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かつてDDTの両国大会にも参戦したことがあるアイドルグループ“BiS”が7月に解散するとのことで企画されたDDTとBiSによるコラボイベント。会場となったのはこれまで澤宗紀愛川ゆず季を送り出した“別れの地”浅草花やしき。

ド鉄板の路上プロレス&人気アイドルグループとのコラボとあってチケットは早々に完売。当日券も販売されず、会場外にはコンサートなどでよく見かける「チケット買います」のボードを持った人の姿も。
観衆は公式発表で370人の超満員札止め。しかしこの日からちょうど関東地方は梅雨入りとなり、残念ながら開場前から大雨に見舞われることに。自称“晴れ男”高木三四郎の神通力もこの日はさすがに通じなかったか。

路上プロレス至上1、2を争う悪天候の中、鶴見亜門GM&BiSのマネージャー渡辺淳之介さんの前説&諸注意からオンタイムで興行開始。
淳之介「BiSは終わるからまだいいんですけどDDTさんはまだ続きますんで、くれぐれもDDTさんの顔に泥を塗ることがないようにお願いします」

@BiS路上ライブ

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まずはこの日の主役であるBiSが登場し、間に自己紹介や宣伝などトークを挟みながら一気に5曲を披露。プー・ルイ「雨なのにバカなの?なんの拷問?」
なおセトリは以下の通り。

『Give Me Your Love 全部』
『歩行者天国の雑踏で叫んでみたかったんだ』
『nerve』
『レリビ』
『FiNAL DANCE』

ちなみに普段ならステージ前にベンチが設置されているのだがこの日は全て撤去されており、多くの研究員(BiSのファン)は土砂降りの雨のなかステージギリギリまで近寄りBiSと一緒に踊り狂う。その中にはユニオンプロレスの福田洋の姿も(笑)
一方、プロレスファンらは少し離れた屋根のあるスペースに退避し、遠巻きで見守る感じ。
にしても水溜りで寝転がって踊ったり、肩車し合ってBiSのメンバーにアピールしたり、古いアイドルファンからしたらありえない光景だったな。なんと言うかパワーがハンパない。
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5曲目が終わるや否やライブを遮るかのように高木三四郎、大石真翔、中澤マイケルのDDT軍が『FIRE』に乗って登場。BiSの味方であるはずの研究員もなぜかノリノリ。
一方、“アップアップガールズ(仮)”のTシャツを着て現れた大石は手でカッコを作りアプガ愛をしきりにアピール。ここで福田洋もステージに登ると三四郎と舌戦開始。

雨は強いし近隣住民から「なんだこの集会は」と通報が来たとのことでライブ中止を訴える三四郎。対する福田は「BiSの残り少ない大切なライブを邪魔しやがって!」とBiS側につくと助っ人を呼び込む。
現れたのはかつてプー・ルイのコーチも務めたことがある葛西純、淳之介さんとトークショーをしたことがあるさくらえみ、そしてわざわざチケットを買って入場したというDJニラ。
ニラ「横アリにミチバヤシリオ(元BiS)が帰ってくると知った以上お前らについてる理由はねぇ!」
対する三四郎も用心棒として男色ディーノを用意。ここで見かねた亜門GMが「プロレスで決着つけましょう!」とキャプテンフォールエニウェアマッチ(BiS軍は葛西、DDT軍は三四郎がキャプテン)を提案。更にDDT軍が勝ったらBiSに罰ゲーム、BiS軍が勝ったらその都度1曲ライブという“罰ゲーム or LIVE”ルールを追加。両軍、これを了承するとそのまま試合に突入!


メインイベント:キャプテンフォール・エニウェア・罰ゲーム or LIVE8人タッグデスマッチ 時間無制限一本勝負
葛西純(C/FREEDOMS)&〇福田洋(ユニオン)&さくらえみ(我闘雲舞)&DJニラ(フリー)[26:40 パーフェクト・プレックス]高木三四郎×(C)&男色ディーノ&大石真翔&中澤マイケル

1.×福田[0:12 スタナー]三四郎〇
2.〇さくら[5:12 恥ずかし固められ]マイケル×
3.×福田[8:44 スクールボーイ]大石〇
4.〇葛西[10:40 テーブル上へのダイビングボディプレス]マイケル×
5.×福田[12:24 アルティメット・ベノムアーム]マイケル〇

