、これは絶妙のタイミングでロープに杖を伸ばしエスケープ。ホッと胸を撫で下ろすジュニアだったが、そんなジュニアの脛も杖で小突く老獪なじいちゃん。
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ここでじいちゃんがコーナーに登るとジュニアがカットに入るが、じいちゃんの杖攻撃は真剣白羽取り失敗。そのままロープ渡りに捕らえるとエル・イホがロープを揺らすが、それでも耐え続けるじいちゃん。しかし杖を奪われてしまうとさすがに転落。
だがこれでようやくスイッチの入ったじいちゃんはハイスピードのロープワークから2人まとめてコルバタ&首投げの合体技で投げると、ドロップキック&ウラカンラナで2人を蹴散らした上でSAGATとジャンピングタッチ。
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SAGATはフライングショルダー、ティーボーンスープレックスから串刺し攻撃を狙うが、これはジュニアがかわすとアフロのヅラを被せた上で飛びつき式腕ひしぎ逆十字。ここでじいちゃんがカットに入る…が、2人ともアフロで見分けが付かず。とりあえず2人ともゲートボールの要領で杖で頭を引っ叩きカットすると、場外に落ちた面々目掛けて宇宙人プランチャ。3人のアフロに困惑するじいちゃんに対し、観客の女性どれでもいいよ!」酷いな(笑)
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リングに戻ったSAGATはジュニアを担ぎ上げたまま足踏みすると俵返し。そして「殺す!」とトドメのゴアを狙う…が、これは背後からじいちゃんが杖を使って強制タッチ。SAGAT、「もう知らねぇ!」とジュニアに襲い掛かるがこれはかわされ場外へ転落。
じいちゃんはスワンダイブボディアタックからチョークスラムを狙うが、これはジュニアが切り返し脇固め狙い。じいちゃんはこれをショートレンジラリアットで振り払いコーナーに駆け上がると、カットに入るエル・イホにサンセットパワーボム。そのまま押さえ込むが、試合権利はジュニアにあるので3カウントならず。
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SAGATがそれを説明しようとするが、まだアフロを被っていた為に敵と見間違えたじいちゃんがチョークスラムの体勢へ。SAGATは慌ててアフロを外して気付かせると、そのアフロをじいちゃんへ。ここでSAGATは「じじぃ、捕まえろ!」「絶対離すなよ!」と怒声を上げながら連携を指示するが、これはあっさりかわされSAGATがチョークスラムの餌食に。
孤立無援となるじいちゃんだったが、そんなのお構い無しに襲い掛かるゴローズをまとめてとらえるとダブルチョークスラム。これが決まるとゴローズ返せず3カウント。
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試合後、なかなかその手を離さないじいちゃん。なぜかアフロを被りなおして押さえ込んだり、セコンドの遠藤に襲い掛かったりするものの、ようやく試合が終わったことに気付いたようで1人で勝ち名乗りを上げて、花道から帰っていった。


※当初は風戸&SAGATvsゴローズの予定だったが、インフルエンザにより風戸が欠場し、代わりにがばいじいちゃんが参戦。草プロレス出身タッグを期待していたんですが…残念。
前日の草プロレス引退興行で全20試合を戦い抜いたばかりのSAGATだが、その疲れを微塵も感じさせずに試合に挑む。ちなみにSAGATにとってはこの日がプロデビュー戦となるが現時点ではフリーとのこと。てっきりユニオンに入団すると思っていたんだが…。

前日の疲れは見せないものの無言の実力者に囲まれ心身ともに四苦八苦するSAGAT。見た目に合わせた粗野粗暴で力自慢のキャラを軸に応戦して見せるが、対戦相手のゴローズよりも味方のじいちゃんに食われ気味。結局、そんな状況が最後まで続き、じいちゃん一人勝ちで終わることに。

素直に面白かったけど、同時にキャラが強すぎるのも考え物だな…と感じた一戦。


第三試合:ロックンロールデスマッチ
×A・YAZAWA[8:54 親父ぬい]めんそ〜れ親父〇(フリー)
その他の選手:諸橋晴也、関根龍一(KAIENTAI)

