In the groove for life

毎日をノリで生きたい、中華趣味女子もとはしの日々の記録。

ただいま、FILMeXツアー中…。

5f3545db.jpg写真はブクロ東武のカフェコムサでいただいたストロベリータルト。

1日遅れの3連休、フィルメックス参加のため上京中。
昨日は映画を観る予定がなかったため、ホテルのあるブクロ周辺を散策。実はブクロ宿泊は初めて。学生時代はよく足を運んでいたのだけど、もうずいぶん前の話だもの。

昨日の夕飯はサンシャインシティで黒豚料理をいただき、早めにホテルに戻り、どんど晴れ大河(笑)の最終回にツッコミ入れ、Nスペを観て早めに休んだ。だから今日はなぜか朝から調子がいい。

これから昼前に有楽町へ。多分今年最後の東京ツアー、楽しもうっと♪

インファナル・アツロー 無間警察(笑)

 『笑う警官』を観終わって、思いっきり頭を抱えていたワタシ。
 うーむ、これはやっぱりスッキリしなければ、それにはやっぱりNHK土ドラ『外事警察(以下ソトゴト)』を観なければ!と思って、急いで帰宅した次第。

外事警察

外事警察
↑これは“原案”として書き下ろされた小説。by麻生幾さん。

 所轄の警官だった松沢陽菜(ひな/尾野真千子)は、突然公安部外事課への研修を命じられる。彼女が配属されたのは外事4課。折りしも、外事4課にはCIAから、各国で破壊活動を繰り返すテロリスト「FISH」が日本に潜入したという情報が入っていた。切れ者の警官、住本健司(アツロー)を主任とした班は、前々からFISHと係わりを持つと疑われている、某国の外交官をマークすることにし、陽菜を捜査に同行させる。存在を悟られないように尾行し、標的を監視する。それが外事課の捜査方法だった。
 やがて、外交官は爆発物検知器を作る中小企業の社長・谷村(トモロヲさん)と接触した。この会社の作った検知器のデータを入手し、それをFISHに流す可能性があると察した住本は、谷村社長を逮捕することを決意する。いきなり異常な状況に放り込まれた状態の陽菜は、住本の非情な決断に慄然とする…。

 久々に緊迫感あふれる55分間。放映終了後すぐ、朋友から「今回の土ドラ、緊張感の連続だったね」とメールが届いた。どうやら彼女もワタシ同様、夢中になって観ていたらしい。
 なんといっても、製作統括の訓覇(くるべ)圭チーフプロデューサー(奥方は石田ひかり小姐らしい)といえば、ここ数日の本blogの狂乱っぷり(笑)でお馴染の『ハゲタカ』を手がけた男。演出陣には『篤姫』も手がけた堀切園健太郎さんがいるので、スタッフもほぼそのままらしい(大友さんや編集の大庭さんはもちろん抜けているけど)。このメンツに加え、脚本が『キサラギ』『ゴンゾウ』そして『相棒』でトリッキーな物語を展開させる若手の古沢良太さん、そして音楽は我らが梅林茂さんと、非常にゴージャス。特に梅林さんの音楽は冴えまくっていて、香港映画を多数手がけてきたキャリアが反映されたようなスリリングなスコアを展開させている。エンドテーマなんて、そのまま香港サスペンス映画で使えそうな雰囲気だった。

 そんなことがあるせいか、実在する部署をモチーフにしているこの『ソトゴト』だけど、観ているうちに「なんか『インファナル・アフェア(無間道)』三部作っぽい…」とか、「対象をひたすら監視して追っかけるのは『天使の眼、野獣の街(アイ・イン・ザ・スカイ)』みたいだなー」などと、好みの香港映画の雰囲気を感じ取ろうとしながら観ていた。
 まーねー、実はハゲタカの時にもたびたび書いているのだけど、あの作品もここ10年来の香港映画の快作に通じるものがある、濃ゆーいハードボイルドな雰囲気を漂わせていたのだから、そういう部分を感じさせるものついつい夢中になっちゃうのですよ。たとえそれがデジャヴュと言われようが…(参考として以前nancixさんが書かれたこの記事を。全くもってその通りだと思ったから、当時はかなり笑いましたよー)。

