11月のユニオンは横浜ラジアントホールにて開催。気がつけば今年は3月9月と3回も横浜で開催したことになるのか。もちろん全部DDTとの昼夜興行だったが。
ちなみに興行名の「働くユニオンは美しい」は当日が勤労感謝の日だったことに掛けているっぽい。

観衆は公式発表で280人の超満員。前回よりも席数が減っていたような気がするけど、発表上では前回の横浜大会とほぼ同じくらいの入り。

※2014年01月13日作成

@前説&選手入場式

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まずは恒例のおやじ倶楽部による前説から始まる…が、この日は残念ながらめんそ〜れ親父と福田洋の2人のみ。おふざけなしでアカペラで『島唄』を熱唱するとお馴染みの謎掛けも無く選手入場式へ。
選手代表の挨拶はこの日初デスマッチに挑むFUMA。その横には素で妻木と呼び間違え、更に周囲に指摘されるまで全く気付かなくって本気で落ち込むスーザン代表の姿が(笑)
FUMA「今紹介のあった通り私FUMAは今日の石川修司とシングル。皆さんは僕に勝ち目がないと思ってるでしょうが、皆さんの期待をいい意味で裏切れるように全力で頑張りますんで応援宜しくお願いします!!」


オープニングマッチ:〇風戸大智[7:46 アンナカッター]河村知哉×

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いつものように超ハイテンションな風戸は元気いっぱい会場内ところ狭しと走り回りながらリングイン。ニュートラルコーナーには若手2人の試合を見守るべくイサミの姿が。
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まずはロックアップ、手首の取り合いから風戸が首投げ、スリーパー。河村がハンマーロックで切り返すと切り返し合いからタックル合戦となるが、ここで河村のドロップダウンに風戸が躓くとすかさず河村が起き上がり際に合わせてアームホイップ。
河村は続けてエルボー連打からボディスラムを狙うが、これは風戸が堪えるとエルボースマッシュ、ローキックからテイクダウンしてフロントインディアンデスロック。河村は張り手を放って逃れようとするが、風戸は逆に大声で脅かしつつ押さえ込み。カウントは2。
風戸はハンマーロックに捕らえつつ首筋にエルボースタンプを連発するとストンピング。河村も奮い立ちエルボーで応戦するが、エルボーの打ち合いとなるとやはり競り勝つのは風戸。
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風戸は延髄へのニードロップからキャメルクラッチに捕らえるが、これは河村がどうにかエスケープ。
ここぞとばかりに風戸は当たりの強いエルボースマッシュ、コーナーに追い込んでのストンピングからスライディング気味の串刺しドロップキック。更に河村の反撃もソバットで阻止してみせる風戸だったが、河村も負けじと一度は体勢を崩してしまうもののボディスラムで応戦。
ようやく反撃の糸口を掴んだ河村は串刺しランニングエルボー、ハーフスラムからツーステップ式のリバーススプラッシュ。カウントは2。
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ならばと河村はファイヤーマンズキャリーの体勢に入るが、これは風戸が堪えると変形の横十字固めからローリングして腕極め式の変形ストレッチマフラー(or逆片エビ固め)と言う拷問技へ。風戸、これでもかと絞りあげてから押さえ込むがカウントは2。
ここで風戸はソバット、ブラジリアンハイキックからトラースキックを狙うが、これは河村が阻止するとファイヤーマンズキャリーの体勢から前方に落とすと言う変形のフェイスクラッシャー。更にスリングブレイドで追い討ちしようとする…が、風戸もこれをかわすとエルボースマッシュ、顔面トラースキックからエルボーパットを外して変形のファイナルカット(ファイナルカットの体勢からのフルスイングエルボー)!この“アンナカッター”が決まると河村も返せず3カウント。


※ユニオン所属の若手同士によるシングルがこの日のオープニングマッチ。
後輩相手の第一試合を意識してか、この日は得意のミサイルキックやドロップキックを封印し各種エルボーや絞め技を軸に試合を組み立てる風戸。河村の反撃を単発で封じながら堅実な攻めで確実に追い込んでいくと、最後は草&学プロ時代からのフィニッシャーであるアンナカッターで3カウント。

先輩相手に立ち向かっていく河村よりも、自分なりのやり方を模索しながら後輩に胸を貸した風戸の方がより一層気迫が出ていたように感じた一戦だったなと。あと個人的には草プロデビュー当時から使っていたアンナカッターで試合が決まったのが嬉しかったですね。


第二試合 アイデアポケット提供試合 1vs2ハンディキャップマッチ
〇紫雷未央(フリー)with 天海つばさ[6:11 首固め]三富政行 with 水咲ローラ&竜剛馬×

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まずは三富とモトリー・クルー…らしき格好をしたミスター永田氏、三富のディーバを務める“白い妖精”こと水咲ローラさんが登場。
水咲「思ったよりも地面(リング)がポヨンポヨンしてて足の震えが止まらないんですけど。今日はプロレス見るのは初めてで、すごい楽しみにしていて、皆さんと一緒に楽しめたらなと思っています」
ここで三富が水咲さんの腰に手を回すと「あー」の大合唱。しかし三富は全く気にも留めず「何回負ければ気が済むんだよ、今日こそぶちのめしてやるからよ、出て来いよ!」と対戦相手である美央&天海さんを呼び込む。もちろん何回も負けているのは三富の方(笑)