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試合中にロックンロールなミュージック(この日は『黒く塗りつぶせ』のみ)が流れたら、己のロックンロールスピリットを開放して踊らなければならないと言うユニオン式デスマッチ。
二番目に入場してきた関根は『セクシー・ストーム』に乗って、リッキー・フジのコスチュームで登場。一方最後に現れたYAZAWAは矢沢永吉ばりのダンスを踊りながら会場所狭しと歩き回るが、リングに戻ってきた時には既に息切れ状態。
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まずは4人ロックアップで組み合おうとするとすかさず曲が流れ…即ストップ。もう一度組み合おうとするも、やっぱり曲が流れて即ストップ。三度目ともなると全員警戒する…が、今度は流れず(笑)
思わずずっこけ音響に抗議する4人。関根がズラを投げつけ地団太を踏むと、その横ではYAZAWA&諸橋がなけなしの髪を掴もうとして掴めず。
気を取り直して対峙するとYAZAWA、諸橋、親父、関根の順でチョップ開始。しかしすぐに諸橋&関根がYAZAWAにのみ攻撃を集中し、一人取り残された親父は困惑。一方、怒ったYAZAWAは諸橋&関根の腕をサスペンダーに挟んで「空気読んでね!」とパッチン!
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リング上にはYAZAWAと親父。YAZAWAの串刺し攻撃をかわした親父はポーズを決めて挑発すると、3選手+レフェリーをヒップトスで投げた上でくるっとまわって欽ちゃんジャンプ。
諸橋をコーナーに追い込んだ関根はコーナー馬乗りナックルアローから追撃を狙うが、これは諸橋がかわして場外へ落とす。その諸橋も親父がドロップキックで蹴落とすと2人目掛けてプランチャ。すかさずYAZAWAも飛ぼうとする…が、ここで曲が掛かって踊りだし未遂に。
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リングに戻った親父はミドルキック連打、ソバットからシャイニング延髄蹴り。しかしYAZAWAもカウンターテーズプレスで応戦するとひと踊り踊ってからのダブルエルボードロップすかさず諸橋&関根がカットに入ろうとするが、YAZAWAはサスペンダーをパッチンパッチンならしてけん制。
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しかし鳴らしすぎて乳首を痛めてしまうと、すかさず親父がバックを取ってサスペンダーをクロスさせてのセルフチョークスリーパー。危うくギブアップしかけるYAZAWAだったが、これは曲が流れ出したことにより蘇生し踊りまわる。ちなみに関根はツイストっぽい踊りで、諸橋は案の定変なおじさん。
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曲が止まると諸橋がラリアットやスパインバスターで八面六臂の大暴れ。しかし押さえ込んだところで再び曲が流れ出しカウントならず。コーナーに登って踊りまくる諸橋を捕まえた関根は直伝カミカゼからリッキーの得意技9999を狙うが、これは親父が足掛け延髄蹴りでカット。その親父をYAZAWAがフライングフォーアームで蹴散らすとレフェリーの手を借りてヘッドスプリングで立ち上がろうとする…が失敗。
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気を取り直してスイートチンミュージックを狙うYAZAWAだったが、ここでミュージックスタート。またしても阻まれたかと思いきや、曲が止まると同時に諸橋&関根にスイートチンミュージック。返す刀で親父にも狙うが、これは逆に親父がかわしてトラースキックを叩き込むと一気に親父ぬい。これが決まるとYAZAWA、返せず3カウント。


第四試合:×チェリー&高梨マサ子[10:59 ファイヤーサンダー]紫雷美央(TT.s)&宮本裕向〇(666)