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…しかし試合が始まるや否や三四郎は福田にスタナーを食らわし瞬殺(笑)
そんな三四郎が提示した罰ゲームは“BiSのメンバー全員の顔に落書き”というもの。三四郎は髭や渦巻きなど比較的甘い落書きで済ましていたが、一方のマイケルはヒラノノゾミの顔に大きく卑猥なマーク(但し寸止め)、大石はプー・ルイの頬に(仮)とそれぞれ別の意味で酷い。これにはテンションだだ下がりののんちゃん(笑)
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戦場移ってローラーコースター前。もちろんBiSのメンバーも選手たちと一緒に移動。まずは三四郎が鉄柵で拝み渡りを披露すると、それに続けとばかりにマイケルもさくらと打撃戦。
「熱くなってきたぜ!」「火照ってきたぜ!」といつものように脱ぎ出す…が、タイツに手を掛けたところでさくらがそのタイツにマイケルの頭を突っ込みそのまま押さえ込んで3カウント!これによりBiSにライブの権利が与えられることに。
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BiS、落書きされた顔のまま自販機前で『MyIxxx』を歌うが、研究員たちには笑顔を振りまくも野次るディーノらにはいちいち中指を突き立て反発(笑)
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ライブが終わると余韻に浸る間もなく試合再開。今度は縁日コーナーへなだれ込む一行。ここで三四郎が射的用のライフルで福田の尻を打ちまくると、大石も四つんばい状態で待ち構えるディーノの生尻目掛けて福田の顔面を押し付け!すかさず背後からスクールボーイで丸め込み3カウント。
ここで大石が提案した第二の罰ゲームは“スペースショットへの強制搭乗
もちろんアプガのポーズも忘れず。
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怒号と歓声が巻き起こる中、強制的にスペースショットに乗せられてしまうBiSの6人。
煽る観客に「お前らも乗れよ!明日来て乗れ!」、中指を立てて煽るディーノに「クソホモ!」とキレまくるファーストサマーウイカ。その一方で高所恐怖症だったのか顔が引きつったまま硬直してしまうプー・ルイ(上写真三枚目左端)
さくら、二回目三回目を煽る観客らに「あんたたち研究員じゃないの!?」
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再び試合に突入するとマイケルを捕まえた葛西がどこからともなくテーブルを持ってきてセット。そして間近の鉄骨によじ登るとダイビングボディプレスでテーブルクラッシュ!!これが決まるとマイケルも返せず3カウント。葛西「マイケルは死んだよ!」
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葛西が指名したライブ会場はなんとメリーゴーランド!
なんともメルヘンチックなライブ会場に大喜びで『太陽のじゅもん』を歌うBiSのメンバー。葛西と並んで座ったテンテンコも、さっきまで泣き顔だったプー・ルイもみんな笑顔…だが、その一方で一人運悪く福田&ディーノと乗り合わせてしまったウイカだけは“回転木馬の情事”に巻き込まれてしまい散々な目に。
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笑顔と悲鳴が入り混じるカオスなライブが終わるとそのままメリーゴーランド前で試合を再開するレスラーたち。ここでBiSに見せ付けるかのように「熱くなってきたぜ!」「火照ってきたぜ!」と脱ぎ出したマイケルは福田に対しアルティメット・ベノムアーム!これが決まると福田も返せず3カウント。
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マイケルが要求した第三の罰ゲームはなんと“プー・ルイにアルティメット・ベノムアームを食らわす”と言う極悪非道なもの。更にそれだけでは留まらずUBAを食らったばかりのプー・ルイを無慈悲にもスワンの池に突き落とす暴挙に!これによりプー・ルイは戦線離脱。三四郎アイドル・イズ・デッドだ!」
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戦場移ってカーニバル前。ここでレスラー8人だけでなくBiSのメンバー5人、更には松井レフェリーや亜門GM、観客も一緒に乗り込むとカーニバル起動。それぞれが悲鳴や歓声をあげる中、ディーノだけは隣に座った観客に手を出し続ける。
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戦場移って再びフラワーステージ前。それぞれが攻防を繰り広げる中、自転車に乗って現れた三四郎は自転車を漕ぎながらのラリアットでBiS軍を一掃。ここを勝機と見たDDT軍はラダーの上に生尻状態のディーノをセットし男色地獄門無双。これでBiS軍は壊滅。
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更に三四郎はBiSのメンバーにも狙いを定めるとヒラノノゾミを最初の生贄に選ぶ…が、ここで現れたのが有刺鉄線バットを持ったプー・ルイ!
プー・ルイ、有刺鉄線バットでディーノの生尻をぶっ叩くとそのままライブに突入し『IDOL』を熱唱。
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ディーノの生尻をスピーカー代わりに踏みつけたり、アンダータイツを引っ張ったりしながら歌い続けるBiSの面々。そんな中、ヒラノノゾミだけはふくらはぎを軽く踏むだけに留める。彼女なりの優しさなのかそれともよっぽど気持ち悪かったのか。
ここでニラがおもむろにステージからムーンサルトアタックを決めてDDT軍を分断すると、それを受けて葛西&プー・ルイが孤立した三四郎を有刺鉄線バットで殴打。すかさず福田がパーフェクト・プレックスを決めると三四郎も返せず3カウント。これによりBiS軍の勝利となった。
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試合とほぼ同時にライブが終わると「罰として横アリに来い、自腹でな!」(プー)「Twitterで宣伝しろ!」(ウイカ)と三四郎に命令するしっかり者なBiS。
ここで福田がなんで邪魔に入ったのか問いただすと三四郎は「お前らが羨ましかったんだよ!俺も一緒に『nerve』を踊りたいんだよ!」
福田「その気持ちわかります!」
プー「わかんのかよ!もそんな理由で戦ったよね?」
福田「プロレスラーってそんな生き物なんですよ!」
プー「(三四郎に)じゃ一緒に踊りますか?

