5616日午前5時半ごろ、大阪・吹田市の千里山交番前の路上で、この交番の26歳の男性の巡査が左胸に包丁が刺さった状態で倒れているのを同僚の警察官などが見つけました。





警察官刺され重傷 拳銃奪われる 大阪 吹田


巡査は病院に搬送されましたが重傷だということです。また、巡査が所持していた数発の弾が入った拳銃が、強奪防止用の金具が外され奪われたということです。

捜査関係者によりますと、当時の交番勤務は当直の3人態勢で、窃盗事件の通報が入ったため、このうち2人が現場に向かい、巡査は交番を出ようとしたところで刺された可能性があるということです。

警察によりますと、刺したのは30代くらいの男で、身長が1メートル70センチから80センチくらい、黒っぽいジャンパーを着用していたという情報があるということです。

警察は強盗殺人未遂事件として男の行方を捜査するとともに、付近の住民に外出を控え、家の鍵をかけるなど警戒するよう呼びかけています。




襲われた男性巡査を大阪大学医学部附属病院高度救命救急センターに運んだ救急隊員によりますと、巡査は搬送中は意識があったということです。現在は集中治療室で全身麻酔をかけて治療を受けているとみられるということです。

刺された警察官を目撃したという20代の男性は、「通勤で千里山駅に到着すると警察官と救急隊の人がいて、人が倒れているのが見えた。最初は一般の人だと思ったが、あとから警察官だと聞いて驚いた」と話しています。

大阪府の吹田市役所によりますと、事件を受けて、児童や生徒の安全確保を図るため、市内のすべての小中学校の部活動やクラブ活動などを中止したということです。吹田市は、児童や生徒に外出を控えるよう呼びかけています。

また、関西大学によりますと、事件を受けて、現場の近くの「千里山キャンパス」で16日に開催予定だったオープンキャンパスを、来場者の安全に配慮して中止することを決めたということです。