三富「先日の新宿でも負けて、今日はなぁ本当に負けられねぇんだよ」
美央「おめぇには負け顔がお似合いだよ。そもそもてめぇセコくね?私、ディーバ全員守りました。総取りしました。こうやって天海さんを連れて守ってるにも関わらず、なんやねんまた新しいかわいいこ連れて来て!おかしいやろ!」
三富「世の中これ(金)で解決できるものもあるんだよ」
美央「うぁあ、こういう男どう思う?」
天海さんお粗末…」
会場、大お粗末コール(笑)
三富「そんなお粗末な男でも今日は負ける訳にはいかねぇんだ。なので今日は強力な助っ人を用意している。俺の顧問弁護士である横浜の大先生をお呼びしている!カモン!」
ここで『アイオブザタイガー』に乗って現れたのが竜剛馬!
美央「すいません、なんでこの人やる気満々なんですか?」
「ちょっと黙っててもらおうか。どんな手段を使ってでも勝つ…素晴らしいじゃないか!」
美央「(「えー」の大合唱に)見てこの女性の声、聞いた?」
「いいか、勝ち負けが全てなんだよ。そういうことを半沢直樹とかリーガルハイで勉強してきたんだ。三富、出身大学はどこだ?」
三富「慶應義塾大学でございます」
「私は東京大学だ。プロレス界一の高学歴タッグとして、あの小娘に社会の仕組みを叩き込んでやろうじゃないか!」
そう叫ぶと竜は三富と共に美央を急襲。そのまま試合になだれ込むことに。
「日本は資本主義だ!」
三富「学歴ではとっくに3カウント入ってんだよ!」
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エルボーで応戦するも、やはり多勢に無勢劣勢に追い込まれてしまう美央。しかし竜は竜でダブルのショルダータックルから「ショワッ!」と叫ぶも、ブーイングに掻き消されてしまいオロオロ。
三富から顔面へのニードロップを食らうも続くチンロックを逃れた美央は「学歴がなんだ!」「どうせ学歴はねぇよ!」「学歴で世界が回ってると思うな!」と顔面へのケンカキック3連発。しかし続くロープスルーは三富が堪えてチョップ一閃。
代わった竜は合間合間で「ショワッ!」を挟みながらエルボースタンプ、倒れこみ式ヘッドバットフライングショルダーアタックとたたみ掛けるが、やはり誰も呼応してくれず。ブーイングの嵐に狼狽する竜「これはどういうことだ!」「皆さんご声援お願いします」
ここで美央が反撃に転ずるべくロープに走ると三富がエプロンから介入。その隙に竜は「俺こういうの嫌なんだ」「せっかく地元なのに」とボヤきながら三富とタッチ。
一方の三富も「過去に無いくらいやり辛い!」と言いながらチョップ、ストンピング、ボディスラムから連続フォール。
「三富君、勝者はいつも孤独だよ」
三富「さすが先生良いこと言う。ボキャブラリーが違うね」
続く三富のジャーマンをレインメーカー風に切り替えした美央は大外刈りから腕固めに捕らえるが、これも竜が「ショワッ!」とカット。
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カニバサミでロープに叩きつけた美央はバズソーキック、619から女郎蜘蛛(ぶら下がり式首4の字)に捕らえるが、これまた竜がカット。当然大ブーイングが巻き起こると竜は一言「こんなの初めてだよ…今まで頑張って善人面してきたのに」
ここで三富&竜はトレイン攻撃を狙うが、これは美央が切り返すと竜に対してケンカキックから串刺し式の紫閃光。返す刀で三富にもブレーンバスターからスライディング式のケンカキック、紫閃光とたたみ掛けるが、続くウラカンラナは三富が堪えると前方に放り投げ。すかさず竜がランニングネックブリーカーで追撃すると、間髪入れずに三富が顔面トラースキック。
千載一遇のチャンスを得た三富、ここで竜に連携を示唆すると竜も「完璧に勝つんだ!どんな手段を使っても勝ったやつが正義なんだよ!」と呼応して六法全書を持ち出し殴打!しかし案の定かわされ誤爆してしまうと、その隙に美央が竜目掛けて紫閃光、踵落とし、ハイキック、紫閃光の連続攻撃。そこから強引に首固めで押さえ込み3カウント。
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試合後、竜は「誰も味方がいない…」と失意のまま1人で退場。一方の美央はディーバ2人を招き入れるとマイクを持つ。
美央「バカちんが!誰がいつハンディキャップマッチでいいですって言ったよ!?人の話を聞いてから試合始めろバカヤロウ!ただそんなゲスいことをしてもてめぇはそうやってリングに頭こすり付けてるのが超お似合いだぜ。
どうでした天海さん?」
天海「安心しましたぁ〜」
美央「そうだよねこんなお粗末な男の横にいたらお粗末映っちゃうもんねぇ。
ローラさん始めまして!かわいいぃ!自分頑張ったんですけどどうでしたか?」
水咲「凄い素敵でした!」
美央「好き!どうじゃこれが女子プロレスラーの力だ!」
ここで美央が三富にマイクを投げつけると三富の顔面にクリーンヒット(笑)

