In the groove for life

とーほぐから愛をこめて。 毎日をノリで生きたい中華趣味にして、書局やさぐれ店主・もとはしの不定期な日々の記録。

映画の未来と批評の実践。

秋の終わりを締めくくる国際映画祭、第18回東京フィルメックスに今年も行ってきました。












初参加はこのblogを始めた2004年。その時はジョニー・トーご本人のトークを聴き、『柔道龍虎房』を鑑賞。その後は中華圏の映画だけでなく、大森立嗣さんやアニエスベーの作品を観たり、常連である西島秀俊くんやハスミンこと蓮實重彦先生と同じ会場で作品を観るという濃厚な経験(そうか?)をしてきました。
今年は10年ぶりに開会式から参加。













今年の審査委員長は、新作を発表したばかりの原一男監督(中央)。
ついついシンゴジの政府お抱え生物学者と言ってしまって申し訳ありません。

コンペティション結果はリンクの通り。
鑑賞作のうち、中華系作品は中華blogの記事で書きますが、ここでは国際批評フォーラムと、作品賞を受賞したインドネシア映画『殺人者マルリナ』について触れます。

昨年の国際シンポジウムを受けての開催となる国際批評フォーラム「映画批評の現在、そして未来へ」。フランスの映画評論家、ジャン=ミッシェル・フロドン氏の基調講演と、審査員としても参加しておられた香港のクラレンス・ツィ氏、米国出身で日本在住のクリス・フジワラ氏、そして映画祭レポート「新・シネマに包まれて」も愛読している翻訳家の齋藤敦子さんのお三方のラウンドテーブルを聴講いたしました。会場には新聞の文化部の記者さんやプロの映画ライターさんも多数参加していました。

事情によりちょっと遅刻したので、最初の方は聴き逃したのですが、基調講演とディスカッションを聞いての率直な感想は、はたしてこれまで日本ではどれほどの批評が映画を発見し、評価するのに役立ったのか?ということだった。
一般的に日本では映画はすべて娯楽とされ、特にここ10年ほどは、観客はもちろんマスコミでさえも、観客動員数を映画の価値として判断してしまいがちだ。映画についての情報は大量の宣伝と口コミが主となり、批評が映画の価値を決めることもない。ただ、キネマ旬報では映画批評が掲載されているし、そこで執筆する批評家たちによって毎年ベストテンが決められ、日本の映画の価値決定の基準となっているが、それでもなお「なぜ昨年大ヒットしたあのアニメがベストテンに選ばれないのか?」などという意見が堂々と出てしまう。新聞にも新作批評的なコラムは掲載されるが、字数が限られていて物足りなく感じるときもある。
確かに映画は娯楽であるが、一方で芸術でもあり文化でもある。後者としての価値を決めるのはどれだけ人に見てもらえて言葉にしてもらえるかだと思うが、その言葉がどんなによく、内から発せられても価値を見出してもらうのには足りない。ある作品や作家が評価されるのは、作家の死後であったり、作品が海外から絶賛されると掌を返したように評価しだすという外的要因も多い気もする。それはいかに我々が真にいいものを評価できず、できてもそのアウトプットに自信が持てずにいるかの証明にも思える。
批評というものは、良い点も悪い点も平等に客観的に記すことで成立し、その作品を観る指標となるものだとワタシは考える。それ故興味を持った映画について書かれた文を複数読んで、欠点を挙げられるとそれでたちまち観る気を失うという経験もしてきたが、決してそれは作品を貶めるものではないということはわかっている。それでも中にはあまりにも主観すぎる批評もあるのも事実。
翻って自分が映画について物言う時はどうか。好きな作品について思いが込められすぎてくどくなったり、短所ばかり挙げてしまうことだってある。それを批評と思って書いてきたことは多々あった。特にワタシの書く映画の感想は、今や地方では滅多に観られなくなったアート系やアジア映画が多い。同好の士もそれほど多くないので、ついつい内輪受けを狙ってしまうこともある。でも、誰もがアクセスでき、タダで観られるネットであるから、もっとそこを意識して、客観的に書くことも必要かもしれないと最近は思うようになった。

ワタシはプロのライターではないが、仕事で文章添削などもしている。そこで多くの文章を推敲していると、かえって自分の文章の無頓着さに目がいってしまう。今まではよくても、これからはそうもいかない。長所も短所も客観的に書き、読み手の理解を求めることにおいては、批評も小論文も同じものである。もっとしっかり読んでもらえる文章を書いていかなければならない。そんなことを思って、フォーラムを聴講していた。
年1,000本も公開されるようになってしまった現在の日本の映画興行状況では、小規模公開の映画は超拡大公開系作品に埋もれていってしまい、以前なら単館公開できた作品も特集上映で数日しか公開されず、地方で観るにはソフト化か配信を待たねばならないところまで来ている。大画面のハコで観たいと願う自分はそんな状況に不満である。「公開時に注目されなかった良作に陽の目をあてることは批評にとって重要である。批評がその作品の再評価につながるからだ」とフロドン氏は言っていた。昔も今もそうあってほしいし、自分もアジア映画をもっと一般的に広く知ってもらえるような手助けをしていきたい。

そんなふうにとりとめもなくフォーラムの感想を書いた上で、これから書くのは、東京フィルメックスで作品賞を受賞した『殺人者マルリナ』のワタシなりの批評である。自分の能力ではどこまでこの映画の魅力を伝えることができるのか。もう少しお付き合いいただければありがたいです。
そうそう、この作品は自分にとって2本めのインドネシア映画で、初めて観たのはこの作品と同時に受賞した『見えるもの、見えざるもの』のカミラ・アンディニ監督のデビュー作『鏡は嘘をつかない』でした。カミラさんはインドネシアを代表する映画監督、ガリン・ヌグロホの娘さんです。












遠くに海を臨みながら、どこか乾いた荒野のような風景が広がるインドネシアのある島。その荒野に達つ一軒家から未亡人マルリナの物語は始まる。喪に服し続ける彼女に襲いかかる悲劇は、強盗団の襲撃と首領による強姦。だけど彼女は悲劇のヒロインではなく、殺人者となることを選んで自分を犯す男の首をはねる。そしてその生首を手土産に、マルリナは警察に出頭すべく、乗り合いトラックの到着を待つ―。
男性が女性を尊ばない社会で女性はどう戦うか。日本や欧米でもレイプやセクハラで女性の人権が損なわれる問題が多く発生していることを念頭に置いてみると、こういう問題が世界共通の問題であることを痛感する。この映画ではマルリナだけでなく、お腹の大きな彼女の友人も夫から蔑まされ、女性の立場の弱さが感じ取れる。だけど友人はマルリナを受け入れ、乗り合いトラックにいた女性たちも彼女の味方になる。生首と護身用の刀を持っている以外は普通のお出かけスタイルの旅するマルリナを恐れるのは男たちだけ。虐げられた者同士は連帯できるのだ。
西部劇のように乾いてて、ハードボイルドな雰囲気も漂うが、その一方でどこかのほほんとしているのが面白い。身近ではない遠い島でも、女性たちが自らの尊厳を守る普遍的な物語を語ることができる。それが実に面白くて、痛快である。