許してやるか!」
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こうして無事和解したDDT軍とBiS軍。最後は三四郎の要望に応え、敵味方&研究員&プロレスファン関係なく『nerve』を熱唱し踊りまくる。気がつけば雨脚も弱まり、合羽がなくても大丈夫なくらいの状態に。
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最後の一曲が終わると「BiS最高!」と口々に叫ぶレスラー&観客たち。しかしディーノだけは最後まで迎合せず「流されないよ!BiS、そこそこ!」

プー「めでたしめでたし〜」
三四郎「試合より疲れたぞ!おめぇらすげーよ!このまま横アリまで突っ走れ!!」
プー「待ってるぞ〜!じゃあな!!」
プー・ルイはそう言うとBiSのメンバーと共に退場。こうして興行は無事終了となりました。



※興行時間はおよそ1時間40分。
花やしきでの路上プロレスも今回で4度目とあってさすがに目新しい攻防はなかったけど逆にやり慣れてる会場とあって雨天でも危なげなシーンはなく、逆にBiSが積極的に参加することによりこれまでの路上プロレスとは一線を画すものとなることに。
また土砂降りの中での開催と言う不安材料もあったけど、これも逆に悪条件だからこその一体感を産み出し結果異常なまでの盛り上がりに繋がったりと良い方向に作用していたなぁと。当然のことながらずぶ濡れになったけど、一緒にバカやってる感じがして心底楽しかったですね。

バカバカしいことに全力で挑む(もちろん誉め言葉)DDTの流儀に曲がりなりにもアイドルであるBiSが全力で向き合い、期待以上のものを見せるという双方のプロ根性と本気度が感じられた、まさにDDT×BiSにしか出来ない見事なコラボイベントだったと思います。
ここまでバカやれるBiSがあと1ヶ月で解散してしまうのは本当に残念だけど、ここまで来たら唯一無二の個性派アイドルグループとして最後まで全力で走り抜いて欲しいですね。

なにはともあれBiSのメンバー及びレスラー&関係者、そして研究員の方々やプロレスファンの方々、本当にお疲れ様でした。そんなこんなで今回は以上です。



【おまけ】およそ3ヶ月ぶりの観戦記。比較的書きやすいだろうと思って何気なく書きはじめたんですが、予想以上に手こずりましたね。とにかく言葉が出てこない。もう以前のようには書けないんだろうなぁ…廃業ですかね(笑)

にしても写真を整理してて気がついたんですが、なぜかサキエさんの写真が極端少ない。もちろん狙ってやったわけじゃないんですけどねぇ…。あとはもう少しアップ目の写真を撮りたかったなぁと。まぁ後悔ばかりですがそんな感じで。

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