NUWA(日本大学プロレス研究会)の前身BWA(日本大学文理レスリング連盟)の35周年とNUWA旗揚げ10周年突破(正確には11年目)を記念して開催された特別興行。

普段NUWAはOBと共に試合や興行を行うことがないだけに新旧OBや現役生たちが一緒にいる姿はなかなか新鮮。その中には現在プロで活躍している某選手の姿もあったようななかったような。観衆は50名くらい。

唐突にリングインしてきたBWA創立メンバーの1人、バート・ライザーの「まだ始まらない?もう始まってるんだよ。いつまでも心の中に残る特別なひと時に」の一言から興行開始。

※2014年02月21日作成

第一試合:フレッシュヤングチーター
〇馬並勃巳(日大法1)[8:04 修羅固め]プーサン後藤×(日大法1)

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馬並はニューコスチュームの青いロングタイツで登場。裁くレフェリーは馬並&プーサンの同期でもあるブルーサポーター山勝。

まずは探り合い、馬並の蹴りの牽制から手四つの力比べへ。これを制した馬並は続く手首の取り合いも制しヘッドロックから首投げ、袈裟固め。対する後藤はこれを押さえ込んで切り返しブレイク。
続くロックアップは馬並がロープにまで押し込むが、これは後藤が体を入れ替えチョップ。ショルダータックルでダウンを奪った後藤はエルボードロップ、ボディスラムとたたみ掛けるが、続くエルボー合戦は馬並がソバットで動きを止めるとミドルキック。
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後藤の利き腕である左腕を踏みつけた馬並はドロップキックから腕ひしぎ逆十字固めを狙うが、これはニアロープでブレイク。馬並のボディスラムを堪えた後藤は変則的なネックブリーカーで動きを止めると尻餅をつきながらも首投げからフェイスロック。馬並、ロープエスケープ。
ここで後藤は早々とラリアットでトドメを狙うが、これは馬並がキャッチすると脇固め。後藤も前転して切り返そうとするが、これを読んでいた馬並はその足をキャッチして逆にカバー!(上写真4枚目)カウントは2。
実況「渋いし、凄いドヤ顔ですよ!」
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ローキック、ミドルキックでダウンを奪った馬並は起き上がり際にあわせてビクトル式のカニバサミから押さえ込み、更にはキックアウトにあわせて膝十字固め。リング中央に引きずり戻した馬並、今度はアキレス腱固めに移行するが、後藤もこれを切り返すとスタンディングのアンクルホールド。こちらも裏膝十字固めに移行するが、馬並はどうにかロープエスケープに成功。
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両者改めて対峙するとエルボー合戦を開始。時折り動きが止まってしまうもののひたすらにエルボーを打ち合う両者。そんな中、エルボー連打で打ち合いを制した後藤はアングルスラム。これをキックアウトされるとサポーターを投げ捨てクリストファー・ロビン(レフトハンドのラリアット)を狙うが、対する馬並はこれをカニバサミで迎撃しロープに叩きつけるとそのままリバースインディアンデスロック+ドラゴンスリーパーの複合技へ。この新技“修羅固め”がガッチリ決まると後藤もたまらずギブアップ。


※当初は「大腸ケア&プーサン後藤vsカリート・カリビアンコム&馬並勃巳」の予定だったが大腸ケアの欠場により1年生同士のシングルマッチに変更。ちなみにタイトルにあるヤングチーターとはBWA時代に行われていた若手のトーナメント「ヤングチーター杯」にちなんでのものなんだとか。

学祭シーズン中の試合では気合の入った良い動きを見せていた両者だが、今回は急遽組まれたシングルとあって気負いすぎたかどちらもいつものような思い切りの良さを感じられず。そんな中、馬並が得意の関節技を駆使して先にいつものペースを取り戻すとそのまま一気に押し切り最後は新技でギブアップ勝ち。

緊張し過ぎたかちょっと浮き足立っていたのが残念だったけど、今回ばっかりはしょうがないか。これを踏まえての次の一騎討ちに期待したいところ。


第二試合:ダイノベンヲ・モラス・ペイジ デビュー戦
カリート・カリビアンコム(日大文理3)&×ダイノベンヲ・モラス・ペイジ[12:26くらい 首固め]クラッシャー・チンチン・ムケロ(日大法3)&ロリ・コンウェイ〇(東京都市大1)