こんな感じに批評してみましたが、どうだったでしょうか。
あまりたくさん書かずに、言いたいことはコンパクトにまとめたつもりです。

めんどうくさがる前に、この秋の月例報告。

たった今気づいたのだが、livedoor blogアプリの記事作成が見たままでできる!これは心強い。
ココログ使ってる中華blogがiPadでは編集しにくいので困っているけど、PC使いにくい分、こちらをiPadで書ければそれはそれでいい。
そんなわけで、記事作成からUPまでこちらでできるかどうか再チャレンジ。そしてこれを利用して、この秋の月例報告しちゃいますね。とりあえずコメントは控えてタイトルのみになりますが。
でもなんか、9月の頃がもうずいぶん昔のことに思えるんだけど…(つД`)ノ

○9月に映画館で観た映画
『スパイダーマン:ホームカミング』
『ローサは密告された』
『スキップトレース』
『新感染 ファイナルエクスプレス』
『イップ・マン 継承』×2
『ダンケルク』
『散歩する侵略者』
『ベイビー・ドライバー』
@仙台
『三度目の殺人』
『ケアニン あなたでよかった』
『セールスマン』

○9月に読んだ本 by the private library of yasagure
○10月に劇場&映画祭で観た映画
『20センチュリー・ウーマン』
『サーミの血』
『アウトレイジ 最終章』
『ベイビー・ドライバー』※おかわり
以下5作品は東京国際映画祭で鑑賞
『メイド・イン・ホンコン』デジタルリマスター版
『アリフ、ザ・プリン(セ)ス』
『怪怪怪怪物!』
『超級大国民』デジタルリマスター版
『Mr.Long/ミスター・ロン』
『ゾンビ』ディレクターズ・カット版※第1回盛岡ゾンビ映画祭で鑑賞
『ブレードランナー2049』

◯10月に読んだ本 by the private library of yasagure


◯11月に映画館や映画祭で観た映画
『草原に黄色い花を見つける』
『海の彼方』
『ブレードランナー2049』※おかわり
『アトミック・ブロンド』
『ドリーム』
『マイティ・ソー バトルロイヤル』
以下3本はラヂオもりおか音楽映画祭にて鑑賞
『すばらしき映画音楽たち』
『ボブという名の猫』
『スイス・アーミー・マン』
以下5本は東京フィルメックスで鑑賞
『相愛相親』
『山中傳奇』デジタルリマスター版
『ジョニーは行方不明』
『天使は白をまとう』
『殺人者マルリナ』
『ローガン・ラッキー』
『エル ELLE』

◯11月に読んだ本
by the private library of yasagure


◯12月に観る予定の映画
『ブレードランナー2049』※もちろんまたおかわり
『夜明けの祈り』
『幼な子われらに生まれ』

『オリエント急行殺人事件』
『パターソン』
『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』
『ギミー・デンジャー』
『カンフー・ヨガ』

ではこんなところで。
ちょっと書きたいこともあるので、近いうちに別記事でアップします。

ブレードランナー2049

最愛のものについては自分でもあほうのように話しまくってしまうのは十分承知している。
だからこそ、中華blogをやっているのである。まあ、最近更新できてなくて申し訳ありませんが(汗)。
そんな話を今からしますが、まあ呆れずにおつきあいくださいませ。

大学に入学し、世界が大きく動いて時代が変わろうとしている頃に観て衝撃を受けた2本の映画が、我がオールタイムベストムービーになり、それが今の自分になった。そのうちの1本は『悲情城市』。そしてもう一つは、ここでもなんどもアホのように感想を書いてきた『ブレードランナー』である。これまでに何度記事を書いたんだか。これこれこれこれか。いや多分もっとあるはずだ。

だから、数年前に続編が企画され、製作にゴーサインが出たときには、全力で否定したし、はっきり言って製作中止になってちょうだいとまで怒り狂ったくらいなんだけど、激しく感情が動いたのはその時くらい。あとはもうどうにでもなれと思って怒ったり文句を言うのはやめた。
そしてやってきたのが、30年後のLAおよび米国南西部を舞台とした『2049』である。













仙台に行った時にフォーラムで撮った写真。盛岡でも撮っているんだが、いずれもキレイには撮れてなくて(^^;)

怒るのをやめた理由は簡単である。
まず、これが懐古主義からなるリブートやリウェイクではなくて正式な続編として企画され、オリジナルから物語も一部キャストも続いていること、そして、オリジナルの監督であるリドリー・スコットは製作総指揮に回ったもの、ちゃんと作品にはタッチしてくれたことと、それを受け継いだのが、『ボーダーライン』や『メッセージ』でちょっと好感をもったドゥニ・ヴィルヌーブだったからである。
いや、好感をもっても彼を好きな監督とは断言しない。自分の中ではクリストファー・ノーランと同じカテゴリにいる人>つまりはうまいってことがわかっているので、観る前まではいろいろ文句言ってるのだが、観終わった後泣かされたり感動したりしてものすごく悔しがるってタイプの映画を作る人である。

 

すべての思い出は、涙に濡れている。

覚悟を決めてから1回目を観た後に浮かんだのが、この言葉だった。
あ、あれ?これって『2046』?いくら3年後の話(違)とはいえ、なぜそれが出てくる?
そしてこれって、オリジナルでロイが言う、「オレはいろんなものを見てきた…そういった思い出も、やがて消える、まるで雨の中の涙のように―」に、なんだか似てないか?
2時間43分(でも悲情城市より5分、覇王別姫より9分、KANOより25分短い)の32年後のカリフォルニアの旅を終え、ついこんなことを思ってしまうほど、初見はしばらく混乱していた。

舞台はオリジナル(つまり今からもう2年後)から30年経った2049年、主人公はゴズリンことライアン・ゴズリングが演じるLAPD所属の現職ブレードランナーのK、その彼が荒廃したラスベガスに隠れ棲む元特別捜査官リック・デッカード(もちろんハリソンさん)に会いに行く、ということ以外は全く情報を入れずに映画に臨むつもりだったが、その直前に読んだレビューで、うっかりKがレプリカントであることを知ってしまう。
えーっ!30年後のLAでは、レプリカントがレプリカントを「狩る」のか!
ディレクターズカット版公開時のコピーに倣って言うなら、「ライアン・ゴズリングは、レプリカントだった!」なのか!それが衝撃だった。
物語の中で過ぎる30年の年月。生態系の崩壊、タイレル社の倒産、カリフォルニア大停電、そしてGMOを用いた合成食糧によって食糧危機を救った二アンダー・ウォレス(ジャレット・レト)率いる複合企業ウォレス社の台頭と、タイレル社の業務を継いで始めた新たなるレプリカントの生産。曇天のカリフォルニアと、夏にも舞う吹雪。そんな2049年の初夏をKがゆく。
優秀な捜査官ではあるが、署内では差別に晒される。人間と同じ待遇を受けているが、一人暮らしで唯一の心の慰めは、女性型のAIホログラム・ジョイ(アナ・デ・アルマス)との触れ合い。
反乱を企てる旧型のネクサス8号たちを追い、その「解任」を任務とするKが捜査のさなかに見つけたあるモノが、30年前にLAから逃亡したあるレプリカントの秘密に大きく関わり、さらにK自身をも大きく揺さぶる重大事件となる。

