2005年10月22日

I Couldn't Say Anything Except "Yes". 〜 キャラクターショー巡業の日々

キャラクターショーの世界では、年末・年始にもガンガン現場が入ります。

自分は、大学卒業直前の年末・年始に、沖縄の現場に入ることになりました。

沖縄で年越しです。

 

現場は、『ウルトラマン&ゴジラ』というものでした。

普通、ありえない組み合わせです。

東映東宝なんです。

「何でもアリか?」って感じです。

実は、映画公開前のキャンペーンを兼ねた特別ショーだったらしいっす。

 

自分の役は、前半は戦闘員、後半は怪獣

ウルトラマンやゴジラに戦闘員って出てきたっけ????

って疑問を抱えつつ、戦闘員⇒怪獣という着替えに挑みました。

 

怪獣の着ぐるみは大変なんです。

「見えない」「重い」「動きづらい」 なんです。

 

怪獣の首の皺の部分に、一箇所、細い切れ込みが入っていました。

そこから見えるわずかな視界が全てです。

 

足がやたらデカいんです。

やたら歩きにくい・動きにくい わけです。

 

でも、初めての怪獣役で、自分は密かに燃えていました。

重い着ぐるみを運びながら、

 「魂吹き込んでやるけんな」

と呟いたりしてたわけです。

 

それにしても、沖縄は年末・年始でも暑かった!

昼間は普通に20℃超えるんです

沖縄の人らは長袖着てますが、自分らは半袖で十分なわけです。

そんなところで、戦闘員の服の上から怪獣の着ぐるみを着て暴れまわったわけです。

1日3回ショーだったんです。

フラフラだったわけです。

 

でも、イチバン印象に残っているのは、

灼熱のリハーサルなんです。。。

 


沖縄に着いて2日間はリハーサルなどの準備期間となっていました。

珍しく余裕がある日程です。

 

リハーサルを始めるにあたり、自分らは

「怪獣の立ち回りでは、転がらない  

という方針を決めました。

やられるリアクションで転がってしまうと、

立ち上がるのが遅れ、その後の立ち回りに影響してしまうかもしれない、

と考えたわけです。

 

自分たちで一通り練習を終え、ショーの形がほぼ出来上がった時です。

同行していた福岡の事務所のボス(支社長)と、沖縄の事務所の所長「通しリハーサル」を見てチェックいただくことになりました。

本番どおりに着ぐるみを着て、真剣に演じたわけです。

 

リハを観た支社長たちの一言が、始まりでした。

 

  「怪獣!何で転がらない!!」 

  「やられたように見えねぇんだよ!!」

 

怪獣のリアクションの基本を無視してる!と逆鱗に触れたわけです。

また、ウルトラマンの動きについてもあれこれ指摘されました。

 

それから、支社長たち立会いのもと、着ぐるみをつけたままで、延々とリハが続きました。

沖縄の日差しと、メンバーの熱気

張り詰める空気

死にそうになりながらも、目をサンカクにして奮闘しました。

ひたすら転がって、気合で立ち上がりました。

 

そんな自分らに投げかけられた支社長の言葉。。。

 

 

  「見えないのはわかるよ。動きにくいのもわかる。

  でも、それでも動くのが俺らだろ!!!!

 

 

 

「はい。」としか言えなかったわけでした。



guda_guda_55 at 13:43│Comments(0)TrackBack(0) キャラクターショー巡業の日々 

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ぐだぐだ

神戸在住の38歳会社員。
生誕地は対馬(長崎県)。小学校卒業するまでを対馬で過ごす。
中学から大学卒業までの10年間は福岡県春日市で。

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