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先入場のムケロはパートナーのロリを肩車しながら登場。「ムラサメ研究所から来ました〜!」と言う発言と胸の大型拡散メガ粒子砲らしきものからして恐らくサイコガンダムなんだと思われ。ロリのコスチュームも黒いしね。
観に来ていた彼女にいつもの如くちょっかいを出そうとすると彼女にビンタされる…が、食らったのはロリの方。シリーズは違えど「軟弱者っ!」ってか。
対するはこの日デビューとなるダイノベンヲ・モラス・ペイジ(以下DMP)&大日本のTシャツとサポーターを身につけたカリート。DMPはロリとほぼ同じくらいの体格の持ち主。
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先発はDMPとロリ。まずはロックアップで組み合うとDMPがロープまで押し込むが、これはロリが体を入れ替えるとナックルから首を竦めるポーズ。
手四つと見せかけて片手を取りながら側転したDMPはそのまま流れるようにハンマーロック。対するロリは手首の取り合いから膝裏を踏みつつダウンを奪うと左肩を固めるが、DMPはヘッドスプリングでこれを逃れるとヘッドロック、首投げ、袈裟固め。ロリ、ヘッドシザースで切り返しブレイク。
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両者代わってカリートとムケロ。2人ともリングインするやクルっと回ると「今日は?」「Sunday」「昨日は?」「Saturday」「一昨日は?」「FRIDAY!」一部の人のしかわからないネタからロックアップ。手首の取り合いからフルネルソンに捕らえたムケロはアームホイップからヘッドロックに捕らえるが、対するカリートは膝裏を踏んでこれを逃れるとフロントネックロックに捕らえつつDMPにタッチ。
腕と足を取ってテイクダウンしたDMPはサイストンピングからトーホールドに捕らえるが、ムケロは反転してこれを切り返すとトーホールド、レッグロックからカンパーナ。
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代わったロリはナックル連発からロープに押し付け痛めつけると「ギロチン!」と断崖式ギロチンドロップ…と見せかけて「うっそー!」とロープを蹴り上げ。すかさずリング内に戻って顔面ドロップキックで追い討ちするとムケロとタッチ。
ムケロは見よう見まねでネックツイストを決めると胸板を踏みつける形でのリバースカーブスタンプ。更に足を4の字に固めた状態で左手首を極めるジャーベやロリと共に踏みつけたりして痛めつけていく。
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続くロリはカリートやDMPを挑発しながら河津落としやDDTを決めると、身に着けていたグローブを投げつけ更に挑発してからエルボードロップ連発。セコンド「反抗期か!」
代わったムケロは両手を広げてDMPを挑発するとDMPのエルボースマッシュを受け止めた上で打ち下ろす形でのエルボー。更に体重を浴びせかける形でランニングエルボーを叩き込むとコーナー上にセット。
ここでムケロは「ロリ、あれを使うわ!」と呼びかけるとロリも「え?宜しくってよ!」と呼応…ってガンバスターかよ(笑)
そして再び肩車してドッキングすると「フォウ〜!」と特攻し、上パーツのロリが打撃連打から合体の超高層式のスタナー。ってサイコガンダム側じゃなかったんかい。
ここぞとばかりにムケロはロリとのサンドイッチ式バックエルボー&ダブルブレーンバスターからラブバレーボムを予告するが、DMPは着地してこれを回避すると飛びつき式の変形フェイスクラッシャー。DMP、ようやくカリートとタッチ。
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まずはロリをエルボーで蹴散らしたカリートは返す刀でムケロに対しゴツゴツとしたエルボー連打からスピアー。更に串刺しラリアット、上野駅13番ホーム、長座の状態のムケロをぶっこ抜いてのラリアットとたたみ掛けるが、ムケロもこれを受けきるとラリアットをキャッチしてクイックのデスバレーボム。
ここで相手がロリに代わると後ろ手を組んで挑発しだすカリート。もちろんエルボーを打ち込まれれば殺人エルボーで倍返しにするが、ロリはこれを食らっても中指を立てて挑発し返すとエルボーを掻い潜ってスクールボーイ。更にドロップキックで追い討ちするとツイストオブフェイトを狙うが、これはカリートが切り返すと「大腸!」「ケア!」とアトミックドロップから大腸ハンマー!カリート、DMPに試合を託す。
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DMPはエルボースマッシュ、串刺しバックエルボーからカナディアンロッキーバスターを決めるが、カバーはムケロがカット。ムケロのスイートチンチンミュージックをキャッチして変形の引き込み式リバースDDTで追い払ったDMPは改めて追い込むべくロリにエルボースマッシュを放つが、これはロリがキャッチして逆さ押さえ込み。
DMPも負けじとフェイマサーでやり返すが追撃はロリが大外刈りで阻止すると、トドメのツイストオブフェイトこそは切り返されるもレフェリーの視線を逸らして急所蹴り。すかさず首固めで押さえ込み3カウント。
試合後、ロリはムケロと共に“ロリコンウェイポーズ”を決めて意気揚々とリングを後にした。


※当初は「ドクロキョウシロウ&ダイノベンヲ・モラス・ペイジvsクラッシャー・チンチン・ムケロ&ロリ・コンウェイ」の予定だったが、こちらもドクロキョウシロウの欠場によりカードが変更されることに。

この日デビューとなるDMPは柔道をバックボーンに持つ小柄な選手。半年の練習期間を必要とするNの中で異例の速さでデビューすることになったと言う期待の新人(学祭シーズン中に入門して約4ヶ月でデビュー)で、かなりのアメプロ好きらしく随所にアメプロムーブを盛り込んでいるのが特徴的。基礎もある程度出来ているようだし、動きも機敏だし、センスもありそうだし、これから先が楽しみな存在。

試合はそんなDMPが先輩たちから学プロ流の洗礼を受けると言う展開が中心に。時にはロリと小ネタ満載な連携を見せたり、時には先輩として胸を貸したりといつもとはまた違った側面をみせるムケロ&やたらと小憎たらしいファイトで試合を引っ掻き回すロリに翻弄されてしまうDMPだったが自力で一矢報いると、これを受けてカリートが挽回。
カリートの出番となると今度は1年のロリが標的となるが、こちらはこちらでカリートの殺人エルボーを食らっても気の強さとテクニックでやり返してみせると最後は混戦のなか急所攻撃からの丸め込みでDMPから勝利。

