2013年05月20日
SNSの高齢化
SNS(Social Networking Service)という言葉が出てきて何年ぐらいになるのでしょうか。
広義ではコンピュータネットワークを通してコミュニケーションと捉えられ、古くはパソコン通信のフォーラムに始まり、BBS、ネットニュース、Blogも含まれるのでしょうけれど、一般的にはFacebookやtwitterのようなものを指しているものだと思います。
このようなサービスが、2003年ぐらいにMySpaceやLinkedInがアメリカで流行っているという話は聞いたことがありましたが、日本では普及せず。
その後、SecondLifeもブームになりかけ、いろんな企業も手を出し始めたけれど、普及せず。
日本ではmixiが一番最初に普及したSNSでしょう。これが2005年ごろ。
友人の紹介がないと加われないという特別感もあって、仲間内ではかなり流行りました。
GREEもありましたが、結局、mixiと同じでゲーム課金でなんとか収益を上げているような状態に陥っているような雰囲気です。
その後、twitterが登場。自分が知ったのは2007年頃かなぁ。
友人とお茶している際、彼がおもむろに携帯電話を取り出してtwitterを始めたとき、
「とりとめもないことをつぶやいて何が楽しいんだ?」
と思っていまいしたが、独特の楽しみがありますよね。
「グループ」ではなく、「クラスタ」という概念。
同じ趣味や考えを持った人間同士の匿名の緩いつながりではありますが、それがまた居心地がよいです。
自分と行動や考え方が似た人間がこの世にこんなにたくさんいるんだぁという発見にもつながりました。
そして、2010年頃からはFacebookが台頭。
これはtwitterとはまったく正反対で、リアルでの知り合いとのコミュニケーションが基本。
実名が原則のため、「大人の付き合い」という感じがありますね。
また、「組織」を重視する傾向が。
もともとは有名大学のアルバムから発展したシステムだからか、所属する会社や卒業した大学、高校といった組織から友人とのつながりを見つけていくスタイルを取っています。
全世界で10億人が登録しているというニュースもあります。
GoogleからはGoogle+というSNSが出てきましたが、後発ゆえに今ひとつ伸びがありません。
そして、今はLINEが大きな伸びを見せてきました。
登場は2011年6月。まだ2年ぐらいで、登録者は1億5000万人。
最初は無料通話ができるサービスかと思っていましたが、twitterにもFacebookにもない特徴を持っていて若い世代を中心に普及してきています。
実際のところ、無料通話はほとんどまともには使えませんね。
で、2005年ごろから約8年ぐらい、いろいろなSNSに触れてきて思うこと。
SNSも高齢化してくるものだなぁ
mixiが流行った8年ぐらい前、当時、20歳代後半から30歳代の人間が中心だったと思いますが、それがそのまま歳を取り、若い人は新規登録をしないので、今のmixiの中心は30歳代後半から40歳代になっているような気がします。
実際、私はこの1年ぐらいログインすらしていません。
そして、Facebookもその傾向があるような気がします。
「大人の付き合い」が30歳代以上の大人には居心地が良いのでしょうけれど、若い人には面白みに欠けるかも。
実名原則、リアルでの所属組織を明らかにするという堅苦しさが、敬遠されている気もします。
30歳代後半から50歳代ぐらいまで幅広く利用されているような気がしますが、私より若い人で新たにFacebookに登録したという人はあまりおらず、登録してもずっとほったらかしにしているという人がたくさんいます。
Facebookもいずれ自分と一緒に歳を取り、あと3年もすれば利用者のほとんどは40歳以上に、ということになりそうな気がします。
twitterはものすごい幅広い年代をカバーしてるのではないかと思います。
匿名性を活かしたゆるくて幅広いつながり、140文字以内のショートメッセージによる気軽なコミュニケーション。
それゆえにデマの拡散や、馬鹿行動のツイートなど多くの問題を持っていますが、正しい選別眼で情報の取捨選択を行えば、有益な情報をたくさん獲得できると思います。
ただ、気がかりなのはtwitterの財政基盤。
特に広告やゲームで大きな収益を得ていそうにないんですよね。
どうやって収益を得ているのか?