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対戦相手がヤンキーコンビとあってか、チェリーはアフロにマスクと言うビーバップ世代バリバリのスケバンモードで登場。この日はヅラネタ多いなぁ。もちろんヤンキー座りしたりレフェリーに中指を立てたりと態度も悪い。
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先発はチェリーと宮本。メンチの切り合い、足の踏み合いからヘアホイップで投げるチェリーだったがこれには宮本もヘアホイップで応戦。レフェリー&観客は投げられたことよりもズレないヅラに大盛り上がり(笑)
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チェリーは女子プロならではのロープバウンドを利用しての攻撃で痛めつけると押さえ込むが、これは宮本が全女式ブリッジでクリアー。そして再びメンチを切り合うと両者同時にタッチ。これを見ていた美央「帰ってくんなよ!」
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両者代わってマサ子と美央。ガットショットからのケンカキック、水面蹴りをかわしたマサ子は得意の鼻つまみからの顔面ドロップキック。しかし美央は「鼻はダメ!鼻はダメ!」と言いつつこれをかわすと逆にケンカキックをぶち込む。更に走りこんでの攻撃を狙うが、これはエプロンからチェリーがカット。
ここでマサ子と共にダブルを狙うチェリーだったが、片やダブルリストロック、片やダブルブレーンバスター狙いと息が合わず。その隙を突いて美央が同士討ちを狙うが、これは腕を組んで体を入れ替え、攻撃を迎撃されたマサ子をチェリーが踏み台にしてボディアタックを仕掛け、キャッチされたところでマサ子がドロップキックで2人まとめて吹っ飛ばすと言うデコボコ連携で制することに。
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美央の足に狙いを定めたチェリーズはマサ子のレッグロックからチェリーがサイストンピング&レッグスプレッド。美央が「ババァやめろよ!」と言い返すと、怒ったチェリーが38コンボならぬヤンキーパンチ&極道キック&不良クラッシャーのヤンキーコンボ。更に美央に足を引っ掛け転ばすとストンピング連打からマサ子と共にダブルフラップジャック。
代わったマサ子は変形レッグロック、膝砕きから串刺し攻撃を狙うが、これは美央が迎撃するとスイングDDT。チェリーも「逃がすかこの女狐!」とすぐにカットに入るが、こちらも足掛け延髄蹴りで阻止するとようやく宮本とタッチ。
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2人をボディスラムで蹴散らした宮本はマサ子に対し串刺しダブルニー&串刺しドロップキック。続くブレーンバスターは堪えられるもバックの取り合いからのコブラツイストに捕らえるが、これはチェリーがカット。
ここで美央もリングインするとトレイン攻撃からカニバサミでロープに叩きつけての延髄ニーアタック。更にロープを使ってのぶら下がり式首4の字で絞め上げるとケンカキックから正調首4の字。しかしこれもチェリーがチェリートーンボムでカットすると、割って入ろうとする宮本もコルバタで蹴散らす。ここでマサ子はヅラが外れても、ハイキックを食らってもお構い無しにトラースキックを叩き込むとチェリーとタッチ。
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チェリーはミサイルキックで美央を吹っ飛ばすと、入れ替わりでリングインした宮本にどっこいしょ大外刈り。しかしこれは力で勝る宮本が逆に投げ返す。すかさず宮本はハンドスプリングエルボーから強烈なサンダーファイヤーパワーボムで叩きつけるがカウントは2。宮本のジャーマン狙いを足を踏んで逃れたチェリーはマサ子の足掛け延髄蹴り、スライディングレッグラリアートのアシストを受けて春夜恋。これは美央がカット。
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ならばとファイヤーサンダーを切り返し、熟女でドーンからブリザードスープレックで投げ飛ばして見せるチェリーだったが、続くファンタジーイリュージョンは宮本が切り返すとこれまた強烈なファイヤーサンダー。これが決まるとチェリーもさすがに返せず3カウント。


※久々結成されたチェリーズと東スポ女子プロレス大賞を狙っていた美央&宮本によるタッグマッチ。

チェリーの見た目はお笑いっぽかったものの、“女子プロ大賞ベストベスト部門賞”を狙うと宣言していただけあって思った以上に普通の攻防を繰り広げる両チーム。
デコボコながらも結果的に好連携をみせるチェリーズ、マサ子とスピーディーな攻防を見せる美央、去年は666で女子相手に連戦してきただけに女子プロっぽさを出しながら容赦ない攻撃で叩き潰そうとする宮本、そしてそれを受けきってみせるチェリーと4人がしっかり噛み合った好試合となることに。これは良い意味で期待を裏切られた一戦でした。


@休憩明け

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スーザン代表が妻木の新リングネームの一般公募について説明していると、ここで福田が登場。
福田「代表、DIVAがいない!DIVAがいないんですよ!