 目的の達成―「国益」―のためならどんな手段をとることも厭わない、“公安が産んだ魔物”住本。そして、彼のもとで働くことになった野心家の警官、陽菜。
 住本たち外事課の人間は、日本人は身近にテロリストが潜んでいることに気づかないため、この国が「テロリスト大国」になってしまっている、と見ている。ここ15年で、世界はおろか、日本の情勢もガラッと変わり、安全神話は崩れたはずなのに、ワタシたちはそれを実感できない。ひたすら闇に潜み、テロリストの確保を任務とする彼ら。それは一般人を巻き込み、どんどんダークサイドに突き進んでいる、というように考えられる。そして、公安という性格上、誤解や対立も抱えていることもうかがえる。なにが正しく、なにが不正なのかが混然としている。
 住本に認められ、外事課のメンバーとなった陽菜もまた、ただの正義感あふれる女性警官というわけではなさそうだし、だいたいにおいて住本自身も、仕事での顔と家庭に帰ってからの顔が全く違う。勧善懲悪でひとくくりにできなさそうな展開にドキドキする。
 
 アツローをTVで、しかも主演で見るのは実に久々。
特に思い入れのない(でもオーケン原作&伊丹さん監督の『静かな生活』で彼が演じたイーヨーは好きだった)し、好き嫌いが分かれる俳優だけど、腹に一物どころかいくつも黒いものを抱えてそうで、そのせいで常に顔に翳がかかっている(笑)住本さんというキャラクターはハマり役だと思う。
 最近のNHKドラマお得意の「映画俳優枠」(この枠にはあおいちゃんとか南朋くんとかいせやんとかARATAなどが入る、と勝手に定義)に入りそうな、尾野真千子ちゃん演じる陽菜ちゃん。彼女は河瀬直美作品の常連女優さんだけど、個人的には『萌の朱雀』以来。大きくなったなー。1話ラスト、住本さんに「オマエは美人過ぎず、ブスじゃないから合格だ」というようなことを言われていたけど、確かに華もないし声も低い。でも、雰囲気としてなんとなく、香港人だったらジョニー・トー組の映画に出そうな感じがする。ってどういう例えだ。今後は住本さんと対立を深めていくらしいけど、甘くない女優さんだからこそ、息詰まる対決を見せてほしいな。
 あとは、登場しただけで嬉しくなるエンケンさんや、原案小説通りの設定らしい女性官房長官を演じる余貴美子さんに注目したい。後半になると鷲津ファンドの村田さんこと、嶋田久作さんも出るらしいし。

 来週からは、テロリストと大きくかかわることになってしまう一般人の理容師、愛子さん(石田ゆり子)が登場する。彼女がどう悲劇に巻き込まれていくのか、そして住本さんと陽菜ちゃんはどう対立していくのか…。
 しばらく、土曜の夜が楽しみになりそうだ。

笑う警官

 昨日は雨が時折降る中、『笑う警官』を鑑賞。
 この映画を観た理由を4つ挙げる。

 1・南朋くん主演だから

 2・原作を読んでいて、なかなか面白かったから。

 3・舞台が札幌だったから。去年の北海道旅行は札幌メインだったし。

 4・監督が角川春樹(以下、気安くハルキ呼ばわりする)だから

 ううう、最近祭り状態なので、最近サイバー空間以外のいろんなところで「大森南朋さん好きなんでしょ?」と聞かれまくってるよ。そんなにハマったか自分。ええ、正直に言ってますよ、ハイ、大好きですよーって(爆)。なんせこの前のエントリがこれだから、ねぇ。毎度ながらハマると止まらなくなってすいません。

