2009年11月20日

Bahtinov Mask その2

 先日書いたBahtinovマスクだが、カナダのKendrick Astro Instruments社からKENDRICK KWIK FOCUS BAHTINOV MASKSという商品名で販売されている。

 しかし、このラインナップを見る限りでは口径(というよりも固定のためのフード径)によって大きさが分かれているだけで、焦点距離による使い分けまでは意識していないみたい。

 もともとの光学原理はよく分からないが、先日紹介したBahtinov Maskを作るページでは入力された焦点距離によって絵柄が変わる(焦点距離が短いほどスリットのピッチが細かくなる)。

 私はSE80ED(焦点距離600mm)の場合とx0.8レデューサーを使った場合(焦点距離480mm)と言うかんじに2種類の焦点距離で運用するのだが、Kendrick社の様なアバウトなマスクでも良いのかどうか試すために両方の焦点距離指定でマスクを作ってみた。

 一昨日は480mm指定のマスクを作ったので、昨日は600mm指定で作成して比較調査を行った。

 まずは焦点距離480mmの鏡筒に480mm指定で作成したマスクを使ってピントを合わせた。
480


 その状態で、鏡筒先端にかぶせているマスクを600mm指定で作成したマスクに付け替えてみた。
600

 輝線が少し太くなって明るさがダウンしたように思える。焦点距離指定がちゃんと合っていると輝線が細くコントラスト高く写るのかもしれないが、480mmと600mmくらいの差だったら正直あまりよく分からない。もっと焦点距離を長く設定して試してみると差が分かるのかもしれないのかも。

 ピント位置についてはちょっと中心からずれているようにも思えるが誤差範囲のようにも思える。ピント位置の評価に違いが無いのなら、焦点距離の指定はアバウトでも良いのかもしれない。口径の指定もKendrick社のマスクでは「BM-6004-P...Fits tube ODs 80mm to 164mm 」という感じに結構幅があるので、これも適当で良いのか…?

 あと、対物レンズの目の前に置くのとフードの先に付けるのでは違いがあるのだろうか…。光学原理がよく分かっていないので、疑問だらけ。

 とりあえず次回撮影時に実写でピントチェックしてみることにしようとおもう。


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2009年11月18日

Bahtinov Mask

Bahtinov(バーチノフと読むのか?)マスクを作ってみた。

ピント合わせ用のツールとしては豚鼻マスク(Hartmann mask)とか、スパイダーの回折を使って合わせるツールが知られているが、Bahtinov Focusing Maskはピント位置に応じて輝線の位置が動いてピント位置がよくわかるというもの。

こちらのサイトから口径と焦点距離を入力して[Generate]ボタンを押すと、SVGファイルができるので、それを厚紙に印刷して丁寧にカッターで切り抜いた。

IMGP9954

コツコツと作業をするのは得意じゃないんだが何とか最後まで集中を切らさずにカットした。

IMGP9955

家内が手芸店で買ってきたクロスステッチ用のフレームを使って枠を作り、望遠鏡の先端にかぶせて使う。

IMGP9958

早速テスト。西の空に沈みかけたベガでのテストはこんな感じ。下の写真はISO1600で1秒露出(F6鏡筒)。

こちらがジャスピン位置。
IMG_9959

ピント手前位置と奥。
IMG_0002_3
IMG_0001_3

こりゃわかりやすい。

フォーマルハウトでも試してみた。ばっちり。
IMG_0003

木星では輝線が太くなるが、同様に輝線の位置が動いて確認できるのでピント合わせ可能。
jupiter

次回撮影時には、このマスクで決めたピント位置で撮影してみてちゃんとジャスピン位置かどうか試してみよう。

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2009年11月15日

ボウズ

 土曜日の夜。久しぶりの晴天に誘われて撮影に出撃。

 現地着は9時過ぎで、機材をセットアップし終わり。さて何を撮影しようかと思案にくれた。
 実は今週は仕事がハードで徹夜もあり、体力気力が残っていなかったので、遠征に出かけるつもりではなかったのだが、良い天気に誘われてついつい出かけて来てしまったので何にも考えてなかった。

 ふと空を眺めて、オリオン付近のM78でも撮ろうかと思ったが、まだ高度が低い。もう少し透明度の高い高度まで上がってから撮ることにして、それまでの間に何を撮ろうかと考えていたら、ふとCave Nabula(Sh2-155)の事を思い出し、鏡筒を向けて撮影開始。

 数枚試写してみると結構淡い対象だったが、風が強くガイドに自身が無かったので「えいや!数で稼いでやれ!」とばかりにISO1600の5分で18枚(計90分)。

 その後1時過ぎにそろそろオリオンが高くなってきたのでM76に対象を変えて露出開始。15分x8枚(2時間)くらい露出しようと思いタイマーをセットし、眠かったので車で仮眠しているとPCからのブザー音で目が覚めた。