僕はユニオンのリングで今までDIVAを帯同して試合をしてきました。そんな僕にDIVAがいないんですよ。優秀なDIVAがいなければ試合が出来ないんです…。この際、代表でいいです」
見もふたもない上に失礼極まりないことを言い出す福田に対し、スーザン代表は一言「代表でいいって失礼だし、やらないし」
ならばと福田は「この際お客さんでもいいです」と観客に声を掛けるが、当然色よい返事など返ってくることもなく。
福田「DIVAがいない…。畜生、でも僕はわかってます。このプロレスリングのリングには不思議なことが起こるって。ひとたび会場さんが暗転して明転すれば僕の望む人物が隣にいてくれると僕は信じています。会場さんこんどはしくじらないでくださいよ?」
この言葉を受けて一旦暗転からすぐに明転する…が、やっぱり特に変化もなく。
福田「…わかりました、僕も男です。“今日”はすっぱり諦めます。でもいつか優秀で美しくて美脚のDIVAを見つけたいと思います。ではすいません、皆さんの貴重な時間お邪魔してすいませんでした。アイムソーリー
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そう言うと福田は退場しようとし、そのまま暗転する…が、再び明転するとそこには葛西純の姿が!「新DIVA?」と騒ぎ立てる観客に対し…。
葛西「オイオイ俺っちはDIVAでもなんでもねぇよ!
ユニオンプロレス、お前どうなってんだよ。みんなよこの大雪で早く帰りたがってんだよ!その空気を読まないで好き勝手やりやがって。お前いったいなにがやりたいんだ?」
福田「僕はこの国を変えたいんです!この国をアメリカの領土にしたいんです!そうすればこの国は平和になると信じてます!」
葛西「…ほかには?」
福田「日本がアメリカの領土になれば、この国にある不便な和式便器が全部洋式便器になるんですよ!?」
葛西「和式便所を洋式にする!?福田、今プロレス界でヒザの悪いレスラーと言えば武藤敬司か葛西純!お前の和式便所を排除して洋式便所だらけにするという思想。それは俺っちに対する優しさだと受け取った!俺っちはDIVAになれないかもしれないけど…、オマエの世界アメリカ化計画、一緒にやってこうじゃねえか!」
大USAコールが巻き起こる中、両者抱擁を交わすと互いに称えあいながら仲良く退場。


第五試合:×妻木洋夫[13:21 真剣]大家拳號〇(KAIENTAI)