三富「わかりました、確かに試合は負けちゃったんですけども、事前情報によると水咲さんはお金持ちで顔が良くて学歴がいい男性が好みだと聞いているので、もうプロレスなんか関係なく、興行終わったあとちょっと飯だけでも…。プロレスでは負けたんで、心に留めておきますんで。もう僕は弱い人間ですけど、せめてデートだけでも…」
三富はそうこう言いながら食い下がるが、水咲さんの返答はもちろんビンタ。過剰なまでに派手に吹っ飛ぶ三富(笑)
美央、三富を踏みつけながら「これでまた横浜と女性の平和が守られました。
男は金じゃねぇんだ、心意気だバカヤロウ
よく覚えとけ!」
と叫ぶと意気揚々と退場。一方、リングに残った三富は「もう女なんて大嫌いだ!オレが頼れるのはオレが頼れるのは永田さんだけなんですよ!」と再び永田氏を追い掛け回しながらリングを後にした。


第三試合:諸橋晴也&〇チェリー[11:53 春夜恋]SAGAT×&木村響子(フリー/坂口道場一族)

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木村と共に現れたSAGATは木村のトレードマークでもあるバナナを咥えながら会場内を徘徊。野獣化した影響で人語を忘れたのかやたらと吼えまくると、さすがの木村もちょっと怯え気味。しかしSAGATの言葉自体はわかるようで「俺が行くって」と先発を任せる。
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対する赤コーナーサイドの先発は諸橋。野獣化したSAGATを警戒してか組み合ってもすぐにアームドラッグで投げ飛ばし距離を取るが、二度目のロックアップは逆にSAGATがアームドラッグで投げ返してみせる。しかし続くタックル合戦は諸橋が制するとSAGATを青コーナーに投げ捨て木村を挑発。
これを受けて出てきた木村は諸橋のラリアットをかわすと片足タックルからあっという間に腕ひしぎ逆十字固め。諸橋、慌ててロープエスケープすると逃げるようにチェリーとタッチ。
木村の攻撃を側転でかわしたチェリーはランニングネックブリーカー。しかし続くヘアホイップは木村が堪えると逆にヘアホイップ2連発からロープに押し込みバナナを咥えさせたりしながらSAGATと共に痛めつけていく。熟女にバナナを咥えさせるとはなかなかマニアックな(違)
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SAGATの手刀、頭突き、エルボースタンプ、モンゴリアンチョップ、木村のコーナー馬乗りナックルアロー、串刺しニーアタック、SAGATのハンマーパンチ、エルボードロップ、首絞めと徹底的にチェリーを痛めつける青コーナーサイド。しかしチェリーもどうにか耐え続けるとSAGATの素足をこれでもかと踏みつけた上で腹パンから「どっこいしょ」大外刈り。チェリー、ようやく諸橋とタッチ。
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まずは木村を分断した諸橋は返す刀でSAGATにショルダータックル連発からヒップトス。続いてコーナーに登ってナックルを連発すると、身を乗り出して抗議する木村にツバを吐き掛け逆に挑発。これに怒った木村はこともあろうかバナナの房を投げつける…が、これは大きく逸れて客席へ。これはダメだろ。
一方、SAGATは地獄突きで諸橋の動きを止めると逃げ帰って木村とタッチ。

対峙するや否や両者額を突き合わせ睨み合うと激しい打撃戦を開始。真っ向から打ち合った木村は頭突きからビックブーツを叩き込むが、諸橋も負けじとキッチンシンクからアバランシュスラムで応戦。続くブレーンバスターを堪えられると胴絞め式のフロントネックロックに切り替える諸橋だったが、木村は強引に立ち上がると逆にぶっこ抜いてのブレーンバスター!ここで両者同時にタッチ。
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SAGATの攻撃をかわしたチェリーは熟女でドーンからミサイルキック。更にはグロッキー状態の諸橋を年長者権限で無理やり呼び戻すとトレイン攻撃。しかしチェリーの追撃はSAGATが高速のサモアンドロップで迎撃すると、ここで木村もリングインし諸橋を分断。
トレイン攻撃はかわされ誤爆してしまうも、チェリーのスクールボーイをキックアウトしたSAGATは地獄突きからラリアット。更に木村との連携を狙うが、これもチェリーに切り返されて誤爆。すかさず諸橋がラリアットで2人を蹴散らすと、その隙にチェリーが春夜恋で丸め込み3カウント。
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試合が終わっても場外で激しくやりあう諸橋と木村。一方、リング上では勝った自分が注目されずオロオロするチェリー(笑)
ようやく諸橋がリングに戻り勝ち名乗りをあげて退場する中、一方では木村からバナナを貰ったSAGATがまるで神を拝むかのように深々と頭を下げていた。


※いつの間にかサモア系を通り越して野獣化してしまったSAGATが分類的に見れば近いカテゴリーであるだろう木村と組んでユニオンの大御所コンビに相対した一戦。
ユニオンのマットに上がるのは恐らくユニオン女子部vsアマンドラの抗争以来であるだろう木村。さすがにその時の続きとは行かずとも再びチェリーと激しくやり合うかと思いきや、意外にも木村が狙いを定めたのは諸橋の方。パワーファイターの諸橋相手に真っ向勝負を繰り広げながらSAGATを上手くコントロールして試合を優位に進めるが、あと一歩のところで誤爆してしまうと最後はその隙にSAGATが丸め込まれてしまい3カウント。

ヒートアップし過ぎた木村がバナナを房ごと客席に投げ込んでしまった件に関しては正直どうかなと思うけど、それ以外に関しては思った以上に面白かった一戦だったかなと。猛獣使いと野獣のストーリーは暫く続くようなので今後の展開に期待したいですね。


