少し更新に間が空きました。夏休みが終わって少しは楽になったんですが、体育館には毎日行って、指導活動は続いています。
今日はたまたまTVを見ていました。アンビリーバブルっていう番組です。そこで紹介されたバスケのお話に感動してしまいました。今日はそれを紹介させてもらいます。

その男の子の名前はジェイ・マック。小さい頃から自閉症で、何をやっても長続きせず、他の人ともなかなかコミニュケーションがとれない子だったそうです。
そんなマックが初めて心を奪われたのが、NBAのスーパースター、コービー・ブライアント。それ以来彼はバスケに夢中になりました。

高校に入ると彼はすぐにバスケ部に入ります。しかし、体も小さく、他の人とうまくコミニュケーションがとれなかったため、選手はさせてもらえず、マネージャーとしてチームに入りました。彼は試合に出れなくても、一緒に練習できなくても、バスケに携われていることに、心から喜びを感じ、びっくりするぐらい献身的に選手のために雑用をこなしていました。選手たちはどんなに調子が悪い時でも、本当に一生懸命熱意を持ってマネージャーの仕事に取り組んでいる彼を見て、

「俺たちは、俺たちだけで戦ってるんじゃない、だから頑張ろう!」

と思わせてくれるほどの仕事ぶりだったそうです。
そして毎日仕事が終わると誰もいない暗い体育館で、一人で何本も何本もシュート練習を欠かさずやっていました。
三年間、マネージャーをやり通して、選手たちのから絶大な信頼を得ていたそうです。

そして高校生活最後となる試合、ヘッドコーチは、三年間、頭が下がるぐらいに一生懸命働いてきたマックを試合に出してあげたいんだと、選手たちに提案します。選手たちはみな、「当たり前です。一番頑張ったマックが出ないで誰がでるんですか?」と歓迎しました。

そしてその日は来ました。相手は強豪校だったにもかかわらず、選手たちはマックを試合にだしてあげたいという一心でがんばりました。第4Qでダブルスコア、もう勝負は決まっています。そして残り4分、マックがコーチに呼ばれます。

マックがコートに出ると、頑張っていた彼を知っている観客は大歓声です。下級生の子たちはマックの顔写真が貼られたメガホンを持っての大応援。
一緒に出ていた選手たちもマックに点を取らそうとパスをマックに集めます。

試合に出るのはもちろん初体験のマック。一本目の3Pは緊張からかエアーボール、歓声はため息に変わります。しかしその直後右45°から放ったは見事にネットに吸い込まれます。会場は割れんばかりの大歓声!!!

しかし、これは単なる始まりに過ぎませんでした。

2本目・・・3本目・・・4本目・・・
なんとマックは波のようにうねる歓声のなか6本もの3Pをネットに沈めたのです。
6本目の3Pを決めた直後に試合終了!
スタンドから興奮した多くの観客がコートに降りてきてマックを抱え上げ、讃えたのです。マックは4分間の出場時間で18得点を上げたのです。

この映像はアメリカ全土で放映され、たくさんの人々に感動を与えたそうです。
あのブッシュ大統領まで、マック逢いたいと言って対面したそうです。


やっぱりバスケの神様は頑張った人のところに降りてくるんですねぇ〜〜
好きだという事、夢中になることの素晴らしさを実感させられたお話でした。

長くなってすいません。でもやっぱりスポーツっていいなぁ〜

バスケっていいなぁ〜