 んじゃ、あらすじ省略で本題。観た直後の正直な感想(From Twitter)。
 

鷲津ファンド臨時株主総会@もりおか映画祭


 さすがにワタシみたいのはまだまだ薄いってことだわ(笑)。
上映後に大友さんと同じ道を歩いてたけど、お忙しそうだったので、ご挨拶もできなかったんですよ。前日のシンポジウム終了後にお礼を言って握手してもらうので精いっぱいだったんだよね。

 a94abd45.jpg                 
 これは映画祭のポスター。
去年のデザインよりはよくなったけど、もうちょっと華があってもよかったと思う。

 さすがに3度目ともなると、次に何が来るか安心して観られるのだが(当たり前だって。これはワタシの好きな俳優主演作のリピート鑑賞でも経験済み)、今回は次の点に注目して観た。


 1、前日のシンポジウムで大友さんが言及された、エキストラの皆さんの演技

 Twitterでシンポジウムの概略を書いたときに、実際にエキストラを経験された方から撮影当時のお話を伺ったので、特にマンダリンでの劉の記者会見、それに対するホワイトナイト鷲津さんの記者会見(ロケは国立科学博物館だったらしい。どーりでクラシカルかつ重厚なわけだわ)、そして守山くんたちによる集会の会場@國立競技場の場面に注目して見てみた。
 おお、確かに皆様、しっかり演技しておられる。実はこれらの場面に参加してたのは役者さんだと思ってました。エキストラの皆さんへは演技指導が入ったとのことで、それぞれ一生懸命考えて動かれていて、そこに大友さんが感心してしたわけなのね。エキストラの皆さんも当然ファンの皆さんだから、思い入れも強いわけだし、参加できた達成感があったんじゃないかな、というのがわかるのだった。 

 2、台湾芸能界で活躍する日本人俳優をチェックする

 公開後しばらくして、いつも読んでいる毎日jp週末のオンライン限定コラム「銀幕閑話」に「日台友好を“演じる”男」として紹介されたのが、貴島功一朗くん(リンク先、音が出ます)。
「タマテツの横にいた部下?えらく日本語がうまかったけど…」と思ったわけで、彼を全然知らなかったのも当然である。だってワタシ、いくら中華趣味でこーゆーblogをメインでやっていても、台湾ドラマまで手を広げられないんだもの。『海角七号』の田中千絵ちゃんを始め、今や台湾で日本人若手俳優が活躍するのは珍しくないんだけど、観ていないとどうもそっち方面に疎くなる。またなにか映画に出てねー、と言っても、台湾映画も今後どれだけ来てくれるんだか。

 3、恒松正敏さんの絵ってどれだ?

 やはり公開後しばらく経って、かの手塚眞さんのblog記事で見つけた記述に注目。ミュージシャン兼画家であり、映画で使われる絵画も多く手掛けているとか。ちょっと調べたら、大友良英さんともお仕事しているのか。なんとなくつながりが見えてきたような…。千明ちゃん主演の『下弦の月』にも絵画を提供されていたそうで。
 ワタシ、眞さん監督の『白痴』は観ているんだが、まさか南朋くんが出ていたとは知らなかった…。いくらCMで多少知られていたとはいえ、当時は俳優としても全くの無名だっただろうし、もし知っていたとしても、川村カオリちゃんが出ていたことに気をとられていただろうしね。っと話がずれた。
 あれ、大々的に絵が出た場面ってあったっけ?そこで使われていたの?と思って背景に目を凝らすと、もしかしたら、鷲津さんが治くんの協力を得て劉たちに大反撃をかける場面で出た絵か?その場面では大判の絵と小さめの絵が複数あったんだが、大判の絵の方は雰囲気としてはなんとなく違うんだよね…。すみません、このへんはもう少し探します。

 そして、今回は次の点でつっこんだ。主に劉(orタマテツ)関係。

 ○考えれば、いくら若手ビジネスマンだからって、あそこまで長い劉の髪はどうよ。髪切れよ!と言いたくなったのだが、切ったら切ったで別の誰かに似てしまうような気がする…。

