hy6フィンランド・ヘルシンキ大学では、錯視画像を使ってうつ病患者の視覚情報処理について実験を行った。



・5秒でうつ病かどうかがわかるかもしれない?錯視テストがヤバい! 鬱は実際に視覚を乱している!?



 実験に使われたのは、背景の違いで中央部分が異なって見えるというタイプの錯視画像だ。実際に使われた画像は2タイプあり、一つは背景の明るさが違うため、もう一つはコントラストが異なるため、本来は同じはずの中央部分が別物に見えるというものだ。

 研究者らが大うつ病性障害と診断された患者111人とそうでない29人にこれらの錯視画像を見せ、どのように見えるかを尋ねたところ、その見え方に違いがあることが判明した。


・問題の画像


明るさを変えたタイプのAやBの錯視画像では2グループ間で認識にさほど違いは見られなかったが、コントラストを変えた方では大きな差が出た。うつ病患者グループでは、本来なら起こるはずの錯視が抑制され、コントラストの変化を認識しにくくなっていたのである。特に、うつ病の人ほど、上の画像の「C」と「D」の縞模様のコントラストの差を感じず、同じ濃さに見えていることがわかった。

 つまり、上の画像をパッと見て、Dの方が濃いと感じなかった人はうつ病の可能性が高いということになる。


・10の質問でわかる うつの危険性



・うつ病かどうかがわかる2つの質問