こちらもカード変更の影響かちょっと噛み合わないところもあったけど、そこは3年生たちが上手くフォローしてそれぞれロリ&DMPの良さを引き出していたなぁと。個人的にはこの後の出番も含め、妙に吹っ切れた感があったロリが非常に印象的でしたね。


第三試合:酒場からの因縁
〇ゲイボーイ・スミス[8:14 スクリューパイルドライバー]グレート・マラ×

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マラは元々は自身のコスチュームであったもの、いつしかNUWA三冠王者に代々受け継がれることとなった「殺」のガウンを再び身にまとい登場。
実況「尾崎〇のキチ〇イみたいですね」
解説「ニューバランスの靴がワンポイントですね」
対するレジェンドヒールレスラー“ゲイボーイ・スミス”も黒いガウンを着て登場。風貌からして嵐とか島田宏を彷彿させるものがあるような。裁くレフェリーはスミスの元タッグパートナーでもあった“山の手私鉄
無駄に念入りなレフェリーチェック、花束嬢による花束贈呈から試合開始。
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まずはスミスが握手を求めると見せ掛け、左膝目掛けて関節蹴り。執拗に左膝を蹴り続けたスミスはそのままレッグロックに捕らえるが、これはマラがロープエスケープ。
解説「どうにかニューバランスの靴を活かして返して欲しい」
ロックアップと見せかけて再び膝を蹴り飛ばしたスミスはトーホールドで絞り上げてからコーナーに押し込み、ロープに左足を絡めて痛めつける。これにはすぐにレフェリーが止めに入る…かと思いきや、レフェリーは抗議するセコンド陣を注意するばかりでこれを無視。
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群がるセコンドを一喝して追い払ったスミスは首投げからスリーパー。これを食らったマラは白目を剥いたり涎を垂らしたりするが、どうにか耐え続けるとロープエスケープ。ここでレフェリーがダウンカウントを数え始めるが、そのカウントはやや早め。
再び左膝を蹴ってダウンを奪ったスミスは足4の字固めに捕らえる…が、決まっているのは右足のような。マラはこれもどうにかロープエスケープしてみせるが、レフェリーはまたしてもセコンドに夢中でなかなかブレイクされず。
ようやく足を解いたスミスはマラを場外に連れ出すとマットを捲った上でツームストンパイルドライバー!すかさずレフェリーも場外に出ると、虫の息のマラを自らの手でリングに戻していく。
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リングに戻ったスミスはブレーンバスターを狙うが、これはマラが切り返して首固め。更にやっとの思いで重いスミスに逆さ押さえ込みを決める…がいずれもスローカウント。ならばと放ったジャンピングラリアットもスローカウントに阻まれカウント3ならず。
ここでマラはヘッドロックに捕らえるが、スミスは逆にバックドロップで投げ捨てるともろ肌脱いで半回転式のツームストンパイルドライバー。これが急角度で決まるとマラも返せず3カウント。
試合後、スミスは観客を威嚇しながら相棒と共に退場。


※BWAJrヘビー、BWAヘビー、インターヘビー、OBWAヘビーと数々のベルトを手にしてきたと言うBWAのレジェンドヒールレスラースミスと元NUWAJr王者のマラによるOBマッチ。

試合は大ベテランの執拗な足攻めとレフェリーぐるみの悪辣なファイトにマラが捕まってしまい、そのまま逃げ切れず一方的な展開で終わってしまうことに。
まぁ良く言えばレジェンドヒールがその本領を遺憾なく発揮した一戦…だったかなと。


第四試合:見よ!これが日本最高齢の学生プロレスラーだ
〇軍団ひとり[11:55(8:38くらい)ブレインバスター]バート・ライザー×

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この日も素顔で現れたひとり。お決まりのダンスもなく神妙な面持ちでリングインする…が、花束嬢がリングに上がるや否やうつ伏せになって覗き込んだり、花束を受け取るついでに抱きついたりとやりたい放題。
この試合も山の手私鉄がレフェリーを務めることとなるが、そんな山の手に対し実況が一言「業務連絡。大先輩の試合です。くれぐれも厳正なレフェリングをお願いします」
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まずは探り合いからロックアップで組み合う両者。これはバートがロープまで押し込むと更にロープに押し付けつつゆっくりとブレイク。二度目のロックアップはひとりがヘッドロックに移行するが、バートは膝で叩く感じでクラッチを切ってこれを脱出。
今度は手四つの体勢からバートがハンマーロックに移行するが、ひとりは無難にロープエスケープ。再び手四つの体勢から今度は力比べとなるが、これは意外にもバートが制しひとりがブリッジ。バート、反撃を避けたかひとりにブリッジをさせたままブレイク。
解説「見えない力が発動しましたね」
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三度手四つからハンマーロックに捕らえるひとり。対するバートは巧みにテイクダウンしてこれを逃れると首相撲の体勢に捕らえるが、ひとりもすぐにロープエスケープ。
四度目の手四つから自ら倒れ込んだひとりは下から揺さぶりを掛けて相手の出方を伺うが、バートは崩されず逆にがぶりの体勢へ。しかしこれもニアロープでブレイク。
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三度目のロックアップからバックを奪うひとり。バートは差し込んだ腕を使ってクラッチを切るとバックを奪い返し、更には股下から足を取りに来るひとりの両腕をとってダブルの腕投げからまごつきつつもヨーロピアンクラッチ。カウントは2。
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四度目のロックアップからヘッドロックに移行したバートはグイグイと絞り上げるが、これもひとりがロープに押し込みブレイク。ここでバートは猫騙しから懐に飛び込もうとするが、これまたニアロープで決まらず。
五度目のロックアップからひとりがフルネルソンに移行すれば、両腕と脚力を使ってクラッチを切ってフルネルソンでやり返すバート。ここでひとりは足を絡めつつバックを取り返すと胴絞め式のフルネルソン。しかしバートは両足でひとりの足首を極めてこれを脱出。バート、深追いせず自らブレイク。
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六度目のロックアップからヘッドロック、首投げ、袈裟固めと移行するバート。身体をバタつかせ何度も揺り動かしつつ絞り上げると一気にダブルアームスープレックス。すかさず押さえ込む…が、故意か偶然かロープに足が掛かっていてカウントならず。
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バートの隙を突いて低空バックドロップを決めたひとりはすかさずヨーロピアンサイドヘッドロックで捕獲。更に振り払おうとするバートの両腕をスカして再びサイドヘッドロックに捕らえなすと、河津落としから角度のキツいブレインバスター。そのまま押さえ込むと微妙なタイミングながらも3つ入って3カウント。