 赤道儀がストライキを起こして追尾を止めてしまったようだ。どうしてだろうといろいろ調べた所、答えは単純バッテリー切れ。

 結局、収穫は露出不足のSh2-155とM78。帰宅後簡単に処理してみたが、モチベーションが下がってしまうほど露出不足。

次回からは準備はしっかりしてから出撃せねば。

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2009年11月08日

2009 J2第48節 vs FC岐阜【悪くは無かった】

 前回のヴェルディ戦から久しぶりのホーム桃スタでの試合。

 ここのところ歯車がかみ合わず7連敗(天皇杯のPK負けを入れると8連敗)のファジアーノ岡山。1年先輩のFC岐阜を迎えての試合だった。

 FC岐阜には2006年の地域決勝から一度も勝っていない(引き分けすら無い)という因縁の相手だが、今回も初勝利は持ち越しとなってしまった。

 妹尾のミドルシュートも枠に飛ばず。
IMG_5492-trim

 青木のボレーシュートも枠をとらえることが出来なかった。
IMG_5614-trim


 後半33分、野本のファール(イエローカード)でPKを与えてしまい。失点。
IMG_5642-trim

 その後も最後にだめ押しの追加点を入れられて試合は終了。

 岐阜からの勝利は来年に持ち越しになった。

 これで今期2度目の8連敗。


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2009年11月05日

月齢 12.9 【10/31の月】

 先日撮影した月の処理がやっと終わった。

 1800フレームの動画を60枚撮ったので、それを全部Registaxで処理し、その後Siriusさんに紹介いただいたMicrosoft Image Composite Editorで合成してみた。

 MicrosoftICEはフリーで使えるパノラマソフト。今回は41枚の画像を使ってモザイクしたが、PhotoshopCSのPhotomergeでは重すぎて最後まで処理が完了出来なかったが、MicrosoftICEではちゃんと繋がった。

Moon-mosaic

 MicrosoftICEは軽く動作し、なかなか「そつなく」繋いでくれる。こんなソフトが無料でダウンロードとはビルゲイツも粋なことをするじゃないか。

 出来上がった画像は4500x4500ピクセルの約2000万画素。さすがにそのままピクセル等倍は大きすぎるので50%に縮小してます。

 バローレンズに延長筒を使っているので換算焦点距離は2000mm超。視直径0.5°の月が、ピクセルピッチ4.65μmのカメラで約4300ピクセル(CCD面で20.4mm相当)だったことから換算焦点距離は2300mm程度かな。

 moon-50%
カメラ:DMK31BF03 露出1/30秒 1800コマ x 41フレーム
KENKO SE80ED + Vixen2倍バロー + 延長 (換算焦点距離2300mm前後)
RegistaxV5にて処理 MicrosoftICEにて合成。


 1フレームをRegistaxで処理するのに20〜30分かかるので全部で20〜30時間要した。撮影も5時間かけた。
 でも前回の月の方がすっきりしている様に思う。満月だからあまり解像感は出ないかもしれないが、口径80mmの屈折にはここまでの拡大撮影は無理が有るのかもしれない。

 苦労の割にはあまり報われなかった。もう二度とやらないかな。


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2009年10月31日

モザイク撮影 もっと大きく

 今日も月が綺麗だったので、ベランダからモザイク撮影。
 実は昨日の十三夜の月を撮りたかったが昨日は曇り空だったので、今日の撮影となりました(笑)。

 前回のモザイクよりももっと高倍率狙って、以前木星を撮ったときと同じようにバローレンズとCCDの間に直進ヘリコイドを入れて延長して倍率UP。

 かなりの換算焦点距離になったので、1ショットのエリアはかなり狭く、月全面をくまなく撮影するためにかなりのモザイク枚数になってしまった。
11-2

 予備も含めて60枚程度撮って、それぞれが無圧縮のAVIで1.4GB程度。
 80GBのファイルは撮影に使っていたノートPCのHDDには全部入りきらず、外付けHDDを用意したほど。

 とりあえず、撮ってはみたものの、処理が大変そう。



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2009年10月27日

月齢 8.9 モザイク撮影に挑戦

IMG_5227-2 天文ガイド11月号にImagingSource社のFireWireカメラを使ってモザイク撮影した月が載っていたが、なぜか手元に同カメラ(DMK31BF03)が有ったので、同じようにモザイク撮影にチャレンジしてみた。

 このカメラはFireWireコネクタからの給電しか給電方法が無いが、当方所有のノートパソコンでは6ピンの給電対応コネクタが無いので、ケーブルのコネクタ部分をカッターで分解し、直接電源線を半田付けでくっつけて作った。

 12VのACアダプタを繋ぐとちゃんと動いた。(写真中の黒いケーブルが電源)

 鏡筒はいつも使用しているKENKO SE80ED。VIXENの2倍バローレンズを使ったので、焦点距離は1400mm換算。(月の視直径が約0.5°で、ピクセルピッチ4.65μmのカメラで月の直径が約2600ピクセル(CCD面で12.2mm相当)だったことから換算焦点距離は1400mm程度)

 撮影は少しずつずらして11フレームで撮影。各1800フレームの動画をRegistaxで処理し、出来上がった画像をPhotoshopのPhotomergeで繋いだ。

mosaic


 各画像のオーバーラップ量が少なかったので少し繋ぐのに苦労した。次回はもう少し重ねて撮ったほうが良いかも。

20091027_moon

出来上がった画像はさすがに細かい(クリック先は原寸画像)。拡大して眺めているとさながら月面旅行(って言い過ぎか)。

カメラ:DMK31BF03 露出1/30秒 1800コマ x 11フレーム
KENKO SE80ED + Vixen2倍バロー (換算焦点距離1400mm)
RegistaxV5にて処理 PhotoShopCS4にて合成して調整


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