鳩山政権が追い詰められている。あるいは意図的に破たんに追いやられている。

 要因は二つ。一つは小沢金権問題。これは検察官僚を中核とするグループによるフレームアップ。戦前以来の彼らの得意技だ。

 二番目は普天間の移転問題。アメリカの犬になりきった外務・防衛の官僚が、沖縄県民の、従って日本国民の問題よりも、今まで自分たちが対米交渉で展開してきた論理を優先させるため、そしてそのことを通じてアメリカの利益を実現させるため、鳩山と岡田を追い込んでいる。

 本当はこの件に関しても外務省の機密文書は気同様、あるいはそれ以上の詐術があるはずだ。

 しかし新政権に代わって、政治は確かに変化しつつある。それもよい方向に向かってだ。

 子供手当など、それ自体の費用かはともかく、国民一人ひとりの生活を何とかはなければいけない、それが政治の基本だということが示されている。

 また外務省の機密文書問題は、官僚が国政を壟断してきた事実を示している。

 何としても鳩山政権には頑張ってもらいたい。

 この政権が倒れてもう一度安部がやるのか。

 よく考える必要がある。