一方、バートはカウント3に気付かず、すぐにひとりに襲い掛かるが時既に遅し。釈然としない表情を見せながらもひとりと握手を交わし、リングを後にした。


※BWA創設メンバーであるバートと現在も各アマチュア団体で活躍を続けているNUWA出身のひとりによるOBマッチ。
ちなみに公式HPにあるバートの選手紹介の欄には「日本最高齢、日本最古の学生プロレスラー」とあるがその真偽のほどは不明。恐らくUWF関東学生プロレスのOB“コッペパン・ベイダー”も同じくらいのはずだがベイダーさんは「学プロレスラー」ではないもんな。

片や54歳、片や26歳と倍以上の年齢差がある両者。バートのファイトスタイルを知らなかったり、対戦相手が稀代のコミックレスラーひとりであるとあって勝手にコミック要素の強い試合になると思い込んでいたが、蓋を開けてみたら意外にもシリアスな展開となることに。

ブランクを感じさせるところも多々あったが(そもそも何時以来の試合かわからないが)それでも熟練のテクニックを駆使して濃密なチェーンレスリングを繰り広げるバート。最終的にはレフェリーの厳格すぎるカウントによりちょっと不透明な形で終わってしまったが、それでも試合巧者のひとりを相手にしながらキャリア35年ならではの老練な試合運びを見せることに。
もちろん相手が対応力の高いひとりだったからこその内容だったと思うが、何よりこれだけ濃密な試合をしておいて試合後に殆ど息が切れてなかったのが凄かったなぁと。

惜しむらくは実況解説がバートに何回もリクエストしていた“首で足をキュッってやる技”が出されず終いで、どんな技だったのかわからないままだったのが残念だったなと(笑)


@世界びっくり遅刻者人間コンテスト
×ロリ・コンウェイ[00:38くらい KO]えのき〇

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休憩明けに行われたNUWAの伝統(になったらしい)「遅刻者プレゼンツ世界びっくり遅刻者人間コンテスト」
今回の遅刻者はロリ・コンウェイ。リングにあがると袋入りの“えのき”と対峙させられ、そのまま試合に突入。

セコンドから激が飛ぶ中、えのきに掴みかかったロリは一気に袋を破り捨てると「えのきを一回で食ってやりますよ!」
しかし無理やり口に入れたものの生のまま食べられるはずもなく、そのまま試合は強制終了となることに。プーサン後藤やクラッシャー・チンチン・ムケロらがえのきの無残な姿に涙する中、黙々と後片付けをする現役生たち(笑)
解説「…まぁそうなりますよね。(ネオプラスの)佐藤社長もどん引きです」
実況「後で美味しくいただきます」
解説「上にお鍋セットしてますんで」
実況「…えのきじゃなくても良かったんじゃないですかね?」

ちなみにBWAでは遅刻したら“コンクリートの上で受身”だったらしい。なんならそっちも見たかったな。


第五試合:時間差バトルロイヤル
〇ギョウ虫力(9)[13:45 リキラリアット]アクメ将軍×(5)
退場順(括弧内は入場順):ロリ・コンウェイ(3)、プーサン後藤(2)、グレート・マラ(7)、ゲイボーイ・スミス(4)、軍団ひとり(1)、クラッシャー・チンチン・ムケロ(6)、馬並勃巳(8)、ダイノベンヲ・モラス・ペイジ(12)、カリート・カリビアンコム(10)、ネゲロ・カサス(11)、アクメ将軍(5)

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4人からスタートして適当なタイミングで選手が入場、最後まで勝ち残った選手が勝者となるかなりアバウトな時間差バトルロイヤル。
差し入れのメロンパンを食いながら現れた軍団ひとり、『いちごコンプリート』に乗って踊りながら現れたロリ・コンウェイ、プーサン後藤、ゲイボーイ・スミスから試合はスタート。