ワタシがオリジナルをこよなく愛するのは、SF&ノワールものが好きというのもあるのだが、これがアクション大作の顔をしながらも、記憶と生命と愛についてをしっかりと描いてくれた物語だからだ。
雑誌や評論書籍には、未来世界の先見性や絶望感、美術や衣裳、小道具のディテールなど、そのあたりが取り上げられやすい。さすがビデオ視聴で再評価された作品だからねと思う。記憶の曖昧さ、生命とは、ひいては人間とは何かというテーマを機械的なアンドロイドではなく、繊細な感情と美しい容姿を兼ね備えて、かつ恐ろしく腕っ節が立つ人造人間レプリカントとの対決と対話で描くことで、追われる彼らに人間性を覚え、自らの身にも重ね合わせたくなる。ぶっちゃけ言えば、今であればレプリカントたちをブラック企業で働かされる社畜と見てもいいんですがって、そう言っちゃ身も蓋もないか。
でもそう考えると、2049でのKが働かされる姿って、なんとなく今の我々にも通ずるかもしれん。まあ、彼のボスのマダム・ジョシ(ロビン・ライト)はそんなにひどい上司でもなさそうだけどもね。ちゃんと部下を信頼して評価もしてあげているみたいだし。

で、実はハードボイルドとしても好きなのであるが、恋愛映画としてもとても好きだったりする。
もちろん、デッカードとレイチェルの宿命的な恋愛が一番大きいんだけど、記憶と生命の中には、愛も大きく含まれる。2049では、愛の物語としてのオリジナルの側面にもスポットを当ててくれたようで、それが嬉しい。
前作での恋愛に触れて語っている人って、最近はあまりいないような気がするんだけど、ちょうどワタシがオリジナルを観た頃は女性誌でもちょくちょく紹介されていて、映画評論家&イタリア語翻訳者の岡本太郎さん(もちろん芸術家の方とは同姓同名の他人)や作詞家の小室みつ子さんがその側面から取り上げて書かれていて、とても興味深かったのを覚えている。
感情を持ち、寿命も限られないレプリカントたちの次の進化は何かといえば、確かに子孫の繁栄であろう。それは倫理的にも危険で、現実的にもどうかと思われるし、恐らくここに反感を覚えた人もいるかもしれない。恋愛が即生殖につながるのは正直どうよと個人的にも言いたくもあるが、タイレル社での出会いから、確実に恋に落ちていたデッカードの混乱は、あの荒々しくエモーショナルなラブシーン込みでよく理解していたし、レイチェルの不在は予想していたので(とはいえあの登場には当然驚かされたよ)、強がりつつ失われた愛の重さを噛み締めて生きるデッカードの、不確かであってもかすかな「希望」としての子供の存在は否定したくない。それは、レプリカントたちにとっても、そしてこの物語世界にとっても同じであるからね。ただ、ある意味では非常に苦い「希望」とも言えるけど。
(うまいなと思ったのは、デッカードがレプリカントであってもそうでなくても、彼とレイチェルの間の子はいずれも奇跡であること。デッカードが何者であるかをここでも断言していないのは、公開版しか観ていない観客への配慮でもありそう、なんて考えるんだけど)

ところで唐突だが、 デッカードは絶対自分で髪を刈っているに違いない。30年前も今も。

今回の映画で印象的だったのが、主人公がKとデッカードであっても、メインキャストには女性が多かったこと。しかも、LAPDの要職からレプリカントの娼婦まで幅が厚い。こういうところにも時代の流れを覚えるし、いいことだ。
その中でヒロイン的な存在が、ホログラムのジョイとウォレスの秘書であるレプリカントのラヴ(シルヴィア・フークス。偶然とは思うがルトガーと同じオランダ出身)。それぞれ「歓び」と「愛」に似た名前を持つのが興味深い。ジョイはKを癒やすが、肉体がないので直接は触れ合えない。彼女は彼に自分と対応する「ジョー」という名前を与えるが、何かが欠けているKを補完するものとしているように思えた。Kは途中で彼女を失うけど、それがきっかけで今まで欠けていたものを得て、デッカードの危機を救いに行くことに繋がると見たのだが、ジョイは彼の心であったんだろうな、と思った。と言いつつ、ジョイとKのくだりに、ゴズリンつながりでついつい『ラースと、その彼女』を思い出してしまって申し訳ない(誰に謝っているのだ?)
ラヴはKと同じ最新型だが、ウォレスにひたすら尽くし、彼の宿願を達成するために手を血に染めていく。レプリカントの持つ本当の怖さを体現しながら、それでも美しく凛々しいので、彼女のほうがジョイより魅力的で好みかなー。
それでも、これだけは強く言いたい。
ジョイとラヴ、二人をもってしても、レイチェルにはとうてい敵わない。

Kは我々なのかもしれない、というのは先にも書いたけど、新たな時代の主人公としてデッカードと同じような目に遭う彼の道行きと、オリジナルでいつも大いに泣かされるある曲を聴きながらその行く末を見届けた時、ワタシはやはりレイチェルと同じくこの場にいなかったある人を思い出していた。
ああ、Kことジョーは、恐ろしくも愛おしいロイ・バッティの魂を引き継いで生まれてきたのではないのだろうか、と。
任務と命令に忠実な製造番号の略称で呼ばれるレプリカントであり、ブレードランナーとして同類を追う彼の物語が、苦難に満ちた追跡と秘密への追求をするうちに、名前を得て、大きな喪失と引き換えに心も得て、自らの心に突き動かされて死闘を演じ、この物語をデッカードに「還す」役どころとなっていたのだなあと。着ているコートがロイのものに似ていたのでそう感じたのもあるし、それは偶然かもしれないし、そこからの大きな誤読かもしれないけれど。

 まだまだ言い足りない気もするし、いずれSNSではこの話の続きをしたいのだけど、twitterで見つけた感想で、共感したものを最後に幾つか紹介して締めたい。


13年前の輸入CD制限撤廃に関する運動に関わり、最近では某政党の非公認キャラの生みの親として話題となった音楽評論家の高橋健太郎さんのtweet。この後に続くtweetも音楽と関連させて読んでて面白かったです。

あともう一つはこれ。これには「うわーっ!」と言わされました。


これ、いつか改めて考えたいんだけど、実は多少同じこと思ったりしたのですよ。うわーっ。
いや、同意してくれない人も多いかもしれないし、異論は認めますけどね。

そんなわけで、今回はこのへんで。
オリジナルを超えたか、それ以上とかいや違うとかいう評価はナンセンスかなー、なんて思ってます。
続編としての仕事もちゃんとやっているし、ヴィルヌーブの作品として独立して観ても面白かったしね。

書局やさぐれ2017活動記

 2011年に「groovin bookstand」という名で一箱古本市を始め、14年夏に現在の屋号に改名、中華ネタのZINEも作り始め、昨年は初開催の文学フリマ岩手にも参加した古本とZINEを扱う個人サークル、書局やさぐれ。先日の本まっち柏への参加をもって、今年のイベント参加を終了しましたので、今年の活動を振り返ってみます。

