serr亡くなったのは地元のクリニックの医師、鈴木純一さん(44)です。
捜査関係者によりますとこの住宅には、渡邊容疑者の家族が死亡したため27日夜、医師と看護師、介護士の男性3人を含む関係者が弔問のために訪れていたということですが、このうち家族の主治医だった鈴木医師が人質となったということです。



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亡くなった鈴木純一医師は、およそ10年前から埼玉県富士見市などで高齢者を中心に訪問診療を行っていて、新型コロナウイルスの第5波で感染が拡大した去年夏には、病院に入院できず、自宅での療養を余儀なくされたコロナ患者の診療も行っていました。

鈴木医師は、内科などが専門でおよそ10年前から埼玉県内で在宅医療に取り組んでいて、NHKは去年9月、デルタ株の感染拡大で患者が急増したため、入院できずに自宅で療養するコロナ患者の自宅を訪問して診療する様子を取材しました。


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当時は、症状が重くても入院できない自宅療養のコロナ患者が急激に増えていて、鈴木医師は保健所からの依頼を受けて、患者の自宅を訪問していました。
鈴木医師は、通常の在宅診療を終えた夜9時ごろに車で診療所を出て、連日、深夜まで患者の診療に当たっていました。

去年8月中旬からの3週間だけでも40人以上を診療していたということで、当時のNHKの取材に対し、できるかぎり自宅療養者の支援を続けたいと語っていました。

呼吸の状態が悪化しながら自宅療養を余儀なくされた患者に対する医療について、鈴木医師は「急に動けなくなって体が思うようにならない、自分の体が壊れてしまうように感じるのは恐怖だと思う。これからも依頼があったら助けたいです」と話していました。