まずはロリ&後藤がスミスに襲い掛かろうとするが年功序列かはたまた威圧されたか身動きがとれず。ここでひとりも加勢して3人で襲い掛かるが、スミスはそんなひとりを強引に投げ捨て包囲網を脱出。そんな中、アクメ将軍がリングインするが相変わらずの貧相な体格ゆえか3人に寄ってたかってボコられるハメに。
ひとりに靴を脱がされ、放り投げられと完全にいじめられっ子状態のアクメ将軍を助けるべく続いてクラッシャー・チンチン・ムケロがリングに飛び込む…が、案の定こちらも袋叩きに。一方、現役の高校教師であるはずのスミスは止めに入るどころか逆に嗾けそれを傍観。
実況「これが今の教育の現場ですか!?」
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そんなスミスがバトルロイヤル定番の数珠繋ぎヘッドロックすらも参加せずひたすら傍観し続ける中、後藤がロリにいきなりクリストファー・ロビンを叩き込み3カウント。
グレート・マラが入場する一方でとりあえずエルボー合戦で場を繋ぐムケロと後藤。ムケロのブレーンバスターを首固めで切り返した後藤はフェイスロックに捕らえるが、これは続いて入場してきた馬並勃巳がカット。ムケロ、逆に後藤を押さえ込んで3カウント。
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ムケロと馬並の蹴り合いを傍観するその他大勢。ムケロがダイヤモンドヘッドロックなる技を極める中、一方では思い出したかのようにマラの左膝を蹴り飛ばすスミス。
ここでビックマッチバージョンの『爆勝宣言』のイントロから『パワーホール』と言う意味不明なリミックス曲で現れたのがOBのギョウ虫力。しかしこちらもこちらで試合に加わらず、アクメ将軍&ムケロ&馬並の手六つを傍観。
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そんな中、ストリートファイト仕様で現れたのがカリート・カリビアンコム。奇しくもマラと同じジーパン姿だが当然仲間意識がある訳もなく、足4の字固めに捕らえられているマラを押さえ込んで3カウント。更に返す刀で足4の字を仕掛けているスミスも押さえ込んで3カウント。
ムケロがアクメ将軍に逆片エビ固めやカンパーナ(未遂)を仕掛ける一方で、これまで傍観を決め込んでいたのにいきなりTシャツを脱ぎ出すひとり。そしてムケロのセットと共に意気揚々とリングインする…が、ロープに足を引っ掛け転倒。そのままカリートに押さえ込まれ3カウント(笑)
続いて元BWAヘビー&AVWAヘビー&NWAヘビー&NWAタッグ王者のネゲロ・カサスが入場する中、ムケロのブレーンバスターをアクメ将軍が首固めで切り返し3カウント。
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カリートがアクメ将軍を強烈なボディスラムで叩きつける中、ここで最終入場者のダイノベンヲ・モラス・ペイジが入場すると全員がお見合い状態に。
「グダグダだぞ!」「動け!」と野次が飛ぶ中、こう着状態が続くリング内。ここでいきなりDMPが馬並をスクールボーイで丸め込むとこれが決まって3カウント。DMP、デビューしたその日に初白星をゲット。

残り人数が僅かになったところでギョウ虫&ネゲロを抱き込むカリート。ネゲロが荒々しいボディスラムでDMPを投げ捨てるとカリートと共に押さえ込んで3カウント。カリートは更に味方であるはずのネゲロもスクールボーイで押さえ込むがカウントは2。ネゲロ、逆にカリートに逆さ押さえ込みを決めて3カウント。

残ったのはギョウ虫、ネゲロ、アクメ将軍。ここでギョウ虫は「ここしか出番ないんだから」とネゲロに共闘を持ちかけると、同じくここしか出番のないアクメ将軍に集中攻撃。そんな中、柔らかいことで有名な“い〇はす”のペットボトルで殴打したネゲロは背中にペットボトルを隠したままブレーンバスター!固いキャップ部分で大ダメージを負ったか悶絶していると、その隙にギョウ虫が押さえ込んで3カウント。実況「ご利用は計画的に!」
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残り2人となったからか、唐突にロックアップで組み合う両者。ギョウ虫の串刺し攻撃を両足を上げて股の部分で迎撃(?)したアクメ将軍はDDTからバズソーキックを仕掛ける…が、どこをどう間違ったかこれが当たらず逆に自身がダメージを負うハメに。
これで勝手に流れが転がり込んできたギョウ虫は荒っぽいボディスラムからリキラリアットを叩き込むが、これはニアロープでカウント3ならず。ならばともう一発ぶん殴るかのようなリキラリアットで追い討ちするとアクメ将軍も返せず3カウント。これにより最後まで残ったギョウ虫力がバトルロイヤルの勝者となることに。

いやはやここまでgdgdなバトルロイヤルはじめて見たわ(笑)


セミファイナル:ドキッ!アラサーだらけの男子会
ランバージャック&テントハリゾー&〇フェチロー[18:28 一騎当千]スペルマ・デルツィン&ゲリー・ザ・キッド×&鬼畜コレクションAF

