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00年代の学プロOBを中心とする自主興行“ドタバタハートフルコメディ”COWPERの新年一発目の興行。前日の大雪の影響からか観衆は50名くらいに留まることに。
写真は恐らくCOWPER初だと思われる対戦カード表。

※ちなみに11月末から1月に掛けての観戦記は合間合間で書いていくことにします。

@オープニング

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いつもなら池野“ハゲ”めだかGM代行による挨拶が行われるのだが、この日は不在とのことでレフェリーの春n番が登場し池野GM代行の手紙を代読。
なんでも次回3月16日BumB東京スポーツ文化館で開催されるCOWPERは初のハウスショーとして行うとのことで、それに関するアイデアを公募するんだとか。

するとここで『MISSION BLOW』に乗ってなぜかリング下から現れたのが永田乳児。その枠でニュージヤパンをやりたいと懇願するが、対する春は「決定権がない」とのことでこれを拒否。しかし怒った永田が「やらせろ!!」と白目風腕固めに捕らえると春もたまらずこの要求を受諾。「永田乳児は人気が翳ってるからやりたくないけど…」とグチりつつも池野GM代行にニュージヤパン開催決定を伝えることを約束。
最後は「腕が折れた」と言いつつも第一試合を裁こうとする春n番に大声援が送られオープニング終了。
「なんだこれ」


第一試合:〇スゴイよ!!マラルさん(SWS-OB)&尾谷ともひろ(SWS-OB)[12:26 ケツ毛ドライバー]サカイ×(nkw/SWS-OB)&佐々木ゆずる(常陸)

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この日のマラルさんはモンハン仕様の装備は無し。対するサカイは夏のnkwの時と同様レインコートを着て登場。そのパートナーを務める佐々木はいつものようにCOMPLEXの『BE MY BABY』に乗って踊りながら現れると、会場に来ていたタイガー・ベットシーンを意識してかベッシンポーズを決めたり、コーナーに登っていきなり「勇者!」と叫んだり。その一方でマラルさんと尾谷が揉めているのを見た実況の軍団ひとりは一言「…やりたい放題ですね」
裁くレフェリーは春。
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先発はサカイとマラルさん。一度目、二度目のロックアップ共にマラルさんがロープに押し込むが、二度目はサカイが体を入れ替えると張り手。これに対しマラルさんがサカイの胸を突き飛ばして抗議するとその場に蹲ってしまうサカイ。レフェリーに「ファール」を言い渡されたマラルさんが慌てふためくと、その隙にサカイがスクールボーイで丸め込むがカウントは2。サカイ、マラルさん共にドロップキックをかわし合うと両者ブレイク。

両者代わって佐々木と尾谷。ひとり「佐々木ゆずるvsバンジー高田ですか?」
何度も「尾谷〜!」と叫ぶ佐々木に思わず動きが止まってしまう尾谷。その隙に佐々木が懐に飛び込むが、尾谷は慌てずすぐにロープエスケープ。なおも尾谷の名を叫び続ける佐々木に対し「やりづれぇよ!」と言いつつも手四つの力比べを挑む尾谷。これは佐々木がロープまで押し込むとクリーンブレイクと見せかけドロップキックを放つが、追撃は尾谷がキッチンシンクで切り返すと背中へのもみじチョップ。尾谷「マジやりづれぇ!」
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代わったマラルさんはサイストンピング、トーホールド、レッグブリーカーと左足を攻めるが、対する佐々木は蹴り足をキャッチしてドラゴンスクリューを決めると急角度のバックドロップ!角度的に見ると着地させるつもりだったんだろうけどマラルさんはモロに食らってしまう形に。
続くサカイはスライディングの足払い、ロープパラダイスからドロップキックを決めると無理に場外戦を挑まずリングに戻して佐々木とタッチ。
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佐々木は串刺しミドルキックから吉川晃司、布袋寅泰、ヒムロックの連続攻撃。更にそこからジャーマンCOMPLEX(ぶっこ抜きジャーマン)を決める…が自ら頭を痛打するやら、腰を痛めてしまうやら。佐々木、ほうほうのていでサカイとタッチ。
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サカイは左右のビンタからいきなりグーパンチで殴り掛かるが、続く攻撃はお見合い状態に。それでもサカイの優位は変わらずチョップで動きを止めるとアトミックドロップ。この一撃で痔持ちのマラルさんはケツから大量出血!
それでもサカイのジョンウーを阻止したマラルさんは必殺のケツ毛ドライバーを狙うが、これは足を踏まれて未遂に。ならばとジョンウーを変則的なフライングクロスチョップで迎撃する…が、落下の際にマラルさんの膝がサカイの顔面にクリーンヒット!
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続く尾谷は串刺しボディアタック、エアプレーンスピンからスピアーを狙うが、これはサカイがリープフロッグで鮮やかにかわすと改めてジョンウー。サカイ、佐々木とタッチ。
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なおも「尾谷〜!」と叫び続ける佐々木に対し「お前なんなんだよ!」とチョップを打ち込む尾谷。打撃戦から佐々木がハイキックを叩き込めば尾谷もショートレンジラリアットで応戦。しかし続く串刺し攻撃は佐々木がかわすと三角蹴りを決める…が、これまた顔面から落下してしまい大ダメージ。
ここで両者代わってサカイとマラルさん。ロープに足を引っ掛け転倒するマラルさんにサカイが襲い掛かるが、マラルさんはそんなサカイの串刺し攻撃をカトクンリー風ロープワークでかわすと続くステップ延髄蹴りもかわしてハーフスラム。だがこれは足元フラフラ状態で最終的には自ら潰れてしまうことに。
この隙にサカイはボディパンチから打点の高いドロップキックを叩き込むが、カバーは尾谷がカット。これで逆にチャンスを掴んだマラルさんはサカイのラリアットをキャッチすると鮮血に染まった尻を押し付けるかのようにケツ毛ドライバー。色々丸見えになりながらもこれが決まるとサカイも返せず3カウント。