 ○ドラマ版ではしっかり写っていた、鷲津さんと治くんの左耳のピアスホールが消されていた(ピアスホールの映り込みを避けるためなのか、この二人はやたらと右側からのショットが多かったのにも気がつく)けど、それをCGで消すならタマテツの頬のにきびも消そうよ、と朋友が言っていたが、もしかしたらタマテツもピアスホール開けてた?とちょっと気になった。あれだけどデカいアップばっかりの映画だったら、やたらとそーゆーのが気になるんだよね。

 ○そして、未だに「劉一華(リュウ・イーホア)」と聞くと、「違うだろう。劉徳華(リュウ・ドゥホア)だろ?」と言いたくなってしょうがない。…ええ、もちろん「劉徳華」はアンディ・ラウね。もしこの映画が何かの間違いで(こらこら)香港で上映されちゃうなんてことになったら、劉一華は「ラウ・ヤッワー」と呼ばれることになり、香港人観客の間には自然と笑いが…っていくらなんでも吹替版で公開されることはないか。
 ところで原作となった『レッドゾーン』では、彼の名前は「賀一華」だったそうだ。なんで変えたんだか。

 ○この映画を観る前に、やっぱりドラマ版も見直すべき?でも6時間ぶっ通しで観たら夜が明ける!とか言いつつ、映画の前後で観たのとあわせて、トータル9時間くらいシリーズを観ていた。そして改めて思った。
 …鷲津さん、っつーか南朋くん、意外と額広いんだな(爆)。普段は前髪を下ろしているから全然気がつかないんだけど、彼は髪が多そうなので、あまりヤバイ感じはない(笑)。

2009_1112allphotos0001 そして、やっぱりバッサリとカットされた、ライオンソース裁判で演説をぶつ鷲津さんを観たかったと思うのであった。
 無理とは承知だけど、ディレクターズカットにしてほしかったねー。

←そういえば、夏にも撮っていなかったポスター。これを撮るのに、なぜかいろいろな人に断った、要領の悪い自分。 

続・「映画の街」の、明日はどっちだ!

 前の記事の続き。
 初めて字数オーバーではじかれたのには驚いたわよ(苦笑)。

 この質疑の最終的な締めが寺脇さん。東京で開催している私塾で宮台真司氏が言った言葉を引いて。
 今までは金があったから人は付いてきたが、今は世界中が金に代わる心のよりどころを求めている時代ではないかと。海外では宗教や階層がよりどころになっているが、日本では、柳田國男の言っていた“地縁”がその鍵になるのではないか。それは決して自分の住んでいる土地に固執するわけじゃなく、かつて寅さんがあちこち放浪しても、自分が柴又生まれであることを強調して他人の中に入っていくことに象徴されるように、自分の生まれた所に誇りを持って人の中に入っていくこと、そして出会った他人のことも大切に思って行くことではないかと思う、とのこと。

 …なるほど。きれいにまとまっている。
全体的に見れば、クロストークの内容は共感できるところもあれば、ちょっとそれってどーよ?的な部分もあったんけど、だいたいにおいて満足できる、濃い内容だったと思う。やっぱり、大友さんの話が一番おもしろかったし、興味深かった。

 これまでこの街で15年生きてきたワタシだが、街の移り変わりがかなり早くてびっくりしている(大友さんは盛岡を離れて25年経っているそうだが)。この街が好きだけど、ありきたりではない風景を見つけて、それをいろんな人たちにシェアすることができるだろうか。

 そして、この街が「映画の街」を名乗るためには、ただこのまま映画を観られる場所で映画を観ていくだけでいいのか、それとも、映画祭やロケ誘致を今以上に積極的にやっていくべきなのだろうか。いろいろなことを考えてしまった、このシンポジウムであった。

 まーねー、こーゆーことを考え始めると止まらないんだけどねー。
でも、あまり不平不満は言わないようにしたいもんだ、と思った次第。

 

「映画の街」の、明日はどっちだ!