6/11 第2回文学フリマ岩手

 今年の活動はここからスタート。
昨年参加してとても楽しかったこともあり、透明度とのダブルネームを継続して申込んだところ、なんと透明度代表の相方・順ちゃんが家庭の事情により参加できなくなってしまい、2スペース(長机1台)を独りで仕切ることに!
今年2月の台南旅行をまとめた『寶島浪漫的逃亡』と、7年の執筆中断を経て完成させた『麻煩偵探』の第3弾を新刊として作成し、初頒布となったのですが、昨年がビギナーズラックだったのかそれともジャンルの位置が悪かったのか(昨年同様)、人通りが少なく全く売れず…(泣)とはいえ在庫として預かっていた順ちゃん作成の透明度ミニ手製本が売れたのは幸い。

 しかし、数日前から喉風邪気味でなんとか体調が戻るようにと頑張っていたのに、イベントの途中で発熱してしまい、後片付け前に撤退を余儀なくされてしまったのも悔しかった。打ち上げの飲み会もキャンセルし、帰りがけに風邪薬と栄養ドリンクも買って飲んでいたのに数日後に悪化、ついには咽喉に炎症を起こして声も出なくなるまで至りました。
 

 9月の時の方が余裕もあったけど、6月は田植えもあるし、運動会もある。半年前からスケジュールを決めていても、家庭のある人には年度始めに決まる地区行事のほうが大事。そんな反省から、来年6月に開催予定の第3回では、サークル単独参加をすることにしました。そしてせっかく小説執筆も再開したので、ちょっとしたリベンジもある予定です。
(しかし、いつか最大規模の文フリ東京も見に行ってはみたいんだけど、次回開催の11月はフィルメックスと重なるし、その次の5月の連休最終日はこちらも移動で荷物が重いのでねえ…と言いつつ来年春のは実家に帰りがてら行ってみようかな)

7/22  第6回石巻一箱古本市

小林武史が芸術監督を務めた東北最大規模のアートフェス、REBORN-ART FESTIVALの開催初日と重なった石巻一箱。ここ数年は翌日に職場イベントを控えていたので、前日入り1泊&終了後閉会式ブッチして(その間萬画館に行って)帰盛というパターンが続いたのだけど、今年はイベント実施日がずれたので、初めてアフターに参加し、翌日は雨の中アートフェスのつまみ食いをしながら街をゆっくりと歩けた。
これまで2回出店場所になったふれあい商店街がなくなり、その代わり新たなランドマークも増えた今年は、新しくできた石巻商工信用組合の軒下でお店を開き、文フリの在庫とこの春の台湾&香港旅行で買った雑貨を古本とともに販売しました。また、今回は友人から折り紙で作った折本約100冊(!)をいただいたので、箱を見ていただいた方に配布しました。喜んでもらえて嬉しかったなあ。

 左の写真はこの時買った本。
やはり中華趣味だったお隣の箱から購入の新書と、同じく台湾好きの店主さんから買った台湾本2冊、そして東北の一箱古本市を極めた某B氏のPHOTOZINE。
 今回は元一箱送り隊で故郷にUターンしてきた方や、地域協力隊として関東からやって来た方など、花巻在住の皆さんとお知り合いになった。スケジュールの都合で東北各地の一箱に参加できる機会が少なく、いつまでたっても未熟な店主ではあるけど、ここでできた縁は大事にしていきたいと思うのでした。
 石巻の街はこの5年で大きく変化し、賑わいも出てきた感じ。オシャレなお店も増え、いつまでも滞在したい気分になった。もちろん、萬画館だって健在。以前ほど気楽には行けなくなってしまったけど、この街にはずっと想いを寄せていきたいのでした。


10/22  本まっち柏

 高校と大学の合わせて8年間通ったのが、隣市の柏。今は東京に出るほうが早いし便利なので、ここしばらく足を運んでいなかったが、実家が柏との市境に移転し、電車でも車でも行きやすくなったので、柏三丁目にある子供の本の書店・ハックルベリーブックスさんなどが年2回開催するこのブックイベントに初めて参加することにした。
 当日は台風21号による暴風雨で、残念ながら屋外ではなく室内の開催に。多くのベテラン出店者にまぎれて、スペースを考えながら縦向きに設置。公共施設のフリースペースを使っての出店なので、最初の方のお客さんはお子さん連れの方やおじさまなど。興味深く覗いてくださるので、手製の折り紙本をプレゼント。
盛岡育ちのスタッフの方がいたり、台湾旅行記ZINEからグッズまでまとめてお買い上げいただいたご家族の皆様、五月天ファンなんですね?と声をかけてくださった方や、千葉在住のtwitter友達もやって来て、楽しくおしゃべりできました。天候が天候だったので、売上もそんなによかったわけじゃないけど、初出店にしてはリラックスしてできたと思います。

 今回買ったのはこの2冊。
右の「房総カフェ検ゝ憶の履歴書」(暮ラシカルデザイン編集室)は、千葉県各地のカフェを取材したガイド&読み物で、我が地元のてくりに影響を受けたと参加されたエディターの方からお話を聞いて思わずニヤリとなっちゃいまして(笑)。実家に近い柏や野田のカフェも多く紹介されているので、今度ブックポートオフをする時に行ってみようかなと思ったのでした。
ここしばらく、仕事が忙しくなっているので、なかなか余裕も持てず、ZINEの作成も一箱の準備もバタバタとしながら行い、後で「もっとこうすればよかったー!」と反省することも多くなってきました。東北各地の一箱も参加したいですが、映画祭や旅行なども行きたいので、こちらもあまり行けず大変です。でも、参加するごとに知り合える方々も増え、また行きたい、また作りたい、また売りたいと思うのは確かなので、これからもマイペースで頑張ります。

さて、次のZINEは何をテーマにしましょうか。
そして来年、不忍ブックストリートの一箱にまた参加できるといいなあ…。
でもその前に、春の本まっちに参加しちゃうかな。

れいんれいんごーあうぇい。葉月の月例報告。

 せっかく愛板専業(iPad Pro)を導入したし、smart keyboardも買ったので、よーしblog書くぞ、小説書くぞー!と息巻いたはいいが、ココログには対応してないし、livedoor blogのアプリは対応していても、シンプルエディタじゃないのでなんかイラっとするし(-_-;)。
 前のblog記事は休み中にあいぽんで写真あげてから愛板で記事の下書きしたけど、結局PCで仕上げたもんなあ。PCに近い性能を謳うのなら、niftyもlivedoorもPCと遜色ない万能さを持つアプリを開発してくれるといいのですよ。Officeのアプリもあるのに、blogアプリがないのはもったいないなあ。…(ちなみに愛板アプリはシンプルエディタで設定されていたらしく、あいぽんで写真あげてHTMLエディタ対応にして文字入力してます)
でもPCで使っているアプリやブラウザが次々にvistaのサポートを終了しているし、自宅PCも使って10年過ぎたので、やっぱり今年中に買い換えるべきかもしれないなあ、MacBookに(おいおい)。

てなアホなこと言ってないで、月例報告いくぜベイベー。

◯先月映画館などで観た映画
『草原の河』
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
『KANO 1930 海の向こうの甲子園』『湾生回家』 @御成座
『花様年華』『ブエノスアイレス』『恋する惑星』@キネマ旬報シアター・王家衛監督特集
『十年』 @新宿
『光』
『るろうに剣心』@カシオペア星空映画祭野外上映
『ありがとう、トニ・エルドマン』
『ワンダーウーマン』
『人生タクシー』