第四試合:×福田洋[16:37 スピニングトーホールド]MEN’Sテイオー〇(大日本)

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試合が始まるや否や大USAコールが巻き起こる場内。しかし拗ねたテイオーが帰ろうとするとすぐさまテイオーコール一色に塗り変わる。リングに戻ってくるテイオーに対し福田は一言「カモンテリー!」
まずはロックアップで組み合うと福田がバックを取りに行くが、テイオーはすかさず手首を取って捻りあげこれを阻止。福田、顔に手を掛けて逃れようとするも更に絞り上げられてしまいたまらずロープエスケープ。
再びロックアップで組み合うとハンマーロックに捕らえつつテイクダウンして左肩を固めるテイオー。福田はこれをヘッドシザースで切り返すが、テイオーは倒立エスケープでいとも容易く脱出。
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続いて手四つから足でクラッチを切り、くるっと回って片手だけで見事にテイクダウンしてみせるテイオー。福田も前転から切り返そうとするが、テイオーは逆にその手を繋いだままロープを飛び越えリングに戻り、そのままロープに左腕を絡めた形で更に痛めつけていく。
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今度はアームホイップから左腕に倒れこみ式のエルボードロップを投下するテイオー。更には腕投げ、左腕へのニースタンプ、ハンマーロック、腕へのインディアンデスロックと執拗に左腕を攻め立てると、福田も思わず「ヘルプミー!」と松井レフェリーに助けを求める。
テイオーは続けてショルダーアームブリーカー、わきの下に手を回し一旦担ぎ上げての腕引っ張りから左腕に肘をグリグリ当てながらの腕固めでじっくりと絞り上げる。

5分経過

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テイオーのジャンピングアームブリーカー2連発を食らい、たまらずエプロンにエスケープする福田。再びリングに戻ってもドリー式のエルボースマッシュやジャブを立て続けに食らいすぐに劣勢となるが、ナックルやボディブロー、エルボースタンプでどうにか応戦すると串刺しチョップから「Wooooo!」とフレアーばりのアピール。しかし続く首投げからのスリーパーはテイオーはすかさず手首を取って切り返し脇固め。福田、即ロープエスケープ。
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福田のナックル連打に頭突きでやり返すも、ダメージからか自身もダウンしてしまうテイオー。それでもドリー式エルボースマッシュで追い討ちすると福田も負けじとガットショット、ナックルで応戦しヘッドロック。
しかしテイオーはこれをリストロックで切り返すと、ロープに振られてのショルダータックルから福田のヒップトスを切り返してのコブラツイスト。更にはその体勢のまま手首を極めてギブアップを迫る。
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福田がどうにか堪え続けると今度はフルネルソンに移行するテイオー。福田はこれを力任せに振り払うが、テイオーは振り払われてもくるっと回って元の状態に。ならばと福田がバックエルボーで振り払おうとすると、今度はそのバックエルボーをかわして再びコブラツイスト!
テイオーに突き飛ばされ難を逃れた福田は「ノー!」「ヘルプミー!」とフレアーばりの命乞い。しかしレフェリーが視線を逸らした隙にサミングで動きを止めるとナックルの猛ラッシュ。テイオー、食らって吹っ飛ばされるたびにテリー・ファンクの如くロープに引っかかる(笑)

10分経過

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テイオーが場外に転落するとエプロンからのダブルアックスハンドで追い討ちする福田。コーナーに叩きつけられれば前のめりにダウンし、エプロンに叩きつけられればエプロンに沿ってくるくる回り、どうにか反撃に転じても福田にかわされ拳が空を切り…とテリーイズム全開なテイオー。
ここでテイオーをリングに戻した福田はエルボースタンプからチョップ連発。テイオーは倒れまいと何度も堪えるが最終的には耐え切れずダウン。福田はすかさずコーナー叩き付けからネックドロップを決めるとコーナーダイブを狙うが、これはテイオーがカットしてデッドリードライブ。
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流れを引き戻したテイオーはいつもより長めの超滞空ブレーンバスターから地を這う頭突き2連発。更には右右右左とジャブのラッシュから必殺のスピニングトーホールドを狙う…が、これは福田がレフェリーを巻き込み阻止!
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これによりレフェリーが失神してしまうと福田はタンバリンを持ち出しテイオーを殴打!すかさず押さえ込むが、まだレフェリーが失神したままだったのでカウントならず。ならばと福田はパーフェクトプレックスを狙うが、これはテイオーが切り返し電光石火の脇固め!福田、どうにかロープエスケープに成功。

15分経過

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テイオーのカウンターエルボーをかわした福田はスクールボーイを狙うが、これはテイオーが堪えて押し潰し逆にカバー。ここからエビ固めの応酬となるが、隙を突いて福田がロープに走ると飛びつき式の回転エビ固め。しかしテイオーは逆にその勢いを利用して足を持ったまま立ち上がると流れるように伝家の宝刀スピニングトーホールド!これがガッチリ決まると福田もたまらずギブアップ。
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試合後、福田は素直に負けを認め握手を求めるとテイオーもこれに応じ健闘を称えた。


