頭の中を感情の波がずっと一定のまま寄せては返す。波はザワザワと流れているけど、大きくなったり小さくなったりすることが少なくなった。ずっとこのまま凪かよって思う時もあった。
自分ってこんな奴だったけと。

今日僕はライブハウスに遊びに行った。そこに着くと、ものすごく久しぶりな友人や知人の顔があり、それはそれはとても嬉しく、会って話していくうちに声のトーンがうわずっていくのが自分でもわかった。
そこで僕はfallsのライブを見た。そのライブが本当にかっこよかった。ライブステージの3人の熱量も演奏もどんどんかけ合わさっていき、曲の良さも相まってそのバンドと言う現象に僕はまんまと感動し、自分の気持ちの波が大きくなる瞬間がわかった。
それだけではなく、その熱量が見事にフロアにいるお客さんを飲み込むのではなく上手く混じり合った。見ている人はマスク越しでもわかるぐらい本当に良い顔をしてたんじゃないかな。
そして、そのライブを熱く見つめるSUMMERMANの姿があった。彼らに起こったことは知っていたが、それはあまりにも実感からは遠く、僕はよくわかっていなかった。
だけど、僕はfallsとお客さん、そしてSUMMERMANの姿を見て、懐かしい気持ちや寂しさではなく、何かがまた始まって行くような予感に涙を誘われた。頭の中がそれでいっぱいになった。そのメンバーで作られた音楽、聞いた音楽やライブは自分が死ぬまではずっと生きている。大丈夫。だって好きなんだもんなバンドが。

今日はなんだか特別だったけど、ライブハウスには音楽とライブがあって、人がいて、こんな感動や気持ちが混じりあったり、カオスのまんまそこにあったりする場所だった。そうだった。

やっとおかえりなさいという感じ。そしていってきます。
僕の頭の中に流れてる波はまだまだ青かった。
ありがとう本日。