2008年からTwitter日本語版の運営を行っているデジタルガレージはここ数年、営業利益はずっと赤字だし。
いま一番元気なのが、LINE。スマートフォンの普及の波に乗ってきましたね。
専用アプリを使った時のレスポンスの速さには感動します。これはFacebookやtwitterにはありません。
10歳代、20歳代の中心はこれでしょう。最近は30歳代前半まで迫ってきている気がします。
対話形式でのショートメッセージでのコミュニケーション、スタンプの可愛らしさが若者に受けていると思いますが、逆に言うとこれが子供っぽくて40歳代には合わないかもしれません。
しかし、いまLINEを使っている世代が歳をとってFacebookに乗り換えるとも思えず、この後、SNSはどうなるのだろう?と深く研究していきたい気持ちも大きいです。
また、数年前からSNSをどのようにビジネスに生かしていくのか、ということをいろんな人が考えていますが、どうも成功している事例がない。
これまでも多くの提案を受けてきましたが、どれも眉唾もの・・・
■twitterで流れているデータをビックデータとして捉え、これを分析し、流行の波を見つける
→twitterで話題になった商品が半年後に実際に売れている、という事例がよく出てくるが後出しジャンケンにすぎない。
話題になった商品は山ほどあり、その中で半年後に売れた商品はほんの一部だけだったりする。
■Facebookで多くのユーザに商品を拡散してもらうことで大きな宣伝効果を生み出す
→Facebookではあからさまな商売をするのはとても嫌われる傾向にある。
商品に対してたくさんの「いいね」はもらえるけれど、購買まで至らない
メールマガジンやDMを送る方がはるかに効率的であったりする
■Facebookとホームページが連動することでSEO効果も高まる
→本当か?Google+を広めたいGoogleがそんなことをするのか?
企業としてSNSを利用するとき、それを商売として利用できるのか、それとも顧客向け情報提供サービスとしてのみ利用可能なのか、早めに見極めないといけないですね。
広義ではコンピュータネットワークを通してコミュニケーションと捉えられ、古くはパソコン通信のフォーラムに始まり、BBS、ネットニュース、Blogも含まれるのでしょうけれど、一般的にはFacebookやtwitterのようなものを指しているものだと思います。
このようなサービスが、2003年ぐらいにMySpaceやLinkedInがアメリカで流行っているという話は聞いたことがありましたが、日本では普及せず。
その後、SecondLifeもブームになりかけ、いろんな企業も手を出し始めたけれど、普及せず。
日本ではmixiが一番最初に普及したSNSでしょう。これが2005年ごろ。
友人の紹介がないと加われないという特別感もあって、仲間内ではかなり流行りました。
GREEもありましたが、結局、mixiと同じでゲーム課金でなんとか収益を上げているような状態に陥っているような雰囲気です。
その後、twitterが登場。自分が知ったのは2007年頃かなぁ。
友人とお茶している際、彼がおもむろに携帯電話を取り出してtwitterを始めたとき、
「とりとめもないことをつぶやいて何が楽しいんだ?」
と思っていまいしたが、独特の楽しみがありますよね。
「グループ」ではなく、「クラスタ」という概念。
同じ趣味や考えを持った人間同士の匿名の緩いつながりではありますが、それがまた居心地がよいです。
自分と行動や考え方が似た人間がこの世にこんなにたくさんいるんだぁという発見にもつながりました。
そして、2010年頃からはFacebookが台頭。
これはtwitterとはまったく正反対で、リアルでの知り合いとのコミュニケーションが基本。
実名が原則のため、「大人の付き合い」という感じがありますね。
また、「組織」を重視する傾向が。
もともとは有名大学のアルバムから発展したシステムだからか、所属する会社や卒業した大学、高校といった組織から友人とのつながりを見つけていくスタイルを取っています。
全世界で10億人が登録しているというニュースもあります。
GoogleからはGoogle+というSNSが出てきましたが、後発ゆえに今ひとつ伸びがありません。