※SWSのOBであり(当時のリングネームはガリリンソーロー)現在はnkwの所属であるサカイがCOWPERに初参戦。当初は同い年で一年先輩のマラルさんとのシングルの予定だったが、クリウの欠場によりタッグマッチに変更。最近参戦していると言う常陸プロレスの佐々木をタッグを組み、マラルさん&サカイと同じく元SWSであり現nkwの尾谷と対戦。

切れ味鋭いドロップキックや唐突に発動する荒っぽさなどは相変わらずのサカイだが、さすがに試合勘は戻りきっていない模様。対するマラルさんもまだ復帰して数試合、パートナーの佐々木も急に決まったカードとあってか空回り気味だったり噛み合わなかったりで、そのせいなのか妙に事故が多発。
負の連鎖が続く中、更に痔持ちのマラルさんのケツが大爆発してしまうが、どうにか持ちこたえると最後はケツ毛ドライバー一発で逆転勝利。

久々にサカイの試合が見られたのは嬉しかったけど、ちょっと事故が多かっただけに同一カードであれ別のカードであれもう一度COWPERのリングに上がって欲しいなぁ。何はともあれ4人とも大きな怪我がなくて本当に良かった(痔の悪化は除く)


第二試合:〇吸いカップ健遅漏(UWF-OB)&菊・門タロー(スーパーオリジナル/SWS-OB)[15:25 バックドロップ]サム“Pantey”ウィリアムス契ぁSWS-OB)&マジキチ3P×(SWS-OB)

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先入場の勇者パーティはこの日カメラマン担当だった左曲がり翔太郎も含めて決めポーズ。対する健遅漏&菊門組はいつもあっという間に入場してしまう健遅漏よりも先に菊門がリングイン。相変わらずの凸凹コンビかと思いきや、菊門のハイタッチに素直に応じる健遅漏…一体何があったんだ?
裁くレフェリーはスキンズ岡田。
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先発は菊門とウィリアムス(以下勇者)。いきなりレフェリーを弄ったかと思えば「羽生(結弦)!」とその場で回り出したりと相変わらずフリーダムな菊門。
ひとり「思いつきはやめてください」
更に執拗に胴タックルを狙い続けると、キャッチして堪える勇者を巧みに腕ひしぎ逆十字固め。右腕から左腕にシフトして絞め上げるがこれは勇者がロープエスケープ。
ここで実況解説が勇者のことに触れると菊門「どこが勇者なんだよ!普通にプロレスしてるじゃねぇか!どこが勇者なのか教えてくれよ!」と挑発。これを受けて勇者がドヤ顔で伝説の剣を光らせると、対する菊門もレフェリーを経由して剣を借り、二度三度光らせた上で斬り掛かる…が、勇者はいとも容易くキャッチ。しかしこの際に剣がポッキリ折れてしまうアクシデントが発生!(笑)
ウィリアムス、呆然としたままマジキチとタッチ。
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マジキチのワンハンドボディスラム、頭部へのニードロップから再び勇者に戻るといきなりバズソーキック一閃!怒りに任せて殴りまくった勇者は一気に勇者ープシューターを狙うが、これは菊門が丸め込んで回避。ならばと勇者は菊門の蹴り足をキャッチするともう一度勇者ープシューターを狙うが、これも堪えられるとマジキチを呼び込んでシーソーホイップ+鳩尾へのトラースキックの合体攻撃。
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代わったマジキチがショルダースルーで投げ飛ばすと菊門は「Too Eazy!」MONSTER EXPRESSの真似。
解説の春、きちんと説明した上で一言「なんでここでやったのかわかりませんけど」
マジキチはそんなことはお構い無しにヘッドロックやチンロックで痛めつけると得意の3Pフィッシング。釣り上げた菊門を抱え上げたマジキチは「こりゃ大量だ!」と喜ぶがそのまま押し潰されてしまうことに。菊門、ドロップキックから健遅漏とタッチ。
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健遅漏は強烈なチョップからロープスルーを狙うが、マジキチはこれをキッチンシンクで切り返すと河津落としから健遅漏にも3Pフィッシング。しかし健遅漏はこれを無視して引っ叩くと問答無用のダブルフットスタンプ。
代わった菊門は突っ張り電車道から「ケンタコバシ!」と串刺しマシンガンチョップ。更にずずんを決めるがカバーは勇者がカット。
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ここで健遅漏もリングインすると健遅漏&菊門の連続トラースキック→菊門のくるりんぱ→健遅漏が途中でキャッチしてコーナーへの叩き付け→コーナー上のウィリアムス目掛けて菊門がドロップキックと見事な連続攻撃。勢いに乗る菊門は返す刀でマジキチに串刺しフロントハイキックを狙うが、これはマジキチがかわすと河津落としから背面式のダイビングエルボードロップ。だがこちらも菊門がかわすと串刺しフロントハイキックから「いっちゃうぞバカ野郎!」とアピール…しつつ、普通に健遅漏とタッチ。春「お前小島バカにしてるだろ」
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健遅漏が串刺し式のチョップを放てば負けじとチョップでやり返すマジキチ。更に「1、2、3P!」とエルボーを連発したマジキチは丸藤式のロープワークでかく乱するとココナッツクラッシュからトラースキック。
代わった勇者は健遅漏&菊門をラリアットやドロップキックで蹴散らすと菊門を踏み台にして健遅漏にスクリューDDT。更にコルバタからのストローク、Dream Of Loveからラリアットをキャッチしてのトルネードクラッチ風横十字固めとたたみ掛けるがカウントは2。
健遅漏のブレーンバスターを膝蹴りで、パワーボムをウラカンラナで切り替えしてみせる勇者だったが、健遅漏も負けじと小股掬い式のバックドロップで応戦。
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両者代わって菊門vsマジキチ。ショルダータックルで吹っ飛ばされる度にヘッドスプリングで起き上がってみせた菊門はチョップ&地獄突きの連続攻撃。続くハイキックはマジキチにキャッチされバックドロップホールドを食らうもカウント1でキックアウトしてみせた菊門は自称「覚醒した飯伏」式のストレート掌打連発。春「飯伏をバカにしてます!」
マジキチも突っ張りでやり返すが、菊門はカウンターのラリアットでマジキチを吹っ飛ばすと健遅漏に後を託す。
健遅漏は強烈なパントキックからラリアットを狙うが、これはマジキチがキャッチして裏投げ。健遅漏もトルネードクラッチでやり返すとここから丸め込み合戦となるが、これは健遅漏が途中で逆エビ固めにシフト。しかしマジキチはこれも切り返すとオースイスープレックスからそのままキャトルミューティレーションに移行。レフェリー、思わずカウントを数えてしまうが当然両肩が付いていないのでカウントは無効。その間に菊門がドラゴンリングインからこれをカット。
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ここで勇者もリングインすると菊門はリバースタイガードライバーで分断を試みるが、勇者はこれを着地して回避すると逆にカナディアンデストロイヤー!
ここぞとばかりに勇者は無理やり繋ぎ合わせた剣を光らせた上で菊門に斬りかかるが、これは健遅漏が割って入りバックドロップ。だが勇者はこれも着地して回避すると突っ込んできた健遅漏をカウンターで一刀両断!
千載一遇のチャンスを得たマジキチは「勇者、翔ちゃん、コロッケおじさん、みんな俺に力を!」と力を集めると健遅漏相手に再び3Pフィッシング。これが見事に決まると引き寄せられた健遅漏を捕まえリバーススタナー。しかしカウントは2。
ならばとマジキチはプロペシアドライバーで追い討ちを狙うが、これは菊門がトラースキックでカット。これを受けて健遅漏が投げっぱなしジャーマン、PK、バックドロップとたたみ掛けるとマジキチも返せず3カウント。
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試合後、いつものようにさっさと帰ろうとする健遅漏を呼び止めた菊門は熱い抱擁…ってキスまでしていたように見えたが気のせいか?(背中越しだったので確認できず)
一方、リングに残された勇者パーティは連敗続きで意気消沈。
勇者「剣が折れてしまった…なんと言うことだ。