※アメプロスタイルを追求する福田がその道の大家(notおおか)である大ベテランテイオーに挑んだ裏メイン的な一戦。
開始早々福田の左腕に狙いを定めたテイオーは多彩な腕攻めを軸に終始試合をリード。シンプルだけど説得力十分な腕攻めと絶妙な切り返しを駆使して福田に付け入る隙を与えず。
対する福田も10分間近になってようやくサミングで流れを変えることに成功するが、受けに回ったら回ったで今度は“テリー・ファンク”イズム全開なテイオー。この日はやたら“リック・フレアー”チックだった福田を本家宜しくデッドリードライブで投げ捨て再び流れを引き寄せると、タンバリン殴打からの必殺PXXを腕殺しで封じた上で最後は押さえ込みの応酬から電光石火のスピニングトーホールドで見事快勝。

古き良きアメプロの世界を単なる“見せ場の羅列”ではなく、マニアックな“あるある”を交えながらも2人なりの作品として作り上げてみせると言うアメプロに造詣の深いこの両者ならではの名勝負。
ここまでイキイキとしているテイオーを見るのも久々だったし、まさにテイオーの真骨頂と言える試合だったけど、個人的にはそれ以上にあのキャリアでテイオーと共にこれだけの試合を作り上げてみせた福田が強く印象に残ったなぁと。
自分がこれまでに見たユニオンの中でも1、2を争う素晴らしい一戦でしたね。


@休憩明け

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まずはスーザン代表が登場するとユニオンあてに売り込んできたと言うオーストラリア出身の格闘家“リチャード・バーン”さんを紹介。かつて藤波辰爾と対戦したことのある韓国空手世界王者と同姓同名だが別人。
なんでもテコンドー、カポエイラ、ウーシュー(武術太極拳)、ジークンドー、ムエタイ、ハップキドー、カリ(フィリピンの格闘技)を習得しているそうで、アメリカ、香港、マカオ、中国、シンガポール、マレーシア、フィリピンと放浪を続けた末に日本にたどり着いたんだとか。そして暫く日本に滞在するとのことでユニオンに売り込んできたらしい。

「日本には強い格闘家が多いと聞いてここに来た。日本に来たこともユニオンに来たことも凄い嬉しいし、強い相手が沢山いるようなのでとても興奮している」と意気込むバーン(スーザン代表訳)。ここで次回新宿大会で風戸大智との対戦が発表されると、セコンドについていた風戸が片言の英語で猛アピール。しかしバーンは涼やかな笑顔でこれをかわすとリングを後にした。


セミファイナル:〇木高イサミ[13:44 勇脚・斬]めんそ〜れ親父×(フリー)

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いつも通りオリオンビール片手に現れた親父。しかしリングインするといつものソーキソバの乗ったマスクを脱いでハーフマスク姿に。バトルライガー的なイメージなんだろうけどなんだかケンドー・カシンっぽいと言うか、ダイナマイト東北っぽいと言うか。
対するイサミはBJWシングル&タッグ、KODタッグの三本のベルトを巻いて登場。全てのベルトを外すと錘から解き放たれた孫悟空(ドラゴンボールの方)の如くぴょんぴょん飛び回る(笑)
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まずは手四つの探り合いから手首の取り合いへ。親父が足を刈ってテイクダウンしトーホールドに捕らえると、イサミもハンマーロックで切り返しつつブリッジして腕を極めていく。再び手首の取り合いから親父がサーフボードストレッチに捕らえると、イサミは強引に切り返して左腕を固めつつヘッドロック。
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テキサスブルドーザーから首投げ、袈裟固めに移行されるも押さえ込んでこれを阻止する親父。イサミもこれをキックアウトしてヘッドロックに捕らえなおすが、親父は更にヘッドシザースで切り返しブレイク。
ロックアップ、リストロック、ガットショットからロープに走るイサミ。しかし親父はバックエルボーで迎撃するとミドルキックを連発。だがイサミもその蹴り足をキャッチするとドラゴンスクリューからサイストンピング連発。
ここから親父の左足に狙いを定めたイサミは左足へのグーパンチ連発からトーホールド。親父はどうにか逃れようと背中にチョップを叩き込むと前日の大日本でのデスマッチの影響からか、イサミは背中から出血。親父「昨日の傷か!」
イサミ、お返しとばかりに裏膝十字固めに移行するが、親父は即ロープエスケープ。
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親父の左足をロープに固定して絞りあげたイサミは低空ドロップキックからリング中央に引きずり戻して逆片エビ固め。どうにか親父がロープエスケープしても再びコーナーに追い込み「ソーキソバどこやった!」と左足に蹴りやパンチを叩き込むイサミ。
続くコーナースルーを振り替えした親父は串刺し攻撃を狙うがこれはイサミが悉く迎撃。しかし親父も負けじとイサミの追撃をドロップキックで迎撃するとラ・ケブラーダ!親父「勝つぞー!」
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リングに戻った親父はミサイルキックから親父卍を狙うが、これはイサミが堪えて裏アキレス腱固め。そこから両足を極めにいくが親父はどうにかロープエスケープ。
変形の串刺しジャンピングエルボー、エプロン疾走ドロップキック、ダイビングクロスボディからキックアウトに合わせてアキレス腱固め、更にはグランドクロス2000のような変形の足4の字固めに移行するイサミ。しかし親父はこれを耐え続けるとビンタを叩き込んでどうにかエスケープ。
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イサミのブレーンバスターを堪えた親父がミドルキックを放てば、イサミもその蹴り足をキャッチして伊良部パンチ。親父はこれをかわすと投げっぱなしジャーマンで投げ飛ばすが、イサミはすぐに立ち上がると頭部を射抜くような勇脚を一閃!
ここでイサミは串刺し攻撃を囮にしての飛びつき式横十字固めから足関節技を狙うが、これは親父が切り返して逆に回転エビ固め。カウントは2。
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親父のロープスルーを切り返したイサミはソバットからバズソーキックを放つが、これは親父がかわしてスクールボーイ。更にキックアウトに合わせてソバットを叩き込むと親父ぬいを狙うが、これはイサミが着地して回避しグーパンチ。
親父もチョップでやり返すとイサミは待ち構え、受け止めた上で猪木風のビンタ。張り合いから親父がミドルキックを叩き込めばイサミもデンプシーロールから左足にパンチを連発し応戦。ここで親父は屈んだ状態のイサミの背中に踵落としを決めるが、イサミもグーパンチで殴り返しダブルダウン。