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妻木に続いて入場してきた拳號は大「大家」コールに対し「違う違う」とばかりに苦笑い。
両者握手を交わし試合開始。一度目のロックアップは拳號がロープに押し込みクリーンブレイク。二度目のロックアップはバックの取り合い、手首の取り合いから妻木が首投げ袈裟固め。拳號、これを切り返しブレイク。
ミドルキックの速射砲で一気にコーナーに追い込んだ妻木はコーナースルーは振り替えされるも、蹴りでの迎撃、ソバット、カウンターのミドルキックからエプロンに逃れた拳號にスライディングキック。そのまま場外戦となるが、妻木はすぐにリングに戻していく。
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妻木は立て膝状態の拳號に対しミドルキックを連発すると延髄に蹴りを叩き込むが、拳號は「オイ、オイ!」と立ち上がり逆に威圧。そして妻木の蹴り足をキャッチしダウンを奪うと左足に鋭いローキック一閃。これには妻木、悶絶。
一瞬にして形勢逆転した拳號はサッカーボールキックから、エルボーでやり返そうとする妻木をローキックで黙らた上ですかさずアキレス腱固め。妻木、胸板にチョップを叩き込んで逃れようとするが、これは拳號が構わず絞め上げるとそのまま膝十字固め、三角絞めへ移行。妻木、どうにかロープエスケープに成功。
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左足にストンピングを食らうもどうにか立ち上がった妻木はエルボーを連発。拳號はこれを真正面から受け止めると「もっと来いよ!」と頭を鷲掴みにして挑発。ならばと妻木はビンタを食らわすが、これには拳號もビンタで応戦。しかし拳號の蹴り足をキャッチした妻木はミドルキック、足掛け延髄蹴りで動きを止めるとビクトル式膝十字のような形から間髪入れずにフットスタンプ。
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流れを変えてみせた妻木はミドルキック連打、フロントネックチャンスリーからそのままクラッチを離さずフロントネックロック。動き回って逃れようとする拳號をどうにかコントロールして絞め続ける妻木だったが、拳號は極められつつも強引に立ち上がるとボディスラムで脱出。だが妻木は引き起こそうとする拳號を再び捕らえると胴絞め式のフロントネックロック。しかしこれも拳號が強引に担ぎ上げるとそのまま場外に投げ捨ててしまう。
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場外での打撃戦となるが、ここでも妻木は拳號を捕らえると胴絞めフロントネックロック。エプロンに叩きつけて逃れる拳號だったが、妻木もすぐにエプロンに乗るとエプロン疾走レッグラリアート!
リングに戻った妻木は串刺しエルボー、カウンターのアバランシュプレス、PKから押さえ込むがカウントは2。ならばとダイビングヘッドバットで追い討ちするが、これはかわされ自爆。
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反撃に転じた拳號はニーリフト、串刺しバックエルボーからバックドロップを決めるが、妻木も負けじとハイキックで応戦しダブルダウン。
両者どうにか立ち上がると激しい正拳突きの打ち合いへ。胸板だけでなく腹部や鎖骨を容赦なく打ち合うが、妻木のハイキックをかわした拳號は投げっぱなしジャーマン。更に起き上がり際に合わせて真剣一閃。これはキックアウトされてもすかさずバズソー式真剣を叩き込むと、妻木もさすがに返せず3カウント。
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試合後、拳號は握手を求めるが、妻木はこれを拒否し再戦をアピールした。


※オーソドックスな立ち上がりから一転、早々に蹴り技でラッシュを仕掛ける妻木だったが、拳號は手数は少ないながらも的確な一撃ですぐに形勢逆転すると蹴り封じの足殺しへ。妻木もこれをどうにか逃れるとフットスタンプ、エプロンからのレッグラリアートと変則的な動きを交えつつ執拗な胴絞めフロントネックロックでスタミナを奪い、そのうえでダイビングヘッドバットでトドメを狙うがこれはかわされ自爆。
しかしそこから一気に勢いが落ちるかと思いきや、逆に拳號と真っ向から激しく打ち合い一歩も引かない妻木。必死に食い下がって見せるが、最後はジャーマンからの真剣2発を食らい3カウント。

ここ最近少し大人しめだった妻木が迷いなく、でもただがむしゃらなだけでなく、しっかり自分なりのペースを貫いて強敵相手に大善戦してみせた好試合。もちろん相手が試合巧者の拳號だったからと言うのもあるけど、妻木もリードされるがままでなくしっかり自己主張して意地を見せた一戦でした。
この勢い、これっきりではなく次回以降も続いてくれるといいなぁ。


セミファイナル:石川修司&×大家健[11:40 ボマイェ]入江茂弘(チームでら)&高尾蒼馬〇(DDT)