 名称変更後、2回目となるもりおか映画祭。
盛岡出身のNHKディレクターにして、映画版『ハゲタカ』監督である大友啓史さん(詳細はこれ)、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭実行委員会事務局の松宮文恵さん、映画評論家の寺脇研さんをゲストに招いたシンポジウム「映画でいきいきまちづくり」に参加した。あ、司会は小説家の斎藤純さん。みちのくミステリから映画祭にかかわっている方です。
 これのために、映画ひとつぶっ飛ばしました(笑)。でも、いろんな話が聞けて楽しかったよ。

 先にTwitterで書いてupした分に、もとはし自身のツッコミいれました。意見には個人差があります。わかりやすいように、この色にしました。

白洲次郎・正子展@盛岡

3d0fd3bd.jpg今朝はフィルメックスのチケットを取った後、市民文化ホールに「白洲次郎・正子展」を見に行った。やっと行けたよ〜。

 ワタシはもともと正子さんの名前を知ったのが先で、職業柄、彼女の著書はチェックしていた。 その正子さんの旦那さんである次郎さんがすごい人だったってことは、全然知らなかった。で、この看板にもあるジーンズ姿の次郎さんの写真を見て、こりゃタダものじゃなさそうだよねーと思った次第。もちろん、ドラマを観たことも言うまでもない。詳しくはここここで。
 ちなみに、この展示会の告知があったのは、この夏のこと。もちろん、大喜びでしたよ(笑)。

NHKドラマスペシャル 白洲次郎 DVD-BOX
NHKドラマスペシャル 白洲次郎 DVD-BOX

 展示会は4部構成。次郎さんの“カントリージェントルマン”としての本拠地「武相荘」のこと、二人の生きた時代の様相とそれぞれの世界。

 武相荘での展示で興味深かったのが、手製の調理用具(made by 次郎さん)と、お二人の娘さん、牧山桂子さんのコメント。桂子さんはご両親のご近所に住んでいたとのことで、食事もちょくちょく一緒にしていたというようなことを書いていた。ほー。食事のレプリカも飾ってたけど、使った食器が正子さんコレクションの骨董だったってのはホントなのか?なんて思った。でも、器は使わないともったいないものね。 
 次郎さんは、自分のかかわった仕事の書類をほとんど焼却してしまったというけど、それでも愛用品は残っているのよね。そんなところから人柄を探ることができるからねぇ。愛用のスーツを見ると、彼はやっぱり長身だったんだなとわかる。いや、ドラマでのいせやんも長身だったけど、彼って細身だから大きく見えないんだもの(笑)。
 ドラマといえば、劇中にも出てきた次郎さんと正子さんがお互い贈り合ったポートレートもいい。プロポーズの言葉が熱烈。これじゃ劇中のナカタニ正子さんじゃなくても、「きゃー」って言っちゃうよ。あと、微笑ましかったのは、家族麻雀の記録。正子さん愛蔵の骨董と着物も、もちろんステキだった。

 展示を見て全体的に思ったのは、この夫婦というのはやっぱり「戦友」だったのだな、だから長い間愛し合えたんじゃないかってこと。先週の週刊新潮に載っていた「週刊鳥頭ニュース」で、りえぞおが「夫婦とは戦友である」とあって、それにグッと胸をつかまれていたんだけど、この夫婦もそうであったんだなぁと思ったのであった。というワタシは、未だに戦友がいないんだが、それはまた別の話。このへん深くつっこまないでねー(苦笑)。

 ところで、次郎さんは東北電力の初代会長であり、奥只見ダムの建設に全力を尽くしたことが有名。このくだり、ドラマでは議会の参考人招致で激しく責められていただけにとどまったけど、これは確かに再現できなかったわね。で、会長時代に盛岡にちょこちょこ来ていて、仙台よりも気にいってたみたいですねー。あらまあって感じで、ひそかに嬉しかった。

ゼータク言ってすいません。神無月の月間報告

 タイトルには特に意味がないけど、元ネタはこのCMの長いヴァージョンです。あはははは。これ、友人から教えてもらったんだけど、民放を観ないもんだからまだ実物に遭遇していません。
 前振りは短めに、とっとと月例報告。