両者起き上がると「いてぇじゃねぇかこの野郎!」「お前さては左利きだな?」と言い合いながら張り手合戦を開始。ここでイサミはハートブレイクショットから親父のハイキックをかわして渾身のかめはめ波を叩き込む…が、親父はビクともせず逆にハイキック一閃。ここぞとばかりに親父はダイビングフットスタンプを狙うが、これはイサミがかわして首固め。
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これをキックアウトされると今度は低空ドロップキックから勇脚・斬…をかわさせての八咫烏!親父もカウンターのトラースキックからもう一度親父ぬいを狙うが、これはイサミが阻止すると串刺しケッカキックから垂直落下式ブレーンバスター、そしてトドメの勇脚・斬!この怒涛の波状攻撃が決まると親父も返せず3カウント。
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試合後、疲労困憊で立ち上がれないイサミ。寝たままマイクを手にする。
イサミ「親父さん、寝たままでもいいですかね?親父さん、ソーキソバどうしたんですか?何かっこいい方向にいこうとしてるんですか?」
親父「ちょっと路線変えていこうかなと思って」
イサミ「今のめんそ〜れ親父のほうが魅力的だと思いますけど?」
親父「参考にさせていただきます」
イサミ「そうですね。これもまたお互い様ということで。なんとかこの場はうまく収まったでしょうか。とりあえず親父さん、起きませんか?(巻き起こる親父コールに)聞こえるでしょ、起きてください。
見てください。あなたの攻撃で血だらけです。貴方との試合で傷ついたと言っています。それだけ楽しかったし、気持ちよかったよと言うことです。
(親父の再戦のアピールに)もう一回、是非こちらこそお願いします。お父さんと呼ばせてください。兄貴と呼ばないでください。ややこしくなるんで。兄貴と呼ぶのは裏で勝手にやりやがれ。お父さんありがとうございました」
そう言うと親父と握手を交わすイサミ。親父がセコンドの肩を借りて退場すると、イサミはその背中に深々と一礼。するとここで現れたのが福田洋…そしてMEN’Sテイオー!
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福田「ヘイ、ミスターイサミ。今の試合の勝利おめでとう、コングラチュレーション。そんなことはどうでもいいんです。バイザウェイ、バイザウェイ。
見ての通り、ミスターテリー(テイオー)がここに来てくれました。ということは、どういうことかおわかりですね?このミスターテリーですよ、そしてこの僕がドリーでしょ?
(観客の「えー」の声に)オイオイ、そこは乗っていいところだろ!?バイザウェイ。ようはこのふたりが素敵なタッグチームを組んだということです」
イサミ「テイオーさん、本当ですか?騙されてませんか?」
テイオー「確認はしてないんだが…」
イサミ「じゃあこの話はなかったことで」
福田「テリーはノリノリだ…まぁ待て待て」
イサミ「バイザウェイ?」
福田「バイザウェイ。ところで聞くところによるとユーはどうやらKO-Dのタッグチームチャンピオンのようじゃないか。ということはだ、この魅力的な二人を見てなにか思わないかい?」
イサミ「よし、タッグマッチやろう!せっかくだからベルト懸けよう!」
福田「話が早いな。そういうことだよ。私たちにKO-Dのベルトに挑戦させろと言いたくて話に来たんですけど、話が早くてありがとう!」

ここで「バイザウェイ」と割って入って来たのがスーザン代表。KO-DのベルトはDDTのものと言うことでここで売店に潜んでいた鶴見亜門GMを呼び込み確認を取る。亜門GMは武蔵小金井商店街での防衛戦が控えているとのことで懸念の色を表すが、その試合で防衛したなら次回の新宿大会でタイトルを掛けても良いと了承。
イサミ「じゃあそれで。来週の木曜日の武蔵小金井商店街の午後4時から始まる、みんなが無料で来れる平日の夕方くらいの興行で僕らがKO-Dタッグを防衛すれば12月11日の夜におこなわれる新宿FACEで行われるユニオンプロレスの大会で懸けられるということですね?」
告知&おさらいを全く噛まずに言い切るイサミ(笑)
イサミ「…頑張ります。(宮本裕向には)メールしときます、あとで」
福田「OKOK。ということで順当にいけば新宿FACEでKO-Dのタッグに挑戦できると。順当にいかなくてもユーたちヤンキー二丁拳銃と対戦できるってことだな?」
ここで観客から茶茶が入るとイサミは一言「完全に水が差した。水が刺さった?新たしい表現だ、水が刺さったぞ!
このリングに水が刺さったぞ!」
福田「バイザウェイ。いいか我々はもう帰らせてもらう。帰る前に一つかっこいいことを言わせてもらう。
いいか?そのタイトルが賭けるにせよ、賭けらないにせよ、新宿FACEで我々“テキサス・トルネード・ブロンコス・トーキョー”が新宿FACEをテキサスに変えてみせます!ドント・ミスイット!」
そんなこんなで煽るだけ煽っておいてそそくさと退散するテキサス・トルネード・ブロンコス・トーキョー。
イサミ「おい、このあとメインあるんだぞ?
リングにいま水が刺さったじゃないか!
このあとの空気、どうして俺はメインに繋げろっていうんだ?お前らのせいで完全に水が刺さったぞ。帰れ水差し!テイオーさんありがとうございました。

