55令和元年を目前に、景気刺激策の「切り札」とみられている「新札」に思わぬ疑問が投げかけられた・・






新5000円札の肖像画に決まり、発表された女子教育の先駆者津田梅子の肖像は正面から見て顔が「左向き」となっている。だが、津田梅子の写真を所有する津田塾大が提供した写真はすべて「右向き」だったことが明らかになった。

同大広報によると約10年前に国立印刷局から「技術者の練習用に」と依頼があり、津田梅子の写真資料4点を提供した。新紙幣の肖像画は、同大HPに掲載されている「36歳当時のもの」(同大広報)と同じとみられているが「右向き」。残る3点も「右向き」で同大が提供した写真の中に「左向き」は存在しない。


・新紙幣デザイン決定の舞台裏



新紙幣の肖像画をチェックしてみた。前髪の生え際の流れ方、髪を留めているかんざしの長さや角度、着物の襟のよれた状態も、一致しているように映る。しかし、大学HPに掲載された写真とは逆向き。写真を反転して使用したのではという疑問はぬぐい切れない。

新紙幣が発行されるのは2024年度の「令和6年度」からで約5年の猶予がある。今回公表された新紙幣の写真が、あくまでイメージとして公開されたもの、だとすれば今後、修正が加えられてもおかしくない。

9日のお披露目から、わずか1週間で、新紙幣の「顔」ともいえる「顔」に浮上した謎。同大広報は「コメントは差し控えたい」と困惑する。財務省広報は「今のところ問い合わせなどは確認していない」と話している・・

(source: 日刊スポーツ - 新5000円札「津田梅子」肖像、提供写真を反転か


・新5千円札に「勇気ある人」 津田梅子創立の大学長



・紙幣の肖像は、写真をもとにして、紙幣に相応しい顔の角度や目線に直したコンテ画が描き起こされ、彫刻という技法を用いて、凹版印刷のための版が制作されます。
これは、博物館等で容易に得られる知識です。
つまり、写真もしくはそれを加工したものが、そのまま紙幣に使用されることはありません。
また、日本の紙幣の場合は、紙面の外側(そっぽ)を向いた肖像が使われることがないので、そのための反転でしょう。
今回の発表は、完成したイメージを伝えるために、既存の写真を加工したものを使ったと思われますが、それでも事前に著作権者の承諾を得ているものと推察します。

・聖徳太子をはじめ、日本の紙幣には想像で描かれたものばかりなのだし、津田梅子がどっちに向いていようが多少の修正などはあっても当然である。野口英世の肖像だって良く見れば写真とは微妙に雰囲気違うでしょう。

・そもそも論として、紙幣の肖像って写真そのまま使ってるの?写真とか肖像画を元に作成した絵じゃないの?発行時にはそこからさらに加工して、今の紙幣みたいに偽造防止用の複雑な線や点を駆使した肖像になるのかと思ってたけど……

・実際、流通するに辺り様々な工夫が施される肖像画が、事前に複製の恐れがあるような写真をそのまま使うものなのかいな?
写真を元に、新たな肖像画が書き起こされるものと思っていた方が良いのでは?

・昔の千円の鶴なんて、元の写真を反転させて、両方の位置を逆にして、さらに加工してるのだから。
逆にここまで弄る理由を知りたい。


・日本の全紙幣に隠された7つの秘密