○先月劇場で観た映画
『クリーン』@渋谷
『南極料理人』
『アトム』
『ヴィヨンの妻』
『花の生涯 梅蘭芳』

 『ヴィヨン』。今年は言うまでもなく太宰イヤーであるが、ワタシはアンチ太宰である。だって三島の方が好きだから、ってそれ理由になってない。
 それでも観たいと思ったのは、マツタカ&浅野くんという珍しいキャスティングにひかれたからなのよね。ああ、二人ともキャリアを重ねて、こういう味を出せるようになったのね、と観ていて嬉しくなった。しかし、最近妙に映画に引っ張り出されてきているヒロスエって、キャリアを重ねても相変わらずだし、濡れ場までやって頑張って熱演しても、やっぱりひかれないんだよねー。どうしてだろう?

○先月読んだ本(マンガ除く)
『ななつのこ』『魔法飛行』『月曜日の水玉模様』加納朋子
『玻璃の天』北村 薫
『秋の牢獄』恒川光太郎

秋の牢獄
秋の牢獄

 恒川光太郎の作品は、リリカルにして不気味で、意外な展開を見せて後味がせつない。映像で見せられるより、自分のイマジネーションをフルに活用して、情景を描いて読むことができるのがいい。まだ読んでいない作品もあるから、いずれ読もう。

○今月劇場&映画祭で観る(観た)予定の映画
『色即ぜねれいしょん』
(観ました)
『笑う警官』
『女の子ものがたり』
『クヒオ大佐』
『プール』
『空気人形』
『イングロリアス・バスターズ』
『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』
『あの日、欲望の大地で』
鷲津ファンド臨時株主総会こと『ハゲタカ』@もりおか映画祭
『意外』
『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』以上2作品@FILMeX

 よりによって今月は邦画ばっかりか!
 さらに個人的には南朋くん祭りふたたびなんですが!(前回は株主総会開催の6月だったが、原作未読だからという理由で『フィッシュストーリー』をぶっ飛ばした)
 でもその一方で今月は松雪祭りでもあります。これに加えて上映時間がインド映画並みの『沈まぬ太陽』を観れば完全に祭りです。どーする自分。
 そうそう、今年は初めてフィルメックスで中華もん以外の映画を観ます。客層は全然違うんだろうな〜。で、松田翔太くんと高良健吾くんを観てくるよ。あ、監督やってる南朋くんの兄ちゃんも(笑)。

○今月読む予定の本
『1Q84 Book1』村上春樹
あとはそのへんの本を(こらこら)
1Q84 BOOK 1
1Q84 BOOK 1

 早速読み始めてます。それほど悩まずに読めていい。『ねじまき鳥』よりも読みやすいんじゃないか、と思っても、『海辺のカフカ』ほどでもないが。

 国際を観に行けなかった分だけ、今月はちょっとやる気を出したいな。なんだか1日1日が早く過ぎるようになったので、もっと日々の生活を大事にしていかなきゃと思う、冬の始まりであった。

 明日は白洲次郎展を見に行ってくるー。

お菓子くれ。でもイタズラするぞ。

1ece8674.jpgこれがホントのTrick and treat!なんつって。
でも、迷惑だよねー、こういうと。お菓子もらっても悪さするってわけなんだから。

 えー、本日は萬聖節、つまりハロウィンですが、ワタシのハロウィンは昨日でした。
毎年恒例の語学教室のハロウィンパーティーで、恒例のボランティアをしてきたのよー。
 写真は今年の衣装。おさげ髪はエクステつけました。都合により顔が映っていませんが、去年買った帽子かぶってます。マントはやはり去年六本木のドンキで買いました。
 マントの中に着ているのは、なぜかフランス製のチャイナスーツ(笑)。