ヤバイぞ勇者軍。俺ら勇者軍結成したけど全然勝ててねぇ。勝った時に限って相手死んでるしな」
「殺すか負けるかって凄いですね」
勇者「2014年一発目、勇者軍増員だ!」
「勝てないからって人数増やすって安易な考えですね」
勇者「この後ずっと勧誘してやるからな。さぁ頑張ろうね勧誘!」
勇者は満面の笑みを浮かべながら翔太郎&マジキチを励ますと意気揚々と退場。
ひとり「このあとセミナーとかに連れてかれるんでしょうか」


※昨年末に行われた池野レスリンググランプリ(通称IWGP)タッグトーナメントの優勝チームと勇者パーティによるタッグマッチ。

開始早々菊門の悪ふざけに巻き込まれ、自らの手で剣を折ってしまうこととなった勇者。その腹いせとばかりにマジキチと共に菊門を袋叩きにするが、菊門から健遅漏に代わると今度はマジキチが狙われてしまうことに。
定番の3Pフィッシングは菊門には効いても健遅漏には効かず逆に火に油を注ぐ形となり、結果健遅漏の厳しい攻めに晒されることとなるマジキチ。頼みの綱である勇者もここ最近では一番かもしれないキレのある動きで健遅漏相手に一進一退の攻防を繰り広げるが形勢逆転とまでは至らず、逆に健&菊の予想外の好連携により分断されてしまうことに。
それでもマジキチは菊門の悪ふざけに付き合いつつ健遅漏と真っ向勝負を繰り広げると丸め込み合戦からあわやと言うシーンを作り出し、更には勇者のアシストから3Pフィッシングも決めてみせるがそれでも3カウントは奪えず。逆にこれで勝機を逃してしまうと菊門のアシストを得た健遅漏が一気にたたみ掛け勝利。

ただでさえ個々でも強いのにタッグチームとしても出来上がりつつある健&菊がその強さを見せ付けた一戦でしたが、そんな2人を差し置いて主役に躍り出たのは両極端な実力者どちらにも対応してみせると言うふり幅の広さと巧さを見せたマジキチだったなと。

それにしても健遅漏と菊門が打ち解けるまで予想以上に早かったなぁ。健遅漏が時折り楽しそうな表情を見せていたのが非常に印象的でしたね。あと菊門を熟知する春さんの突っ込みがいちいち絶妙だったのも印象的(笑)