 前半はフォーラムで観たい映画が本当になくてちょっと寂しかった。
でもルミエールがその分いいミニシアター作品をたくさん上映してくれたし、御成座まで遠征して台湾映画2本立て観に行ったし、実家が移転して行きやすくなった柏のキネマ旬報シアターに行ってちょっと懐かしくなったり(とはいっても、かつてのステーションシアターの面影はほとんどないような気がするな…)、新宿でやっと十年観たし、二戸に行って寒い中でるろけん野外上映を楽しんだりとあちこちで映画を観られたのはよかったです。楽しむのって場所もあると思うのでね。

◯先月読んだ本 by the private library of yasagure

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結構読んでいるようにも見えますが、ほら、移動が長いと読む冊数増えますので。
映画が良かった(この秋ついに日本公開)『星空』がやっと入手できたのはよかった。

◯今月映画館で観たor観る予定の映画
『スパイダーマン:ホームカミング』
『ローサは密告された』
『スキップトレース』
『新感染 ファイナル・エクスプレス』
『イップ・マン 継承』 ×2
『ダンケルク』
『散歩する侵略者』
『ベイビー・ドライバー』
@仙台←ここまで観ました。
『三度目の殺人』 
『結婚』
『セールスマン』
『ケアニン あなたでよかった』
『20センチュリー・ウーマン』

9月に入っていきなり怒涛の鑑賞頻度になりました(笑)。でも当たり作が多くて満足満足。
ノーランこのやろうでお馴染みの(何だそりゃ)ダンケルクには文句はないし、キヨシ初のSFである侵略者もよかった。もちろん放題を書きたくない釜山行きも。
そして、地元では来月公開と遅いベイビー・ドライバーを、仙台に行ったついでに観ちゃったんだが、これもまた楽しかったよ。地元でももちろん観ますよ、はい。

◯今月読んでいる&読む予定の本
『小暮写眞館』(3・4)宮部みゆき(読了)
『バイバイ、ブラックバード』伊坂幸太郎(読了)
『蔡英文 新時代の台湾へ』蔡英文

宮部さんの初期作を彷彿とさせる暖かさのある小暮写眞館、来年WOWOWで連ドラ化される(ちなみにヒロインはリンク先の通り城田優だ。いやなにも間違っちゃいない)ブラックバードと、久々にこういうの読んだなーという小説が続いた。時間がないと読みきれなくなってるけど、まあそこはそこで。
その後は、いただきものの自伝を読むけど、しばらくは非小説系が読みたい気分かな。
こんなのもそのうち読みたい。ちょっと長くなるけど、まずは画像のみ。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

 勘のいい方はお気づきかと思いますが、この夏はずっとNHKラジオの「夏休み子ども科学電話相談」を楽しく聴いておりました。こちらでアーカイブが聴けます。

あとは、これが最近のマイブーム。お弁当作り。
体調を整えるために、夜せっせと作り置きしてます。だからblogがかけませんでした(言い訳や)

ついでに刺繍もチャレンジする予定。なぜ刺繍?というのには理由がありますが、それはいずれ。


さて、最後の写真は4年ぶりに新調したレインブーツ。
今年は初夏から今まで本当に雨が多く、雨天時に履いてたスニーカーも先が剥がれて直せなくなってきたので、ここはスニーカーとレインブーツを新調するか、と近隣の外反母趾専用シューズショップに行って購入。とはいえ外反母趾対応ではないので、結構あたりはあるのだけどゴム生地が柔らかいので使いやすいし、それなりに雨天時には活躍してくれるし、袋付きなので持ち運びが便利なのでまあいいかなって思ってる。

まあ、毎度のとりとめのなさで申し訳ありませぬが、今月は中華blogの記事も少しずつアップできるようになってきたし、この調子で頑張って書きたいと思います。
そのためには新しい愛板がもうちょっと使い勝手がよければ(と冒頭に戻る)

葉月の、曇りの葛飾の空に。

これ、夏休み中に実家で書きかけた記事です。夏を振り返る意味で、月例報告の前にUP。

 今年は10日から16日までが夏休みで、実家に帰っている。去年とほぼ同じ日程である。
一昨年は親の病気が明らかになり、去年は自宅の転居を決めると夏に大きな出来事があった。
そして今年は新居に移って初めての夏である。 新居は同じ市の南端で、最寄駅から歩いて10分でたどり着ける古い住宅街の中にある。そんな便利な場所にあるので休みの前半は遊んでいた。

 

 学生時代に開館したロードショー上映館は、今はキネマ旬報が経営する名画座兼ミニシアター、キネマ旬報シアターとなっていた。昔ここで観たのって何だっけなあ、ミック・ジャガーが出てた『フリージャック』とか(どーゆー話だか忘れた。後はサー・アンソニーも出てた)アキラ黒澤の『まあだだよ』あたりを観ていたかな、などと思いながら王家衛作品を3本観た。
周辺は変わっているかどうかまでを見る余裕はなかったけど、所用で入ったマツモトキヨシは昔からあった店舗だと思った。

 映画の帰りにはスカイプラザに入っているビックカメラに寄り、iPad Proに装備するsmart keyboardを購入した。 スカイプラザはもともとはそごう柏店の専門店街だったけど、昨年閉店してしまったので、今やテナント貸しだけやっている様子。本館の建物も一部だけ使われてはいるものの、まだメインの借り手が決まっていないようで、写真の通り暗かった。この建物、壊すのには実にもったいない。何とか使えないものだろうかと思う。


 柏は高校と大学時代に遊び回った街だけど、ちょうど就職して関東を離れた直後にサムシングエルスが登場し、彼らに代表されるストリートミュージシャンたちのメッカになったあたりからガラッと変わってしまったらしい。
実家に帰ってきても東京に行ってしまうことが多く、それでも4,5年に一度は柏にはきていたのだけど、高島屋マルイ新星堂カルチェ5などに寄るくらいだった。
 そこからちょっと離れたところに、ハックルベリーブックスという絵本専門店がいつの間にかできていて、さらに柏の一箱古本市である本まっち柏を行っていると知ったのは、一箱を始めたつい最近のこと。このお店も中心メンバーとなっているとのことで、実店舗に行ってみようとgoogleマップを調べてたどり着いたら、夏休みにつき閉店…(泣)。次の帰省は正月だし、また閉店にぶち当たるのだろうし、母も一箱に出たいと言っていたので、10月に行われる本まっちへの参加を決めた次第。開催が東京国際映画祭の1週間前なので、2回帰ることになるだろうけど、まあそれは以前もやったから気にしない気にしない(笑)。
 それよりも問題は選書か。ZINEも新作は無理っぽいので増刷しなきゃなあ…。

 本つながりの夏休みの思い出、もう一つ。
昨年から復活したブックポート同窓会オフ、今年はyouさんのホストによる浦和での開催でした。
 狛うさぎのいる神社として有名な調(つき)神社や、パルコと同じ建物の中にあるさいたま市立中央図書館、高架下のスペースを利用して作られた蔦屋書店など、面白いところを回れました。来年はワタシが幹事になったので、柏を案内することに決定。


