y90「30代の男性が浴室で練炭自殺したので、清掃して欲しい……。葬儀社からの依頼でした」と語るのは、高江洲氏。



・事件現場清掃人は見た 自殺した夫が発見された浴室で妻が口にした“信じられない言葉”



「死後4日経って発見されたので、遺体の腐敗はそれほど進んでいませんでした」

 浴室には、練炭が燃えた後の焦げた臭いが残っていたという。

「清掃自体は、それほど手間はかかりませんでした。いつものように淡々と仕事を進めていると、背後から視線を感じたのです」

 高江洲氏の後ろには、30代くらいの女性が立っていたという。

「彼女は浴室に向かって、いきなり『畜生! こんなところで死にやがって!』と怒鳴り始めました。その表情は、亡くなった人を悼むというのではなく、抑えきれない憎しみで歪んでいるように見えました。まさに“夜叉”そのものです。その場で凍り付き、身の危険さえ感じました」


・特殊清掃員



 女性は、亡くなった男性の妻だった。

「彼女は、本当に怒り狂っている感じでした。『ひとりで死にやがって』と、夫がこの世から逃げたことが許せないようでした」

 リビングにあるテーブルには、携帯電話会社やガス会社、電力会社、クレジット会社からの督促状が散乱していた。

 高江洲氏は、彼女から事情を聞いてみた。

「ご主人は、会社を経営していたそうですが、事業に失敗して多額の借金を抱えてしまったといいます。マンションのローンもあり、夫婦の生活は大変だったようです。借金の返済ができず、マンションも手放すことになりそうだった。とりあえず、妻と子どもは彼女の実家に引っ越したそうです。その数日後、ご主人が自殺したということでした」・・





・一家心中ならまだしも、一人だけで自殺して借金から逃げたんだから、奥さんが怒りまくっても当然だと思う。借金を妻子に相続させるつもりだったのか。

・この奥さんの気持ち、わかります。
でも、まだまし。事業で失敗した借金だから。
パチンコ、酒のような遊興費のために身勝手な借金作られて家族を巻き込むうえに自殺されたら…
同じように感情を抑え切れないと思う。

・いろいろあったとは思うけれど、
残される人の立場を考えたら
ひとりで逃げるのは良くないなと思う。奥さんと子供が大変なことになると
わかっているだろうに。
そこまで考える余裕もなくなっていたということだろうか。

・本当の真実は何かは当人にしかわからないけれど、この短い記事の中で奥さんが完全に悪者扱いになっているのが意図的に感じてしまう。
「死にやがって」と言わしめるほど旦那がひどいことをしてたのかも知れないのに。

・うちも身内に自殺者がいるけど、やはり怒りが沸いてしょうもなかった人がいた。
まえからずっと不満はあったんだけど。最後の最後までこれか、自分勝手すぎると。

・よく事情を知らない人が、この奥さんを責めることも旦那さんを責めることも出来ない。
筆者だって奥さんの話しか聞いてない。

・死を選ぶくらい悩んだというのもわかるし、残された奥さんの気持ちもわかる。
だから生前にもっとふたりで話せなかったのかなって思うけど、結局は夫婦としては合わなかったのかな。

・借金残して自殺。しかもローンを組んだマンションで。そりゃ誰だって憎しみしか湧きませんよ。亡くなった夫だって少しでも家族のことを思うなら自殺もしないし、しても別の場所を選ぶでしょ。

・そうだろうなぁ・・・、感情を抑して仕事していても感情移入は発生するするだろう。
医療関係者もそうだけど人の死に接する人はいちいち心を動かされず心を無にできないと自分がトラウマになるよね、きっと。無いと困るけど大変な仕事だなぁ。

・鉄道自殺も同じような状況に置かれるね。また事故でも起きうる状況。加害者からの賠償がある交通事故ならまだしも、相手が無保険の場合や過失割合によっては悲惨な状況。さらに飲酒自損事故で死亡した場合なんかは、本人への補償は一切ない。飲酒の場合は後遺症やケガの治療も本人負担になる。
本人に負債がある場合は、その保証人にも影響が及ぶ。毎日多くの事件・事故が報道されるけど、当事者のその後は悲しみより、憎しみや怒りのほうが残ってしまうケースも少なくないかも。