第三試合:〇エロワード・ネゲロ(SWS-OB) [8:17 腕Vの字固め]オー粗チン・エイリース×(SWS-OB)

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入場するや否や音響トラブルで引き返すハメとなるオー祖チン。一方のネゲロはいつにも増して気合十分な表情で登場。
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まずはロックアップで組み合うとネゲロがロープに押し込みブレイク。続く手首の取り合いはオー祖チンがトリッキーな切り返しで制すると腕投げやアームホイップを連発し翻弄。オー祖チンが再び腕投げで投げればネゲロは追撃を切り返しヘッドシザース。頭を抜いてこれを逃れたオー祖チンが足を取りに行くとネゲロは足を取らせたまま倒立して脚力で手元に引き込みヘッドロック。
オー祖チンがこれをハンマーロックで切り返すと再び手首の取り合いからネゲロがヘッドロック、ショルダータックル。更に素早いロープワークへと発展するが、これはオー祖チンがヒップトスで制してクイックのフラッシュニングエルボー。
オー祖チンは続けてオーバードライブエルボーを狙うが、これはアピール中にネゲロがヘッドスプリングで起き上がって延髄蹴り。
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蹴り足をキャッチしての串刺しドロップキックで流れを掴んだネゲロはチンロック、キッチンシンクから「立て!」と容赦ないストンピング。続くコーナースルーを振り返されたネゲロは串刺し攻撃を迎撃してムーンサルトアタックを狙うが、これはオー祖チンがかわすと着地したネゲロ目掛けてラリアット。
しかしネゲロもこれを読んでいたかその腕をキャッチすると腕逆上がりからエロワードライバーの体勢へ。オー祖チンもこれを堪えるが、ネゲロはならばと逆に延髄へのニードロップ。カウント2。
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ネゲロのナックル連打に顔を歪めるオー祖チン。それでもネゲロの追撃をキャッチすると逆さ押さえ込みからキックアウトに合わせてパントキック。続く垂直落下式ブレーンバスターは堪えられるもネゲロのサテンドールを切り返すとローリングエルボーからラリアット!
ここぞとばかりにオー祖チンは450°スプラッシュを狙うべくコーナーに登る…が、どうにも足元がおぼつかない。その光景を呆れた表情で見ていたネゲロは起き上がってデッドリードライブ。
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苛立ちを露にするネゲロはこれでもかとストンピングを叩き込むと馬乗りになってナックルを連発。タイムを要請するオー祖チンを更に蹴り倒したネゲロはそのまま腕Vの字固め。これが極まるとオー祖チンはあっさりギブアップ。
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試合が終わっても鬼気迫る表情で極め続けるネゲロ。セコンド陣が割って入るとネゲロもようやく放し、暫しオー祖チンを見つめた上でマイクを持つ。
ネゲロ「オー祖チン(以下本名で呼び続ける)お前ビビってんだろ。8年間やってきて今始めてお前から勝ったよ。でもなそんな腑抜けに勝ったって何も嬉しくねえんだよ!俺は一番凄かった時のお前を知っている。一番動いていた頃のお前を知っている。だから今日、この会場で誰よりもお前との試合を楽しみにしてたんだ。
プロレスやりたくても出来ない奴もいるんだよ。COWPER、楽しければそれでいいかも知れないけどな、お前との試合はなぁ本気だったんだ。

こんなこと言いたくないけどさ、お前プロレス辞めろよ!」
会場が静まり返る中、このタイミングで現れたのが勇者パーティ(笑)
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勇者「わかる、わかるよその気持ち。お前ら俺より後輩だしね、昔のお前らの経験もわかってるよ。やっぱりさ、お前ら強いのもわかってんだよ。俺が言いたいのは、その…勇者パーティにお前ら2人凄く必要なのよ。だからお前ら…」
と振り返った時には既にネゲロもオー祖チンも退場した後。
ウィリアムス「うん、なるほどね。(横にいた)マジキチ、そう言うことだよ。

わかりました、皆さんご起立ください。空気がアレしたから休憩入れましょう!」
最後は「3、2、1、休憩!」で中締めして休憩へ。なんと言う斬新な光景だ(笑)


※5年前の中央大学学祭興行以来となるSWSの同期対決。メインでもおかしくないカードだがなぜか第三試合と言う位置に。ちなみにネゲロはデビューして8年間、一度もオー祖チンに勝ったことがないとのこと。

第一、第二試合とは違った空気が漂う中、まずはオーソドックスな攻防を繰り広げる両者。さすがに長い付き合いだけあってハイレベルな読み合い切り返し合いが続くが、この試合に賭ける想いが強いのか気合十分なネゲロに対し、良くも悪くもいつも通りなオー祖チン。もちろん要所要所でパントキックやラリアット、ローリングエルボーをズバりと決めて見せるが、増えすぎた体重が仇となったかそれとも別の要因かトドメの450°だけはどうしても躊躇してしまう。
その姿を見て「不甲斐ない」と感じたかキレたネゲロが一方的に攻め立てると最後は腕Vの字固めでオー祖チンまさかのギブアップ。

文字通りこの試合の為に全てを投げ打ったというネゲロの熱い想いも残念ながら今のオー祖チンには届かなかったといったところか。期待していたカードだけにこの結末は残念ではあるが、さすがにネゲロもオー祖チンもこのままでは終わらないと思うので今後に期待したいところ。もしかしたら今後の展開次第ではオー祖チンのもう一つの顔が見られるかも…。

