みなさんお久しぶりです。IKILISH代表の奥田一真です。
今回はみなさんに重要なご報告がございます。
題にもなっている通り、私奥田一真は、この度IKILISHを卒業することを決断しました。
そこまでの決断に至るまでの経緯をご説明させていただきたく思います。
そもそものIKILISHという団体は、私も含む4人(水野、池島、駒澤) で活動していました。4人の最初の一番の大きな目標は、自分達の手で粋なゲストハウスを創るということでした。2年前の3月頃から発足し、最初は分からないなりにただただがむしゃらに行動していました。宿のオープン時期も2016年の8月と設定して、曖昧ではあったかもしれませんが、自分達自身を鼓舞し、前に進むためにも奮闘の日々を繰り返していました。
しかしそんな中、予期せぬ事態が起こってしまいました。メンバーの駒澤が活動辞退を申し出たのです。私の中でゲストハウスを創るということはもちろんやりたいことであり、大切なことであったのですが、それを誰とやるかというところをかなり重要視していました。なので最初に仲間になってくれた3人の存在は、私にとってとても大切な存在でした。最初は駒澤の辞退の話を中々理解できずにいました。今となっては自分の正直な気持ちを素直に打ち明けてくれたのでとても嬉しかったと思っています。そして途中まで一緒に活動できたことも本当に嬉しく思っています。彼は私に無いものを たくさん持っていました。本当に優しくて心の温かい人間で、ゲストハウスにいたらみんなから愛されそうな存在になっていたと思います。すでに別々の道を歩んではいますが、これからも駒澤のことを心より応援しています。
そして中々駒澤の辞退を受け入れられないままに時間は過ぎていきました。 3人体制になり、改めて頑張っていこうと決めてからも色々と苦しいことは続きました。資金面のこと、目標に対するモチベーションの変化のことなど様々です。3人体制とはいっても、活動のメインはそのときすでに大学を卒業していた私と水野の2人でした。池島は学生ながらもIKILISHの活動に大変力を注いでくれていました。彼にも本当に感謝です。学校内での個人の活動も忙しい中、自分達との時間もちゃんと作ってくれていました。そして本当に面白い方との繋がりを持っているので、自分達の活動の幅も徐々に広がっていったと思います。
本当は自分と水野でもっと2人を引っ張っていくべきであったと思っています。どうしても池島には期待値以上のことを頼ったり期待してしまったりしていました。気がつけば チーム内のメンバー同士でのモチベーションにもかなり差が出ていて、方向性にもずれが出ていたと思います。仲の良かった関係にも徐々に溝が生まれ、対立の域にまで達していたと思われます。3人で一緒にゲストハウスをやることは不可能に近い状況へと変わっていました。
今年に入ってからも、私自身これから先のことをものすごく考えていました。IKILISHの将来、自分達の将来、自分の将来、すごく悩んでいました。どうしていくべきなのか。分からなくなってしまっていました。
そんな時に以前から交流のある方達から声をかけていただきました。前にこのブログでも紹介したことのある、現在北海道の札幌でゲストハウスwayaを運営するStaylinkの方達です。ゲストハウスがオープンしてからも連絡を取り合っていて、お互いの近況報告などをしていました。いつも自分達のことを気遣ってくれて、色々アドバイスをしてくれたり、見返りなど一切求めないで何でも教えてくれるとてもよい方達です。
声をかけていただいてからも本当に考えました。今の自分やIKILISHにとって一番良い道は何なのか、北海道へ行ってStaylinkの仲間になった方が自分も成長できるし、IKILISHのためにもなるのではないか、でもそれは自分の決めていた道から逸れてはいないか、今まで応援してくれていた方達はどう思うのか、ただ逃げているだけではないのか、本当に本当に自分達の夢に対して真剣に思っていたので悩みました。
そしてたくさん悩み考えた末、私は一旦IKILISHを卒業し、新しい環境に身を置くことを決意しました。
自分の成長のため、これから2年間は北海道で頑張ります。
ここまで応援してくださった皆様、IKILISHの将来を楽しみにしてくださっていた皆様に心からお詫び申し上げます。自ら掲げていた目標を途中で投げ出すようなまねをしてしまって本当に申し訳ありません。私も辛いです。かなり大きな挫折感を感じてもいます。本当に悔しいです。
気持ちを切り替えてこれからはまた一から全力で取り組んでいきたいと思っています。目標を失ってしまったのでまずは目の前のことを一生懸命やっていきます。2年後にどうなっているかは正直今は分かりません。IKILISHとしてまた何か活動するのかもしれませんし、全く別のことをするのかもしれません。ただ1つだけ言いたいことは、どんな未来の姿であっても、それが必ず良い報告に繋がるようにしたいと思っています。
最後になりますが、結果を出せずじまいとなってしまいましたが、それでも僕達がここまでやって来れたのはみなさんのご声援があったからだと思っています。本当に励みになっていました。ありがとうございました。このIKILISHでの2年間の経験を無駄にはせず、これからも日々精進していきたいと思っています。これからの僕達もどうぞよろしくお願いいたします。