城ケ倉大橋
タリア人観光客がまったく来ない今を利用して、日本の、特に東北の見どころを再確認している今年の私ですが、GoToトラベルで東北をぐるっと回ってみました。
ツアー旅行というものに参加するのは初めてでしたが、良い点は、短時間で色々な見どころを回れるところです。

水の透明度がすばらしい田沢湖
田沢湖(2)
新型コロナの心配する必要が今より少なくなり、海外の観光客が戻ってきたら、是非とも東北を推し進めたいと思ってるわけですが、自分なりの旅程づくりのヒントになることを期待しての参加でした。

 夕日に包まれた深浦
深浦(リゾートしらかみ車窓)
「錦秋の東北・紅葉めぐり」という名の付いたツアーは、大型バスが2/3ほど埋まる定員で、マスク着用はもちろん、手の消毒、体温チェックも毎日ありました。

 千畳敷海岸

千畳敷海岸 (2)
白神山地の十二湖、日本海沿いを走る「リゾートしらかみ」に乗り、鶴の舞橋、八甲田ではロープウェイに乗り、十和田湖、田沢湖、そして4月にイタリア人観光客を案内するはずだった角館にも行きました。

3日間びっくりするほど素晴らしい天気に恵まれ、青空に山の紅葉が映え、それはとてもとても美しかったです。

八幡平頂上では、その晴天のすばらしさにバスの運転手さんが私たちなどよりも興奮していたくらいです。というのも、何度もお客さんを連れて来ている運転手さんさえ、こんなにはっきり景色が見えたことなど今だかつてなかったのだそうです。
奥入瀬渓流
一方、ツアーの悪い点は時間がないこと。特に奥入瀬渓流では、なんとも美しい風景が広がっていましたが、車窓から眺める程度で終了。
例えば、川沿いをトレッキングなんて、自然派のイタリア人観光客にきっと喜ばれるだろうと思いました。また行って散策して研究するつもりです。

日本一大きい木造橋「鶴の舞橋」と岩木山
鶴の舞橋
ツアー参加者に関西アクセントの女性が一人いました。バスの中で隣り合わせになったので話しかけてみると、奈良の方だと判明。ひょっとしたことで今回のツアーに参加をしたということでした。

神秘的な光に包まれた十和田湖
十和田湖れまで彼女の人生で、東北という場所を身近に感じることはなく、東北人にも出会うことはほとんど皆無だったのだそうです。
今回のツアー広告が目に入ったものの、奈良も山深い田舎ですから、それほど期待せずに参加した。けれども、「東北の紅葉は違いますね!やっぱり実際に体験しないと分からないことってあるんだなぁと思いました!」と少々興奮気味。

何が違いますか?と尋ねると、しばし考え、奈良・京都というのは紅葉とは赤なのだそうで、東北の紅葉には、そこに黄色が混じり合い、それが美しさをより際立たせているだと言ってました。

こんな風に、日本人にだって、東北の良さを初めて知る人、まだ知らない人も沢山いるわけですから、自信をもってイタリア人に東北を押していこう!と、他地域の方の目を通して、改めて教えてもらった次第です。

お決まりの辰子さん像は、どことなくヴェローナのジュリエッタ像に見えるような..

田沢湖(1)









「ロンリープラネット」という世界的な旅行ガイドブックをご存知でしょうか?去年の11月にこの雑誌が発表した「2020年に訪れるべき世界の旅行先のランキング Best in travel」で、日本の東北地方が3位に選出されたこともご存知でしょうか?(ちなみに2位はイタリアのマルケ州)


東北地方の豊かな自然、祭りなどの文化遺産、食の魅力などの他、東日本大震災後の観光の復興などが選考理由だということです。

コロナが落ち着きましたら、東北ならではの魅力を是非見つけにいらしてください。




(イタリア語担当:さとう)