そして試合後のシリアスな空気をあっという間に塗り直してみせた勇者…お見事です(笑)


@休憩

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店頭販売が本職と言う売店担当オカモトさん。口八丁でお客を呼び込むが、隣にいた元UWFのマネージャー高橋さんとの間には微妙な距離が(笑)


第四試合:×上野クリニックHK(SWS-OB)[9:08 ビクトリーロール]オリエンタルビューティーOh!Lovely〇(UWF-OG)

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この日は『お料理行進曲』ではなくポケモンっぽい曲に乗ってピ〇チューを引き連れ現れた上野。とりあえずピカ〇ューを先発に出そうとするが、これにはセコンドの菊門タローが「ふざけんなよ!」
実況のネゲロ「お前が言うなよ。…本来なら拾ってもらえるネタなんですけどね」
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まずはロックアップで組み合うと力で勝る上野が一気にロープまで押し込みブレイク。実況解説にオリラブへの想いやSDTであることを晒され上野が照れたり怒ったりする中、一方ではオリラブ自ら手四つを要求。解説(越通さん?)「人妻が誘うっていうね」
もちろん力比べでも上野が圧倒するがオリラブは足を踏んでこれを逃れるとローキック、サミング、コルバタから頭部へのドロップキック。解説「人妻に廻されてますね」
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オリラブからキャメルクラッチ&鼻フックの辱めを受けるも一気にコーナーまで押し込んだ上野はストンピングの雨あられ。やたらと大柄な連中ばかりのセコンド陣がエキサイトする中、上野はボディスラムから押さえ込むがカウントは2。
続くボディスラムを着地して回避したオリラブは一度は失敗するももう一回コルバタ。しかしこれは上野がケブラドーラコンヒーロのような形でこれを阻止。
レッグドロップ、シュミット式バックブリーカーで追い討ちした上野はトドメとばかりにダイビングヘッドバットを放つが、これはオリラブがかわして自爆。
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形勢逆転したオリラブは低空ドロップキックで場外に蹴落とすとエプロンからハリケーンラナ!上野と階段に挟まれる形となったセコンドの菊門、食らった上野よりもダメージを受けたようで七転八倒。
上野をリングに戻したオリラブは浴びせ倒し式のボディスラムから逆エビ固め。更にモンキーフリップを決めるが、二発目は上野が抱きかかえる形で堪えて逆にぶっこ抜き式ノーザンライトスープレックスホールド。カウントは2。
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ここで上野はゴリースペシャルを狙うが、これはオリラブが回転エビ固めで阻止。ここから首固め、横十字固めとたたみ掛けるオリラブだったが、続く逆さ押さえ込みは上野が堪えるとそのままゴリースペシャル!
すかさず上野は全体重を掛ける形で腰にジャンピングエルボードロップを投下すると引きずり起こして串刺し攻撃へ。しかしオリラブはこれをかわすと腰への619からなんとバックドロップ!カウントは2。
さすがにスイッチが入ったか上野はエルボー連打からスピンキックを叩き込むと今度こそバータブレイカーの体勢へ。だがオリラブはこれも切り返すと高角度前方回転エビ固め。これがズバリと決まると上野も返せず3カウント!
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試合後、早々に引き上げるオリラブを呼び止める上野。
上野「ちょっと待ってください。今日僕はここで告白したい人がいます!その告白したい人はUWFのOG、オリエンタルビューティーOh!Lovelyさんです。負けてしまったんですけど、もし宜しければ返事を聞かせてください!」
これを見ていたセコンドのクリウ「何の返事だよ!」と鉄柱を蹴り飛ばす(笑)
一方、オリラブがこれに応えるべくマイクを持とうとする…が、ここでまたしても現れたのが勇者パーティ。
「今告白されたけどどう言う気持ち?」と芸能レポーターばりのゲスい笑みを浮かべながら問いかける勇者(笑)
オリラブ「ちょっと何言ってるのかよくわかんないです」
勇者「わからないよねぇ。オリラブさん、こういう時勇者パーティに入るとすっごく良いと思うんだよ。どう、勇者パーティ入ってみる気ありませんか?」
これに対しオリラブが口ごもると勇者は自信満々の表情でマジキチを呼び込む。
これを受けてマジキチが「オリラブさん、乱交…じゃない勇者パーティ入っちゃいます?」と自慢の美声で問いかけるとオリラブは「是非!」と即答!これによりオリラブが勇者パーティ入り決定。

一方、1人取り残された上野が呆然としているとここでスローモーション状態で上野の元に駆け寄る勇者&戦士&賢者。勇者「上野、頑張ったな!勇者パーティ入るよな?」
これに対し上野は泣きながら「入ります!」と宣言すると、勇者は「そういうことです!」と無理やり締めて上野と共にリングを後にした。
観客がポカーンとする中、ネゲロが一言「これが「学校へ行こう!」の未青年の主張だと言うのを何人の人がわかったんでしょうね。僕リハで見たとき大爆笑だったんですけど」


※同期対決三番勝負の第二戦はSの上野(現ポケモンブリーダー)とUのオリラブ(現人妻子持ち)による初シングル。ちなみにオリラブにとっては5年ぶりのシングルなんだとか。