そして、今はLINEが大きな伸びを見せてきました。
登場は2011年6月。まだ2年ぐらいで、登録者は1億5000万人。
最初は無料通話ができるサービスかと思っていましたが、twitterにもFacebookにもない特徴を持っていて若い世代を中心に普及してきています。
実際のところ、無料通話はほとんどまともには使えませんね。
で、2005年ごろから約8年ぐらい、いろいろなSNSに触れてきて思うこと。
SNSも高齢化してくるものだなぁ
mixiが流行った8年ぐらい前、当時、20歳代後半から30歳代の人間が中心だったと思いますが、それがそのまま歳を取り、若い人は新規登録をしないので、今のmixiの中心は30歳代後半から40歳代になっているような気がします。
実際、私はこの1年ぐらいログインすらしていません。
そして、Facebookもその傾向があるような気がします。
「大人の付き合い」が30歳代以上の大人には居心地が良いのでしょうけれど、若い人には面白みに欠けるかも。
実名原則、リアルでの所属組織を明らかにするという堅苦しさが、敬遠されている気もします。
30歳代後半から50歳代ぐらいまで幅広く利用されているような気がしますが、私より若い人で新たにFacebookに登録したという人はあまりおらず、登録してもずっとほったらかしにしているという人がたくさんいます。
Facebookもいずれ自分と一緒に歳を取り、あと3年もすれば利用者のほとんどは40歳以上に、ということになりそうな気がします。
twitterはものすごい幅広い年代をカバーしてるのではないかと思います。
匿名性を活かしたゆるくて幅広いつながり、140文字以内のショートメッセージによる気軽なコミュニケーション。
それゆえにデマの拡散や、馬鹿行動のツイートなど多くの問題を持っていますが、正しい選別眼で情報の取捨選択を行えば、有益な情報をたくさん獲得できると思います。
ただ、気がかりなのはtwitterの財政基盤。
特に広告やゲームで大きな収益を得ていそうにないんですよね。
どうやって収益を得ているのか?
2008年からTwitter日本語版の運営を行っているデジタルガレージはここ数年、営業利益はずっと赤字だし。
いま一番元気なのが、LINE。スマートフォンの普及の波に乗ってきましたね。
専用アプリを使った時のレスポンスの速さには感動します。これはFacebookやtwitterにはありません。
10歳代、20歳代の中心はこれでしょう。最近は30歳代前半まで迫ってきている気がします。
対話形式でのショートメッセージでのコミュニケーション、スタンプの可愛らしさが若者に受けていると思いますが、逆に言うとこれが子供っぽくて40歳代には合わないかもしれません。
しかし、いまLINEを使っている世代が歳をとってFacebookに乗り換えるとも思えず、この後、SNSはどうなるのだろう?と深く研究していきたい気持ちも大きいです。
また、数年前からSNSをどのようにビジネスに生かしていくのか、ということをいろんな人が考えていますが、どうも成功している事例がない。
これまでも多くの提案を受けてきましたが、どれも眉唾もの・・・
■twitterで流れているデータをビックデータとして捉え、これを分析し、流行の波を見つける
→twitterで話題になった商品が半年後に実際に売れている、という事例がよく出てくるが後出しジャンケンにすぎない。
話題になった商品は山ほどあり、その中で半年後に売れた商品はほんの一部だけだったりする。
■Facebookで多くのユーザに商品を拡散してもらうことで大きな宣伝効果を生み出す
→Facebookではあからさまな商売をするのはとても嫌われる傾向にある。
商品に対してたくさんの「いいね」はもらえるけれど、購買まで至らない
メールマガジンやDMを送る方がはるかに効率的であったりする
■Facebookとホームページが連動することでSEO効果も高まる
→本当か?Google+を広めたいGoogleがそんなことをするのか?
企業としてSNSを利用するとき、それを商売として利用できるのか、それとも顧客向け情報提供サービスとしてのみ利用可能なのか、早めに見極めないといけないですね。