さっきのシングル見てたんですけどもの凄い楽しかったんで、僕もでも今日めんそ〜れ親父と凄い楽しい試合して、12月11日タッグ選手権になるかどうかは僕ら次第なんで。俺たちは強いんですけど、またユニオンでも皆さんに楽しいものを見せられるように、いつでも楽しいもの見せられるように頑張って楽しんでいきますんで宜しくお願いします。ありがとうございました!」


※ユニオンツートップの一角であるイサミに準レギュラーの親父が挑んだ一戦。

ここ最近はアイポケ枠が多かったがこの日はイサミとのシングルとあってかマスクを変えてシリアスモードで挑む親父。しかしイサミはそんな親父の持ち味である機動力や蹴り技を封じるべく執拗な足攻めで切り崩しに掛かる。
ケブラーダを皮切りにようやく反撃に打って出ても再び足攻めに捕まったり、すぐにやり返されたりと悉く単発に封じられ、なかなか波に乗り切れない親父。それでもめげずにバチバチとした打撃戦からハイキックでチャンスを作り出すが、続くダイビングフットスタンプをかわされてしまうと逆にその隙にたたみ掛けられてしまい、最後はケンカキック、垂直落下式ブレーンバスター、勇脚・斬の怒涛の波状攻撃の前に撃沈。

ユニオンではあまり見られない親父の執念と熱さ、そしてそんな親父を真っ向から受け止めねじ伏せて見せたイサミの巧さと強さが感じられた一戦だったなと。


メインイベント:薔薇1000本デスマッチ
〇石川修司[16:55 スプラッシュマウンテン on the 薔薇ボード on the チェアー]FUMA×

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ニュートラルコーナーにそれぞれ薔薇があしらわれたボードが2枚、赤青コーナーに数脚のイス&薔薇入りのダンボールが用意された状態で試合開始。FUMAは薔薇のレイとティアラ、石川は薔薇をあしらったイスをそれぞれ持参。
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ゴングが鳴るや否や襲い掛かるFUMA。一気に串刺しフロントハイキック、串刺しドロップキックとたたみ掛けると場外戦に持ち込むが、石川はあっという間に形勢逆転すると客席に投げ込んだり鉄柱に叩き付けたり。これによりFUMAは額から出血。
リングに戻った石川は反対コーナーに振ると見せかけ逆のコーナーにFUMAを振って薔薇ボードに激突させると、ボードの破片を乗っけた上でカバー。カウントは2。
石川は続けてボードを乗っけたままイスで殴打したり、額にトゲを刺して傷口を広げたり、薔薇ボードにボディスラムで投げ捨てたり、薔薇の花束でフルスイングしたりと一方的に攻め立てていく。
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ここで石川はFUMAの後頭部にボードの角を押し付けながらSTFに捕らえるが、これはFUMAが懸命にエスケープ。ならばと石川は薔薇をあしらったイスで殴打しようとするが、FUMAはこれをかわすとイスを持った石川目掛けてニールキック。たまらず石川が場外にエスケープすると、FUMAはイス、トップロープを踏み台にしてのトリプルステップ式プランチャ!
ようやく一矢報いてみせたFUMAは雄叫びを上げるとミドルキックやニーリフトとただひたすらに蹴りまくる。
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リングに戻ったFUMAはミドルキック、ローリングソバット、レッグラリアートと一気呵成にたたみ掛けると、石川の背中にイスをセットした上でサッカーボールキック3連発!(しかもクッションがない方目掛けて蹴りを叩き込む形)
更にはPKからジャーマンスープレックスを狙うが、これは石川の体重に押し潰されてしまい失敗。
この隙に体勢を立て直した石川はわざわざ薔薇を上に向けた状態で設置してのスーサイドなランニングボディスプラッシュ。これをキックアウトされると今度はイスのパイプの部分目掛けてサイドバスター!しかしこれもカウント2止まり。
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石川は更にランニングニーリフトwithチェアー、イスと薔薇の上へのチョークスラムとたたみ掛けると、イス4脚を設置して、中央にFUMAを寝かせ、その上に薔薇が上向きになった状態でボードを設置してジャイアントフライ狙い。だがFUMAは隙間から抜け出して石川のダイブを阻止してみせるとボードの上へ雪崩式ブレーンバスター!
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ここぞとばかりにFUMAは左右の張り手、ミドルキック、ハイキック、バズソーキック2連発とたたみ掛けると今度こそジャーマンスープレックスホールドを決めてみせるがカウントは2。ならばと薔薇のティアラを装着してダイビングヘッドバットを放つ…が、これはかわされてしまい自爆。
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石川のニーリフトを食らうも懸命に立ち上がり、フルスイングのエルボーでやり返すFUMA。ここから両者ゴツゴツとしたエルボー合戦を繰り広げるが、そんななか石川がニーリフト、ラリアットでFUMAの動きを止めるとバックドロップ、頭突きからスプラッシュマウンテンの体勢へ。FUMAがこれをスバースプレスで阻止すると今度はカウンターのドラゴンスープレックスを決める石川だったが、FUMAもすぐに立ち上がるとレッグラリアートで応戦。
このチャンスにFUMAはただひたすらに張り手を連発するとハイキックを叩き込む…が、石川はこれをガードしてみせるとレインメーカー式の頭突き!更にはイスや薔薇入りのダンボール、薔薇ボードを無造作にかき集め、その上へのスプラッシュマウンテン!これが決まるとFUMAもさすがに返せず3カウント。
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試合後、薔薇を咥えて勝ち名乗りをあげた石川はマイクを持つ。
石川「体中が痛い。特に顔がすげぇ痛てぇ。