浦和駅の裏手にあるCafe uwaitoは、この時期はかき氷などを出してくれるお店。
古い店舗をリノベしていて、雰囲気は地元のcartaに似てるかな。

 後はマーチエキュート神田万世橋で南台湾四市県展を観て新宿で『十年』を観て(感想は後ほど)、昔シネシティ香港に行くためによく通った南青山にできた微熱山丘(サニーヒルズ)でジミーの原画展を見て、5月に引き続き月に吠える。のライヴを観に行ったりしてました。いや、ホント遊んでますね(笑)。
 あ、横浜の師匠のところにも行きました。師匠は今年90歳を迎えました。もらっている原稿を早くblogにUPしないとな…。

ジャンプスタンプラリーのポスターは1枚だけ撮れた。パンケーキ喰いに新宿から遠征してきたのか、リョウ…(笑)

 毎年、この季節に帰省して、墓参りなどをこなして帰盛する頃になると、直後にイベントが続いたり今年の終わりが近づいているのを自覚してかなりブルーになる。今年もブルーにはなったのだが、それでもまだ親や師匠は元気だし、ここしばらく夏休み直前にいろいろ遠征やら何やらでへとへとになっているのでゆっくり休めるし、何より今年は雨が多かったけど過ごしやすかったので、あまりブルーにはならないようにした。実家周りの環境はガラッと変わったので、それを見て回りたかったけど、次に持ち越しかな。
 今後何があるかわからないけど、実家の状況はいつも気にしてます。ここがあるから、関東の他のところに気楽に行けるってのもあるしね…ってそれが本音か。すみませんねホント。

梅雨明けを待ちながら、今年の自分と社会を振り返る

 2017年も半分を過ぎたが、年度で業務する仕事をしているので、4月から数えたらまだ5ヶ月くらいしか過ぎていない。
ここ2,3年、業務内容が変わり、勤務時間も増加して、帰宅して晩餐すると疲れてもう何もできないという日が続いている。今の仕事も長くなり、責任も重くなったからというのは当然であるが、それに見合った給料をもらえるわけではない。休日は映画ばかり観ているが、ほとんど自宅にいないので掃除も滞る。そして雑然とした部屋を見てぐったり。そんな生活がここしばらく続いている。
 今年は年始めからインフルエンザにかかり、眼のトラブルだったり、中途半端に風邪をこじらせて喉が痛くなって声が出なくなったりして苦しんでいた。特に6月がひどかった。定期検診の結果もあまりよくなかったから、いろいろ不安ではある。

 読書、blog執筆、ZINE製作、刺繍など、やりたいことはたくさんある。でもそれが全てできず、仕事での疲れを言い訳にして後回しにしてきた。そんな自分にがっかりするが、体力がなくなってきているから、やる気がでないのか、とも思える。ずいぶんと歳を重ねてしまった自分に驚き、そんな理由で伏せってしまうことにも失望する。そうやって休んでばかりいるので、公的にも私的にも、なんか納得できることやってないなあと反省することも。今は暑いし、ますますやる気も出ないけど、これから盆休みまでは余裕もできるし、仕事もしながら、できることをやっていきたいと思う。

 あ、そうそう、先月あいぽんの電池が膨らんできて、HDの容量もいっぱいになったので、いいチャンスと機種変して7にして、ついでにiPad Proも購入。あー、これでこの夏はPC新調できなくなっちゃったなと思っちゃったが、ちょっとお金を出してスマートキーボードやOfficeを搭載すればPC並みの便利さになるというので、投資しま
すか。
人生も折り返しを過ぎ、いろいろと時間が惜しくなっているが、いろいろやるには体力も気力も追いつかない。でも、やりたいことは精一杯やりたいし、悔いのないようにしたい。
そんな感じで夏を過ごし、お盆明けから秋分の日くらいまでの怒涛の日々に備えたいものである。



こーゆーのほしい…。

 自分のことはこのくらいにして、次は今年に入ってからのこと。
5年前に書いたこの記事を読み直したが、あれからここまでを考えると、上に立つえらい人たちは、世論を自分たちの都合のいいようにコントロールし、社会の片隅にいる人々にまで想像力を働かさず、どう考えてもますます人々を苦しめるような政策ばかりを連発する。富める者はさらに栄え、貧しい者は増加していく。この4年半というより、社会はこの半年から1年で急激に変化してしまった。
嫌いな体制がますます悪の秘密結社化しているように思えるが、全然笑えない。恐ろしいのは、当の本人たちが全く自覚せずに上に立っていること。そして、それに対抗できる勢力がないに等しいこと。庶民は自由を謳歌しているようで、実はじわじわといろんな方法で首を絞められている。それを感じる。
あと、気になるのは広告やデザイン方面が極端にダサくなっていること。それが今年頻繁に起こっているweb広告炎上につながっているだろうし、不況でカネがないとマスのセンスというものは悪くなることを実感した。

 本当にこの国はダサくなり、衰退しているのだなと改めて思う。
そんな国でええ歳こいても家族を作らずにのうのうと生きているので、政権的にも社会的にもダメ人間である自分だが、それでもこの国で生まれて生きているのだから、愛しているし文句もいいたい。それは決してジコチューではないし、反日主義なんかじゃない。そこを自覚したい。

 なんかとりとめもなくなってきたので、2000字書ききる前に締めたい。
なにはともあれ、まずは自分が余裕を持たないとなあ。忙しいと心が荒むし、そんな時にネガティヴなニュースを見るとますます荒れる。これからそこが大事なんだろうと思う。

このまま晩夏を迎えるのだろうか。文月の月例報告

 香港返還20年を迎え、いろいろと考えてしまった7月の幕開け。
前月よりは体調も元には戻ってきたけど、いろいろできなかったことがあって悔しかったのは言うまでもない。
中盤は真夏日で大変だった。でも、なんだかエンジンが掛からないまま準備し参加した石巻一箱古本市でいろんな話を聞いたりしたり、先月の文フリに比べて売り上げも割合によかったことで精神的に立ち直れたのは救いだったかもしれない。今後はこういうことをやっていけばいいのかもな、というある意味での指針ができたように思う。
 梅雨明けはまだしてないし、天候も不順で結構涼しい。ここ数か月、いろいろと遅れているので、お盆後まででなんとか取り返していきたいと思うのですが、ともかく月例報告を。

○先月映画館などで観た映画
『アンチポルノ』

『牝猫たち』
『ホワイトリリー』
『レイルロード・タイガー』
『過去のない男』
『娘よ』
『タレンタイム 優しい歌』

 先月も頑張ってロマポ観ましたよ、あはは。
5作品とも面白かったけど、総合的に印象深かったのが牝猫、人にオススメしたいのがホワイトリリーかな。
しかし、後者に某バグスターが出てたのには正直びっくりだったが、いくらエロいことを平気で書く自分でもこれ以上は書かん。