オリラブに対し秘めたる想いがあったと言う上野たっての希望により組まれたカードらしく、勝ってその想いを伝えたかったのかこの日の上野はお遊び無しのシリアスモード。対するオリラブも格上相手とあって得意の冤罪などを封印し全力で挑んでいく。上野からすれば想いある女性に身を委ねられるのは男冥利に尽きるといったところか。
場外ハリケーンラナやバックドロップなど予想以上の健闘を見せるオリラブをしっかり受け止めながらそれ以上の厳しい攻めで痛めつける上野だったが、オリラブもこれを耐え続けると間隙を突いての高角度前方回転エビ固めで見事勝利。
果敢に挑むオリラブも、それを全力で受け止める上野も共に良かった一戦でしたね。

試合後には再び勇者パーティが現れ、なんやかんやで2人まとめて勧誘に成功。問題は返答保留で宙ぶらりんになった上野…よりもオリラブがどの職業を担当し、今後どんなコスチュームで出てくるかだよなぁ。ここは遊び人か踊り子辺りで一つ(笑)
ちなみに「学校へ行こう!」は見ていなかったのでわかりませんでした、すいません。


セミファイナル:グレート・マラ(NUWA-OB)&〇吉野達彦(ガッツワールド/NUWA-OB)[12:12 アスリート・ジャーマンスープレックスホールド]永田乳児×(ニュージヤパン/SWS-OB)&中條元太(SWS-OB)

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先発はマラと永田。睨み合い、ど付き合いからマラが強烈な逆水平チョップを放つと永田もエルボーで応戦。しかしどちらも萎縮したか徐々に弱くなっていくとコーナー叩き付けから永田が中條へ、その隙にマラが吉野へとタッチ。
探り合いから懐に飛び込みテイクダウンした吉野はレッグスプレッドから左腿へのニースタンプ。更にがぶりの体勢から回転体で翻弄するとリストロックへ移行。対する中條は足を使ってクラッチを切り取り返してみせたり、「プロつよいよ〜」と嘯きながらも掴まれた状態のまま一周しその勢いで振り払ってみせたりとこれに対抗。
ヒップトスからヘッドロックに捕らえられた中條はこれをロープスルーと見せかけてのスクールボーイで逃れると、ナックルからコーナーを駆け上がって三角飛びミサイルキック!解説のクリウ「すげぇ、絶対失敗すると思ってたのに!」
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中條から代わった永田は珍しくドロップキックを繰り出すとエルボーを連発。しかし吉野も強烈な縦チョップやキッチンシンクでやり返すとマラとタッチ。
永田の背中に低空ドロップキックを叩き込んだマラは逆エビ固めからSTF。永田、懸命にロープエスケープ。
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ここで吉野もリングインするとダブルバックエルボー、ボディスラム、アイリッシュウイップからマラのキャメルクラッチ&吉野の横っ面へのドロップキック。今度は逆になって吉野のキャメルクラッチからマラがドロップキックを放つが、これは吉野の手元にもヒット。クリウ「マラさんそういうの慣れてないよ」「だから言ったのに」
ハンマーパンチや逆エビ固めで腰を痛めつけられた永田はいちいち腰を押さえながらもエルボーやミドルキックで応戦。更に足掛け延髄蹴りを決めて吉野の動きを止めると中條とタッチ。
中條のニールキックをかわした吉野はガットショットからブレーンバスターを狙うが、中條はこれを着地して回避すると間髪入れずにニールキック。更に未知なる必殺技サンダーボルトを予告するが、これは途中でレフェリーを巻き込んでしまい失敗。吉野、コードブレイカーからマラにタッチ。
クリウ、嬉々とした声で「何やってもわかねぇな。たまんねぇなこの空気!」
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ボディスラムでマットに叩きつけたマラは白目を剥いたり涎を垂らしたりしながらのストレッチプラム。クリウ「なにが正解なのかわからないな」
これをエスケープされるとマラは中條を担ぎ上げようとするが、中條もこれを着地して回避するとソバットからカミカゼ狙い。だがマラもこれを切り返すと今度こそ担ぎ上げてのサンダークラッシュ(変形のハリケーンドライバー)!
ここぞとばかりにマラはジャンピングバックドロップを狙うが、中條はこれも着地して回避するとレインメーカー式の怨霊クラッチ。しかしマラはこれをキックアウトするとレフェリーに抗議する中條を捕らえてジャンピングバックドロップ。更にラリアットで追い討ちを狙うが、中條は蹴りでこれを迎撃しつつエプロンに出ると必殺のモンスターフット!ここで両者交代し、試合は吉野と永田に託されることに。
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カウンターのニールキックで先制する永田だったが続く串刺し攻撃は吉野がかわしてハイキック。永田がカウンターのキッチンシンクを決めれば吉野もソバットからDDTと一歩も引かず。ここで吉野は串刺し攻撃を狙うが、これは永田が蹴りで迎撃するとその隙にコーナーに登った中條がダイビングボディアタック。更に返す刀でマラを場外へ蹴落とすとコーナーからプランチャ敢行!
この間に永田はエクスプロイダー、サンダーデスドライバーとたたみ掛けるが、カバーはマラがカット。ここで中條もリングインすると同時攻撃を狙うが、これはマラ&吉野が同時ラリアットで迎撃。
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ここを勝機と見たNUWA軍はマラのジャンピングバックドロップから吉野が急角度のみちのくドライバーII!これをキックアウトされてもシュバインで追い討ちするが永田はこれもクリアー!永田の粘りに大永田コールが発生するが、吉野はそれを遮るかのように延髄蹴りから伝家の宝刀アスリートジャーマン。これが見事に決まると永田も返せず3カウント。
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試合が終わるや否やすぐに勇者パーティが登場し勧誘開始。
勇者「勧誘来ないと思ったでしょ?まだまだ勧誘するよ!
いやぁ良い試合だったよ吉野達彦…いや“もずく2PAC酢”君。やっぱお前みたいなガッツ溢れる奴が勇者パーティには欲しいんだよ。ほら俺同期だし、俺んとこ入ってこいよ」