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入江&高尾は先日手に入れた初代KO-D6人タッグのベルトを巻いて登場。高尾の手にはいつものように金盥。対する石川は入場すると1月2日に手に入れたばかりのBJWデスマッチヘビー級ベルトをユニオンファンにお披露目。そんな中、一人ベルトを持たない大家に対し高尾がベルトを見せびらかすと、キレた大家が襲い掛かり試合開始。
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場外戦を制したチームドリフは大家に狙いを定めると高尾のヘアホイップから入江がリストロックに捕らえつつぶん回し強引に投げ飛ばすと言う荒技中の荒技で大家を吹っ飛ばす。更に入江のエルボー、高尾のギロチンドロップ、入江のボディスラム、ボディプレス、拷問チンロックと一方的に攻めたてるチームドリフ。
高尾とのエルボー合戦も劣勢になる大家だったが、続くマッスルスタンプは逆に踏み返すとブレーンバスターで一矢報いてようやく石川とタッチ。
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石川は高尾をショルダータックル、入江をボディスラムで豪快に蹴散らすと、高尾に対し串刺しラリアット、エプロンの入江に一度ぶつけた上でのブレーンバスターからアナコンダバイス。これは高尾がロープエスケープすると、石川のバックを取って反撃のコードブレイカー。
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代わった入江は串刺しボディアタック連発からランニングエルボーで吹っ飛ばすとハースラムからコーナーダイブ狙い。しかしこれは石川がカットすると頭突き合戦から雪崩式ブレーンバスター。続けてエルボー合戦となると石川のニーリフトを食らうも入江がバックドロップ。ダブルダウンから両者同時にタッチ。
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大家はガットショットで動きを止めるが、追撃は高尾がフライングフォーアームで迎撃。カウントは2。大家の串刺し攻撃をかわした高尾はターンバックルコンプリートショットから背中にダブルニーアタックを叩き込むとトラースキック。更に入江のフライングソーセージのアシストから高尾が押さえ込むが、これは石川がカット。すかさず入江が石川を場外に投げ落とし分断すると、サードロープを滑り込んでいくようなスライディング式トペ!一方高尾はボマイェでトドメを狙うが、これは大家が炎のスピアーで迎撃。
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ここで石川が再び合流すると大家との連続頭突き、ジャーマン+チョークスラムの合体攻撃から石川がスルーして勢いをつけての串刺し炎のスピアー。だが、これはあっさり高尾がかわすとシュバインからボマイェ。これが決まると大家も返せず3カウント。


※ユニオンとチームドリフによる対抗戦。

ブーイングもなく、もはやヒールっぽさ皆無のチームドリフは定石通り大家に狙いを定めて集中攻撃。そんな中、入江の繰り出す力技の数々は至ってシンプルなんだけど、豪快すぎてもはや原型のものとは別物と言っていいほどのインパクト&説得力。
中盤、石川が一気に挽回し、連携攻撃から大家がトドメを狙うもこれをあっさりかわした高尾が金盥を使わないままボマイェで3カウント。