あら、BDはないのね…。

 紫波町を拠点に映画上映を行っているシワキネマの、1年1カウリスマキ上映会で鑑賞。
14年ぶりくらいに観たんだけど、我的カウリスマキベストだし、切なくなりながらも温かさを覚える映画なのでやっぱり好きだなーと再確認したのでした。
フォーラムが大作シフトに入ったので、中劇やルミエールに通っているのだけど、今月から来月にかけてアジア映画を3本、あとオスカーやカンヌで話題になったミニシアター系などを上映してくれる。これでもう少し割引が…と思うけど、観に行かないとますますやってくれなくなるので通います。

◯今月読んだ本 from the private library of yasagure

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 ゆるゆると読んでいる本はあるんだけど、すぐ読めるものではないので、そのうちに。
香港返還20年についていろいろ考えつつ読んだのが前者。SEALDs解散直前に行われた対談集だけど、香港や台湾の活動家と彼らとは圧倒的に違うのだな、と思ったんだが、いずれ感想を書くつもりなので、そこでもうちょっと考察を深めよう。
 後者は岩手県人(ただし出身は北海道で大学は福岡)初の芥川賞受賞作品。実は著者は職場近くの学習塾勤務だそうで、どこかですれ違っていたかもしれないな。岩手の豊かな自然の中で釣りに没頭する男たちの友情とその崩壊。よく言われる懐かしさを描かずとも、ちゃんと岩手らしさが描写されていて、彼と同じ他県出身の県民的としては満足。
 あと、ブクログに登録してないけどこれも読んでます。

マンガで味わう「朗読」というのが面白いのと、昨年から関わっている仕事で朗読がかんでいるし、自分も時々それをやるので、興味をもった次第。ちょうど9月から竹野内主演でこんなドラマも始まるそうで実にタイムリー。
すでに完結しているそうなので、全巻読んだら改めて感想書きます。

○今月映画館で観る予定の映画
『草原の河』
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
『KANO 1931 海の向こうの甲子園』
『湾生回家』
『十年』
『スパイダーマン:ホームカミング』
『光』
『ありがとう、トニ・エルドマン』
『ワンダーウーマン』
『人生タクシー』

KANOと湾生は久々に大館の御成座まで行って観てきます。なんせ後者は観てなかったし、前者観たけどスクリーンが小さかったので。ここには書いてないけど、王家衛作品特集も実家近くのキネマ旬報シアターで上映されているので、帰省ついでに観てきます。
ロードショー系はワンダーウーマンくらいしか観たいもんないなと思ってたんだが、久々にスパイディもおさえたい。アメイジングは全部ぶっ飛ばしたんだけど(笑)。

◯今月読んでいる&読む予定の本
『ともしびをかかげて』ローズマリ・サトクリフ
『町を歩いて本のなかへ』南陀楼綾繁

とりあえずこの2作品を。あとはまた追加で。


今ちょうど上巻の後半を読んでいるところ。
ブリテンとローマとの戦いを背景にして書かれる戦記ものの名作で、上橋菜穂子さんが大きな影響を受けた本と言われているけど、全然通らなかったテーマなのですよ。これを幼いころに読んでいたら、思考も趣味も案外変わっていたかもしれないな。


 石巻で購入した、ミスター一箱古本市ナンダロウ氏のコラム集成。
一箱始めて6年、今年の石巻でも楽しい思いをしたけど、日々いろいろ考え、やさぐれつつやっているので、これ読んで原点を見なおさないとね。

 ところで、前回あげたまよパン感想である試みをしました。
それは、2,000字で感想をまとめること。って毎年検索が来ることでお馴染みの読書感想文対策かよ(笑)
なんかねー、いざ記事を書こうとしてキーボードを叩き始めると、どうしてもだらだら書きすぎてUPができなくなるから、字数制限設けたらいいんじゃないかと思って。
そして、記事書くのも暇だけじゃなく体力が必要になってきたので、この夏はやっぱり鍛えるべきであろうか、うーむ。

『真夜中のパン屋さん』大沼紀子

 自らもささやかながら物語を書く身となったが、本当にこの世はたくさんの物語であふれていて、そのすべてを読みきれないことが悩ましい。できれば自分で探して読んでいき、よかったものだけを紹介していきたいものだが、近頃は本に関する仕事やってるくせにろくに本も読めていないし、探す時間もない。
そんな時はオススメされた本を読むに限るが、それがすべて当たるかどうかはわからないものである。  

 震災発生後、我が地元で積極的に情報発信していたのが、地元のさわや書店だった。
今では担当者も代わり、SNSでの情報発信よりも昔から行っている店頭でのアピールに力をいれているいい書店だが、ここで紹介される本はあの『永遠の0』から文庫Xこと『殺人者はそこにいる』まで多岐にわたり、そのほとんどを読んできたつもりである。
そんな中でも、かつて名店長と言われた元本店店長の伊藤清彦さんに勧められて読み始めたのが、ラノベの上位レーベル・ポプラ文庫の『真夜中のパン屋さん』の第1巻だった。
実は一度読了直後に感想を書いてアップしたのだが、手違いで削除してしまったので、シリーズ完結を受けて、改めて感想を書く次第。 


 国際支援の現場で働いていたクレさんこと暮林陽介が、亡き妻・美和子の始めたパン屋業を引き継ぐために転職し、その美和子に救われた過去を持つ天才ブランジェ柳弘基と共に経営するブランジェリークレバヤシ。三軒茶屋で夜中に開店するそのパン屋に転がり込んだ自称美和子の義理の妹・篠崎希実は、いつも無愛想な女子高生。奔放な母・律子に振り回されて育ってきたので、彼女は温かな家庭というものを全く知らなかった。美和子の身の上を知るクレさんは「義理の妹」が嘘であると見抜くが、彼女を店に居候させることにする。
その店には、希実に似た境遇の小学生水野こだま、他人の観察が趣味の脚本家斑目裕也、麗しきニューハーフのソフィアなど、一癖も二癖もある常連たちが集まるようになる。
やがて、弘基と因縁のある美女佳乃や希実の学校に転校してきたエキセントリックな美作孝太郎、駆け落ちした希実の従姉妹沙耶などがやってきて、店や希実たちを引っかき回す。そしてこれらの事件により、希実自身が全く知らなかった、美和子と律子の間に起こったある事件や彼女自身の出生の秘密が明らかになる…。


  「うまいパンが、全人類に行き渡りますように」
 1巻冒頭のクレさんのこの言葉が、全巻を貫くテーマとなっている。
6年かけてブランジェリーの日々を追っかけてきて、完結して最初から読み直すと、それを大きく実感する。
一見何ひとつ問題がない裕福な家庭に育ちながら、その家族のあり方に疑問と欠乏感を覚えた美和子とクレさんの、パンによって結ばれた恋愛。美和子はクレさんと付き合うようになってやさぐれるのをやめ、二人ともそれぞれのやり方で人の幸せを願って働いていく。結婚後、クレさんは世界中の紛争地域に飛び込み、美和子はブランジェリーを開くために日本に残ってパン屋修業をするすれ違いの日々が続く…。
 クレさんにとって些細なことでも、それが美和子を救ったことになったことがわかる1巻クライマックスのある場面―一緒に寝ていた美和子が、「自分は人の気持ちがわからない。心がないのかもしれない」という彼の言葉を聞いてとっさに彼の胸にハートを描き、「心がなくてもいい。私のをあなたに半分あげる」と告げる―にグッと胸を掴まれた。美和子のその行為が、パリで思いがけない出会いをした二人に起こったパンをめぐる出来事に由来すると気づき、それがかなり心に染みたのである。こんな小さなことでも、人のためにしてあげることがその人を救うことになると。