ここでマイクを持ったのが吉野…ではなくマラ。
マラ「勇者、勧誘ありがとな。俺たち、勇者軍と一試合でも組んでみたらすげぇことになるんじゃないか?」
勇者「いや、マラさんは別に来なくてもいいんで」
これを聞いたマラが襲い掛かると全軍入り乱れての大乱闘に。そして全員の動きが止まるとそこには半ケツ状態の永田の姿が!クリウ「何でもやんなコイツ」
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ここで永田、突如キレ出すと「上等じゃねぇかよ!シングルでやってやるよ!」と吉野を挑発。更には勇者と握手を交わしたり肩を組んで共闘をアピールすると選手&関係者及び観客が呆然とする中、意気揚々とリングを後にした。
クリウ「盛り沢山すぎるね!」


※前回大会で一致団結した超武闘派集団(?)NUWA OB軍の初陣。迎え撃つのはしれっとCOWPER側に入っている永田&しれっと改名したLSD改め中條のSWS OB軍。インフルエンザにより試合から外れ、解説に入ったクリウ「2つともどうでもいいですよね」
ちなみに永田が4年生の時に中條が3年、マラが2年、吉野が1年(多分)で4人中3人が30代。

試合は案の定“プロレスラー”吉野達彦を擁するNUWA軍が優勢に。自力の差を見せ付ける吉野だけでなく、パートナーを務めるマラもかなりコンディション良さげで水を得た魚のようにイキイキとした表情で暴れまわる。
しかし対するSWS軍も黙って引き下がることはなく真っ向からこれに応戦。特にいつにも増して気合十分な永田は執拗な腰攻めに苦しめられながらも持ち前の粘り強さや巧さを駆使して一歩も引かず。一方の中條も得意のルチャ殺法やトリッキーな動きがいつも以上に冴え渡り永田をしっかりアシスト。
終盤に入りチャンスを掴んだ永田はエクスプロイダーやサンダーデスドライバーで吉野を追い込むが、中條との連携攻撃を阻まれてしまうと徐々に失速。それでも吉野の厳しい攻めを耐え続けるが、最後はアスリートジャーマンまで出させた上で撃沈。

COWPERにとって起爆剤的な存在である吉野を中心に30代の3人が意地と底力を見せた予想以上の好試合。その中でも試合後のやり取りを含め常に中心に居続けた永田の存在が強く印象に残ったなぁと。

あと第二試合の春さん同様、クリウさんの永田&中條弄りが絶妙でしたね(笑)


メインイベント:三本勝負
〇クズ・ハヤシ(UWF-OB)[2-1]軍団ひとり×(NUWA-OB)

一本目:プロレスルール
〇クズ[10:54 スパインライン]ひとり×

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この試合は両者の強い要望により三本勝負で行われることに。まず一本目はいきなりプロレス勝負からスタート。クリウ「だからプロレス勝っても一勝しかならないんですよね」
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まずはじっくりとした探り合いからクズがバックを取るがひとりはすぐにロープエスケープ。ロックアップ、オーソドックスな手首の取り合いからクズがヘッドロックに捕らえると後頭部へのエルボースタンプ。更に払いのけるひとりの手をスカして再びサイドヘッドロックに捕らえなおすと首投げから間髪入れずに後頭部ドロップキック。
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続くチンロックはチンクラッシャーで逃れられるもエルボーで再び動きを止めたクズはキャメルクラッチ、ヒップドロップからスイングネックブリーカー。ひとりの串刺し攻撃をターンバックルへのシザースで切り返そうとするクズだったが、これはひとりが払いのけるとクズはエプロンへ。しかしクズはロープ越しのスイングネックブリーカーでトップロープに後頭部を打ち付けるとコーナーダイブ狙い。だがひとりもこれをドロップキックで蹴落としてみせると場外へ追いかけ左足にサイストンピング。
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どうやら落下時に左足を痛めたらしいクズ。当然ひとりはその左足に狙いを定めるとストンピング、レッグブリーカーからトーホールド。更に顔面を射抜くようなカウンタードロップキックから足4の字固めを狙うが、これはクズが下から丸め込むとそのまま変則的なフロントネックロック。クズは続けてブレーンバスターを狙うが、ひとりはこれを膝を殴って逃れるとリング中央で足4の字固め。クズ、苦悶の表情を浮かべながらもどうにかロープエスケープに成功。

5分経過

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クズがドラゴンウィップを叩き込めばトラースキックでやり返すひとり。しかしクズは更にレッグラリアートで追い討ちするとモアイオブイースター。カウントは2。
続くカウンターのドロップキックをスカしたクズはオクラホマロール、低い体勢での逆さ押さえ込みからキックアウトに合わせてバズソーキック。そしてバックドロップから必殺のツイスト・オブ・フェイトを狙うが、これはひとりがロープに振って逃れると左膝への低空ドロップキックからレディオジャンク(両手首をクラッチしての投げ捨て式パワーボム)!しかしカウントは2。
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ならばとひとりはシュバインらしき技を狙うが、これはクズが堪えるとリバースのツイスト・オブ・フェイト!これで両者ダウン。
先に体勢を立て直したクズは今度こそツイスト・オブ・フェイトを狙うが、これはひとりが堪えて逆さ押さえ込み。クズも着地して回避するが、これを読んでいたひとりはすかさずクズの背中に飛び乗ってイエローマジック。しかしクズもこれを振り払うとスクールボーイからキックアウトに合わせてスパインライン。ひとり、懸命にロープエスケープを狙うが、クズはこれでもかと思いっきり絞り上げるとひとりもたまらずギブアップ!これによりクズが一本目を先取。