相手に石川がいるのにも関わらず、入江が一人でその化け物っぷりを発揮した一戦だったかなと。


メインイベント:DDT EXTREME級選手権試合
×石井慧介(DDT)[18:25 勇脚・斬]木高イサミ〇

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イサミはBJWタッグのベルト、石井はEXTREME級&KO-D6人タッグのベルトを持って登場。
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まずはロックアップで組み合うが、これは石井がロープに押し込むもイサミが体を入れ替えた上でブレイク。二度目のロックアップは石井が一気にロープに押し込むと張り手一閃。そしてすかさずヘッドロックに捕らえるとロープに振ってショルダータックル。追撃をドロップキックで迎撃するイサミだったが、石井も追撃を捕らえファイヤーマンズキャリーの体勢で担ぎ上げるとそのまま場外へ投げ捨て!
場外戦からリングに戻った石井はフロントネックロックに捕らえると、ロープエスケープするイサミを逆に変形インプラントDDT。
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拷問式チンロック、コーナーでの踏みつけと首に狙いを定める石井だったが、イサミも執拗にボディにパンチを叩き込み応戦。だが石井は頭突きでイサミを黙らせると、エプロンに寝かせて場外疾走側頭部ニーアタックから場外DDT。石井、リングに戻して押さえ込むがカウントは2。
エルボー合戦からカウンターのスリーパーに捕らえた石井、これを振り払われても続く串刺し攻撃を蹴りで迎撃するとダイビングネックブリーカードロップ。そしてすかさずSTFに捕らえるが、これはイサミがどうにかロープエスケープ成功。
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ここで石井はgo2sleepを狙うが、イサミはこれを切り返すとボディパンチからボディスラム。反撃させまいと石井も直ぐに立ち上がりイサミをコーナーに押し込み踏みつけるが、追撃はイサミが蹴り足をキャッチすると抜刀。これで反撃開始かと思いきや、イサミの放ったダイビングボディアタックは石井がかわすとスイングネックブリーカー。
石井はここで再びgo2sleepを狙うが、これもイサミが堪えボディパンチ。石井も側頭部ニーアタックでやり返すが、イサミは倒れず立ち上がると激しいエルボー合戦へ突入。イサミは嬉しそうに笑みを浮かながらエルボーを叩き込むが、石井も真っ向から受け止めると渾身の一撃でイサミを跪かせる。ここで石井が襲い掛かるとイサミがかわし、場外に落とした上でトペスイシーダを狙う…が、石井はこれをジャンピングハイキックで迎撃!
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石井は戦場を花道に移すと妻木戦で見せたリング内へのジャーマン狙い。しかしイサミは花道の縁を掴んで堪えると逆に花道ブレーンバスターから、入場ゲート横をよじ登ってダイビングダブルニードロップ!イサミ、石井をリングに戻し、押さえ込むがカウントは2。
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ならばとイサミは追撃を狙うが、これは石井が背後から捕らえると顔面へのドロップキックから高角度ジャーマンスープレックスホールド。これを返されるとニールキックでトドメを狙うが、イサミはこれを伏せてかわすとリバースDDT。そしてハーフスラムから改めてダイビングダブルニードロップを決めるが、石井は待ってましたとばかりに下から捕らえてクルックヘッドシザース!暴れるイサミをとにかく執拗に絞め上げ、ギブアップを迫る石井だったが、残念ながらニアロープの為逃げられてしまう。
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引きずり起こそうとする石井に勇脚を叩き込むイサミ。しかし石井も倒れず受け止めると張り手合戦へ。笑みを浮かべ張ってくるイサミに対し、石井は懸命に張り返すとバチバチとした張り合いからソバット。続くオーバーヘッドキックはイサミがかわすと八咫烏を叩き込むが、石井も負けじとニールキックでやり返しダブルダウン。
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先に立ち上がった石井は串刺し攻撃を狙うが、これはイサミがかわすと勇脚からジェネリコ譲りの垂直落下式ブレーンバスター。これをキックアウトされると再び勇脚を狙うが、今度は石井がかわすと延髄蹴りから力を振り絞って高角度ダブルアームDDT狙い。だがイサミはこれを着地してみせると勇脚、後頭部への勇脚・斬、そして顔面への勇脚・斬!この怒涛の波状攻撃を食らうと石井もさすがに返すことが出来ず3カウント。

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試合後、石井に駆け寄る入江&高尾。その横でイサミがベルトを掲げるとキッと睨み付ける入江。するとここで突如リングインしてきたのが大家。これを見ていたセコンド陣は「あちゃー」と言う表情(特に竜剛馬)
大家「おい石井、お前なぜ今日簡単に負けたかわかるか?背負ってるもんがなさすぎるんだよ!その点俺は違う。何時如何なる何時もユニオンを背負って試合をしてるから簡単には、簡単には負けねえよ。簡単には負けねえよ。石井、お前なんか言ってみろ」
暴言に観客が騒然とする中、大家は石井に振るが、石井はこれを拒否。
大家「試合に簡単に負けて、試合後も気の利いたマイクも言えない。お前のような奴を三流レスラーって言うんだよ!!」
ここでイサミがゆっくりと歩み寄ると勇脚で制裁。観客からは大イサミコール発生。
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イサミ「ごめんなさい、大家さん…三流レスラー…すいません。