 今年はお菓子コーナーを依頼されたので、これは去年使ったロングヘアのウィッグをかぶることができないなーと思い、それなら中華魔女でいくか、と思いついたのが今週。昨年あれこれ買った物を使いまわしつつ、すべて自前でそろえられたので、今年の仮装に関する出費はゼロだった。本場から来た米国人英会話教師いわく、毎年同じ仮装をすることは悪霊にマークされるからタブーなんだそうだが、微妙に変えていれば問題ないそうで、今年はそれでもオッケイだと言われたよ。よかった。しかし悪霊、細かいところまで見るもんなのだなー。
 偶然にも、お菓子コーナー担当の英語教師、Y先生もチャイナドレス。二人ですっかり盛り上がってしまったのは言うまでもない。
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 お菓子コーナーでは、手作りマフィンにアイシングをかけてトッピングをするという、簡単なもの。ゲストがみんな小学生&それ以下の子供たちなので、あまり凝ったものはできないみたいだそうだ。
 写真は見本として、ワタシが作ったもの。
子供たちに人気のトッピングはミニチョコチップクッキーにカラフルなマーブルチョコ。アイシングはチョコレート。チョコ好きだなー、子供たちって。ワタシも好きだけど。
 ハイハイン(ベビーせんべい)の人気がなかったので、チョコペンで字を書いてマフィンにのっけたら、なぜかうけて、真似する子供続出。魔女もとはしも調子に乗って、「トッピングは一人3種類までだけど、魔女の気分でおまけするー」とか、「魔女のおススメはみみず!しかもコーラとメロン味!」とか言ってせっせと働いていた。
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 来場者はやはりアレの影響で例年より減少したらしいんだが、それでもたくさん子供たちが来てくれたので忙しかったよー。ヒールをはいてずっと立って対応していたので、足も痛かった。
 子供たちが帰った後は、ボランティアメンバー&英語教師の皆さんと打ち上げ。写真に写してはないけど、夜食にカレーいただきましたよ。

 こんなふうに大はしゃぎしたせいか、はたまた今週の特別態勢で生活リズムがくるっていたせいか、出勤日にも関わらず今朝は大寝坊。出勤してローテンションで仕事してから、同じ語学教室で開催された、大人のためのHalloween Coffee Houseに参加。
 
 ロッキー・ホラー・ショー (2枚組特別編) [DVD]
ロッキー・ホラー・ショー (2枚組特別編) [DVD]

 実は1週間前に同じくイベントで『ロッキー・ホラー・ショー』を観ていて、今日はハロウィン当日だから、この映画に登場する「Time Warp」を踊ろうねー、というわけで、踊った次第(笑)。



 それでますます疲れ…というのは冗談であるが、英会話教師2人とハロウィン事情について英語であれこれ話し、アフターハロウィン(気持ち的に)を楽しく過ごしたのであった。

 てなわけで萬聖節快樂!お菓子くれー(こらこら)。

テンションの低い読書週間(今回はマンガ含む)

 最近、妙にやる気が出ない。
いや、つぶやくことや映画を観ることくらいはできるのだが、それ以外のことに対してやる気が出ない。職場が新型インフルの影響で業務内容が変わり、そのために中途半端に忙しいからだろうか。

 この間から読書週間だが、「年中読書」をモットーにしているワタシでさえ本が読めていない。
とりあえず、モチベーションをあげるために、ここしばらくで読んだ本メモ。

『月曜日の水玉模様』加納朋子
 
 安楽椅子探偵ものとして、日常に潜む謎を描いた『ななつのこ』『魔法飛行』もよかったけど、ワタシには意外にもこの作品の方がツボだった。

月曜日の水玉模様 (集英社文庫)

月曜日の水玉模様 (集英社文庫)

