2024年が終わろうとしている。毎年冬至が過ぎるとまだまだもちろん冬なのだけど、太陽が出ている時間が長くなり、緩やかに緩やかに春に向かって行く。そんな心持ちをするだけで随分と気持ちが軽くなるものだ。
今年はどんな年だっただろうか。嬉しいことも悲しいことも、些細なことも鈍感になりすぎないことで色んなことが起こった。本当に海のようで、大きな波だったり小さな波だったり、穏やかで美しかったり、荒れ倒していたり、その音の隙間にどんな歪みや違和感があっても、絶えず動き続けている。
いくつになっても人の気持ちや考え方には教わることがあり、いくつになっても失敗する。それを記憶してるはずが、またいつの間にか忘れてしまう。厄介だが、つくづく自分は都合が良い生き物だなと思う。蓄積されていく気持ちもあるが、時間が経てばやはりリアルタイムの気持ちに比べると消えはしないが薄く平べったくなっていく。それだけその瞬間に感じたことは大切にしなきゃなんない。
年の瀬という理由をこじつけて、人に会いに出かける。なんとなく無理してもいいなと、わずかながらアドレナリンみたいなのが出てるみたいだ。そういう意味ではこういった一年の区切りはわかりやすくていい。毎日1日が終わる時の気持ちのでっかいやつだ。なにかやり残したことはないか。まぁ別にその動機と行動に頻度もクソもないのだけど、出来るだけ会える時に会っときたいという気持ちは年々増し、切実になっていく。
最近読んだ本の中に「年齢を重ねるというのは季節の記憶の層が増えていく」という一節があった。なんとなくその感覚のことを最近考えていたので、その一節が頭から離れなかった。季節の記憶と共に日々の記憶も結びついていて、それを毎年繰り返してはその層が増えて厚くなってゆく。地層の断面みたいなものだろうか。
つい先日、友人のイベントに行き、途中離脱をしながら、冬の朝を迎えた。朝陽が昇るほんの少し前の紫がかった空がとてもとても美しくどこまでも抜けていた。どこまでも繋がって行ける気がした。肺に入っていく冷たい空気が澄んでいて気持ちが良かった。その時、単純な僕は頑張るぞ。とわかりやすく気持ちに熱が帯びるのがわかった。そんな気持ちは何度でも繰り返していいのだ。
来年こそはバンドで何かを残したい。そして、また色々な街に行って会いたい。時間も体力も有限。まだまだ挑戦しながら、自分の人生で一番大切な時間を更新し、増やして行きたい。なんか自分たちのライブ音源聞いてたら泣けてきたね。この瞬間がどれだけ愛おしいか。いつまでもこの気持ちに焦がれていたい。自分たちの気持ちが乗った音だけじゃなくて、沢山の景色と人の気持ちがそこにある。
そして、今年大切な人たち5人に子どもが生まれた。そんな姿を見ていると生命力と可愛らしさ、その表情を見つめる友人の顔にたまらなくなる。なんとかこの命たちが色んなことを経験していく中に殺し合う歴史を経験させちゃいけないと強く思う。生まれるって本当に不思議だ。また新しい景色。愛おしいすぎる。とにかく元気に生きていってほしい。
最後になりましたが、今年もグアイズに関わってくれたみなさん、僕と関わってくれたみなさん、本当にどうもありがとうございました。
後3日2024年駆け抜けて、そして良いお年を!
2025年もよろしくお願いします!
風邪ひかないでねー!
今年はどんな年だっただろうか。嬉しいことも悲しいことも、些細なことも鈍感になりすぎないことで色んなことが起こった。本当に海のようで、大きな波だったり小さな波だったり、穏やかで美しかったり、荒れ倒していたり、その音の隙間にどんな歪みや違和感があっても、絶えず動き続けている。
いくつになっても人の気持ちや考え方には教わることがあり、いくつになっても失敗する。それを記憶してるはずが、またいつの間にか忘れてしまう。厄介だが、つくづく自分は都合が良い生き物だなと思う。蓄積されていく気持ちもあるが、時間が経てばやはりリアルタイムの気持ちに比べると消えはしないが薄く平べったくなっていく。それだけその瞬間に感じたことは大切にしなきゃなんない。
年の瀬という理由をこじつけて、人に会いに出かける。なんとなく無理してもいいなと、わずかながらアドレナリンみたいなのが出てるみたいだ。そういう意味ではこういった一年の区切りはわかりやすくていい。毎日1日が終わる時の気持ちのでっかいやつだ。なにかやり残したことはないか。まぁ別にその動機と行動に頻度もクソもないのだけど、出来るだけ会える時に会っときたいという気持ちは年々増し、切実になっていく。
最近読んだ本の中に「年齢を重ねるというのは季節の記憶の層が増えていく」という一節があった。なんとなくその感覚のことを最近考えていたので、その一節が頭から離れなかった。季節の記憶と共に日々の記憶も結びついていて、それを毎年繰り返してはその層が増えて厚くなってゆく。地層の断面みたいなものだろうか。
つい先日、友人のイベントに行き、途中離脱をしながら、冬の朝を迎えた。朝陽が昇るほんの少し前の紫がかった空がとてもとても美しくどこまでも抜けていた。どこまでも繋がって行ける気がした。肺に入っていく冷たい空気が澄んでいて気持ちが良かった。その時、単純な僕は頑張るぞ。とわかりやすく気持ちに熱が帯びるのがわかった。そんな気持ちは何度でも繰り返していいのだ。
来年こそはバンドで何かを残したい。そして、また色々な街に行って会いたい。時間も体力も有限。まだまだ挑戦しながら、自分の人生で一番大切な時間を更新し、増やして行きたい。なんか自分たちのライブ音源聞いてたら泣けてきたね。この瞬間がどれだけ愛おしいか。いつまでもこの気持ちに焦がれていたい。自分たちの気持ちが乗った音だけじゃなくて、沢山の景色と人の気持ちがそこにある。
そして、今年大切な人たち5人に子どもが生まれた。そんな姿を見ていると生命力と可愛らしさ、その表情を見つめる友人の顔にたまらなくなる。なんとかこの命たちが色んなことを経験していく中に殺し合う歴史を経験させちゃいけないと強く思う。生まれるって本当に不思議だ。また新しい景色。愛おしいすぎる。とにかく元気に生きていってほしい。
最後になりましたが、今年もグアイズに関わってくれたみなさん、僕と関わってくれたみなさん、本当にどうもありがとうございました。
後3日2024年駆け抜けて、そして良いお年を!
2025年もよろしくお願いします!
風邪ひかないでねー!