earewr4e6山梨県道志村で見つかった人骨について、山梨県警は14日、DNA型鑑定の結果、2019年9月に同村のキャンプ場から行方が分からなくなっている小学1年だった小倉美咲さん(行方不明時7歳)=千葉県成田市=のものと断定したことが捜査関係者への取材で判明した。山梨県警捜査1課は事件と事故の両面で捜査している。



・山梨・道志村で発見の骨、不明女児と断定 DNA型鑑定で



 県警などによると、骨は5月4日に道志村のキャンプ場近くを捜索していた捜査員らが見つけ、DNA型鑑定を進めていた。

 4月23日にも骨の一部が発見されたが、個人を特定するだけのDNA型が検出されず身元は分からないままだった。






・【速報】山梨・道志村で発見の“肩甲骨”、DNA鑑定の結果、行方不明の小倉美咲さんと確認



・不明から2年8カ月…なぜ女児は見つからなかったのか 山梨・道志村


行方不明になってから今月で2年8カ月。これまで大々的な捜索では何も見つからなかったにもかかわらず、なぜ今になって人骨など発見が相次いだのか。

 山梨県警の山岳遭難救助アドバイザーの竹内敬一さんは「村の多くの場所では尾根や沢が入り組んでいる。地形の複雑さが捜索を難しくしたと考えられる」と強調する。

 現場付近を知る県警幹部も同じ見解を示し、「ロープを使うなどしないと立ち入れない急な崖もあった。足場がもろい岩場は崩れて滑落する危険もある」と話した。

 竹内さんがさらに難航の理由として挙げたのは、野生動物の存在だ。「一般論」と断りながら竹内さんは「野生動物が骨などを運んでしまうことはあるだろう」と指摘。捜索時にはなかったものが、時間がたてば同じ場所で見つかることもあり得るとの見方を示した。

 一方、地質学に詳しい山梨県富士山科学研究所の内山高専門員は、骨や運動靴が見つかった周辺は沢が多いことから、大雨などによって他の場所から流されてきた可能性を示唆する。「周辺の岩とぶつかれば砕けることもある。風や雨など気候の影響を考慮すれば、捜索範囲は広範囲にならざるを得ないだろう」

 捜索が困難を極めた理由は複数あるものの、そもそも美咲さんが事件に巻き込まれたとすれば、状況は全く変わってくる。

 ジャーナリストの大谷昭宏さんは「事故死や病死であれば、遺体がすぐに見つかるはずだ。誰かの手によって遺体が遺棄された事件の可能性が高い」と強調する。その上で、「誰かが子どもを狙っていたのか、偶然通りかかった人物が突発的に美咲さんに危害を加えたのかなど、あらゆる可能性を視野に事件であることを前提として捜査する必要がある」と話す。

 一方、「誰かが骨を持ってきた可能性もゼロではないが、一部だけを遺棄するのは考えにくい」と指摘するのは元埼玉県警捜査1課刑事の佐々木成三さんだ。