二本目:チョコの数対決
×クズ[ひとりが25個くらい、クズが13個くらい]ひとり〇

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二本目はスタッフが配ったチョコをどっちが多く貰えるか対決。イケメン繋がりでネゲロがSWSの同期エクスタシー槇原の話をする中、淡々と進行し、結果ひとりがダブルスコアで大勝。さすがに三本目を意識する人が多かったかな?大喜びなひとりに対し、本気で凹むクズ(笑)


三本目:特別審査員ミルカウパラスによる本命決めマッチ
〇クズ[カウパラスはクズを選択]ひとり×

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運命の三本目は特別審査員として用意されたCOWPERの新マネージャー“ミル・カウパラス”からどちらがチョコを貰えるか対決。最後までバレンタインに拘るとは(笑)
こちらはクズがチョコを受け取って勝利し、これによりクズが二本先取でこの試合の勝者となることに。
一方、納得いかないひとりはカウパラスにすがりつくが、カウパラスはチョコバットでひとりをかっ飛ばし見事撃退(笑)
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それでもひとりはチョコバットを咥えながら選手たちを呼び込み胴上げ…と見せかけてシットダウンパワーボム!これでようやく溜飲を下げることに。
そんなこんなありつつ一段落つくとここでクズがマイクを持つ。
クズ「なかなか厳しい試合でした。勝ったんですけど、でも二本目負けたのが非常に悔しいです」
最後は来場した観客に感謝の言葉を述べた上で「1、2、3、COWPER!」で締めて興行は無事終了となりました。


※同期対決三番勝負の第三戦。COWPERにとって切り札の一つとも言えるクズvsひとりがこのタイミングで実現。ちなみに表向きは「女性ファンに向けた逆チョコ的シングルマッチ」とのことだが、ひとり曰く裏テーマは「6月のビックマッチに向けてエース候補もしくはネゲロの対抗馬を決める一戦」
ちなみに実況はどちらとも対戦したことがあるネゲロが担当。

序盤は基礎技を中心にじっくりとした攻防を繰り広げる両者。これはネゲロに「チェーンレスリングの達人でプロでもなかなかいないほどの実力者」と言わしめる程のひとりが優位に立つかと思いきや、対するクズも基礎を重んじるUの元王者とあってそこは一歩も引かず。ネゲロ「冷静に見えるけど負けず嫌いなんでレスリング勝負でも譲らないですね」
そんな中、クズは得意の首攻めでツイスト・オブ・フェイトへの布石を打つが、コーナーダイブを未然に阻止され場外に転落してしまうと流れは一変。今度はひとりのターンに。
華麗なドロップキックを織り交ぜながらシンプルだけど説得力十分な足攻めで確実に追い込んでいくひとり。クズも首攻めでペースを取り戻そうとするが、ネゲロ&解説のクリウの言葉通り「いきなり崩してきて」「リズムを作らせない」戦法を得意とするひとりは隠し技の変形パワーボムや丸め込みを合間合間で挟んでクズのペースをかき乱し流れを渡さず。こう言うところは本当に巧いな。
だがクズもトドメだけはしっかり読んでいたようで丸め込み合戦からのイエローマジックを振り払ってみせるとスクールボーイからのスパインラインで見事ギブアップ勝ち。第三試合同様唐突に終わった感があるがそれでも説得力十分なフィニッシュ。

オーソドックスな攻防をベースとしながら高度な駆け引きで鬩ぎ合うと言う、実力者同士ならではの見事な好勝負でしたね。出来ればもう少し長いこと見ていたかったなぁ。
三本目に関してはかつて“マネージャーキラー”として浮名を流したクズならではと言うことで(笑)

これにより不本意な形ながらもオー祖チンに勝ったネゲロ、ひとりを下したクズがCOWPERのトップ2となることに。この流れだと2010年学サミのメイン、そして去年夏に実現するかもしれなかった黄金カードが恐らくビックマッチのメインになるんじゃないかなぁ。


興行時間は2時間10分。
事故だったり不穏な試合だったりと色々あったけど相変わらず他にはない面白さが盛りだくさんだったCOWPER9。今回は特にCOWPERのコンセプトの一つである「時には昔を懐かしむ試合」、そしてベテラン勢の健闘が強く印象に残った興行だったなぁと。

次回大会は3月16日BumB東京スポーツ文化館で開催されるCOWPER初のハウスショー「COWPER HOUSE vol.1」
DVD化もUST中継もないとのことなので興味は惹かれるんだが…真裏に吸いカップ健遅漏も参戦する健康プロレスがあるのが悩ましいところ。


【おまけ】
試合内容もさることながら今回は春、クリウ、ネゲロなどの実況解説陣のコメントが冴え渡っていた印象が。
特に「クズはリズムを作るタイプで、ひとりはリズムを作らせないタイプ」「首攻めを起点として途中でシフトすることも多い。途中で変えるのは負けセオリーだけどそれでも彼は勝ってしまう(クズ)」「彼より巧いジョニー・セイントか馳浩(ひとり)」などネゲロ&クリウによるクズ&ひとり評が面白かったですね。
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