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6人の中で最高齢となるランバーは“ももいろクローバーZ”の『Chai Maxx』を口ずさみながら『ワンピース』の“トラファルガー・ロー”のコスプレ姿で登場。ちなみにリングサイドではランバー&フェチローと同じくモノノフである軍団ひとりが『Chai Maxx』に合わせて踊りまくり(笑)
両軍揃うとゲリーが神妙な面持ちから一転、にこやかな笑みを浮かべつつマイクを持つ。
ゲリー「みなさまいつも大変お世話になっております〜。我々“汁ヴァギナファミリー”と申します。以後宜しくお願いいたします〜。やっぱり我々社会人と言うことでね礼儀をしっかりしておかないとね。

と言う訳なんですけども…なんなんですか今日の試合は?余りもんでしょそっち。だってデブとデブとデブじゃん。ハリゾーさんあんた10キロぐらい太ったんでしょ?大体いい歳こいてももクロ大好きなんでしょ、ランバーさん?」
ランバー「(食い気味に)はい大好きです!」
ゲリー「フェチロー、悪いこと言わないからこのTwitter廃人とアイドル大好きのおっさんと一緒にやんないで俺らと一緒にやろうよ」
フェチロー「いや自分もももクロ好きなんで」
ゲリー「俺らと一緒に朝活しようぜ。営業と合コン要員とブラック企業がいるから大丈夫、大丈夫。悪いこと言わないから俺らのところおいでよ」
フェチロー「いやいいですよ。ももクロ大好きなんで」
ゲリー「こんなに言ってもダメですか?いらない?あっそう、君も社会人で大変だね。そんなんやってると。長いものには巻かれなきゃダメっすよ。そんな太ったさ、Twitterで出…(以下自主規制)
そしていい歳こいてワンピースのコスプレしてる人?お前らとなんて一緒にいたら絶対ダメになるからな、わかってんだろ」
これを聞いたランバーがゲリーに襲い掛かり試合開始。
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他の面々が場外戦を繰り広げる中、リング内に残ったのはハリゾーと鬼畜。リストロックに捕らえられた鬼畜はロープを掴んでのバック宙でこれを切り返すが、続く走りこんでの攻撃はハリゾーが逆水平チョップで迎撃。すかさずハイアングルのボディスラムで追い討ちするとランバーとタッチ。
ランバーのハンマーパンチ、カウンターのバックエルボーに続き、カウンターのチョップ、WARRIORSアピールからチンロックに捕らえるフェチロー。しかし続く串刺し攻撃は鬼畜がロープを飛び越えてかわすとロープ越しのハイキック。ここからフェチローが捕まる展開に。
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ゲリーはアームホイップ、首投げからサッカーボールキック…と見せかけフェチローの頭上を飛び越えた上でビンタ。更にサッカーボールキックからなにやら叫びつつダブルニードロップを決めるが、これはマウスピースをつけていた為に聞き取れず。
続くデルツィンがチョップを放つとフェチローは「そんなもんか!?」と煽りつつ自慢の逆水平チョップでやり返す…が、地味に効いていたようでデルツィンと共に胸を押さえて痛がるフェチロー。そんなこんなで打撃戦を制したデルツィンはボディスラムを決めると鬼畜とタッチし2人掛かりで踏みつける。
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両腕を固めるジャーベで痛めつけられるも、続く串刺し攻撃をかわしたフェチローは強烈な逆水平チョップから片足ドロップキック。しかしタッチはゲリーが阻止してしまうとフェチローは再びローンバトルを強いられることに。一方、実況解説に「Tバックが気になりますね」「股間に靴下詰めてますか?」と言われるたびにグイグイとタイツを食い込ませるデルツィン(笑)
鬼畜&デルツィンの合体フェイスクラッシャー、3人掛かりでのトリプルドロップキックと攻め込まれるフェチローだったが、ゲリーの追撃をロープスタンガンからのネックブリーカーで、デルツィンを逆水平チョップで、鬼畜を延髄蹴りで片っ端から蹴散らしてみせるとようやくランバーとタッチ。
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ランバーはレッグラリアートで鬼畜を吹っ飛ばすと、続くダブルラリアットこそはガードされるもデルツィン&ゲリーのダブルブレーンバスターを1人で投げ返すことに成功。勢いに乗るランバーはボディスラム、クイックのギロチンドロップから「J・A・C・K・ランバージャック!」とお決まり(らしい)のギロチンドロップを狙うが、これは溜め過ぎたかあっさりかわされ失敗。それでもカウンターのケブラドーラコンヒーロでゲリーの動きを止めると、もう一回…かと思いきやそのままハリゾーにタッチ。
ハリゾーはビックブーツ、スリーアミーゴスからホーン・オブ・エイリースに捕らえるが、ゲリーはこれを耐え切ると追撃を切り返してフィッシャーマンズスープレック、背中へのスライディングキックの連続攻撃。
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代わったデルツィンが串刺しダブルニーアタック、串刺しラリアット、トップロープ619とたたみ掛けると、続く鬼畜も顔面踏みつけ式フェイマサーから一度は失敗するもスワンダイブ式スワントーンボム。押さえ込むがカウントは2。
鬼畜は続けてトラースキックを狙うが、ハリゾーはこれをキャッチしてRKOを決めるとランバーとタッチ。
ランバーはダブルアーム式バックブリーカー、ダイビングニードロップ、ファイナル・メダカット(リバースファイナルカット)から一気にジェットプール。実況解説から失敗したギロチンドロップを催促されるもそれを無視して更にもう一度ジェットプールを狙うランバーだったが、これは鬼畜がウラカンラナで切り返すとターンバックルコンプリートショットからゲリーにタッチ。
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ゲリーがデルフィン式のスイングDDTからエプロンに投げ出すとデルツィン&鬼畜がサンドイッチドロップキック。これを受けてゲリーがトドメを狙うべくロープに走るが、これはランバーがラリアットで迎撃すると垂直落下式ブレーンバスター。ランバー、フェチローに試合を託す。
フェチローはダブルチョップ、串刺しチョップ、ターンバックルへのカニバサミ、延髄へのニーアタックから抱え込み式のバックドロップ。更に変則的な丸め込み2連発でたたみ掛けるがいずれもカウント3ならず。ならばとトゥインクルスターロックでギブアップを迫るがこれはデルツィンらがカット。
ここでランバーらもリングインすると「頑張っChai Maxx!」と無理やり観客を煽りつつ、ハリゾー&フェチローが2人掛かりで担ぎ上げたゲリー目掛けてぶち噛まし。それを受けてフェチローが変形のサンダーファイヤーで追い討ちするがこれもカウント2。
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ここで鬼畜が割って入りスリングブレイドを決めると、ハリゾーのエンジェルウィング、デルツィンのシャイニングウィザード、ランバーのモリスボトム、ゲリーのスクリューハイキックと目まぐるしく攻守が入れ替わるリング内。
この攻防によりフェチローを孤立させた汁ヴァギナファミリーは鬼畜のスワントーンボム、デルツィンのファイブスターフロッグスプラッシュからゲリーが押さえ込むがこれもランバーらがカット。これにより逆にチャンスを掴んだフェチローはこの隙にラリアットを叩き込むとフィニッシュの一騎当千。これが決まるとゲリーも返せず3カウント。
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試合後、ランバー&フェチローはハリゾーを巻き込んで『Chai Maxx』を踊ると意気揚々とリングを後にした。


