df777この裁判はジャーナリストの伊藤詩織さんが2015年、当時、TBSテレビの記者だった山口敬之氏と就職先の相談をするため飲食した後に記憶をなくし、その後、性暴力を受けたと主張し、1100万円の損害賠償を求めたものです。



・名誉毀損で伊藤詩織さんにも賠償命令


 伊藤詩織さんへの性暴力を認定した東京高裁判決は、伊藤さんが著書などで元TBS記者山口敬之さんに薬物を使われた可能性があると記したことに「真実性は認められず、名誉毀損に当たる」として伊藤さんにも55万円の支払いを命じた。


・伊藤詩織さんへの性暴力訴訟 二審も「同意はなかった」山口氏に賠償命じる

一審の東京地裁は「酩酊状態で意識のない伊藤さんに合意のないまま行為に及んだ」と認定し、山口氏に330万円の支払いを命じました。25日の判決で二審の東京高裁は、一審と同様に「同意がないまま行為に及んだ」として、山口氏に対しおよそ332万円の支払いを命じました。

 一方、伊藤さんが著書などで「デートレ・プドラッグを入れられた」としている点については「真実性が認められない」と判断、山口氏への名誉棄損とプライバシーの侵害にあたるとして、伊藤さんに対し55万円を支払うよう命じました。

伊藤詩織さん
 「この民事裁判で同意がなかったと認められたことは、その点に関してはとても大きいのではないかと思います」

山口敬之氏
 「デートレ・プドラッグなるものの主張を巡って伊藤さんの不法行為を認め損害賠償を認めたこと、これは高く評価いたします」

 一方で山口氏は、判決には不満があるとして、上告することを明らかにしました。