みんながお前のことをどう思おうが、俺の知ったこっちゃねえよ。俺にはな、まだまだやりたりないこと、やってねえことが山ほどあるんだよ。
おい石井、お前らも聞いとけよチームドリフ、お前らのこと簡単にドリフなんて言わねえからな。ドリームフューチャーズだろ?夢見せてみろコラ!EXTREMEはな、チャンピオンの色が最も出るベルトなんだよ。お前にはまだ早かったか、どうだ?まだわかんねえか?わかんねえんだったらな、わかるまでかかってこいよ。何回でも叩き潰してやるよオラ!」
イサミはそう言うと握手を求めるが、石井はこれに応じず、そしてなにも言い返さず、そのまま退場。しかしここで再びマイクを持ったのが大家。
大家「おい石井、ちょっと待て!俺がシングルマッチやってやるよ!代表、石井とシングルマッチ組んでくださいよ!石井と俺がやってやりますよ!組めよ!
ただのシングルマッチじゃ面白くねぇわ!俺が心意気の違いを見せてやるよ!俺はユニオンの退団を賭けて、石井とシングルマッチ、組めよ!組んでくれよ!組め!」
わめき立てる大家を冷ややかな目で見る選手関係者&観客。
スーザン「えっと…退団とか賭けなくていいんで。…まあまあ、じゃあ保留にしておこう。でも大家、そんなに石井とシングルマッチしたいの?」
大家「やりてえよ!心意気の違いを見せてやるよ!」
スーザン「じゃあ“あえて”組みましょう。次回大会で石井vs大家のシングルマッチ決定します」
イサミ「あの…決まっといて言うのもなんですけど、大家さん退団しちゃうからやめといた方がいいですよ。
あんまり言いたくないですけど、今日やったからわかるんですけど、大家さん絶対退団します!いやいま石井とやった俺が言うんだから間違いないです。絶対退団します。代表、来月ですか?」
スーザン「退団とかはちょっと危険なんで…。

イサミ、おめでとう!締めよう!」
すっかり退団を賭けて戦い、更に負けること前提で話を進めるイサミに対し、強引に締めようとするスーザン代表(笑)
イサミ「来月ってことは、大家さんがこの締めに参加するのもこれが最後ですね」
そう言うとイサミは大家と握手を交わし「ありがとうございました」
喚く大家を無視して、最後はいつも通り「スリー、ツー、ワン、行くぞ!ユニオン!」で締めて興行は無事終了となりました。

※昨年11月の7周年記念で石井が石川から奪ったベルトをイサミが取り返しにいった今回のEXTREME級選手権試合。11月の時同様通常ルールで行われたが、今回はその時のようなチームドリフによる試合の介入は無し。

序盤の場外戦から主導権を握った石井はフィニッシュの高角度ダブルアームDDTやニールキックに繋げるべく首に集中攻撃。対するイサミは攻められてもダイビングダブルニードロップに繋げようとしたのかボディへのパンチを多様し反撃に出るが殆ど単発で封じ込まれてしまうことに。
二度目の場外戦での入場ゲートからのダイビングダブルニードロップでようやくイサミが形勢逆転かと思われたが、石井はそれでも負けじと高角度ジャーマン、そしてダイビングダブルニードロップを食らってもヘッドシザースと徹底した頭部攻めで主導権を渡さず。
終盤、打撃戦から八咫烏&ニールキックの打ち合いでダブルダウンとなるも、逆にこれで流れを引き寄せてみせたイサミ。最後は勇脚&勇脚・斬と息をつかせぬ波状攻撃で石井を強引にねじ伏せ、見事ベルトを取り戻すことに成功。

受けっぷりやここ一番での勝負強さを見せたイサミだけでなく、下手なアピールやヒールっぽいことを一切せず徹底した首攻めでただひたすらに勝利への執念を見せた石井と、両者共に光った好試合。
最後までエクストリーム級王座を有効活用することは出来なかったものの、それでも石井にとってはいい経験になったと思うし、その成長がしっかり感じられた一戦だったと思います。


興行時間は2時間50分。
前半後半とくっきりと色分けされていたけど、どっちともハズレがなかった良興行。恐らくここ最近のユニオンでは一番の内容だったんじゃないかなと。チェリーズやチームドリフとの対抗戦など一部の流れは次への展開がなかったのがちょっと気になったけど、そこら辺は次回以降に期待と言うことで。




【おまけ】
書くのに2週間も遅れたのは単に書く暇がないほど仕事が忙しかっただけでして。最近ユニオンの観戦記ばかりが遅れがちな気もしますが…これは偶然です(苦笑)

あと某氏も言っていたけど、片やプロに入団が決まった学プロレスラー、片や興行後に大雪のなかチラシを配り続ける学プロレスラーってのがえも言われぬものがあったなぁ…と。
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