でも最高に気持ちよかったよ。なかなかユニオン所属同士でこういうメインとかあんまりないんで、すげえやってて楽しかった。もっともっと、強くなれ!でもオレももっと強くなるよ。で、ユニオンプロレスおもしろくしていこうぜ。今日はどうもありがとう」
FUMA「今日は散々な目にあったけど、もっと強くなって、もう一回お願いします」
石川の握手に応じたFUMAは石川に促されるがままに退場しようとする…が、締めがあるとのことですぐに呼び戻させれてしまう(笑)
石川、他人事のように一言「FUMA、もう少しがんばれ」
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リング上にユニオン戦士が勢ぞろいすると、ここでスーザン代表が今度新設するユニオンのベルトについての諸々を発表。
ベルトの名称は「シンプルな名前でいつも全力、大きくなりたい」と言う意味を込めて“ユニオンMAX”に。
そして初代王者の座を賭けて石川と争うこととなったのは、かつてユニオンに参戦したこともあるロシアのイワン・マルコフ!参戦当時は愛嬌のあるインチキ外人っぽい感じだったけど、先日のロシア版レッスルマニアでイサミに勝ったりと急成長を遂げているそうで今回オファーしたとのこと。
石川「誰が相手でも、ユニオンのベルトを初めて巻くのは自分しかいないと思ってるんで、すげえ試合して、絶対自分がベルトを巻きますんでみなさん、応援に来てください。よろしくお願いします!」
石川はそう力強く宣言すると締めようとする…が。
石川「ユニオンMAXなんで最後アレですか?
ユニオン、ウ〜MAX”?」
イサミ「一番やっちゃいけないこと」
石川「すいませんでした!」
と言うことで、いつも通り「3、2、1、行くぞユニオン!」で締めて興行は無事終了となりました。



※デスマッチ初挑戦のFUMAがユニオンの大黒柱であり前BJWデスマッチヘビー級王者でもある石川修司にユニオン名物薔薇デスマッチで挑んだメインイベント。

体格的にもデスマッチのキャリア的にも圧倒的不利なFUMA、まずは相手の出鼻を挫かんと奇襲を仕掛けるが、続けて場外戦に突入すると石川があっという間に形勢逆転。以後、石川が試合の主導権を握り続けることに。
薔薇やイスを使ってのパワフルな攻めに防戦一方となるFUMAだったが、トリプルステップ式のプランチャで反撃の狼煙をあげると得意の蹴り技を駆使して猛反撃。しかしFUMAがイスの底側を蹴る形でのサッカーボールキックなどスーサイドな攻めをみせると、石川もデスマッチファイターとしての意地か自身の側に薔薇を向けてのボディプレスなどスーサイドな攻撃でやり返してみせる。
終盤に入りやや不完全ながらも雪崩式ブレーンバスターon the 薔薇ボードでチャンスを掴んだFUMAはバチバチとした打撃戦に活路を見出そうとするが、タフな石川はこれを真正面から受け止めて見せると最後はレインメーカー式頭突きからアイテムを山盛りにして、その上へのスプラッシュマウンテンで3カウント。粘るFUMAを強引に振り払うことに成功。

結果的には石川の完勝に終わったものの、対するFUMAもデスマッチ初挑戦ながらも物怖じしなかったり、格上の石川にとことん痛めつけられながらも粘り続けがむしゃらに食らいついてみせたりと十分にメインイベンターとしての役割を果たしてみせた一戦だったなと。


興行時間は2時間30分。
今回もユニオンならではのふり幅の広い興行でしたが、特に後半の三大シングルマッチがどれも毛色が違っていて面白かったですね。もちろんベストバウトは第四試合。この試合だけでも横浜まで観に行った甲斐があったなぁと。
そんなこんなで簡単ではありますがこんな感じで。



【おまけ】ちなみに最後の一枚はエンディングの際にふざけているのをスーザン代表に見つかり、怒られてしまった福田と河村の姿(笑)

前回の反省を踏まえて今回は最前列で観戦したんですが、列数は減るわ、目の前のカメラマンは動かないわ…これなら次回はまた自由席でいいかな(苦笑)
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