 ブランジェリーには美和子の思いが詰まっており、それが彼女に縁のある人々を誘い、新たな関係を結び、やがては希実の物語にもなっていく。正反対の性格を持つ律子と美和子の友情と決裂が希実にある悲劇を及ぼし、結果として家族を信じない無愛想な娘に育ってしまう。毒親やネグレクトという現代的なトピックを含んではいるけど、救いだったのは彼女が母を完全に突き放さなかったこと。それは希実がブランジェリーで多くの人々と出会い、様々なことを理解したからだろうし、律子自身も彼女を捨て去ったわけでなく、それなりの愛を希実に注いでいたわけだから、最後まで振り回し/振り回されても、和解して別れたので、ホッとした。

 絆よりも結びつきのほうが聞こえがいい。他人同士がパンで結びつき、新たな道を探る。心地いいけどベタベタせずウケも狙わない、そんな物語だったのが、嬉しかった。
そして、ホントに真夜中に焼きたてのパンが食べられるお店がほしいなと思った次第。

伏せてばかりだった皐月と水無月の月例報告

先にblogで書いた5月の下旬から今まで、ずーっと体調不良です。
簡単に言うと、こんな感じです。

これに加えて眼も充血してたりするので、眼科で処方してもらった目薬を点眼してメガウルオウダー…じゃなくて、なんとかやり過ごしてますが、今月中には復調したいもんです。あと数日しかありませんが。
そんなわけで、今回はまとめて月例報告です。いろんな報告はまた後で。

◯5月に映画館で観た映画

『イップ・マン 継承』
『百日告別』×2
『アシュラ』
『私の少女時代』
『3月のライオン 後編』
『メッセージ』
『グレートウォール』

この辺は前回も書いたので略。

◯6月に映画館で観た映画
『哭声 コクソン』

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
『おじいちゃんはデブゴン』
『コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝』
『風に濡れた女』
『ハクソー・リッジ』

『ジムノペディに乱れる』

体調不良やイベント準備で見逃した映画は数多し。
ああ、お嬢さんにローガンにダニエル・ブレイクにはじまりの歌に…てか本当に大作優先によるアート系スケジュール詰め込みをなんとかしてほしいんですけど(泣)。
そんな中でしれっとロマンポルノ(以下ロマポ)2本も観ちゃっててすんません。
人体損壊とか魔改造的なバイオレントかなりきついホラーよりも、女の子の裸体が観られる方が貴重なので、つい観に行っちゃいました。てか、日本の映倫ってホントにセックスに厳しく暴力に甘いもんね。
ロマポ自体は実は昔も観たことあって、つまんなかったらセックスシーンでも数えるかと思いつつ観たんだが、でも途中で数えられなくなったよ(笑)
面白かったのかどうかと聞かれたら面白く観たんだけど、それでもツッコミしかできないおばちゃんなので、本当に申し訳ない。例えばノーブラでウロウロしてたらマジでおっぱいたれるぞねーちゃんとか、ブラジャーは日向で二つ折りに干しちゃいけないのにー、あれじゃすぐ型崩れするぞとか、だから脱がせる時は、女の子のブラジャーはストラップ外して後ろのホック取ってあげたほうが苦しくなくていいんだけど、なんでカップを下にずらしておっぱいぺろーんと出させるんだ、背中のホック取れないのか板尾さん!とか(最後は名指しかよ)
…うわー、エロいもなにもあったもんじゃないな、こんな感想。そしてこんな感想を堂々と書く自分は本当にどうかしている。ええ、わざとやってます。あははははー。

◯5月に読んだ本 from the private library of yasagure
 
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このへんも前回書いたので略。

◯6月に読んだ本 from  the private library of yasagure

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アド・バードは朝日新聞でシーナさんのインタビューを読み、実家からハードカバーを持ってきていたのを思い出したので学生時代の頃以来の再読を。連載&出版当時はまさにバブル期だったけど、荒廃した世界とそこに蠢く奇怪な異常生物たちと過剰なまでの広告攻撃は面白くて、いろいろ思い出した。でも二大広告代理店の広告戦争が、禁断の生物改造に乗り出し、社会を崩壊させたという展開は長引く不況の今だからこそどこか現実予言にも思えるようでかなりブラック。機会があったら長く感想書きたいな。
あ、6年の長きに渡って「夜読んじゃいけない小説シリーズ」の座を占めてきたまよパンもこの間で完結。以前1巻刊行時に書いた感想をうっかり削除してしまったこともあるので、現在シリーズまとめての感想書いてます。

◯来月観る予定の映画
『アンチポルノ』
『牝猫たち』
『スプリット』
『ライフ』
『ホワイトリリー』
『レイルロード・タイガー』

『娘よ』
『タレンタイム 優しい歌』
『草原の河』

えーと、7月も懲りずにロマポ観ます。次回の報告でまたおっぱいがどーのセックスがこーのやっぱ男ってバカじゃん的な感想になることは確実なので先に謝っておきます。ははははは。
なお、ホワイトリリーの監督である中田秀夫氏はご存知ホラー映画の名手として知られていますが、次回作は盛岡ロケありの『終わった人』です。これ、ホラーじゃありません、念のため。
後半はもう大作ばっかりになっちゃうので、フォーラムで観る映画はほとんどないな〜と思ったら、中劇とルミエールがありました。特に後者ではTIFFでヤスミン・アフマド作品を観逃して以来ずーっと待望していたタレンタイムを上映してもらえるので、これは絶対必ず観ますよ!

◯今読んでいる&来月読む予定の本
『若者はあきらめない』
SEALDs
日本×香港×台湾 若者はあきらめない
日本×香港×台湾 若者はあきらめない [単行本(ソフトカバー)]
ああ、そういえばしーるずって今どーなってるの?って状況で、応援もなにもしてなかったのがなんですが、そのへんは後ほど。香港のジョシュア・ウォンくんやアグネス・チャウ嬢と対談しているので、そこを面白く読んでいるところ。
これ読んだら、以前読みかけてた本を少し読んでいきます。だからとりあえず積読リストはこれだけ。

先月下旬から気仙茶摘み、文フリ岩手新刊製作&参加、体調を崩してから上京&1年ぶりの師匠訪問と忙しく過ごしてきました。
その中でも文フリなんですが、なんと相方の当日不参加があり、それならちょっと頑張らないと!と根詰めて新刊2冊作りました。で、広いスペースにたった一人で頑張っていたのですが、ここで体調を崩してしまい、アフターの懇親会をキャンセルして重い荷物を引きずって寝込んでしまったという顛末でした。売り上げは…何も言うまい。それで体調不良が続き、今に至ります。リベンジでアートブックターミナルにも出品を計画しましたが、これも出来ずでギブアップ。ああ、悔しい。
来月の石巻一箱古本市には参加しますが、その時に文フリ新刊の台南旅行記は販売いたします。それ以降もある計画は立てているのですが、それはまだ内緒。

はあ、重ねて言いますが、なにはともあれ早く復調したいです。やっぱり体が資本ですからねー。
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もとはし
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