※NUWAの名物ユニットだった“汁ヴァギナファミリー”と、ももクロ好きのランバー&フェチロー+ハリゾーによる6人タッグマッチ。ちなみにランバーは02年、デルツィン&ゲリーは06年、ハリゾーは07年、鬼畜は08年、フェチローは09年デビューと6人とも比較的近い世代。

大半が久々の試合とあってかブランクを感じさせるシーンや噛み合わないシーンもあったが、そこはそれぞれタイトルホルダーであったり今回参戦したOBの中でも現役に近い世代とあって経験や勢い、身体能力の高さでカバー。去年引退したばかりのフェチロー&「某雪国の団体で練習生をやっているらしい」ゲリーを軸とした攻防から6人入り乱れてのハイスポットを経て、最後はフェチローがゲリーから一騎当千で勝利。

6人中5人の現役当時を見ていた自分としては懐かしさを感じる一戦であり、同時にそれぞれが久々の試合を満喫しているように見えたのが強く印象的に残った一戦だったなと。
あと個人的にはデルツィンを「靴下」、ハリゾーを「わかめちゃん」、フェチローを「大原はじめ」と呼び続けた実況解説が凄いツボでした(笑)


メインイベント:NUWA三冠ヘビー級選手権試合
〇NONKE論外(日大法3)[17:11 ジャーマンスープレックスホールド]オナホ・ハズシタ×(日大文理3)

