今回はあずきバーの硬度をデジタルロックウェル硬度計で測ってみました【解決編】です。


 各所で話題となっていますが井村屋様のあずきバーを使った実験結果はあくまで測定不能です。ロックウェル硬度計では測定対象物に圧をかけるので、氷が圧をかけると溶ける→圧を緩めると固まるを繰り返して正確な測定はできません。


つまり計り知れないと言っている通り圧をかけるロックウェル硬度計ではあずきバーの正確な硬度の数値は測定できないということになります。


本来はロックウェル硬度計は刃物業界でブレードの硬度を測るのに測定するもので、サファイア等あまりにも硬すぎるものの硬度を測定するのにも適しておりません。

また、今回は無理やり

ロックウェル硬さ(HRC)=0.1×ブリネル硬さ(HB-3 かつHB=HV(ビッカース硬さ)

という計算式を使ってサファイアの推定HRC相当値を求めました。



実は硬さの定義というものも曖昧で世の中にはロックウェル硬さ、ブリネル硬さ、ビッカース硬さ、ショア硬さなどがあり、測定方法は様々です。

あずきバーが溶けない測定方法及び条件なら正確な測定が可能かもしれません。

モース硬度という尺度もあり、これは
”あるものでひっかいたときの傷のつきにくさ”

を表しています。
ちなみにモース硬度の最大値はダイヤモンドの10で、最も傷つけにくい鉱物といえます。
また、人間の歯のモース硬度は7で鉄のモース硬度4、オパールのモース硬度6を超える傷つきにくさです。
さらっと驚きの事実を述べましたが、僕の心のモース硬度は0.5なのであまり責めないでくださいね。


また、衝撃に強い硬さは靱性という材料の粘り強さによるもので硬いからといって衝撃に強いというものでもありません。(ダイヤモンドがハンマーで砕けるのも有名ですね)


硬くて鋭い包丁でも、かぼちゃや大きな魚の骨を切ると刃欠けしやすいのは一般に硬度と靱性は反比例するからです。

また、物質に引っ張る力を加えた際の変形する能力を表す延性
    圧縮する力を加えた際の変形する能力を表す展性
などもあります。


日本工業規格JISでは鉄鋼のグレードを表すための様々な試験を様々な条件や試験方法で規定しています。

機械試験

引張試験

曲げ試験,抗折試験

衝撃試験

硬さ試験

成形性試験

脆性破壊試験

疲れ試験

クリープ試験

リラクセーション試験などなど


また、世界的な標準規格であるASTMではJISとは違った条件で試験を行ったりしています。



つまり結論としては
実際に同一条件で同一の試験方法を行わなければサファイアとの明確な比較は不可能
    
ということになります。


じゃあなんで実験したかというと単純

あずきバーの硬さを測れたら面白い

と思っただけです。結果的には測定不能でしたが。

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先ほど靱性の話をしましたが、弊社のサビナイフは靱性が高くて折れず、刃欠け知らずなんです。
硬度も靱性が高いのにHRC57~58と実用範囲です。おまけに錆びに強いとあれば海で魚をさばくのに
バッチリです!まさに
サビナイフは砕けない!

実験記事はこちら


あずきバーでかき氷作り





 



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