 丸の内の薬品販売会社で働く、ごく普通のOL片桐陶子。同じ小田急線に乗って遠距離通勤するサラリーマンの萩広海と出会ったことがきっかけで、彼女の何気ない日常が少し変わる。企業の内部調査を仕事とする萩の力を借りて、陶子は自分の会社や取引先で起こる、おかしな事件の謎に迫る。
「ささやかな日常にも、驚くべき真実がある」。加納さんや、後述する北村薫さんはこういうスタンスで短編を書かれている。北村さんの「円紫さんと私」シリーズや加納さんの「駒子ちゃん二部作」は、どちらかといえば文学的な香りがあるので、お好きな方にはたまらないんだと思う。で、この小説の舞台は丸ノ内。この界隈に働く人にとっては、文学的な香りどころか、ほんとに目新しいところのない場所なんだろうと思う。ただ、こういう見慣れた場所であっても、物語のネタはたくさん転がっているのであって、そこに着眼した面白さと、クールな陶子とのんびり朗らかな萩の名コンビぶり、そして毎日一生懸命働きながらも、それぞれが抱える寂しさへにも、ちゃんと癒しが用意されているのがいい。
 ところでショートカットでクールな陶子は、なぜかあおいちゃんをイメージして読んでしまった。髪をもう少し短くして、水色のベストとタイトスカートでサッサッと歩く姿を想像して「うわー、かわいいかもー」なんて思ってしまった次第。萩は誰でもできそうな気がするが、30代でイケメンじゃない、味のある俳優さんにやらせたいもんだ。誰がいいもんかねー。

『玻璃の天』北村 薫

 完結編の『鷺と雪』が直木賞を受賞。『街の灯』から始まる「ベッキーさん」3部作の2作目。

街の灯 (文春文庫)

街の灯 (文春文庫)

玻璃の天 (文春文庫)

玻璃の天 (文春文庫)

鷺と雪

鷺と雪

 時は昭和初期。華族の花村家に生まれた女子学生の英子には、専属の運転手がいる。しかも、当時には珍しい女性の運転手で、その名もベッキーさん(本名・別宮みつ子)。頭脳は明晰、武道も銃もこなすベッキーさんと好奇心と独立心の旺盛な英子は、旧友や家族の間で話題にのぼる事件の謎に迫っていく。
 この作品では、第1作ではっきりと語られなかったベッキーさんの意外な過去が少し明らかになるのとともに、第二次世界大戦に向かおうとしている昭和初期の東京の薄暗さも表面化してくる。『街の灯』を読んだ時には、英子とベッキーさんの友情ものが印象的だったのだが、そういう面も残しつつ、時代の陰も巧みに盛り込んでくる。そして、ベッキーさんが背負っていた真実は、まさにそんな時代を象徴していた。
 …ああ、早く『鷺と雪』が読みたい。図書館で借りて読もうかな。

『大奥』『きのう何食べた?』よしながふみ

↓まだ5巻の画像が出ていないので。白泉社は遅いんだよね。
大奥 第4巻 (ジェッツコミックス)

大奥 第4巻 (ジェッツコミックス)

きのう何食べた? 3 (モーニングKC)

きのう何食べた? 3 (モーニングKC)

 お馴染の2作品だけど、巻を重ねるごとに深みを増してくる。
『大奥』では、あの世界で赤穂浪士はこうなるのか!と驚き、「私は美男には興味がない!」と言い切った後の将軍吉宗ことお信の鮮やかさに再び驚いた。今後ますます目が離せない(映画はちっとも楽しみじゃないが)。
『何食べた?』は、やっぱりシロちゃん&ケンジが40代独身であるゆえか、食事シーン以外での、老親や職場での関係がリアルで、たとえ自分がゲイじゃなくても、こういう経験ってあるよなーと思うようになった。
 よしながふみがいいと思うのは、以前もここで書いたような気がしたんだけど、BLでもパラレルワールドSFでも、ただらぶらぶなだけじゃなく、キャラクターがちゃんと社会に向き合っている物語を語ってくれるからなんだよなー。だから、男の人にも自信を持ってオススメできる。(実家の弟にも「読んどけ」と言っているが、多分読んでないな)

『みそララ』宮原るり

みそララ 3 (まんがタイムコミックス)

みそララ 3 (まんがタイムコミックス)

 毎回書いててすみません。お仕事ものマンガは数あれど、これが一番好きだなー。決して華やかな話じゃないけど(だってこれ4コママンガだし)これを読んでいると、自分も仕事がんばんなきゃって思うもんで。

 そーいえば、職場の若者から選書の参考にって、ラノベを2冊借りているんだけど、なんだか読むのが辛くって。ああ、歳をとったのね、自分。でも仕事だからな。

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