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オナホは関本大介、NONKEは伊東竜二のテーマ曲で入場。恐らくOBの方と思われる人のコールから試合開始。そういやこの興行全体通してそうだったけど、選手及び関係者の紹介が一部を除いて殆どなかったな。
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一度目のロックアップはNONKEが一気にロープまで押し込みクリーンブレイク。二度目のロックアップもNONKEがロープまで押し込むが、これはオナホが体を入れ替え縦チョップ。続く手四つの力比べもNONKEが優位となるが、オナホはガットショットでこれを逃れるとリストロックから足を刈ってテイクダウンしレッグロック。
対するNONKEは胸板を蹴ってこれを切り返すとレッグロック、ダブルレッグロックからヘッドロックに捕らえるが、オナホはこれをロープに振って逃れるとショルダータックル。ロープバウンドを活かして勢いをつけたオナホは見事タックル合戦を制して見せるが、続くボディスラムはNONKEが堪えて逆にボディスラム。
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逆水平チョップ、串刺しボディアタック2連発、首投げ、セントーンからロープを背にしつつWARスペシャルに捕らえるNONKE。これを逃げられても続くチョップ合戦も制すると、今度はリング中央で逆エビ固め。オナホ、プッシュアップしつつどうにかロープエスケープ。
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続くNONKEのブレーンバスターを投げ返して見せたオナホはドロップキックで場外に蹴落とすとトペコンヒーロ!そのまま場外戦に行かず、すぐにリングに戻すとオカダ式のスライディングキック、串刺し式のポンプキックからNONKEの反撃を蹴りで阻止してのラリアット。これをキックアウトされてもクロスアーム式のスリーパーで動きを封じるが、NONKEはジリジリとロープににじり寄りエスケープ。
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オナホは更にポンプキックを連発してたたみ掛けるが、NONKEは倒れず受け止めてみせると蹴り足をキャッチしてチョークスラム。しかしオナホはこれを着地して回避してみせると背中へのドロップキックから巨体のNONKE相手に完璧な形でヘビーレイン!だがNONKEもこれをすぐにキックアウトしてみせると引きずり起こそうとするオナホに対しチョークスラム!
この一発で流れを変えたNONKEはアバランシュスラムからどっかり腰を落としてのサソリ固め。オナホはこれもどうにかエスケープに成功。
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続くパワーボムをオナホが堪えるとここからエルボー合戦へ。更にショートレンジラリアットの打ち合いとなるが、ここでオナホがNONKEのラリアットをキャッチしてみせるとそのままファイヤーマンズキャリーで担ぎ上げスパインバスター!カウントは2。
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オナホは更にアングルスラムからレインメーカーを狙うが、これはNONKEがバックを取り返すと強烈なバックドロップ!すかさず豪快なパワーボムでマットに叩きつけるが、こちらもカウント3ならず。
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ここぞとばかりにNONKEはぶっこ抜きジャーマンを狙うが、オナホは必死にこれを堪えるとバックを取り返してリバースネックブリーカー!すかさず渾身のレインメーカーで追い討ちするがこれもカウント2止まり。
ここを勝機と見たオナホは東京ピンプスを狙うべく担ぎ上げるがあまりにも重すぎて持ち上げきれず。ならばと途中の状態から前面に浴びせ倒すフェイスクラッシャーに切り替えるがこれでも決まらず。
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オナホ、今度はクロスアーム式の東京ピンプスを狙うが、NONKEはこれをリバースプレスで切り返すと走りこんでのラリアット。これをキックアウトされても左右のショートレンジラリアットから再び走りこんでのラリアットをぶち込むがこれはニアロープでカウントならず。
NONKEが強引に引きずり起こそうとすると張り手で振り払うオナホ。ここから張り手合戦となるとオナホがこれでもかと張りまくる…が、NONKEはこれを掻い潜ってバックを取ると一気にジャーマンスープレックスホールド。オナホ、これを意地でクリアーしてみせるが、NONKEは更に豪快なぶっこ抜きジャーマンで追い討ち!これが決まるとさすがにオナホも返せず3カウント。
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試合後、鬼気迫る表情から一変、爽やかな笑顔を見せるNONKE。
NONKE「オナホ、お前大したもんだねぇ。お前まだ2年生だろ?俺は今日ここでお前とこれっきりにするつもりはないから、また強くなってまた掛かってきてくれよな。今日はありがとう」
オナホ「NONKEさん、マジ強いっす。来年4年生っすよね?絶対もう一回やって、ぶっ殺してやりますよ!」
NONKE「望むところです。楽しみにしてるよ。

改めまして今日こんな沢山ご来場いただきありがとうございます!我々現役があるのも、こうして学生プロレスやってられるのは創始者のバート・ライザーはじめOBの皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。
これからもっともっとNUWA面白くしていきますんで宜しくお願いします!」
最後は「1、2、3、ダー!」で締めて興行は無事終了となりました。


※BWA&NUWAの記念興行のメインを飾るのは現役同士によるNUWA三冠ヘビー級選手権試合。学プロ界きってのパワーファイターNONKEに同じくパワーファイター系であるNのエース候補オナホが挑む。

重量級ならではの圧殺技や絞め技に苦しめられるもドロップキックやトペコンヒーロでペースチェンジしてみせたオナホ。序盤は緊張していた感があったが中盤以降は吹っ切れたか持ち前のパワーを駆使して重量級のNONKEを見事に投げきってみせる…が、投げたら投げたでその重さが故に大幅にスタミナをロスしてしまうことに。もちろん対するNONKEも投げられればその体重が仇となるが、こちらは業界屈指の頑丈さを誇るとあってかそのダメージを微塵も感じさせず。
攻めても攻めても目の前に立ちはだかるNONKEに対しオナホも諦めず立ち向かい続けるが、それでもNONKEを上回るまでには至らず最後はラリアット2発、ジャーマン2発の前に轟沈。

NUWAの特色の一つである“泥臭さ”を感じさせる熱戦でありタフマッチでしたが、その中でもやはりオナホの猛攻をしっかり受けきった上でねじ伏せて見せたNONKEの化け物っぷりが際立った一戦だったなと。


興行時間は2時間15分。
急なカード変更やOB勢のブランクの影響かgdgdなところがあったり、かと思えばメインで肉弾相打つ熱戦が繰り広げられたりと全部ひっくるめてNらしさや学プロらしさが詰まった周年記念に相応しい興行だったなと。
興行終了後、メインを務めた両選手を含めみんなが満足そうな表情を見せていたのが印象的でしたね。

ちなみにこの特別興行、今回のみで終わらせず今後も定期的に開催していく予定なんだとか。なお次回は諸般の事情で秋頃とのこと。その時にはこの日参戦出来なかった選手たちにも是非参戦して欲しいですね。



【おまけ】
メインの実況解説があまりにも投げやりな感じで面白かったので以下に抜粋。
カリート「(オナホ)自慢の大胸筋が汚れてますよ」
苫小牧「墨でも塗ってるんじゃないですか。ご利益でもあるんじゃないですか?」

苫小牧「何で(オナホの)コスチュームに三つ葉のマークが入ってるんですかね?」
カリート「なんか…家紋じゃないっすか?」

苫小牧「(オナホの足攻めに)大変なことになるんじゃないですかね?」
カリート「大変なことにしたいんじゃないですかね」

このやり取りをメインでやっちゃうところがある意味凄いな(笑)

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